五竜岳〜唐松岳//黒菱平登山口


- GPS
- 11:32
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,220m
- 下り
- 2,219m
コースタイム
〜丸山ケルン2430m(7:38/7:43)〜唐松岳頂上山荘(8:14)〜唐松岳2696m(8:28/8:38)
〜唐松岳頂上山荘(8:47/8:57)〜鞍部2450m(9:42)〜五竜山荘(10:38)〜五竜岳2814m(11:31/11:50)
〜五竜山荘(12:26)〜鞍部2450m(13:15/13:25)〜唐松岳頂上山荘2600m(14:25/14:35)
〜八方ケルン(15:52/16:00)〜八方池山荘1830m(16:27)〜黒菱平駐車場1510m(17:01)
行き 6時間2分
帰り 5時間11分
休憩 19分 五竜岳頂上
所要時間 計11時間32分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場のトイレは24時間利用可能です |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は下記のところで注意が必要と思います。 1.唐松山荘から五竜岳に向かう登山道は、唐松山荘からの下りは急で長い岩場、 ガレ場が続き、鎖も何か所もあります。足場はしっかりしていますので、ゆ っくり確実に行けば大丈夫と思います。 2.五竜岳の最後の登りは急な岩場です。コースを間違わないように、ゆっくり 進めば大丈夫です。 尚、コース状況、タイムにつきましては、直前に登ったヤマレコの”kzhashi” さんの山行記録を参考にさせていただきました。 非常に助かりました。多謝です。 |
写真
出発は5:29です
今回もコースタイムは、スキー場内の分を含めると15時間を超えます
はてさて何時に戻ってこれるやら?
順調にいっても11時間ぐらいはかかるでしょう
感想
先週の休みはいい天気だったにもかかわらず、準備までしたのですが、気分が
乗らずどこにも出かけませんでした。
後でどこか行けば良かったと思うのは常のことで、今週は満を持して出発です。
今年は今回で北アルプスは4回目、日帰りあり、テン泊ありで、行く場所はだん
だん北上しています。
もう日も随分短くなってきたので、10時間以上歩くようなロングコースは今回
が今シーズン最後になりそうです。
今回のコースは、予てより気になっていた八方尾根スキー場の黒菱平駐車場か
ら八方尾根を通り、唐松岳、五竜岳の日帰り往復です。
このコースは30年程前に4人(3人だったかな?)でテン泊で縦走した一部ですが、
記憶がほとんどありません。
コースタイムは、八方池山荘からで13時間45分ありますので、リフト2台分の
登り下りを含めると15時間半位になると思います。
9/18の針ノ木で同じくらいのコースタイムを歩いていますが、今回は、それよ
りも距離は短いのです(後でわかったことですが、短くはなく、少し距離が長か
った)が、岩場、鎖場が多数あり、帰りの唐松への登り返しもきつく、針ノ木と
は勝手が違います。
また、日も短くなって行動時間も限定されてしまいます。
日の出前の暗い時間は歩かない主義(歩きたくない)ので、明るくなってから
の出発です。
駐車場を5:29に出発しゲレンデを登っている最中に日の出です。
朝陽をいっぱい浴びて今日も元気をもらいます。
上空は雲ひとつない天気で、山もはっきり見え、風もほとんどなく、涼しくな
って汗も程良くかき、ほんとに山登り日よりです。
リフト終点を過ぎると白馬鑓、白馬も間近に見え、五竜もどっしりと構えてい
るのが威圧感にも感じます。
八方池の水面も澄んで、白馬連峰を静かに水面に映しています。
樹林帯を過ぎ一時景色は遮られるのですが、ハイマツ帯に出、丸山ケルンを過
ころには、すっかり山になじみ山の人になっていました。
順調に足が進み、唐松頂上山荘に予定より早く到着し、山荘に荷物を置いて唐
松岳へ往復です。途中で空身になるとペースを乱し、後で疲れてしまうので、
速度は抑えて進みます。唐松岳山頂へ到達すると、前回針ノ木でよく見えなか
った劔岳が目の前に悠然と構えています。圧倒される景観です。立山もその隣
にどっしりとあり、遠くには槍ヶ岳、穂高もはっきり見えます。
前に登った鷲羽岳、水晶岳、針ノ木もよく見え、カールの美しい黒部五郎岳も
本当に素晴らしい景観に感謝です。
暫し景色に見とれたのち唐松山荘へ戻り、休憩後、次の五竜へ向かいます。
少し登ったピークの後はいきなり鎖場があり、急なガレ場、岩場の下り、鎖場
が連続し危険というほどではないですが、気の抜けない場所の連続で、鞍部に
着いてやっとほっと一息。
ピークを一つ越えたのちは、緩やかな上り坂が続き景色を眺めながらの穏やか
な山歩きとなり、赤い屋根が鮮やかな五竜山荘に到着です。
ザレ場の緩やかな登りを着実なペースで進み、もう五竜岳は眼前に迫っていま
すが、その手前の岩場を過ぎると、また少しザレ場の登りがあり、そして最後
は岩場の急登で、なかなか頂上には到達しません。
しかも直前には、10人の中年の団体さんがいます。何とか頂上直前で先に行か
