記録ID: 85034
全員に公開
ハイキング
奥武蔵
高水三山(岩茸石山)〜棒ノ嶺〜白谷沢・縦走
2010年10月31日(日) [日帰り]
- GPS
- 05:11
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 958m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
御嶽駅7:29-惣岳山8:51-岩茸石山9:20(休憩)-黒山10:50-棒ノ嶺11:20(食事)-岩茸石12:00-石谷沢登山口13:17-さわらびの湯13:40(入浴)
-さわらびの湯バス停14:58(飯能行)-東飯能駅前下車(15:35)
※次のJR八高線上り(休日)は16:15で東飯能駅で40分足止め(注意!)
-さわらびの湯バス停14:58(飯能行)-東飯能駅前下車(15:35)
※次のJR八高線上り(休日)は16:15で東飯能駅で40分足止め(注意!)
天候 | 登山口:曇り、岩茸石山:曇り、棒ノ嶺山頂〜麓:小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※横浜からの例では一番早くて御嶽駅7:29着です。 復路:さわらびの湯バス停(790)〜40分〜東飯能駅(JR八高線の場合下車)〜飯能駅(西武秩父線) ※最終便は休日でPM5時代まであります。 御嶽駅から沢井方面に下り、すぐの線路踏み切りを山側に渡り、 慈恵寺境内に入って左側奥に登山道入口がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【概要】 今回のコースは、御嶽駅から惣岳山〜岩茸石山〜黒山〜棒ノ嶺(棒の折山)〜白谷沢(沢下り)を縦走し「さわらびの湯」をゴールとする半日コースです。 高水三山〜棒ノ嶺はメジャーコースで道もはっきりしており初心者でも問題ありません。但し白谷沢のゴルジェの通過だけは沢下りになるので要注意です。 【状況】 御嶽駅から沢井方面に下り、すぐの線路踏み切りを山側に渡り、 慈恵寺境内に入って左側奥に登山道入口がある。登山ポストは不明。 登山口から暫くは急勾配の山道を登ります。やがてなだらかな林道となり楽に歩けます。 道を進むと、先ず「しめつりの御神木」と云う御幣が掛けられた2本の木が現れるので、それをくぐって中の道を進みます。 向かって左斜面にも巻き道があるので誤らぬよう注意して下さい。(不明です) 次に遠見の山桜という記念樹があり、過去に皇太子様が訪れた際のお休みどころがあります。 さらに先に進むともうひとつ御神木があり、同じようにこれをくぐって進みます。逆方向は巻き道となり高水山への巻道ともなります。これを登ればすぐに惣岳山に出ます。 山頂は眺望はありませんが休憩できるベンチがあります。 惣岳山からは急な岩場になりスベルので要注意です。このためか「井戸窪」まで戻って穏やかな巻き道を利用するルートが設けてあります。 道は途中、岩茸石山と高水山を右手に見ながらなだらかな進み、岩茸石山へ出ます。山頂は北側が開け、奥武蔵の山々が眼前に現れます。 今回のコースは他の高水三山へは行かず、棒ノ嶺方面へ進みます。 先ず黒山を目指します。岩茸石山山頂からはアップダウンがありますが難なく進むと 権次入峠(ゴンジリ)の分岐点に出ます。これを登ると棒ノ嶺、下ると白谷沢へ向かいます。 棒ノ嶺までは歩きにくい丸太の階段の道となります。皆さん丸太を避けて歩いてました。 山頂は広く屋根のあるベンチや休憩所があります。 ここ一帯では一番の標高となるため、関東一円の眺望が見れ、本来なら武甲山〜筑波山の範囲内の景色が見えるはずです。(今回は雨とガスで真っ白!) 名栗湖方面へ向かう道は白谷沢と滝の平尾根の2ルートがある。