西黒尾根〜谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳〜茂倉新道
- GPS
- 09:13
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
●クルマ 土合駅駐車場(無料) ●電車:JR上越線/15:24土樽駅発〜15:31土合着(240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・西黒尾根の積雪は鉄塔付近からちらほら現れ、 登山道を完全に覆うのは標高1200m付近から。 ・茂倉新道は、標高1850m付近から雪が途切れ始めますが、 最後まで(登山口付近まで)、雪がついた箇所と地肌が見えるている箇所が 交互に現れます。 ・アイゼンは西黒尾根の標高1290m付近の傾斜がきつくなる前の平坦地で付け、 下りは茂倉新道の標高1830m付近で外しました。 ・ピッケルは使用しませんでした。 ●土合駅〜西黒尾根入口 土合駅から上越線の踏切を渡り、白毛門登山口、ロープウェイ乗り場を通過して、 登山指導センターへ至るまでは車道歩きとなります。 指導センターの先で車止めのゲートを越え、 ほどなく進むと西黒尾根登山口道標が立っています。 ●西黒尾根入口〜谷川岳(西黒尾根) 標高約800mの登山口から登り始めます。 高低差120mほど登った標高920m付近で鉄塔の下を通り、ここから尾根筋に乗ります。 西黒尾根は目印はほとんどありませんが、尾根筋を意識すれば問題ないでしょう。 標高1400m付近から尾根は痩せ始め、やがてクサリ地帯に突入します。 ラクダの背からラクダのコルまで下る付近から踏み抜きが多発し始めます。 コルから雪と岩のミックス地帯となり、岩の間をすり抜けたりしながら 標高をグングン上げていきます。 ザンゲ岩の北側を通過し、急斜面の雪壁を登りきると傾斜が緩み 肩の広場に出て天神尾根と合流します。ほどなくトマノ耳へと至ります。 ●谷川岳〜茂倉岳 東側には雪庇が張り出しているため、稜線の西寄りを進んでいきます。 オキノ耳との鞍部から一ノ倉岳までは高低差120mほどの登り返しとなり、 この付近は雪が付いていない箇所もありました。 一ノ倉岳は広い山頂でかまぼこ型の避難小屋も雪の下でした。 一ノ倉岳から進路を西に変え、北側の雪庇を気にしながら 緩やかな稜線を進むとほどなく茂倉岳へ。茂倉岳山頂付近は雪庇に注意。 ●茂倉岳〜土樽駅(茂倉新道) 茂倉新道は矢場ノ頭までは顕著な尾根筋です。 標高1850m付近までは快適に雪道を下れましたが、 それ以降は夏道と雪道が交互に続きます。 また、夏道の脇に雪が残っているところが多いのですが、雪の上を歩いた方がいいのか、 はたまた夏道を進んだ方がラクなのか迷うような感じのルートが続きます (なるべく雪の上を歩きたいのですが踏み抜きがコワい)。 矢場ノ頭を通過すると、雪がないところは木の根が露出して歩きにくい所が 結構ありました。依然として踏み抜きも多発。 登山口付近まで標高を下げると今度は粘土質で滑りやすいルートとなり、 最後までラクさせてくれず、茂倉岳新道は実際の時間よりも体感は長く感じました。 登山口まで下って林道を進むとやがて舗装された道へと変わり、 関越自動車道に沿って歩くと土樽駅へ至ります。 |
写真
感想
ここのところ仕事が忙しくて、なかなか山へ向かえず…。
土曜日はなんとか時間を捻出することができたので、
もう終盤ではありますが、今冬シーズン初の谷川山域へ行ってきました。
初の雪の西黒尾根と、こちらも初めて歩く茂倉新道を繋げるルートです。
まぁ、最近ちゃんと歩いてないしこんなところがちょうど良いのでしょう。
天気は予想していたよりも良く、久しぶりに仕事のことも一瞬忘れて、
爽快な時間を過ごせました。
茂倉新道で吹く風はムワッとしていて、虫に囲まれたりもして、
完全に夏山の様相でしたが…。
前回に行った爺が岳(東尾根)での激しすぎる下りの洗礼により、