せてもらいました。
そうこうして、やっともう周りにここより高いところが無くなり、五竜岳頂上
に到達です。駐車場から6時間2分かかりました。
団体さんもすぐ後来ますので、速攻でセルフタイマーで記念撮影です。
ほんの一瞬のスキをついた感じの記念撮影となってしまいました。
団体さんが着くと、それはもう記念撮影の連続で、「私のカメラで撮って、俺
のカメラでも・・」と10分近く撮っていたでしょうか。今回は残念ながら、頂
上で静かにまったりする時間はありませんでした。
前後に他の団体さんはおらず、登山者も数少ないのにほんとにタイミングが悪
かったです。
でも頂上の展望は最高です。
東側は雲がでて来てしまったのですが、槍ヶ岳から立山、劔岳ははっきり雲も
なく見え、素晴らしい眺望です。
眺望を楽しんで、お昼も食べ、できれば暫しゆっくりしたいのですが、時間も
遅れ気味であまりゆっくりすると駐車場到着が暗くなってしまうので、本当に
残念なのですが、これで頂上に後にすることにしました。
下りの岩場を過ぎ、五竜山荘は休憩をしないで鞍部まで戻り、ここで休憩です。
この急な登りを過ぎれば、唐松山荘から残りはあとは下るだけです。
この登りを一歩ずつゆっくりしっかりペースを乱さないように歩こうとします
が、手で岩を保持しての登りの連続は疲れます。
もう、鎖場は慣れましたので特に抵抗はありませんでしたが、ヘロヘロになり
ながらも何とか山荘に到着。少し休憩です。
14:30ですので、2時間少々で下れば17:00駐車場に到着しますので、何とか明
るいうちに着ける見通しです。
下り始めると、初めは快調だったのですが、だんだん今までの疲労の蓄積の影
響で歩みが重くなってきます。こんなに長かったかと思うほど、下りが長い。
登りの方がペースが早かったと思うくらいです。
まあ、あれだけ歩いたから仕方ないのかもしれない。
丸山ケルン、八方ケルンを過ぎて、八方池山荘に着くとまだリフトが動いてい
て乗れるではありまえんか!!
う〜ん、どうしよう!?
歩くのはもう苦しくてリフトに乗りたいのはやまやまなのですが、雑念を振り
払い歩いて下りることにしました。
なるべく動いているリフトは見ないようにして歩きます。
もうひとつ下のリフト乗り場についても、まだリフトは動いています。
「リフトに乗られる方は急いでください」
と放送もしています。
ここも踏ん張り歩いて下りますが、ここの下りるコンクリート道路の傾斜が半
端では無く、最後の力をここで使い果たした感じです。
もう車は見えており、最後の力を振り絞って、駐車場に何とか到着です。
17:01着
往復で計11時間32分 かかりました。
総歩数 55,287歩
今までの最高歩数です。
そんなに歩いたつもりはなかったのですが、岩場等での足の動きが多く、それ
をカウントしたのかもしれません。
長く歩くのは苦しいのですが、長く苦しいほど、その達成感、満足感も格別です。
無事に完歩できたことに感謝です。
URU-12さん お疲れ様でした!
土曜日は絶好でしたね。
私は仙丈ヶ岳へ登りましたが、後立山まで展望がありました。
土曜の天気ならもう少し長い山行でよかったかもしれません。
またも登りたいリストに加えたい山を紹介いただいた感じです(笑)
まだまだ今年も楽しめそうですが、来年になってしまいそうです。
あとパノラマ写真を撮ってみたいと思い、久々にトリセツを開いた次第です。いろんな機能があるのに漬かってませんでした(笑)
それではまたおじゃまします。
こんにちは vottiさん
南アルプスも天気が良くて、最高のようでしたね!
今年は北アルプスだけでしたので、来年は行ってみたいと
思います。
仙丈ヶ岳も行ったのは30年前ですから、もうすっかり
忘れてしまっています。
唐松岳・五竜岳は、針ノ木に比べキツイです。
唐松への登り返しがもうなんと言ってよいやら・・・
それでは、また。
URU-12さん こんにちわ。
同じ日に、同じルートで登ってたんですね。
天気が良くて気持ちよい山行きでしたね
どこかで、お会いしてたかも?と思いながら
URU−12さんの記録を拝見させて頂いてたら、
五竜山荘のお写真に、
失礼ながら、写っていました。
私たちより、出発時間が1時間も後なのに、
黒菱到着が1時間以上も早いって、すごいですね。
また、どこかの山でお会いしたときは、
よろしくです。
はじめまして。 URU-12です。
私もヤマレコを見ていたら、
同じ日の同じ時間に登っている人がいた!
と気がついて、写真を見てみると
やっぱりお会いした方と分かりました。
白いシャツが印象的でしたので、よく覚えています。
途中で3度ほどすれ違っています。
当方は50過ぎの親父で、印象は無いかもしれませんが。
五竜山荘の写真は、おいしそうにビールを飲もうとして
いたところのようでしたので、離れた所から小屋を撮影
しました。
おいしそうなビールがうらやましかったです。
登山日は天気が最高で、景色も最高、本当にいい1日に
なり、良かったですね。
コメントをいただきありがとうございました。
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