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Yamareco

記録ID: 843021
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

大笠山、笈ヶ岳、三方岩岳

1994年05月01日(日) ~ 1994年05月04日(水)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
36.0km
登り
3,064m
下り
2,915m

コースタイム

1日目
山行
2:20
休憩
0:00
合計
2:20
13:40
140
西赤尾バス停
16:00
ブナオ峠
2日目
山行
3:30
休憩
0:00
合計
3:30
6:00
100
ブナオ峠
7:40
0:00
80
赤摩木古山
9:00
0:00
30
見越山
9:30
奈良岳
3日目
山行
9:30
休憩
1:05
合計
10:35
5:25
75
奈良岳
6:40
0:00
115
大笠山
8:35
0:00
95
笈ヶ岳
10:10
0:00
95
仙人窟岳
11:45
12:50
60
国見岳
13:50
0:00
130
三方岩岳
16:00
馬狩
4日目
山行
2:30
休憩
0:00
合計
2:30
7:30
150
馬狩
10:00
白川郷バス停
天候 雨のち晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR高岡からバスで西赤尾まで、帰りは馬狩から白川郷まで歩きバスの乗る
コース状況/
危険箇所等
春の縦走なので残雪を選んで歩く、大笠山から先は夏ルートはありません残雪を選んで縦走です。
1.ブナオ峠の登山口に到着、ここから登ります。
2016年04月10日 13:25撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:25
1.ブナオ峠の登山口に到着、ここから登ります。
2.越中は雪が深い、まだ冬です。
2016年04月10日 13:25撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:25
2.越中は雪が深い、まだ冬です。
3.大門山と赤摩木古山の分岐に到着。日の当たるところには雪がないです。
2016年04月10日 13:42撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:42
3.大門山と赤摩木古山の分岐に到着。日の当たるところには雪がないです。
4.大量の雪に押し倒されてました。
2016年04月10日 13:42撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:42
4.大量の雪に押し倒されてました。
5.見越山到着、登り始めてずーとガスの中を歩いています。
2016年04月10日 13:41撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:41
5.見越山到着、登り始めてずーとガスの中を歩いています。
6.奈良岳に到着、頂上の雪は無いですが尾根には残雪が続いてました。
2016年04月10日 13:16撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:16
6.奈良岳に到着、頂上の雪は無いですが尾根には残雪が続いてました。
7.手前の雪洞が今日の泊り、その向こうにあとから登ってきたパーティーのテント。
2016年04月06日 16:39撮影
1
4/6 16:39
7.手前の雪洞が今日の泊り、その向こうにあとから登ってきたパーティーのテント。
8.午後ガスが切れたら南の鞍部にテントが幾つか見えた。午前中のガスがあるときに下ったのは東(左)の藪に突っ込んだようです。
2016年04月10日 13:17撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:17
8.午後ガスが切れたら南の鞍部にテントが幾つか見えた。午前中のガスがあるときに下ったのは東(左)の藪に突っ込んだようです。
9.時間があったので快適な雪洞が作れました。
2016年04月10日 13:18撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:18
9.時間があったので快適な雪洞が作れました。
11.大笠山が美しい。
2016年04月10日 13:18撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:18
11.大笠山が美しい。
12.振り返っても山と山。
2016年04月10日 13:19撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:19
12.振り返っても山と山。
13.周りは山の中、どこを切り取っても山だけ。
2016年04月10日 13:20撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:20
13.周りは山の中、どこを切り取っても山だけ。
14.大笠山到着、地元の登山者にとってもらう。
2016年04月10日 13:21撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:21
14.大笠山到着、地元の登山者にとってもらう。
15.笈ヶ岳が待ってます。
2016年04月10日 13:21撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:21
