春の雲取山(鴨沢ルート)
- GPS
- 12:13
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,866m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 7:36
天候 | 26日:晴れ、27日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に大きな難所はないが、七つ石山と雲取山の北斜面は、降雪後は登山道にも雪が多く積もっているので、早朝等は凍結しており注意が必要。 |
その他周辺情報 | 金曜日に登山口近くの『鴨沢山の家』へ前泊。 下山後は奥多摩駅近くの『もえぎの湯』へ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
GPS
|
感想
残雪期間中に行きたいと思っていた雲取山へ初挑戦。
メンバーの体力に合わせ、鴨沢ルートを休憩多めのスローペースで登りました。
早めにスタートしたかったので、前日に鴨沢バス停近くの『鴨沢山の家』へ車で移動&宿泊。到着時間が遅くなったにも関わらず快く迎えて頂けました。
(遅くなる場合は事前連絡しましょう)
1日目はは6:30に宿を出発。
深夜に降った雪で山が白い。"うららかな春の山登り" から "冬山登山" に難易度アップした予感がしつつも、小袖乗越駐車場へ車を移動。この日は既に10台程駐車していました。
予定通り7:00頃出発。
しばらく舗装路を進むと登山道への入り口あり、杉林の中を進みます。枝葉の霜や粉雪が風が吹く毎に舞飛び、ダイアモンドダストのように輝く模様が幻想的。この辺りの積雪は道端に少し積もっている程度。
堂所の辺りから登山道にも雪が薄く積もっている箇所が増えてきます。七ツ石小屋辺りから道が完全に雪で覆われるようになりましたが、凍結はしていなかったのでアイゼンは無くても大丈夫でした。積雪は3〜10cm程。
10:00過ぎに最初のチェックポイントの七ツ石山へ到着。雲&霧は多いものの雲取山の避難小屋まではっきり見え、各々テンションがUp。
しばらくの休憩後、雲取山へ向かい一時山を下る。北側斜面なので10cm近く積もっていましたが、凍結はしていなかったので注意して降りれば問題なし。
日当たりのいいブナダワを進み奥多摩小屋で昼食タイムを取る。
(トイレ&5分ほど下った所に水場あり)
奥多摩小屋から小雲取山まで雪道が続きますが、キックステップを駆使すれば問題なし。
小雲取山へ登り詰めると雲取山山頂はすぐ間近。なだらかな尾根を進み、最後の急登を登り切れば山頂到着。
雲は多いが先ほど通った七ツ石や周囲の山々が一望できそれなりに満足。山荘へ行くには早すぎると思ったので避難小屋で1時間ほど休憩しました。
ここにもトイレあり。
山頂から雲取山荘までの道は下りですが、雪が厚く積もって凍結箇所あり。気合いで降りてみましたが超怖い!アイゼン推奨。
14:30頃にこの日の宿の雲取山荘へ到着しました。夕食は18:00なので、登頂成功を祝いながら酒盛りを開始。
山荘は噂通り清潔で設備も整えられており、部屋にコタツも据えられているので過ごしやすかったです。ただし暖房が無いので暖かい上着を持って行くのを忘れずに。
夕食時の食堂の席の埋まり具合から、この日の宿泊客数は40人程でしょうか?表に野営グループ?も10人ほど居たようです。
恒例のハンバーグ定食をペロリと平らげたらそのままベッドイン。消灯は20:00ですが前日にあまり眠れなかったのですぐに眠りにつきました。
2日目の朝、点灯は4:00頃?、朝食は5:00頃。山荘周辺の天気が悪かったので朝日は殆ど見えず。
予定では7:00程出発と考えていましたが、準備が早く完了したので6:00過ぎに山荘を出発する事にしました、本日は昨日来た同じ道を戻ります。
山荘から雲取山山頂までの道は凍結していたのでアイゼンを履いて登りました。
この日の山頂からの眺望はゼロ。雪は降っていませんが風が冷たくて寒い!給水リザーバーパックから伸びるチューブの水が凍っていたくらい寒い! 雪が積もっていない箇所も凍結しているので、そのままアイゼンを履いたまま山頂を後にします。
奥多摩小屋でアイゼンを脱着しブナダワを進む。この辺りから天候が安定し樹氷と朝日のコンビネーションが美しい。うっすらと富士山も見えました。
再び七つ石山を登頂。やはり昨日ほど景色は見えないので、そのまま七ツ石小屋へ向かいます。
ここは素泊まり宿泊ができる通常の山小屋として長い間営業していましたが、オーナーが今月で営業終了するらしく、来月からは避難小屋として村が管理するのではないか?とのことです。
せっかく最後のチャンスなので中に入り珈琲を注文して休憩。薪ストーブの前で山水で入れた珈琲を味わうのはとても贅沢な気分。最後の七ツ石小屋に宿泊する事だけを目的としたグループも来ていました。
山小屋から下は昨日の雪もすっかり溶け、堂所辺りは泥でぬかるんで滑りやすかったですが、しばらく進むと歩きやすい登山道へ。昨日の光景が嘘のよう。
特に難所もなくペース良く駆け下り、11:00頃に駐車場へ到着。
今回の行程は終了しました。
いつも日帰り登山だったので、本格的な?山小屋泊は初めてだったのです。
今年は暖冬だったので、雪景色は殆ど期待していなかったので予想外の景色を楽しむ事もできました。
登りやすい山だったので違う季節にも行ってみたいですね。
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