骨折明けの久しぶりのガッツリはやっぱり赤岳ー阿弥陀岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
天候 | 高曇りで、安定していた。 風は稜線では少し強めだった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口までの道路に積雪凍結無しでした。 |
写真
感想
前日に千葉の自宅を出て、新宿で山仲間をピックアップして、長野の入笠山にのぼったのが、3/12の土曜日。
土曜日は、日帰りの予定だったので、帰路についたけど、高速道路から見える阿弥陀岳や赤岳の勇姿に心震えながら新宿を目指し、新宿について、みなさんとお別れしたのが土曜日の18:30頃かな。
まず、給油と腹ごしらえということで、国道を走りながら、GSとコンビニを探して移動します。
ただ、新宿の夕方の混雑をなめてました。全然うごかないし、コンビニも見当たらない。
ま、のんびりいけばいいかという気持ちでぼちぼち走ってたら、GSがあって、調布の手前で、コンビニもあった(^^)
コンビニで腹ごしらえして、さあこれからどうするべかと一回はきちんと考えた。
その結果、やっぱ行こう!
ということになり、再びの中央高速で長野に逆戻り〜〜〜
小淵沢まで来て、コンビニでいろいろ整えて、就寝したのは、23時くらいかな。
明日は、3時おきで4時出発を目標にがんばるぞ〜と寝てしまいました。
で、起きたら、3時半(^^);
ま、目覚ましも何もせずによく起きれたもんだ(^^)
ささっと眠気を冷まして、美濃戸口まで移動して、登山装備に着替えて、さあ出発だあとなったのが、5時前でした・・・
この時期は、まだ真っ暗。
ヘッドランプをつけながら、歩きます。
最初は林道歩き。積もった雪が車に締め固められて、結構滑る。
この滑る感じは、1月にコケて骨折した時の大山の路面に似てるなあと思いながら、気をつけて歩く。
ま、雪のあるところを歩けば、滑りませんでした。
美濃戸に着いた頃には、少し明るくなってたかな。
あ、途中で2台ほどに追いぬかれました。(乗っけてくれないもんだね)
美濃戸からが、きちんとした山道。
今日もやっぱり南沢です。
凍結して、スケートリンクになってるところがあるとか聞いてたので、それには気をつけながら進む。(この時点ではノーアイゼン)
久しぶりの南沢は、やっぱりよかった。
何度も歩いてるので、大体わかってるし、無心で歩けてすっきりできる場所だなあ。
追いつく人はゼロで、すれ違う人も数人だったかな。静かでした。
途中で一回小休止した以外は、さくさく歩いて、行者小屋へ。
ここには、大勢の人が、準備してました。
誰か知ってる人いるかなとキョロキョロしてたけどいませんでした。
俺も、ここで、腹ごしらえして、アイゼンピッケル装着。
ここから、地蔵尾根の急登だあ〜
山仲間が、赤岳鉱泉に前日から泊まっていて、この日に地蔵尾根を上がって赤岳に行くと聞いていたので、それには追いつきたいなあ〜、でも予定より出発が遅れたから、追いつけるかなあと思いながら、さくさく歩く。
で、しばらくのぼって言ってたら、グループに追いついて、先にいかしてもらったんだけど、追い抜き様に、
「あれ!」との声が!
このグループがまさに山仲間のグループでした(^^)
意外と、早く追いついたのでビックリ(^^)
むこうも出発がおくれたそうです。
ちょっとだけお話して、俺は阿弥陀まで行きたいので、先にいかせてもらいました。
で、先をグングン進んでいたら、10名ほどのツアーに遭遇。
このツアーが、ほんとに慎重で、普通のところでもかなりおそい。
先に行かせて貰えそうなところでも、行かせてもくれず。
ひたすら、最後尾を着いて歩くのは、逆にちょっとしんどかったかな。
やっぱり、もうちょっと早く出発するべきでした。
結局、地蔵の頭までは、最後尾でしたが、ここで、体力温存できたとおもいましょう。
稜線に出たら、結構強い西風。
もう一度、フードとバラクラバをしっかり整えて、歩いて行く。
ここで、富士山登場!
見えてくれてうれしかった〜(^^)
空は高曇りだったけど、展望は遠くまで結構見えてました。
ここからは、ツアーの方々はいないので、サクサク歩けます。
ただ、やっぱりきついのはきつい。
このきつさはひさしぶりやなあと思いながら、楽しんでました(^^)
一歩一歩、一歩一歩やで
と言い聞かせながら、歩いて行く。
じわじわと近づいていって、さあ!