心身ともに大打撃を受けてからというものの、
なかなか山に足が向きませんでした。
danyamaの仕事が忙しいのをいいことに、
このところの暖かな週末は、お花見だ、家具屋巡りだ、愛犬との時間だ…
と、山に関係ないことして、のんびり過ごしました。
でも、
なんでもそうですが、
ちょっと離れてみると、
恋しくなるもので。
そろそろ山の景色を眺めたいなぁ。
山の匂いを嗅ぎたいなぁ。
そんな今回向かったのは谷川岳・西黒尾根。
もう雪は大方消えていて、ごつごつした岩が出ているけど、
でも急斜面に残っている雪のせいで、アイゼンつけていたから、
非常に歩きにくかった。
でも、早めに崩れそうという天気も、
結局さいごまで持ってくれて、良すぎるくらいの天気でした。
ここの景色は晴れると最高すぎるくらい、最高。
とくに一ノ倉から茂倉岳への稜線は
ずっと歩いていたい感じです。
雪の上に、小さな虫がちょろちょろ飛んでいて、
春だねぇ〜、としみじみ。
かなり長い行程で、最後の下りは、
また爺が岳・東尾根の再来か?と思えるくらいひどいもんだったけど、
(あと少し長かったら、またスタミナ切れしていたかもしれないナ)
最後にごとごと電車に揺られて土樽駅から土合駅に戻るっていうコースも、
なんだか久しぶりで楽しく、
「あぁ、そろそろアイゼン磨かないとなぁ」とか、
すっかり「さよなら雪山」な気分で、
うららかな春の陽気を満喫したのでした。
(今回の嬉しかったこと)
登りで途中いっしょだったおじちゃんに、山頂で
「スタミナあるね〜!部活でもやってるの?」と言われたこと。
部活でもやってるの?…って、、私、大学生に見られた???
そう勝手に解釈して、いまも嬉しがって、喜び持続中です。
やっぱ山はいいなぁ〜♪
おしまい。
コメント
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danyamaさん、komemameさん、こんばんは♪
西黒から茂倉新道のプチ縦走お疲れ様でした。
私も同じルートを昨年の今頃歩きましたが、一ノ倉岳から茂倉岳の稜線歩きが最高に気持ちいいですよね
でも、短くってすぐ終わっちゃいますが
茂倉新道も矢場ノ頭を過ぎるあたりまでは良いのですが、樹林帯に入ると木の根っこ地獄でキツかったな〜なんて思い出してました。
その下はまた雪があって、シリセ天国でしたけど
今年は残雪期も短そうですね
残り少ない雪山楽しみたいです
vino_rossoさん
こんばんは〜
わわっ。た、たしかに!
トマの耳あたりから見えたときは、
はやくあそこ歩きたいっ!って心高鳴りましたが、
稜線歩き、ちょー短かったですっ
なんとも、あっけなく。。。
茂倉新道は、この日はすでにほとんど雪なくて、
踏み抜くわ、木の根っこでつるんと滑るわ、どろどろに足突っ込むわ・・・
私には、軽く修行でした。笑
とはいえ、私もこのルート好きになりました。天候に恵まれたからかな〜?
残り少ない雪山、あとどれくらい行けるでしょうか。
vino_rossoさんの春の雪山レコ、楽しみにしています〜
同じタイミングで肩の広場に出て、そのあと同じようなペースで歩いてました。
こんないいコースがあったんですね。ちゃんと下調べすればよかったです。
次回はこれで行こうと思います。
しかしいいペースで歩いてましたよね!
またどこかのお山でお会いできますように。
mototakeさん
はい、肩の広場からずっといっしょでしたね〜
一ノ倉からクライマックスでしたのに〜 (いじわるじゃないですよ )
次回ぜひとも行かれてください!
一ノ倉の手前でmototakeさんがごはんつくっていたの、
なんだろう〜?ってめちゃめちゃ気になっていたのですが、
鍋焼きだったんですね とってもおいしそうで羨ましかったです
またどこかの山で会えるといいですね!!!
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