2年ぶりに厳冬期の西穂高岳へ!!・・・結果は途中敗退でした(^_^;)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 584m
- 下り
- 593m
コースタイム
天候 | 西穂高口〜西穂山荘 小雪がちらつく天気、樹林帯の中なので風はない 西穂山荘〜撤退地点 雪、風速10〜15m、気温マイナス10〜15℃ 西穂山荘〜西穂高口 雪、樹林帯の中なので風はない |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・新穂高ロープウェイを利用し西穂高口まで!! http://shinhotaka-ropeway.jp/ チケットはローソンで往復乗車引換券を購入(大人2900円→2300円に!!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは新穂高登山指導センターにあります。 「岐阜県北アルプス地区における山岳遭難の防止に関する条例」で登山届の提出が義務化されているので確実に登山届を提出しましょう! (下山後に下山届も提出しましょう!) http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/bosai/sangaku/11115/ ・トイレは新穂高センター、ロープウェイの駅、西穂山荘にあります。 ・水場は新穂高センター、ロープウェイの駅、西穂山荘に飲み物が売ってます。 当然この時期は雪で水を作れます。 ・西穂高口〜西穂山荘までは樹林帯の中を歩くので風の心配はありません。 トレースもありラッセル不用でした。(ありがたいことです。) 登りも下りもストック&ツボ足で歩きました。 ・西穂山荘から稜線にでるので風が強くなります。 ほんの一部ですが場所によっては雪が吹き溜まっており膝下ラッセルでした。 ・西穂山荘〜西穂独標の基部まではストック&アイゼンで行けました。 西穂独標への登り下りはピッケル&アイゼンで登り下りしました。 ▶今回の核心部分は西穂独標への登り下り(敗退地点)です。 ・雪は氷化してなかったのでキックステップはできるし、ピッケルをタガーポジションにして登ることは容易な感じでしたが、下山時クライムダウンの際に苦戦しそうなので即撤退を決めました! もう少し雪が緩ければ難易度は下がって西穂独標まで登りきったと思いますが・・・なんとなく今回は無理しませんでした。 前回の北岳で携行した8mm30mロープを今回携行しなかったので懸垂下降の選択肢がなかったことが今回の敗因のひとつです。 ▶雪山でのいつものことですが・・・ ・雪の状況は日々変化するので自己責任で情報収集しましょう。 ・雪山は『登頂できたら儲けもの♪』『途中撤退は当たり前!!』という考えで登りましょう(>_<) ・トレースが無ければラッセルとなります(-_-;) ラッセル時間を考慮した余裕のある登山計画を立てましょう! ・ホワイトアウトによる道迷い、遭難に注意しましょう(>_<) (地図やコンパスはもちろんGPSロガーも携行しましょう!) ・雪崩そうな場所は注意しながら速やかに通過しましょう! ・風雪で低体温症にならないよう防寒防風対策を確実に! |
その他周辺情報 | 帰りに『 ひらゆの森 』で汗を流しました(^_^) http://www.hirayunomori.co.jp/ |
写真
感想
雪が降ってようやく雪山らしくなってきたので、2年ぶりに厳冬期の西穂高岳を登ろうと計画してみました。
天気予報は下り坂でしたが土曜日はまだ良さそうなので予定通り山行することに!!
駐車場に到着すると車が2台しか止まっていない(-_-)
皆さん、今日は登らないの??
はたして西穂高岳まで辿り着けるのだろうか?
Climbing‼
ヾ響
・ロープウェイの時間があるので、荷物はできるだけ軽くしたつもりでしたが手荷物料金の軽量の結果15kgありました(-_-)
・降雪後だったのでラッセル覚悟でしたがトレースはありました!!
(ありがたいことです。)
ただ、体重+荷物=97kgで重かったせいかよく踏み抜き歩きづらかったです(-_-)
・西穂山荘は空いてました。
今回は途中撤退で時間に余裕ができ念願の西穂ラーメンを食べることができました♪
・西穂高岳へ向けて西穂山荘を出発後にすぐに西穂山荘の方向をコンパスで記憶しておいた・・・結果、視界が悪くならなかったので問題なかったが、安心感はあった。
(西穂山荘へ帰ってきたときコンパスで方向を確認したらちゃんと西穂山荘を示していた!・・・ここは視界不良で岐阜県側の尾根に下っていって道迷い遭難とかあるので気をつけた。)
・稜線上の風は強かったですが、『歩けない(-_-)』『飛ばされる(-_-;)』といったレベルの風ではありませんでした。
サングラスだった(ゴーグルはザックの中)のでまつ毛が凍りましたが寒くはなかったです・・・体感がマヒしてる?
(新調した風速計&温度計を使ってみたところ計測時の最大風速は16m/sぐらい、最低気温はマイナス15℃ぐらいでした!!)
・この日、私より先に歩いている先行者はいなかったと思います。
撤退地点から西穂山荘へ下山途中にようやく西穂独標をめざす3人パーティー1組に会いました。
(西穂山荘まで来ていた人は数名いたようですが、撤退地点〜西穂山荘はこの1組にしか会いませんでした。)
・厳冬期の西穂高岳はやはり甘くなかったです。
期待していた景色もダメでした(笑)
次回、晴れてる日に再チャレンジして絶景を拝みたいと思います!
・ようやく雪山シーズン到来といった感じですが、暖冬なので雨が多く、前シーズンと同様に今シーズンも残雪期が楽しめないと思われるので、雪があるうちに登りたい山へどんどん登ろうと思いました。
反省
・今回、撤退を即決できたことはよかったと思います。
あと少しだからと無理をしてでも登りたい!と思う気持ちを抑えられた自分を褒めてあげたい(笑)
途中で帰るのも雪山ですね
そうです。
途中で帰るのが雪山です
寒い中お疲れ様でした。
西穂も先回たどり着けていないので、天気を見て
行ってみたいと思います。
現地の状況等参考になります。
が、行く頃にはまったく違っていそうですな。
SM100Cさんが行かれるときには雪の状況など全く違ってると思います。
晴れてる日を狙って安全第一で楽しんでください
ヤマパンさん今回も西穂お疲れさまでした。
新調した『風速&気温計』便利そうで良いですね。
西穂レコは冬季入門?として毎年良く見る記録ですが、
天候によってはとても厳しそうな感じですね 。
冬山の経験を重ねて来たヤマパンさん。どこに危険が潜んでいるか、
慎重に見抜いていたのですね。
『ひらゆの湯』も懐かしいですよ。高山に抜ける時利用しました
次回の再挑戦時、是非、厳冬期の『俺の霞沢岳』フォトも
見せて下さいね!!
kazuroさん、こんにちは
雪山に登ったときにいつも気になるのは風速と気温だったので、今回の買い物は満足でした
実測してみると『この感じでこんなもんかー』とわかるので面白かったです!!
(風速15m/sは以前経験した『向かい風で前に進めない』『体が飛ばされる』って感じではなかったですね・・・あの時の風は20m/sぐらいあったのかな?)
西穂高、次回は晴れてる時に狙いますよ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する