15.笈ヶ岳が待ってます。
15.笈ヶ岳から大笠山を振り返る、よくここまで来ました。
2016年04月10日 13:21撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:21
15.笈ヶ岳から大笠山を振り返る、よくここまで来ました。
16.頂上には誰もいませんでした。幸せ。
2016年04月10日 13:22撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:22
16.頂上には誰もいませんでした。幸せ。
17.頂上から南方を見ると遠くに三方岩岳が藍色に見えます。
2016年04月10日 13:23撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:23
17.頂上から南方を見ると遠くに三方岩岳が藍色に見えます。
18.冬瓜山方面との分岐です、中宮から登ってくるパーティーと会いました。
2016年04月10日 13:23撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:23
18.冬瓜山方面との分岐です、中宮から登ってくるパーティーと会いました。
19.遠くに三方岩岳が見えます、これから歩いていきます、まだ遠いです。
2016年04月10日 13:27撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:27
19.遠くに三方岩岳が見えます、これから歩いていきます、まだ遠いです。
20.笈ヶ岳を振り返る。
2016年04月10日 13:24撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:24
20.笈ヶ岳を振り返る。
21.笈ヶ岳と大笠山がきれいです。
2016年04月10日 13:28撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:28
21.笈ヶ岳と大笠山がきれいです。
22.この辺りの稜線はきれいな残雪が残ってます。
2016年04月10日 13:30撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:30
22.この辺りの稜線はきれいな残雪が残ってます。
23.三方岩岳が近づいて来た。
2016年04月10日 13:30撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:30
23.三方岩岳が近づいて来た。
24.雪の割れているところを乗り越えていきます。
2016年04月10日 13:30撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:30
24.雪の割れているところを乗り越えていきます。
25.雪の残り方は春です。
2016年04月10日 13:31撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:31
25.雪の残り方は春です。
26.ずいぶん歩いてきたような感じ。
2016年04月10日 13:31撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:31
26.ずいぶん歩いてきたような感じ。
27.庭園のような尾根の風景。
2016年04月10日 13:32撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:32
27.庭園のような尾根の風景。
28.ゆったりとしたアップダウン、照り返しがきつくて暑い。
2016年04月10日 13:32撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:32
28.ゆったりとしたアップダウン、照り返しがきつくて暑い。
29.目の前に三方岩岳の岩峰がそこに。
2016年04月10日 13:34撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:34
29.目の前に三方岩岳の岩峰がそこに。
30.頂上到着。
2016年04月10日 13:35撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:35
30.頂上到着。
31.今日歩いてきた峰々が霞んできた、よく歩いて来たもんだ。
2016年04月10日 13:36撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:36
31.今日歩いてきた峰々が霞んできた、よく歩いて来たもんだ。
32.白山主峰もまだまだ雪が残ってる。
2016年04月10日 13:36撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:36
32.白山主峰もまだまだ雪が残ってる。
33.縦走も最後です、下りの尾根から北方稜線を眺めます。
2016年04月10日 13:36撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
4/10 13:36
33.縦走も最後です、下りの尾根から北方稜線を眺めます。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ロールペーパー 保険証 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

