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Yamareco

記録ID: 811275
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山滑走
大雪山

ニペソツ山-ウペペサンケ山

2016年02月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
17:48
距離
37.3km
登り
3,123m
下り
3,122m

コースタイム

01:30 幌加ダム
08:00 ニペソツ山
11:00 丸山
13:00 東丸山
15:30 ウペペサンケ西峰
16:40 糠平富士
19:20 幌加ダム
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
幌加ダムまで除雪
1時半出発。5時間歩いてようやく朝が来た。
2016年02月11日 06:33撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 6:33
1時半出発。5時間歩いてようやく朝が来た。
実は天狗岳と前天狗岳の違いがよくわかっていない。
2016年02月11日 06:33撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 6:33
実は天狗岳と前天狗岳の違いがよくわかっていない。
染まる東面。
2016年02月11日 06:43撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 6:43
染まる東面。
はるか遠くにウペペサンケ。
やってやる。
2016年02月11日 06:49撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 6:49
はるか遠くにウペペサンケ。
やってやる。
ルンゼの雪は重たかった。
凍っていないだけマシだ。
2016年02月11日 07:29撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 7:29
ルンゼの雪は重たかった。
凍っていないだけマシだ。
雪庇の下で戦闘準備。
2016年02月11日 07:29撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 7:29
雪庇の下で戦闘準備。
尾根に出ればパーティタイム。
2016年02月11日 07:53撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 7:53
尾根に出ればパーティタイム。
6時間半。まだ半分以上ある。
2016年02月11日 08:00撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 8:00
6時間半。まだ半分以上ある。
ウペと竜の背。
2016年02月11日 08:01撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 8:01
ウペと竜の背。
南稜からの東斜面は雪がたっぷり。
こういうのが好きな人にはたまらないだろう。
2016年02月11日 08:15撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 8:15
南稜からの東斜面は雪がたっぷり。
こういうのが好きな人にはたまらないだろう。
歩く前はかなりビビッていたけど、
南稜はごく普通の雪庇尾根だった。
2016年02月11日 08:44撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 8:44
歩く前はかなりビビッていたけど、
南稜はごく普通の雪庇尾根だった。
600m近く落として一旦森の中へ。
癒される。
2016年02月11日 09:42撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 9:42
600m近く落として一旦森の中へ。
癒される。
もくもく温泉の香り。
丸山は生きている。
2016年02月11日 10:07撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 10:07
もくもく温泉の香り。
丸山は生きている。
丸山の北面は名前に反してエグい。カチカチで斜度もそこそこ。ダブルアックスで丁寧に行く。
2016年02月11日 10:26撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 10:26
丸山の北面は名前に反してエグい。カチカチで斜度もそこそこ。ダブルアックスで丁寧に行く。
丸山の山頂は広くて穏やかだ。
2016年02月11日 11:01撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 11:01
丸山の山頂は広くて穏やかだ。
テイクオフ。本日1度目の滑走。
2016年02月11日 11:10撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 11:10
テイクオフ。本日1度目の滑走。
雪が固くて脚が痛い。
2016年02月11日 11:14撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 11:14
雪が固くて脚が痛い。
それなりに楽しく降りてきた。
2016年02月11日 11:24撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 11:24
それなりに楽しく降りてきた。
次は眼の前にそびえ立つ東丸山へ。
2016年02月11日 11:34撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 11:34
次は眼の前にそびえ立つ東丸山へ。
天気は良いが気温は低い。
スキーに雪が付かなくて助かる。
2016年02月11日 12:20撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 12:20
天気は良いが気温は低い。
スキーに雪が付かなくて助かる。
東丸山の頂上直下はガリガリだった。爪履いて板担ぐ。
2016年02月11日 12:43撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 12:43
東丸山の頂上直下はガリガリだった。爪履いて板担ぐ。
ウペはすぐそこだ。今回は右手の尾根を楽しく歩いてきたが、最短で行くなら一旦沢へ降りちゃって中央の尾根を登り返した方が楽だと思う。
2016年02月11日 13:08撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 13:08
ウペはすぐそこだ。今回は右手の尾根を楽しく歩いてきたが、最短で行くなら一旦沢へ降りちゃって中央の尾根を登り返した方が楽だと思う。
然別湖がすぐ近くに。ペトウトル。
2016年02月11日 15:11撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 15:11
然別湖がすぐ近くに。ペトウトル。
登って降りて登って降りて。もう14時間動きっぱなし。さすがに消耗してきた。
2016年02月11日 15:29撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 15:29
登って降りて登って降りて。もう14時間動きっぱなし。さすがに消耗してきた。
本日最後の登りと私。
2016年02月11日 16:12撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 16:12
本日最後の登りと私。
着いた。ニペはもう遥か遠くに。やればできるもんだ。
2016年02月11日 16:37撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 16:37
着いた。ニペはもう遥か遠くに。やればできるもんだ。
早く降りないとナイタースキーになってしまう。
2016年02月11日 16:49撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 16:49
早く降りないとナイタースキーになってしまう。
四の沢は超快速だった。水が出てくるのはだいぶ下の方。2, 3度の渡渉で済んだ。
2016年02月11日 17:03撮影 by  GR II , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/11 17:03
四の沢は超快速だった。水が出てくるのはだいぶ下の方。2, 3度の渡渉で済んだ。

装備

個人装備
Backland95 173cm TLT SPEED TURN BD Prime

感想

厳冬期ニペウペワンデイは可能だ。今の僕ならやれる。

いつものように深夜発。
満点の星空だがそれほどキンキンには冷えていない。雪も降ってない。コンディションは抜群だ。
白い息を吐いて砂糖水をガブ飲みし、雪を払い除けてガンガン林道を飛ばす。
ニペ東面ルートはもう慣れたものだ。前回よりも雪が多くて渡渉が楽ちん。
ルンゼを詰めて対地獄装備に身を包んだら尾根に出た。今日も安定の風地獄。
ニペ山頂で余韻に浸る暇はない。ここからは未踏の南稜竜の背へ。
この先へ進むと途中でのエスケープが難しくなる。
遥か遠いウペまで行こう。覚悟を決めた。行くしかない。

丸山北面は地形図を見た感じぐちゃっとしていて心配だったがなんてことはなかった。
丸山を超え、東丸山を超え、ウペの肩に上がってもう安心と思ったら
ウペの尾根歩きがキツい。疲労でペースが上がらなくなってきた。
最後は四の沢をスパッと滑り降りて愛車の待つ幌加ダムまで暗くて長い林道。
この林道もキツかった。1時間半くらい歩いて18時間の戦いは幕を閉じた。

久々の振り絞った山行だった。今日を完全燃焼と呼ばずに何と呼ぼう。
2年前のリベンジを果たすことが出来て良かった。
自分ではなかなかエレガントなルートだと思っている。たぶん2度目は無い。たぶん。

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