硫黄岳 のんびり馬ウマ オーレン小屋泊
- GPS
- 24:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
8:30桜平-8:55夏沢鉱泉-9:40オーレン小屋(チェックイン)10:30-10:55夏沢峠-11:50硫黄岳13:00-13:15赤岩の頭-13:45赤岩の頭/峰の松目分岐-14:10オーレン小屋
10/24
5:30オーレン小屋-6:00夏沢峠6:20-7:00オーレン小屋7:30-8:20桜平
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
普通車で行けますがかなりの悪路なので覚悟してください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 夏沢鉱泉前にあります。 【トイレ】 10月下旬(詳細不明)までは桜平から数100mのところに簡易トイレが設置されています。 【温泉】 尖石温泉:縄文の湯 9時〜21時 大人400円 です。 露天風呂は唐松の落ち葉よけのため、現在白いネットで覆われています。 |
写真
感想
先週の鳳凰三山の筋肉痛が治ったので今週も登ってきました。
とはいっても今回は山小屋初体験の友人を連れての楽チン山行。
登る山も泊まる小屋も、山初心者の(私も初心者ですが^^;)友人が楽しめるよう
八ヶ岳・オーレン小屋に泊まり硫黄岳と天狗岳に挑戦!というかなりウキウキする内容にしてみました。
オーレン小屋は以前トイレを拝借した時に、その設備の奇麗さとお水の豊富さにかなり心惹かれておりました。
いつかはあそこのキャンプサイトで泊まってみたい・・・と思っていたのです。
今回は連れがいるということで小屋本体にお世話になりましたが
登山口からの距離、道の整備状況、食事内容、館内の清潔さ、お風呂設備とどれをとっても◎!
始めは山小屋ということで期待をしていなかった友人も感動しておりました。
*** *** ***
初日は硫黄岳を目指しました。
去年、一人で登った時はわけもわからず赤岩の頭経由で登ったのですが、今回は夏沢峠経由で進みます。
夏沢峠まではしらびその森の中を20分。峠からは秩父の山が一望です。
右手を見上げれば、逆光の中に硫黄岳が浮かび上がります。
平べったい石を敷き詰めたジグザグの道をゆっくりと登ればケルンが見えてきました。
おおっ!ものすごく登りやすいぞ。そんでものすごく眺望がいいぞ!
ちょっと高度を上げてきょろきょろ見渡せば北アルプスや御岳・中央アルプスがばばーん!
左手を覗けば爆裂火口が圧倒的な迫力で迫ります。
もううれしくなっちゃって写真を撮りまくってウキウキ歩いていたら山頂に着きました。
山頂からは南八ヶ岳のイケメンたちが笑顔で迎えてくれます。
初めて登ったらしき単独のおじさんに「あの尖った山はなんですか」と聞かれたので
赤岳です、と答えた後に聞かれてもないのに横岳、中岳、阿弥陀岳・・・と続けてしまいました。はい、完全に舞い上がってます(恥)
空は真っ青、日差しはぽかぽか。風はちょっと冷たいけど日差しで温まった石の上に寝転べば極楽〜♪
目を閉じて、パッと目を開けると八ヶ岳イケメンズが目に飛び込んでくるこの幸せよ。
おやつを食べてから、火口の淵を歩いてみます。
ばっくりと抉れたその姿を見れば見るほど地球の営みの凄まじさを感じます。
あまり火口に近づかないよう気をつけながら覗きこめば、白い山肌の向こうにちらほらと紅葉した木が見えてとても奇麗。
淵の端に着いたら、いままで赤岳に隠れて見えなかった富士山が姿を現しました。
街でも山でも見慣れているのに見つけるとやっぱりうれしい。不思議。
標高日本一の山は日本一愛されている山でもあるんだろうなぁ。
さすがに風が冷たくなってきたので帰り支度をします。
ピストンじゃつまらないので、赤岩の頭経由で。
赤岩の頭までは左にイケメンズを見ながら白い稜線を歩き快適でしたが
分岐から樹林帯に入るとちょっと厳しい道でした。
これを登りに使うのは嫌だなぁ。実際、すれ違う人は皆、息を切らしています。
1年前の私よ、よくこれをフル装備で登ったなぁ。もう少しリサーチしろよ(あ、今もか)
樹林帯がパッと開ければそこがオーレン小屋のキャンプサイト。
本日の行程を無事に完了すれば、楽しみはお風呂!お風呂!
檜造りの浴室はとても清潔で、薪で沸かしたお湯はとても柔らかくホカホカ。
石鹸こそ使えませんが、こんな贅沢ないよぅ・・・。
存分に温まってから部屋へ戻ります。
友人は毛布の山にうずくまって熟睡中。
私は昼寝すると夜が不安なので「悩んだときは山へ行け」と「山登りはじめました」を読破。
それでもまだ4時。晩御飯まであと1時間半・・・お腹空いたなぁ
ちょっとビスケットで空腹を満たし、5時半に待ちに待ったご飯の召集がかかります。わ〜い!
大きなお皿に野菜がもっさり。隣のお皿には赤いお肉が。馬!馬!
鍋というもののすき焼きです。他にも野菜天麩羅やきゃらぶきが脇を固めます。
割下は甘めで馬肉にも野菜にもあうぅぅ〜!
