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Yamareco

記録ID: 836054
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

能郷白山 〜 能郷谷からピストン 〜

2016年03月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:33
距離
16.4km
登り
1,494m
下り
1,502m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
1:06
合計
7:29
7:11
7:24
111
9:15
9:17
68
10:25
11:01
47
11:48
12:02
65
13:07
13:08
40
天候 快晴後晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇登山口から3.5kmほど離れた林道ゲート前の駐車スペースに駐車。
・スタート時は自分たちの車以外に駐車している車は無し、下山時は外に4台の車が駐車していました。
コース状況/
危険箇所等
【ゲート前駐車スペース⇔登山口】
◆大部分が舗装された林道歩きですが、一部未舗装部分を歩く区間もあります。落石に注意が必要です。斜面が崩れている所が多く、降雨時、降雨後は特に注意が必要です。
【登山口⇔二合目】
◆登山口からほどなく渡渉ヶ所があります。苔が生えている岩は滑りやすいので飛び石をする場合は注意が必要です。
◆渡渉を終えるといきなり急登となり、息を付ける所もあるにはありますが、二合目まで急登が続きます。
【二合目⇔前山】
◆急登となだらかな斜面の区間を繰り返します。メリハリが効いて息を整えられるので、二合目までと比べると登りやすい区間です。
◆登山道は、前山ピーク南西斜面をトラバースするようについているため、前山のピークは踏みません。
▼この日は二合目付近から登山道に雪が出始めました。雪が残っている区間と溶けて夏道が完全に露出している区間を繰り返す状態でした。登りでは軽くクラストしている状態で、下山時はシャーベット状となっていました。雪のない区間は融雪水で泥状となり滑りやすい状況でした。往路、復路を通じて、踏み抜きはほぼありませんでした。
【前山⇔山頂】
◆前山から最低鞍部(標高1420m弱)までは、緩やかな下りとなります。途中小ピークが一つあり、登り返します。最低鞍部から1432mピークまで軽く登り返し少し下った後に登りとなります。山頂から標高にして50m下まではそこそこ傾斜が急な斜面です。
▼一部雪が完全に溶けてしまい、夏道が露出している区間がありましたが、大部分がまだ雪に覆われている状態でした。アイゼンを着用せずとも歩行できる状態でしたが、アイゼンを着用した方が楽に歩くことができました。軽く沈み込む程度で、踏み抜きはほぼありませんでした。表面がうっすら氷、その中は締まっている雪質でした。
その他周辺情報 ☆うすずみ温泉四季彩館で入浴。
・大人850円。
・特に特色のないお湯。
・浴槽はジェットバス、打たせ湯等々いろいろあります。
このゲート前に5台〜10台ほど駐車できる駐車スペースがあります。
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このゲート前に5台〜10台ほど駐車できる駐車スペースがあります。
舗装された林道を歩きます。
この林道は、至る所で崩落、落石があるので、要注意。
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舗装された林道を歩きます。
この林道は、至る所で崩落、落石があるので、要注意。
水の流れを横切る所も数ヶ所あります。
ワイルドな道をジムニーで特攻したいです。(k)
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水の流れを横切る所も数ヶ所あります。
ワイルドな道をジムニーで特攻したいです。(k)
完全に舗装路が土砂で覆われてしまっている所もありました。
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完全に舗装路が土砂で覆われてしまっている所もありました。
奥に稜線が見えてきました。
2016年03月27日 07:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/27 7:08
奥に稜線が見えてきました。
林道を50分ほど歩いて、登山口到着。
南アルプスで慣れているので、あっと言う間でした。(k)
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林道を50分ほど歩いて、登山口到着。
南アルプスで慣れているので、あっと言う間でした。(k)
すぐに渡渉となります。
往路では数メートル上流の川幅が狭くなっている所から渡ろうとしましたが、足を載せた岩の上に生えた苔で滑り、ズル、ドテ、パシャ。靴中への浸水がなかったのは不幸中の幸いでした。
帰路では写真に写っている左側の石を飛び石して無事に通過。
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すぐに渡渉となります。
往路では数メートル上流の川幅が狭くなっている所から渡ろうとしましたが、足を載せた岩の上に生えた苔で滑り、ズル、ドテ、パシャ。靴中への浸水がなかったのは不幸中の幸いでした。
帰路では写真に写っている左側の石を飛び石して無事に通過。
いきなり急登となります。
木がまばらで、葉も落ちているため、見通しが効き、実際の斜度以上の急登に見えます。
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いきなり急登となります。
木がまばらで、葉も落ちているため、見通しが効き、実際の斜度以上の急登に見えます。
山頂まで1/6標識まで登ってきました。
先週に傷めた左ひざの影響でペースがあがらず。(k)
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山頂まで1/6標識まで登ってきました。
先週に傷めた左ひざの影響でペースがあがらず。(k)
廃道となった林道を横切ります。
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廃道となった林道を横切ります。
雲一つない快晴です。
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雲一つない快晴です。
急登はまだまだ続きます。
青空に向かって登っていく感じが心地良い。 (u)
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急登はまだまだ続きます。
青空に向かって登っていく感じが心地良い。 (u)
登山道に雪が出てきました。
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登山道に雪が出てきました。
稜線に乗ると一度斜度が緩みます。
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稜線に乗ると一度斜度が緩みます。
山頂まで2/6標識まで登ってきました。
標識は登山道に面していない側を向いていて、少し分かりにくく、帰路では見落としてしまいました。
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山頂まで2/6標識まで登ってきました。
標識は登山道に面していない側を向いていて、少し分かりにくく、帰路では見落としてしまいました。
雪がそこそこ残っている所もありましたが、踏み抜くようなことはなかったので、歩きにくくはなかったです。
2016年03月27日 08:49撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/27 8:49
雪がそこそこ残っている所もありましたが、踏み抜くようなことはなかったので、歩きにくくはなかったです。
天気が良すぎて、もったいなかったかも。(k)