着いた~
よくがんばった(^^)v
去年の11月末以来の赤岳で、この時以来のガッツリでした。
山頂には、数名のグループがいるだけで比較的空いてたかな。
山頂写真を撮って、風を遮れるところまで降りて、行動食を食べる。
食べてる間もその後も、降り口のところに人がいっぱい。
よく見ると、渋滞してました。
これもツアーの方々。
ちょっとの区間だけど、ロープを張って、一人ひとり確保しながら、降りて行ってました。しかも、かなり手間取ってる。
こういうので、身体が冷えないようにしなきゃね。
途中で先に行かせてもらい、ズンズンと降りました。
鎖も出ていたし、カリカリでもなかったので、自分的には問題ありませんでした。
文三郎尾根の分岐まで来て、少し逡巡
このまま行者小屋に降りよっかなあ〜
でも、まだ時間もあるし、行こう!
と決断し、中岳方面に降りて行きました。
ここからは、人がグッと少なくなる。見える範囲には2名ほど。
サクサク降りて行って、トボトボのぼる。
中岳って、結構きついんだよね〜
山頂付近で一人追い越し、高度感のある稜線を下っていく。
中岳と阿弥陀のコルのところで、休憩していると、さっき追い抜いたおじさんが、その休憩しているところ譲ってくれないかなって言われ、少しずれつつ訳を聞いたら、花とお酒を供えつつ教えてくれました。
10年前の今日、ここで35年来の友人が遭難したとのこと。
供養のためにのぼってきたとのことで、その場にいた方ともに、これも縁なので、よければ拝んで行ってくださいなって。
もちろん、拝まさせて頂きました。供え物のお酒の頂いちゃいました。
神妙な気持ちになり、ここから阿弥陀への急登だ〜
降りてくる人は数名いて、待っていただいたり、譲ったりしながら、のぼっていく。
斜度がドンドンきつくなり、最後はピッケルで確保しながら、のぼっていきました。
一番きつい斜度のところは、ちょっとむずかしかったですね。
雪が、ゆるくなってきてて、手元も足元もガチっと止まらない感じでした。
登り切った時は、正直ホッとしました。
この後も、結構な斜度のところがひたすら続く。
山頂が見えてるから、もうすぐかとおもいきや、まだまだあるなあって感じ。
このあたりでは、ちょっとバテてましたね。
で、山頂には、あれって感じでついた(^^)
冬初めてだったので、かなり拍子抜け。
なるほどこんな感じなのね〜
とりあえず、腹減った〜
ということで、少し降りたところで、ラーメンを頂くことに(^^)
実はこの時、食欲ないくらいバテてたんだけど、無理やり食べました。
あとは下るだけ〜と言いつつも、細いところや斜面もあるので、気を引き締めて、下り始めました。
山頂脇には、雪庇もあり、トレースを外さないように、慎重に歩く。
しばらくは、ほそい稜線歩きなので、さらに慎重に(^^)
ハシゴを超えて、分岐まで来ると、御小屋尾根の全景が一望にみえます。
感想は、「うーーん、長そう・・・」
ヘロヘロ度が激しく、サクサク降りることもできない。
後ろから来た方に、さくっと追いつかれ、ササッと見えなくなってしまいました。
ま、時間はあるしぼちぼち行くべと思って下りていくうちに、ようやく栄養が回ってきたのか、元気も出てきました。
シャリバテ起こしてたみたいです。
元気になれば、あとはサクサク。
前後に誰も居ないので、うた歌ったりしながら、気分よく降りました。
2月に行った友達が、御小屋尾根を降りてたら、尾根を外れて南沢に降りちゃったと行っていたので、それだけは気をつけなきゃと思いつつ、きにしながら歩きました。
特に、間違えそうなトレースはなかったです(^^)
途中で、アイゼンも外し、身軽になってさらにサクサク。
10名程度のGrも追い越し、予定より早めに下山できました。
別荘地の舗装路に出た時は、ホッとしたしうれしかったなあ。
達成感もいっぱいでした。
で、舗装路をボケっとしながら歩いていたら、曲がるべきところを間違えて、違う方向に!
あれ、なんか違うよなと、気がついて地図を見なおして修正して、車を止めたJ&Nにまで、たどり着きました。
J&Nについた時は、疲れ果てていて、食欲もなかったので、コーヒー飲んで帰ろうかなと思っていたんですが、お風呂に一人でゆっくりと入り、あがった頃には、すこし復活してて、パスタを注文して食べ始めた時は、食欲も戻ってきてて、メッチャ美味しく頂けました。
J&Nは、ほんとに癒やしの場所ですね〜
食べたあと、のんびりしていたら、朝に追い抜いた山仲間が到着したので、ご一緒させて頂き、楽しく過ごせました。
今回は、ひさしぶりのガッツリ山行で、ヘロヘロにはなりましたが、気持ちの良い山行となりました。
やま最高!!!!!
本日のベスト写真は37番に決定しました!りゅうさんは速いから渋滞には難渋しそうですね。
ニシくん、ありがとう(^^)
早いのもあるけど、自分のペースで歩けないのはつらいよね〜
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