(この記録は白山大好き時代のメモを2016年自分用に転記しました)  ブナオ峠はまだ雪に埋まっている。峠を吹き抜ける冷たい風と霧の中に立っていると、延々西赤尾から登ってきた汗ばんだ体も冷え、少し寒くなってきた。寒気団の影響で山の中は雨とガスが出やすい気圧配置になっている様である。峠から大門山に向かう登り口に「大門山」の道標が雪の上に顔を出していた。もう少し上ってからテントを張ろうと思いながらしばらく休んでいると冷たい雨が降ってきた。峠の少し手前に小屋があった、こんな時には雨を避けられる屋根付きは魅力的である。今日はこの小屋で寝ることにしよう。その夜は小屋には下梨猿ヶ山を越えてきた一人と西赤をから林道を登ってきた二人、そして私の四人が一緒になった。猿ヶ山を越えてきた人は昨日も稜線にガスが出てブナオ峠へ下るルートで迷いここまで来るのに時間がかかったと言っていた。その夜は今まで歩いてきた各地の山々の話に花が咲いた。次の朝、外が少し明るくなってきた頃、窓から外をうかがうとまだ峠の周辺にガスは残っているものの雨は降っていないようだ。急いで食事を済ませ六時に小屋を出る。峠から少し登ったところで食事中のカモシカに出会う、驚きもせず悠々とこちらを見ている。昨日も西赤尾から林道を歩いているときにカモシカにあった。話が出来たら山でどんな生活をしているのか聞くことが出来るのにと勝手な想像をしながら眺めていた。風が吹けばすぐ弱音をはきそうになり、風雪の中の前進は悲壮感でいっぱい、野営をすれば熊は出ぬかと神経を研ぎ澄まし、山頂に立てば独り歓喜する。せいぜい数日分の食料を背負って山に入るのが精いっぱいの自分に比べるとカモシカは風格にある山の哲学者であり修験者でもあるように見える。尾根筋は大量の残雪が藪を覆っているが、日当たりのいいところは夏道が出ているところもある。大門山と赤摩木古山の分岐まで登ってきた、ガスの中にポツンと道標が風に吹かれて立っているだけである。すぐ北には大門山が見えるはずだが展望は全くない。ここからコースは南に向きを変える。赤摩木古山の山頂は真っ白である。西寄りに向きを変え見越山に向かう、奈良岳の登りもずっとガスの中であった。奈良岳の山頂から南方に見えるはずの大笠山方面は、谷に向かって急峻な雪の斜面となって濃いガスの中に消えている。ここは地形のせいか西から濃いガスと共に強い風が吹き抜けている。地図と磁石で方向を確認し南斜面を下ってみたがブッシュに突っ込んでしまい東側が急傾斜で谷に落ち、前方は雪のブロックが大きな口をあけている所に出た。初めて歩くルートであり、とりあえず頂上に戻りガスが切れるのを待つことにした。昼前には雨がぱらぱら降ってきたので、待っている間に雪洞を掘る。2時間以上かかってしっかり作ったので二人ぐらいは寝ることが出来る立派な雪洞になった。一五時を過ぎたころから、風があたりのガスを吹き飛ばしガスの切れ目から大笠山に向かう尾根の確認が出来るようになった。ここから大笠山へ入る尾根は、少し南斜面を下った鞍部で二重尾根に入り西側の尾根に取付くのがルートのようである。鞍部の2重尾根の間にはテントが幾つか見えた。奈良岳頂上には後から到着した二人のパーテーが私の雪洞から少し東にテントを張った。今からでも少しぐらい先に進めそうに思えたが、雪洞の出来栄えがよかったので、このまま使わないのはもったいない。今日はここに泊まることにしよう。雪洞の前に積んだ雪のブロックに強くなった南西の風があたる。気温が上昇してきたのか寒さは和らいできた、風がこんなにも早く雪を解かすのか驚くほどの速さでブロックのつなぎ目に穴が大きくなっていく。穴の開いたブロックの補修をし、一七時すぎには雪洞の入り口を塞ぐ。白い雪の壁に囲まれた中で食事を済ませ寝袋に入ると音が全くしない静かな白い空間にもどる。ロウソクの明かりの中で天井のスコップの後を眺めていると頭の中をいろいろなことが駆け巡る。雪洞には思い出が多い。昭和43年十一月の末、金沢の友人と一ノ瀬から御前ヶ峰を経て青柳新道を白峰に下った。この時が初めて登った白山であった。その年の暮れ、再び同じルートを歩こうと12月二十九日に金沢から一ノ瀬に入った。