2016年03月27日 09:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/27 9:19
天気が良すぎて、もったいなかったかも。(k)
振り返ると、遠くに伊吹山が見えました。
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振り返ると、遠くに伊吹山が見えました。
前山までは雪の部分と土の部分が交互に現れます。
2016年03月27日 09:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/27 9:14
前山までは雪の部分と土の部分が交互に現れます。
山頂まで3/6標識まで登ってきました。
この後、4/6、5/6標識は見つからず。雪の中に埋まっていたのかな。
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山頂まで3/6標識まで登ってきました。
この後、4/6、5/6標識は見つからず。雪の中に埋まっていたのかな。
前山まであと一登りです。
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前山まであと一登りです。
歩いてきた尾根を振り返る。
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歩いてきた尾根を振り返る。
ついに能郷白山の山頂が見えてきました。
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ついに能郷白山の山頂が見えてきました。
前山への登りを終えると、ドドーンと白山が目の前に現れました!
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前山への登りを終えると、ドドーンと白山が目の前に現れました!
雲一つない快晴の空の下、山頂に向け歩いていきます。
ここからは雪山ハイクが楽しめました。
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雲一つない快晴の空の下、山頂に向け歩いていきます。
ここからは雪山ハイクが楽しめました。
磯倉。
能郷白山では最も鋭いピークです。
雪山ハイクが楽しめるなら、足を延ばしてみようかと考えていましたが、雪が完全に溶けてしまっている区間が見えたので、取りやめました。
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磯倉。
能郷白山では最も鋭いピークです。
雪山ハイクが楽しめるなら、足を延ばしてみようかと考えていましたが、雪が完全に溶けてしまっている区間が見えたので、取りやめました。
途中でアイゼンを着用し、山頂まで最終アタック。
やっぱり12本は歩きやすい。(k)
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途中でアイゼンを着用し、山頂まで最終アタック。
やっぱり12本は歩きやすい。(k)
先ずは祠に向かいました。
山頂は少し北になります。
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先ずは祠に向かいました。
山頂は少し北になります。
磯倉へと続く稜線
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磯倉へと続く稜線
山頂に到着!
景色を楽しみながら、ゆっくりと休憩。
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山頂に到着!
景色を楽しみながら、ゆっくりと休憩。
立派な一等三角点が設置されていました。
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立派な一等三角点が設置されていました。
乗鞍岳。
こちらに登る計画もありましたが、天気を読み切れなかったので、高山で天候が崩れた時のリスクを考え、今回は見送りました。
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乗鞍岳。
こちらに登る計画もありましたが、天気を読み切れなかったので、高山で天候が崩れた時のリスクを考え、今回は見送りました。
白山方面。
今日も綺麗に見えています。
おいでおいでしているような気がする。今年登りにいかねば! (u)
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白山方面。
今日も綺麗に見えています。
おいでおいでしているような気がする。今年登りにいかねば! (u)
白山、別山、荒島岳を少し拡大。
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白山、別山、荒島岳を少し拡大。
さらに荒島岳を拡大。
南側から見るとスケール感のある白山のせいでこじんまりと見えます。
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さらに荒島岳を拡大。
南側から見るとスケール感のある白山のせいでこじんまりと見えます。
白山と別山を拡大。
今回を含めて今年3度ほど白山周辺の山に登っていますが、3度ともバッチリ白山の展望を楽しめました。
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白山と別山を拡大。
今回を含めて今年3度ほど白山周辺の山に登っていますが、3度ともバッチリ白山の展望を楽しめました。
部子山と銀杏峯。
君たちも気になる。いつか登りに行こう。(u)
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部子山と銀杏峯。
君たちも気になる。いつか登りに行こう。(u)
UFOのようなレンズ雲が現れました。
レンズ雲の奥には大日ヶ岳が、その奥には薬師岳から乗鞍岳まで続く北アルプスの稜線が見えています。
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UFOのようなレンズ雲が現れました。
レンズ雲の奥には大日ヶ岳が、その奥には薬師岳から乗鞍岳まで続く北アルプスの稜線が見えています。
レンズ雲拡大。
思う存分景色を楽しめたので、そろそろ下山します。
まずは前山まで戻ります。
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思う存分景色を楽しめたので、そろそろ下山します。
まずは前山まで戻ります。
一気に下った山頂を振り返る。
すれ違った単独の男性が最後の一登りに取りかかるところです。
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一気に下った山頂を振り返る。
すれ違った単独の男性が最後の一登りに取りかかるところです。
能郷白山を振り返る。
雲がだいぶ多くなってきました。
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能郷白山を振り返る。
雲がだいぶ多くなってきました。
前山から東に伸びる尾根と春らしい青空。
前山からはサクサク下りました。
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前山から東に伸びる尾根と春らしい青空。
前山からはサクサク下りました。
少し長い林道歩きを終えて、無事にゲートまで戻ってきました。
ここまで単独の方3人としかすれ違わなかったのに自分たちの車を除いて4台の車が駐車してありました。
すれ違わなかった人は何処に?
渓流釣り?山菜取り?はたまたバリエーションルートでも歩いていたのでしょうか。
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少し長い林道歩きを終えて、無事にゲートまで戻ってきました。
ここまで単独の方3人としかすれ違わなかったのに自分たちの車を除いて4台の車が駐車してありました。
すれ違わなかった人は何処に?
渓流釣り?山菜取り?はたまたバリエーションルートでも歩いていたのでしょうか。
撮影機器:

