記録ID: 804325
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アルパインクライミング
日光・那須・筑波
アルパインの「門」をくぐりました! 那須 朝日岳東南稜 厳冬期ソロ
2016年01月30日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:47
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 872m
- 下り
- 853m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:46
17:07
ゴール地点
天候 | 強風、途中からホワイトアウト(;O;) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳肩から避難小屋がホワイトアウトによりわかりづらく、さらに剣が峰手前のトラバース箇所(鎖あり)が積雪で滑落の危険大(-o-;) また、降雪直後だったためか、トレースもほとんど消えて、ラッセルの連続でした(>_<)粉雪だったのでましでしたが。 |
その他周辺情報 | 湯本あたりから路面圧雪+アイスバーン。2WD車が何台かスタックしてました。 帰りは除雪されていましたが、凍結ヵ所多数ありました。 やはりこの時期は4WDがいいですね! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
|
---|---|
備考 | ロープを初めて実戦で使用しましたが、懸垂下降時とても役立ちました。 バリエーションルートだとヘルメット、ハーネス、スリングなどは必須で、なおかつナッツなどの様々な確保器もほしいと思いました。 あと、この時期は天気がいきなり急変することがあるので、コンパスと地図は必携だと痛感しました。また、ツェルトももっていたので最悪は雪洞を掘ってビバークも考えましたが、うっすらとトレースがあったので助かりました・・・。 |
感想
去年の今頃、初めて朝日岳を訪れたときに山頂直下の岸壁からよじ登ってきた二人の登山者から「このコースはアルパインの入門ルートだよ」と教えてもらいあこがれ続けて早1年。
少しずつ勉強し、スキルアップしてついに踏破しました!
でもまだまだアルパインの入り口に到着しただけなので、これからいろんな経験をいていけたらと思います。
また、今回は自然の厳しさを学ぶことができました。冬山がその表情を一瞬で変貌させることを体験できました。おそらく今回の山行で、先行者がいなければ私は途中敗退もしくは途中でビバークせざるを得ず、最悪は救助要請という結果になっていたかもしれません。
やはり登山、特に厳冬期やバリエーションルート等に挑むには最悪の事態を想定した装備と計画が大事だと痛感しました。
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峠の茶屋駐車場 峰の茶屋 朝日の肩 朝日岳 峰の茶屋 牛ヶ首 日の出平 南月山 峰の茶屋 峠の茶屋駐車場
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
あれから1年ですか、やりましたね!条件もそれ程良くない中のソロ。胃が痛むほどの緊張感が高まれば高まる程に「生」を感じる世界。もう戻れませんよ〜(笑)
朝日岳東南稜をフリーソロできるなら、他には八ヶ岳阿弥陀北稜、南稜、赤岳南峰リッジ、大同心稜、日光白根山東稜、北西稜、西面3ルンゼなど幾つかのルートが可能になります。ぜひチャレンジしてみて下さい。
懸垂の写真ですがロープは8mm以下?の細径に見えます。この場合、種類にも寄りますが、エイトカンの小さい穴に通すか、エスケープエイトの使用をおススメします。また、フリクションヒッチをダイニーマスリングでバックアップに使用しているように見受けられますが、メインロープの径に対しての相性が今ひとつかと思います。仮にメインロープが8mmなら、5〜6mmの芯詰めスリングの使用が良いかと思います。この辺は実際に自己脱出の練習等で確認してみて下さい。
それでは、素晴らしいアルパインクライミングを!山とのステキな出会いがありますように!!
コメントありがとうございます。
アルパインを意識したきっかけが、朝日岳でのyamamossanとの出会いでした。
自分でもまさか1年後に登れるとは思いませんでしたがw。
あのあと、妙義山に行ったり、図書館でアルパインやフリークライミングの本を借りて読み漁り、近所の低山の岩場で練習したり、公園で懸垂下降の練習したりしてました。すべて自己流ですがwww。
まだまだ初心者ですが、私が山に求めるものの一つが自分の「生」への実感であることは間違いありません。泣きそうになるほどの状況下で、自分の「身」一つで乗り越えた時の気持ちは何物にも変えられません。これからも、もっともっと高みを目指して、しかし背伸びをしすぎずに一歩ずつ精進していければと思っております。
また、的確なアドバイスありがとうございます。この時のロープはまさに8mmでした。バックアップもフリクションでとっていましたが、荷重のかけ方を間違えると滑ってしまったりしてました・・。勉強になります!
あと、yamamossanのレコとても参考にさせて頂いております。日光白根の西面3ルンゼなど面白そうですよね!
これからもよろしければアドバイスしてください!
あと私も信頼できるザイルパートナーを見つけなきゃ!ですよね。(うちはかみさんがめちゃくちゃインドア派でしてww)
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