越百山〜厳冬期に最高のコンディション
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,639m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:20
天候 | 2/6曇りのち晴れ、2/7快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・福栃橋までの林道は氷混じり、登山靴のまま行けた ・スノーシューが重く福栃橋から装着したが早まった、下のコルまでは所々土が出ていた ・上のコルを過ぎて雪が深くなる。7合目見晴台からはスノーシュー効果あり。クラストしているので福栃山への冬道直登せず、夏道を辿る。 ・越百小屋から樹林帯は潜る。稜線出てからもシュー効果あり。山頂直下100mはアイゼン適地だったが、シューのまま登降できた(偶々登れましたがアイゼンに替えるべきだった。真似しないで)。ピッケルは山頂下100mから使用 ・小屋からの下りは上のコルでシューからアイゼンに替えた |
その他周辺情報 | 道の駅大桑の「きらく」の石焼ステーキ御膳は絶品。5年振りにありつけた |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー
ストック
ピッケル
アイゼン
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感想
昨年1月将棋頭山を登ってから同等の山として越百山を意識。昨年末から予定しつつも積雪が少なく一週ずらしにして漸く今週決行。
越百冬季小屋を目当てにしてたが、今朝沢橋の駐車場に着くと先着4台。おいおい、もしかして小屋に入り切れずテントかよ。福栃平で背負うのは重いのでスノーシュー履くも、しばらくは雪少なく難儀。2000mくらいから積雪増えるがクラストしていてたまに潜る程度。福栃山へは直登せずに夏道にトレースあり辿る。小屋まで8〜9時間想定したが夏時間の6時間で小屋着。
先着は岡崎の山岳会2人、ほどなくして多治見ソロも到着して合計4名に、まさかこの時期にいるとは。皆が各々小屋独占だと思ってたらしい。小屋内はマイナス5度、3面が積雪で囲まれ暖かい。土間で炊事しつつよもやま話に。皆さん当然ながら冬山好きだ。19時半に寝る。
翌朝、示し合わせて6時45分に4人同時に出る。小屋外は−20度、手がかじかむ。樹林帯は潜るので、スノーシューの多治見ソロと私が先行。樹林抜けると西風が寒いが、期待どおりの景色だ。途中でピッケル出すもシューのままで進む。頂上直下は急傾斜とガチガチの雪面となりアイゼンの場面だったであろうが、二人ともシューで登頂。稜線を先に行くと仙涯嶺と南駒がぐぐっと迫ってくる。行ってみたいが無理だな。−22度だ、風も10mある。
寒いので煙草一本吸って下りにかかる。下りかけはシューでは怖い斜面だが、20m程下ると安泰だ。小屋まで40分で降りた。小屋に戻っても快晴だ。最後まで南駒が印象的だった。福栃平から更に進んで南駒に積雪期に行けないものか、検討してみよう。
多治見ソロの者です。
お疲れ様でした。頂上直下ではアイゼンを装着すべきでしたね。(流石に怖かったです。)小屋では、お鍋をご馳走になり、ありがとうございます。とても美味しかったです。色々な山の話や装備の話、参考になりとても面白かったです。天気にも恵まれ、いつもより、楽しく山に登れました。感謝、感謝です。
また何処かのお山で。
hanting mxさん、こんばんは
お疲れ様でした。頂上までシューで行けるかもと余計な予断をして、恐い思いをさせてしまいました。申し訳ありません。
それにしても、極寒ではありましたが、無事の登頂と最高の眺望を得ることができました。小屋でも楽しいひとときを過ごせました。お陰さまでウィスキー半ボトル空けました。
連続休暇が取れましたら、また山でお会いしましょう。
明日からコスモ、南駒に行きます。
レコを参考に空木から変更しました。
以前、コスモまでラッセルに苦労したので躊躇していたのですが、レコを見て決定しました。たとえトレースが消えてもその下に踏み跡があるだけで楽です。
週末の雨が気がかりで、雨の前に下山したいところです。
ラッセルありがとうございました。
2年前のレコを参考にさせて頂いて小屋まで8~9時間見込みましたが、雪は相当少なかったです。s3214女史のパワーは今回活かされないかと。
南駒は私も行きたいです。参考にさせていただきます。トラバースの鎖は埋っているかもです。お気をつけて。
私は新浦安居住です。今後ともよろしくお願いします。
越百山から仙涯嶺に向かう急斜面がアイスバーンで下れず早々に敗退しました。
麓で会った登山者によると仙涯嶺の鎖場は埋まって使えず懸垂下降が必要だそうです。
すでに春山のようで稜線はガチガチのアイスでアイゼンは良く効きますが滑落すれば止めるのが困難な状況です。
そうでしたか。
お疲れ様でした。
雪質にもよるのでしょうが、仙涯嶺恐るべしですね。今年の雪なら年末年始は大丈夫だったようですけど。
いよいよ南駒に行きたくなって来ました。
kaitoさんから、先週いっていた人がいたよと聞きましたが、nagaさんでしたか 貴重な情報をありがとうございます。
今回、我々はトレース泥棒だったので、ラッセルは苦労しませんでしたが、やはり急登でスノーシューの性能が響く山ですね。
越百から南駒、仙涯嶺を見ると行きたくなりますね。がりがりアイスバーンでしたが、コンディション次第かな…とは思いました。
そのうちまたお会いする時がありましたら、よろしくお願いします。
2年前のs3214さん達の奮闘レコを読んで気合を入れて行ったのですよ。
結果は、雪少ないし、トレースあるし、同宿者いるで、快適山行でした。
今年はスノーシューの出番が少ないですが、今回楽しめて良かったあ。
s3214さん、またどこかで会うでしょう。その時は颯爽と追い抜いて行って下さい。
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