感想

この日どこか遠出する予定だったのですが、イマイチ天気が読めません。
気圧配置を見ても晴れるのか雨が降るのか全く分かりません。
地点予報も刻々と変わり、どこが天気が良く、天気が悪いか自信を持って読み切ることができませんでした。
まず遠征して天気が悪かった時の徒労感を防ぐために登山口まで300km圏内に候補を絞り込むことにしました。
次に、最も晴天が広がる確率の高い山を探しました。
どうやら福井県周辺が最も天気が良くなりそうだったので、能郷白山に向かうことにしました。

現地に着いてみると、予想以上の好天が広がっていました。朝のうちは雲一つない快晴の空。昼頃から雲が湧いてきましたが、一日中晴天が続きました。
今回の山行も青空を背景とした景色を楽しめて、大満足です。

林道歩きが長いと聞いていましたが、南アルプスや深南部で慣れ(笑)ていて、二人で話せることもあり全く気になりませんでした。
問題の渡渉に関しては今回は楽々でしたが、融雪があるとかなり変わり例年の雪だとあまりに多いと引き返す人もいるとか。
念のために、林道と渡渉をトレランシューズにして、渡渉後に3シーズンのハイカットシューズに履き替えました。
展望は最高で風も少なく、低山を登るにはもったいないかなと思えるほどでした。

登山口のある岐阜県本巣市は、根尾谷薄墨桜で全国的に有名なんだそうです。
今年は少し早く開花するらしく、4月10日くらいになったら大渋滞も予想されます。
山ノボラーは雪が残って人も少ない、来週あたりに登ることをオススメします。

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