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Yamareco

記録ID: 804383
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

霧氷の夜明け 高尾山 〜エクストリーム朝飯前〜

2016年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:39
距離
7.2km
登り
450m
下り
449m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:22
休憩
0:17
合計
1:39
5:28
3
5:31
5:31
23
5:54
5:54
26
6:20
6:35
7
6:42
6:43
6
6:49
6:49
15
7:04
7:05
2
7:07
高尾山口駅
※当日(1/31)の東京における日の出は06:42でした。
天候 夜間は曇りでしたが、少しずつ晴れ間が出てきました。ただし快晴にはほど遠いです。風は無風です。温度は暖かく、地面に凍結はありませんでした。
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:京王線高尾山口駅 05時26分着(始発)
   ※始発で下車した登山者は、数人程度でした。
復路:京王線高尾山口駅 07時09分発
   ※多数の人が入れ違いで下りてこられました。
コース状況/
危険箇所等
往路は稲荷山コース、復路は薬王院、霞台園地を通って琵琶滝コースから東京高尾病院経由で清滝駅に出ました。

先日の大雪による、6号路の通行止め(琵琶滝の先で倒木)は継続中です。稲荷山コース入り口に通行止めの看板が立っています。
(ただ、山頂側のルート入り口<飛び石側からの出口>には看板は出ているものの、かなり小さい上に、封鎖はされておらず、雪の上にトレースができていたので、それなりの人数が実は進入してしまっているのではないかと思われました。転落の危険ありとの表示なので、通らない方が無難だと思います)

稲荷山コースは、登山口から100mほど登った先にあるお稲荷さん(旭稲荷)までは、先週より少なくなったものの、まだ積雪が残っていました。そこからしばらくは雪が全くなくなります。なお、当日は気温が高かったため、ルート全体を通して凍結しているところはありませんでした。雪は北斜面や日陰部分に残っていますが、ルート上でまとまって残っているところは少ないです(標高450〜500mあたりに残っています。ただし、積雪量はせいぜい1〜2冂度で、スリップにさえ注意すれば問題はないと思います。一応、チェーンスパイクを持って行きましたが不要でした)。一方で、金曜から土曜にかけて降った雨のせいだと思いますが、全体を通して、泥濘化しており、特に上部(6号路との合流ポイント以降)は、大変歩きづらかったです。

山頂部分は、全面に雪が残っており、すべて氷化しているため大変滑り易いです(ここが一番の核心部かも知れません)。人が通る通路の部分には辛うじて雪のないトレースができていますが、西側の展望台部分は足元がすべて氷になっており、転倒に注意が必要です。なお、奥高尾方面は、城山・景信山が見たところ白くなっていましたが、雪というよりは霧氷と思われます。ただし、山頂からもみじ台に下りていく階段にはまだ雪が残っていました。

復路の1号路(車道経由)については、薬王院、霞台園地までは雪なしで、全く問題ありません(ただし、奥の院経由の場合、木道が凍結している可能性はあるかもしれません)。車(薬王院や売店の許可車両)も上がってきていたので、下部も問題ないと思われます。

