記録ID: 830677
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳(公共機関 テント泊)
2016年03月19日(土) ~
2016年03月20日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 811m
- 下り
- 819m
コースタイム
2日目
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 6:30
13:10
ゴール地点
天候 | 19(土):ガス・小雨 20(日):晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
08:00 新宿BT 12:30 平湯BT 12:40 13:12 新穂高温泉〜RW 13:55 西穂高口 ■帰り 13:15 西穂高口〜RW 13:40 新穂高温泉〜温泉 14:55 15:28 平湯BT 17:00 23:00 新宿BT ※21:30着予定、渋滞 ■旅費 total¥16,190 新宿-平湯(濃飛バス、往復割)¥10,550 平湯-新穂高(路線バス) ¥870×2 ロープウェイ(往復コンビニ購入)¥2,300 *定価2,900なのでお得 ロープウェイ手荷物(往復現地購入)¥600 西穂山荘 テン場 ¥1,000 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト:西穂高口 ・西穂高口-西穂山荘間 行きは靴、帰りチェーンアイゼン+ストック使用。 ・西穂山荘-西穂高岳間 12本爪アイゼン+ピッケル。 ・コース状況: 全般トレース明瞭でした 今後の雪面コンディションにより、状況は変わるかと思います。 【西穂山荘〜独標】 ・独標直下までは幅広の稜線 ・独標手前の坂、一部凍結箇所あり注意(特に下り) 【独標〜ピラミッドピーク】 ・独標先の坂、急斜面のため注意 ・独標から1つめのピーク(10峰)のコース取り慎重に。 (飛騨側の岩をへつり気味に巻く場合、崖のため高度感あり) ・10峰〜ピラミッドピークまでは比較的歩きやすかった。 【ピラミッドピーク〜西穂高岳】 ・チャンピオンピークまで細い稜線上歩きや、頂上直下の緩斜面のトラバース。 トレースを踏み外さないよう丁寧な足取りで。 信州側に多い雪庇、飛騨側の谷、歩きやすい所でも見た目以上に危険度は増していると感じます。 ・チャンピオンピーク〜西穂直下まで長めのトラバース間は、スリップ・転倒厳禁。 ・西穂直下の急坂は、前爪とピッケル操作が必須。雪面状況によりシビア度は変わりそうです。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘 奥飛騨の湯 ¥800 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
75Lザック(20kg程度)
テント(冬用外張)
シュラフ(ナンガオーロラ600DX)
ペグ(MSRブリザードステーク/竹/標準3種)
ヘッデン
ピッケル
ストック
アイゼン
チェーンスパイク
スコップ
マット(Z-LITE
オールウェザーブランケット×2)
防寒着(ダウン上下/フリース上/象足)
毛帽子
ヘルメット
手袋(3レイヤー+予備)
靴下(スキンメッシュソックス/ネオブレイン
予備ウール)
冬靴
食料・飲料1L
コッヘル
バーナー
GPS
地図
コンパス
カメラ
携帯
アタックザック
着替え
タオル
ゲイター
バラクラバ
財布
腕時計
サングラス
ゴーグル
各種バッテリーと充電器
|
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感想
赤岳に続いて、今年の目標にしていた西穂へ初の雪山テント泊も兼ねて行ってきました。
独標までを目標に。そこから先は現地判断としました。天候、雪面のコンディション・・諸条件がうまく重なってくれたおかげで無事西穂高岳の登頂を果たすことができました。
独標手前の坂は、この日はほんの一部に凍結が見られ、上りより下りのほうが神経を使いました。
独標から先の坂はこの日は凍結もなく慎重に下れば問題ないコンディションでした。
独標先のピークを通過する時に、行きは飛騨側の切れ落ちた岩場をへつり気味に巻いたが、帰りは嫌な感じがしたので巻かずにピークに登って行きました。
ピラミッドピークから先に多発するトラバース地帯も、気を抜けないところがずっと続くため、丁寧な足運びが必要だと感じました。
西穂手前の坂は、行きも帰りもピッケル、前爪さばきが試される場所で、ここも昨年の冬山講習で習ったことを思い出しつつ、その成果が活きたように思います。
雪稜の西穂は、格別に桁外れな迫力で迫ってくる絶景の数々に言葉を失いました。
西穂登頂の実感は、今もなおじわじわと実感が湧いて来ています。
今回は幸運な要素が多かったのだと思いますが、やっぱり嬉しいですね!^^
そして初めての雪テント泊もいい経験になりました。朝夕ガスでしたが、夜の星空はきれいでした。
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shitroenさん、スペック上げてますね 。
さすが積雪期の穂高、迫力が違います
笠もケーキクリームのようにたんまりと雪が乗ってますね
そして、対岸の霞沢岳をお撮り忘れになる方も多いなか 、
しっかりと収めて 頂き有難うございます。
また憧れ?の中崎山荘の露天風呂
キンキンに冷えた空気の中で入浴も最高でしょうな 。
移動も含めてホントに大変な山たびだったと思いますが、
ピーク到達時は最高な で良かったですね
どうもおつかれさまでした。
kazuroさん、こんにちは。
久しぶりのコメントありがとうございます
アルプスの冬山ってどんな所なんだろう、それなら西穂でしょ!
まだ背伸びかもしれないけど行けるところまで・・と思いたち行ってきました。
実際に歩いてこの目で見ると、冬の北アルプスは本当に何もかも迫力が桁外れでした
雪をまとった山ひだとか表情がどれも違ってて、正直どれがどの山かよくわからなかったのも事実です
そんな中の霞沢岳。どっしりとしたいい山ですね〜 kazuroさんあそこ登ったんだ〜って思いながら、霞沢岳をやたらと写真とりまくってました・笑
温泉で思い出しましたが、行きのバスで釜トンネル付近(霞沢岳の取り付きでしたでしょうか)に卜伝の湯とかいうマニアックそうな温泉を見かけました。
もしよろしければ雪の霞沢岳とセットで足を運ばれてみてはいかがでしょうか・・
shitroen さん
こんばんは。(^-^)/
初めての雪上テン泊でしたか。
ランタンの明かりがいい雰囲気。
でも、夜中は寒そー。(^^;
この快晴の中、登頂できて最高でしたね。
下山してからガスるタイミングのよさ。
カルビ丼がまた美味しそうです。
sionさん、こんにちは〜
ぜいたくな1日でした。晴れの雪山はほんとヤバいです!(^^)
寝る前は快適だったんですけど、夜中はやっぱり冷えますね〜。朝寒さてテント出られずご来光スルーで…笑
sionさん平標と小屋の紹介、魅力たっぷりで惹かれます。
静かな場所で野営最高です(^ ^)
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