その日は別当に泊まり三十日は何とか甚ノ助小屋に入ることが出来た。三十一日、小屋を出て山頂に向かう途中、尾根に出ると地吹雪でホアイトアウトの状態の中、弥陀ヶ原の手前で雪洞を掘った。翌年一日も風雪が強かったが室堂まで入ろうと歩き出したが風雪とホアイトアウトで弥陀ヶ原から水屋尻雪渓上部でルートを見失い猛吹雪の中を彷徨した。その間、二日間は二人座ってやっと入れる程の小さなたこつぼ型の雪洞で過ごした、その雪洞が自分の身体を寒気から身を守ってくれた。二日の午後小屋を発見したが、全く動けなかった。その後10日以上続いた吹雪もようやく収まった一月十日、越冬していた福井県の単独行者の援助で下山することが出来た。それ以来雪洞を積極的に利用するようになった、そしてすこしずつ白山周辺の山域に足を踏み入れてきた。白山北方稜線上で三方岩岳までは歩いていたのだが、さらに北に続く主稜をどうしても歩いてみたいと思ってきた。風の音で目を覚ますと雪洞の入り口の穴から月が見えた、そのまま夜明けを待つ。辺りがほのかに明るくなってくる頃朝食を済ませ外に飛び出す。遠方は少し霞んでいるが目の前に大笠山か飛び込んできた。早朝は雪面も固く警戒に足が進む。このあたりの稜線は北側より東または南東斜面に残雪が多い、冬季の季節風による積雪量の違いが残雪量の差になっているのだろうか。大笠山の山頂で地元の登山者に出会う。奈良岳から見た鞍部にテントを張っていた人であった。登頂記念に写真を撮ってもらい別れる。ここから笈ヶ岳へ行くには一旦南に鞍部まで下る。笈ヶ岳の東面の壁は境川源流に落ち込んでいる。笈ヶ岳までの登りは急峻だ、残雪の切れた3ヶ所ほどのブッシュ帯の中をくぐり抜け宝剣岳・錫杖岳のピークを越え憧れの主峰笈ヶ岳に続く最後の雪渓を登る。頂上からの眺望は雄大だ。白山以北の主脈で最高峰また加賀・飛騨・越前の三国境でもある、目の届く限り山また山、先ほど越えてきた大笠山は左右に翼を広げ山名通り傘を開いたように尾根が伸び、ガスの中を歩いてきた赤摩木古山・見越山も遠望で来た。これから目指す三方岩岳もはるか南方にあるが山頂の岩壁が遒と巻のように見えている。いつまでも感激している時間はない、先に進む。冬瓜山との分岐で中宮から登ってきた登山者と出会う。振り返ると大笠山とピラミッドのような笈ヶ岳が、秀麗な山容を誇っているように見えた。今朝遥彼方にあった三方岩岳の黒い岩壁も幾分はっきりと視界に入ってきた、天気がいいので雪の照り返しで暑い、半袖になって歩く。国見山から瓢簟山のだだっ広い山頂部を越える、庭園のようなこのあたりの尾根はガスでも出るとたちまち方向を見失う地形だ。稜線からは蛇谷を挟んで辺りの山々を圧倒する巨大な白山がそびえ山頂は空につながっている。もう三方岩岳は目前である、岩壁に囲まれた山頂は遠くからでもはっきりとそれと分かったが近づいて見上げる三方岩岳は高度感もあり急傾斜の残雪の上にそびえる岩峰は何とも美しい。一時間ほど大休止、午前中天気に恵まれたおかげでずいぶん気持ちよく歩くことが出来た。コンロで湯を沸かしラーメンを食べ、うんと甘い紅茶を飲む。いよいよ最後の登りにかかる、午後の登りはつらいが食事の後はまた力が湧いてくるものだ。三方岩岳の山頂は北側の岩峰にある、山頂からは笈ヶ岳と大笠山が遠く霞んで見える。長い間夢であった笈ヶ岳とさらに三方岩岳まで続く雪の稜線を歩くことが出来た。あらためて三日間歩いた道のりを振り返ると感無量である。去りがたい思いの山頂を後にして、岩峰を取り巻く残雪をトラバースし夏ルートに出る。感慨に浸りながら以前下った馬狩りまでの尾根を思い出しながら歩く。野谷荘司山の急斜面の谷に張り付いていた残雪がバランスを崩しあたりの土砂もろともそこ雪崩となって谷底に落下していくのがゴーという音とともに目に入ってきた。何とすさまじい自然の一面に触れた、気を引き締めて歩く。どこでテントを張ろうかと考えながら下っているうちに馬狩りに着いた。今日は林道脇の広場で泊まる。再び天気が崩れ風が出てきた。一晩中ゴーゴーと風が杉林の中を駆け抜けていた。

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