味は濃い目でしかもすぐ煮詰まるのでお湯を2回ほど足しました。でもウマーいウマウマ!ヒヒヒーン(壊)
これはご飯が進みます。ちょっとしか歩いてないのに何でこんなに食べられちゃうのかしら?
すっかり満腹になってさっさと部屋へ戻り、布団を敷きます。
敷布団は分厚くてふかふか、毛布は上下2枚体制、掛け布団は羽毛!
・・・正直、夜中に暑くて起きましたw あと喉乾きました。薄味好きな人は要注意ですよ。
でもこんなことは満たされているからこその贅沢なアクシデントです。
テントで寒さに震えることを考えてたら極楽、極楽。
朝は友人がご来光と雲海を見たいというので5:30に小屋を出て夏沢峠へ向かいます。
ホントは根石岳まで行くつもりだったのだけど、友人が風邪ひいたらしくやや不調を訴えるので
ぎりぎりまで布団で寝て、一番近くのご来光スポットに変更しました。
峠には時間通りにつきましたが、地平線がうっすらとピンクに染まるだけで肝心の太陽は顔を出さずじまい。
雲海も海というよりは池程度?
それでもその場で温かいおみそ汁と小屋で作ってもらったおにぎりを頬張り山の朝を堪能しました。
一度小屋へ戻り、今後のスケジュールを検討しましたが友人の体調を考慮してこのまま下山することにしました。
昨日とは打って変わって雲が空一面を覆っていたので楽しくなさそうだなというのもありました。
桜平に着いたときまだ8時だったので、これから来る登山客の車とすれ違いがあるか心配でしたが
幸い、十分なスペースがあるところで1台としかすれ違わずに舗装路までたどり着きました。
曇り空のせいか歩いているときは息が白く、太陽の偉大さを実感します。
ご来光を含めても2時間ほどしか歩いていませんが、すっかり体が冷えてしまったので
尖石温泉でほっこり温まり、諏訪IC近くのおぎのやで正式に朝食。モンベルを物色してから帰路につきました。
11時半には高速に乗ったので渋滞知らずで3時前には家に着きました。
帰ってから中央道の渋滞を確認したら・・・ひぃぃ小仏TNから25km!
小淵沢のアウトレットに寄らず本当に良かったと安堵しました。
・・・うっ 古傷がっ
オーレン小屋のテントサイトは水場が近くて本当に便利ですので大好きです
あはは、そうでしたね。
でもテント泊の人の夕食のみってのは受け付けてないらしいので
どっちにしてもダメだったんですよ☆
あのテントサイトはくつろぐには最高の場所ですね。
今年はあと1週間で小屋閉めですが、次回はぜひテン泊しようと思います。
オーレンオ−レンオ−レン バキュ−ンバキュン
なんちゃって(壊)
今回はキノコの写真見あたらないね。
きっと友達イタカラネ?(何処の人?)
でもお客さん多いねー〜=−
(コメント少ないけれど(・J・)
残念ながら写したくなるようなキノコは見当たりませんでしたよ
せっかくキノコの本も持って行ったのに
今回より、前回の鳳凰三山の方がはるかにキノコは多かったですね。
季節が終わりってのもあるのかしら??
だぁーかぁーらぁー その( )はいらないっつーの
コメントしづらい雰囲気なのかしらん
それか、私がよそ様の日記や山行記録にほとんどコメントしないからか
記録には普通はコメントいらないです。
問いかけ、感動、質問などないのですから
私のはギャグですから。気にしないで(気にして突っ込んで)
ワタクシの記録、感動だらけですよ。
ばばーん!うひょー!ばばーん!
・・・子供の作文か
オーレン小屋、良さそうですねー!
山小屋でお風呂に入れる、そして絶品の生肉(笑)鍋だなんて、
最高じゃないですか
う〜んぜいたく〜♪
私も次回南八ヶ岳に行く際はぜひ泊まってみたいものです♪
八ヶ岳は温泉やお風呂が入れる小屋がいっぱいで魅惑的ですよね
自作マップケースも気になりんす!
私もA4ケースに入れたままだけど、ひもつけてぶら下げられる仕様にしてみようかなぁ。
chilumaluさんの記事は色々参考になるしギンギラギンにさり気なく面白いから→ここ重要(笑)好きです
へろーきのっぴさん(←誰?)愛あるお言葉、ありがとうございます。
風呂も生肉wも女子にとってはかなり魅力的なアイテムぞろいですよね。
次は赤岳展望山荘へアタックしたいですねぇ。でも高いんだもん
だけどあそこに宿を取ると阿弥陀-赤岳-権現-西岳が一度にまわれて念願の南八ヶ岳制覇ができるのです。
悩ましいけどシーズン終了なのでどちらにせよ来年まで持ち越しの課題です。
ぶら下げるのは意外と便利ですよ。
首から下げるのも考えたのですがキツイ傾斜を登っている時に
膝の近くでぶらぶらするのも鬱陶しそうなのでやめました。
やっぱし ギャグで受けてるのか(ここ重要)
chil○さん お互いもっとギャグを練りましょう!
しかし hellokinokoさんもちょっと古!!
あ・・・うひょー!より多用しているかも・・・。
何故「お互いに」練るのぉ〜
何故そこを切磋琢磨するのぉ〜!?山の技術とかじゃないのぉ?
きのっぴさんの昭和な小ボケが気になりだすとヤミツキになりますよ。フフフ
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