ヨコネ・東ヨコネ(阿蘇谷ルートから県境稜線経由)事故発生!
- GPS
- 07:25
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:12
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・阿蘇谷ルート:登山道はあるが所々で道が薄くなっているので道間違えに注意。尚、一部とても危ない箇所あり(標高370m付近)。沢の反対側を通行した方が安全でした(今回事故がありました。詳細は感想参照)。 ・県境稜線は基本、バリエーションルートです。稜線を進むが尾根分岐も多々あり。踏み跡やテープもあるが不明瞭な箇所が多いです。地図読みスキルやGPSが必要。東ヨコネ、ヨコネ付近は藪漕ぎも多い。 ・林道時山多賀線はアスファルトなので注意箇所なし。車でも通れます。 |
写真
感想
今日はなんていう日でしょう。
登り始めて40分の所(場所詳細はルートでUターンした所)で出会ったおじさんが落差のある滝壺の手前で滑り転んで1m程滑落。あと10cmで滝壺に落ちる所でした(写真は分かり難いが結構落差あり)
自分はなんとか渡渉したが、かなり危なかったのでおじさんに引き返すよう話し、おじさんも現場を覗き諦めてUターンした瞬間にすってん!!
昨日の雨で岩が滑り易かったんです!
自分は濡れていたのを知っていたので3点支持だったが、おじさんはそのまま岩の上に乗っていたのが良くなかったのだと思う。
おじさんは転んだ拍子に足を負傷し動けない状態に。僕もなんとか戻っておじさんを多少引き上げたが、動けないおじさんを安全な場所に運ぶのはムリと判断。その後おじさんは突然白目になり・・(恐らく気を失った)。何度か声を掛けると目を覚ましたが、とても危険な状態と感じた。頭を打ったのかもしれない。おじさんは救助不要と何度もいうが、放置も当然できないわけで・・
少し離れた所でなんとか警察(110番)と連絡ができたため一度下山し、警察の方と救助隊の6名を連れおじさんの所へ戻った。事故から1時間半が経っていた。
おじさんはやはり動ける状態ではなく手を震わせていた。厚着をしていたが汗冷えだろうか。救助員がおじさんの体調を確認し下山の準備を始めた所で自分も役目終了。
まだ、登山できる時間の余裕はあったので警察の方にお礼をいい再スタートした。最後におじさんの「ありがとう」は自分の判断が間違ってなかった事を実感した。
道中は救助活動で通れなかったが、良く見ると対岸(登山道でない)の方が安全そうだったので、行ってみたところ断然に安全だった。
登山道も安全な場所ばかりではない。危険と感じたらムリをせず別ルートを探すのも必要だと勉強になった(特にマイナールート)。
今回、実際に事故に遭遇したことで、登山は危険が高いものだと改めて知らされた。特にマイナールートは助けてくれる可能性も低く、携帯も繋がり難い、道も不安定なので、より慎重な行動が必要である。
最後に、今回の旅でヤマレコレビュー1周年。
レビューは面倒でやる気になれなかったが、いざ初めてみると面白いものですね!元々は危ない箇所などをヤマレコを見る人達に知らせるのが目的でしたが、今は自己満の日記みたいになってしまいました。本当は過去分も載せたいが大変なので流石に手を付けられない。いつも作成に時間が掛かるのがちょっとつらいので、今後はできるだけ簡素に書くよう心掛けたいです。
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