そこから琵琶滝コースに入りましたが、雪や泥濘の影響はなく、普段通りに通行が可能でした。
その他周辺情報 高尾山口駅前に極楽湯(温泉)があります。
蕎麦屋や土産物屋もありますが、この時間はまだ開いていませんでした。
電車が入線してきました。まだ電灯がついていません。真っ暗です。
2016年01月31日 05:11撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
1/31 5:11
電車が入線してきました。まだ電灯がついていません。真っ暗です。
誰もいない・・・。
2016年01月31日 05:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 5:21
誰もいない・・・。
清滝駅もまだ真っ暗です。
2016年01月31日 05:30撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 5:30
清滝駅もまだ真っ暗です。
稲荷山展望台下から。わずかに白々しています。今日は上層と下層で空気の温度差があるのか、街の明かりがギラギラしていました。
2016年01月31日 05:53撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 5:53
稲荷山展望台下から。わずかに白々しています。今日は上層と下層で空気の温度差があるのか、街の明かりがギラギラしていました。
一週間前、この標識の上には『彼』がいました。今はもういない・・・。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-801592.html
2016年01月31日 06:14撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:14
一週間前、この標識の上には『彼』がいました。今はもういない・・・。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-801592.html
夜明け前の山頂です。下の白いのは、みんな氷。夜明け前にも拘わらず、ルートが泥濘でシューズも泥まみれ。このときは、負け犬モードでした。
2016年01月31日 06:19撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 6:19
夜明け前の山頂です。下の白いのは、みんな氷。夜明け前にも拘わらず、ルートが泥濘でシューズも泥まみれ。このときは、負け犬モードでした。
霧氷と気づくまで少し時間がかかりました。
2016年01月31日 06:20撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:20
霧氷と気づくまで少し時間がかかりました。
みんな凍っているんです。
2016年01月31日 06:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 6:21
みんな凍っているんです。
動きが止まったかのよう。
2016年01月31日 06:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 6:21
動きが止まったかのよう。
きれいです。
2016年01月31日 06:21撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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きれいです。
高尾山とは思えません。
2016年01月31日 06:22撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:22
高尾山とは思えません。
幻想的な風景。街はまだ眠りの中です。
2016年01月31日 06:22撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
1/31 6:22
幻想的な風景。街はまだ眠りの中です。
いつもなら目に留まらない樹々が全部霧氷です。
2016年01月31日 06:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:24
いつもなら目に留まらない樹々が全部霧氷です。
先週に比べるとだいぶ雪は減りました。
2016年01月31日 06:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 6:24
先週に比べるとだいぶ雪は減りました。
曇りのせいか、標柱もくすんで見えます。
2016年01月31日 06:25撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
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曇りのせいか、標柱もくすんで見えます。
まるで降雪直後です。
2016年01月31日 06:26撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:26
まるで降雪直後です。
枝のアップ。だいぶ明るくなってきました。
2016年01月31日 06:26撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
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枝のアップ。だいぶ明るくなってきました。
富士山は・・・残念。頂上が雲に隠されています。
2016年01月31日 06:27撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
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富士山は・・・残念。頂上が雲に隠されています。
丹沢主峰部をアップ。この時期蛭が岳まで行くのは、相当大変でしょう。
2016年01月31日 06:28撮影 by  Canon IXY 640, Canon
5
1/31 6:28
丹沢主峰部をアップ。この時期蛭が岳まで行くのは、相当大変でしょう。
水墨画のような丹沢山系全景。
2016年01月31日 06:28撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
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水墨画のような丹沢山系全景。
大山のアップ。全体が真っ白です。あちらも霧氷でしょうか。それとも標高は高いから雪かも知れません。
2016年01月31日 06:28撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
1/31 6:28
大山のアップ。全体が真っ白です。あちらも霧氷でしょうか。それとも標高は高いから雪かも知れません。
霧氷が映えます。
2016年01月31日 06:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:29
霧氷が映えます。
明るくなってから見ると、また違ってみます。日が差せば、また違って見えるのでしょう。
2016年01月31日 06:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
1/31 6:29
明るくなってから見ると、また違ってみます。日が差せば、また違って見えるのでしょう。
夜明けです。でも日の出は無理そうです。今日は予定もあり、撤収です。
2016年01月31日 06:31撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:31
夜明けです。でも日の出は無理そうです。今日は予定もあり、撤収です。
街も目覚めはじめたようです。
2016年01月31日 06:31撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:31
街も目覚めはじめたようです。
わずかばかりの日の光で少しだけキラキラと。
2016年01月31日 06:31撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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わずかばかりの日の光で少しだけキラキラと。
霧氷のアップ。宝石みたいです。
2016年01月31日 06:32撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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霧氷のアップ。宝石みたいです。
薬王院の山門。職員の方がほうきで掃除をされていました。
2016年01月31日 06:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:41
薬王院の山門。職員の方がほうきで掃除をされていました。
でも登山者はまだ少ないです。写真には写っていませんが、何人かすれ違いました。
2016年01月31日 06:42撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:42
でも登山者はまだ少ないです。写真には写っていませんが、何人かすれ違いました。
雨ではありません。夜が明けて、日が差してきたせいで、樹上に止め置かれていた、氷や水滴が一斉に降り注いできました。すごい音でした。
2016年01月31日 06:43撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:43
雨ではありません。夜が明けて、日が差してきたせいで、樹上に止め置かれていた、氷や水滴が一斉に降り注いできました。すごい音でした。
霞台園地です。すっかり雪はありません。
2016年01月31日 06:48撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:48
霞台園地です。すっかり雪はありません。
琵琶滝コースの病院・琵琶滝の分岐にあるお地蔵様です。ずっとここにいるのでしょう。
2016年01月31日 06:58撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
1/31 6:58
琵琶滝コースの病院・琵琶滝の分岐にあるお地蔵様です。ずっとここにいるのでしょう。
病院方面におります。まったく雪の影響はなく、普段通りです。
2016年01月31日 06:59撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 6:59
病院方面におります。まったく雪の影響はなく、普段通りです。
始発まではまだ一時間。でも並んでいる方がいました。
2016年01月31日 07:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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1/31 7:04
始発まではまだ一時間。でも並んでいる方がいました。
人は写っていませんが、この後続々と電車から降りてきました。
2016年01月31日 07:04撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 7:04
人は写っていませんが、この後続々と電車から降りてきました。
入れ違いに電車に飛び乗ります。乗ったとたんに発車。さあ帰ろう、朝飯を食いに。
2016年01月31日 07:08撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1/31 7:08
入れ違いに電車に飛び乗ります。乗ったとたんに発車。さあ帰ろう、朝飯を食いに。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 カメラ

感想

今日は家族サービスの予定があって遠出ができないこともあり、体調維持を兼ね、またしても高尾山に来てしまいました。金曜日夜以降まとまった雨が降って、その後気温も下がらなかったので、雪はかなり溶けて少なくなっていることを確信し、ランニング仕様で家をでました。城山か小仏峠あたりまでいって、早々に家に戻るつもりで、始発で飛び出して来たのですが、夜明け前にも拘わらず、ドロドロの泥濘の前に、一気に戦意喪失(本当なら凍結した地面をガシガシ走るはずだったのですが・・)。山頂に着く前に、既にシューズは泥まみれになって、このまま奥高尾方面にいっても空しいだけなので、負け犬モードで撤退に方針変更して山頂へ。
しかしながら!明るくなりかけた山頂についてから、周りを見渡してみると、すべての樹々が霧氷に包まれており、素晴らしい景観でした。たぶん雨のしずくが凍り付いたのではないでしょうか。残念ながら曇り気味で、日の出も富士山も見えませんでしたが、水墨画のような丹沢山系や靄に沈む街並みを背景に、霧氷を堪能し、写真を撮りまくった次第です。下りるときには先ほどの負け犬モードもどこへやら、ニコニコ顔で帰路に着きました。
ケーブルカー運行前の時間帯なので人は少なかったですが、始発到着前から登高を開始している人(たぶん車かと)もいて、頂上には10人くらいは居たと思います。途中すれ違いで登ってくる人も多かったです。
さて、家族サービスですが、自宅へ帰って出かける用意をしていると、子供が熱を orz。ままなりませんね。

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