尾根は晴れていれば景観があるらしい。 今回は白谷沢を下ります。棒ノ嶺から丸太の階段道(平成23年2月迄工事中)を下ると、すぐに巨大な岩茸石が現れます。 これを、左に降りれば白谷沢、後方は回れば尾根道となります。途中林道を渡って、白谷沢へ下ります。 下りでは、白孔雀の滝までは、なだらかな渓谷沿いの道を下ります。白孔雀滝からは様相が一変します。高いゴルジュでくさりば有り、飛び石を伝って川を数回渡ります。 流れの早い渓流の沢下りとなるので要注意です。3つのゴルジュを越え、道が安定するとすぐに登山口へ出ます。 そこからダムを渡りきって約20分歩くと「さわらびの湯」バス停に着くので、 時刻を確認し、さらに5分歩くと「さわらびの湯」に到着です。 1時間\800で時間制なので注意して下さい。「さわらびの湯」はウッド造りの建物の天然温泉で、内風呂1、露天風呂1,ミストサウナ1でこじんまりとした設備ですが、清潔感があり、滝の平の山を眺めながらの気持ちが良い温泉です。外観からは想像できないほど中は広く、休憩所も2箇所有り地元名産品や軽い食事も出来、バスの時間まで暇をつぶせます。 ちなみに、この時のお客さんは、半分以上が山で会った人達でした。このコースのセットになっているみたいです。 また、バス停まで徒歩5分以上あるので注意です。 【注意点】 危険箇所は、白谷沢のゴルジュ帯の沢下り以外はありません。 白谷沢は写真を見れば分かる通り、渓流沿いの道を歩きますが、ゴルジュでは沢の中を歩行します。何箇所かクサリ場もあり、下りの方が足場がしっかり確保できない分危険です。沢下りの経験ない人は安易に考えて入ると面食らうと思います。ゴルジュは、白孔雀の滝、天狗の滝、藤懸の滝の3箇所あり緊張感が味わえます。それ以外は普通の渓流沿いの道で登りも下りも問題ありません。 但し水量が多い場合、足首まで水につかるります。またルート内の沢では深さは無いと思われるが、流れが速く足をとられやすく、転倒しても不思議はありません。また、丸太の渡り橋は滑るので要注意です。 【ルート補足】 今回、ルートデータはGPS携帯で取得したログをそのまま使用しています。 軌道のSTART地点が惣岳山からになっているのは操作ミスだと思います。御嶽駅からの軌跡が欠落しました。 白谷沢ではGPS通信不能でログが取れていません。またダムの付近など直線の部分がGPS通信不能な地帯です。それ以外は、割と関東の山の中では受信状態が良かったと思います。GPS電波とは関係ありませんが、各山頂では電話も圏内でした。 また、惣岳山と岩茸石のルート付近がギザギザになっているのは、道を間違えて引き返したためで当時の状況が良く分かります。 今後は外部アンテナを取り付け精度を上げたいと思います。 【データ(GPS)】 移動距離: 13.5KM (+ 0.5K補正) 移動時間: 5:11:45 (+ 0.5H補正) 平均速度: 2.6KM/H 【個人データ(歩数計)】 歩数:31,613歩(22.12KM) ※自宅からの歩数 消費カロリ:1,156KCL 脂肪燃焼量:68.3G |
写真
感想
今回、岩茸石山まではすれ違った人数は、下山者1、登山者1の2名のみ、棒ノ嶺付近では30名以上、山頂は雨のため、屋根付きの休憩所が5名くらいのパーティ(食事中)に占領されており、ゆっくり休めなかった。白谷沢では雨でも10名以上とすれ違った。
高水三山に比べ、白谷沢〜棒の嶺の人気度が感じられました。
それにしても今回の白谷沢は雑誌やネットで見て想像していたよりも水の量が多く、流れも早かったように感じました。台風の翌日だからでしょうね。岩も根もツルツルで非常に危険でした。山道も荒れてました。
今回、台風一過を期待したが、岩茸石山までは小雨まじりの天候で棒ノ嶺からは本降りとなり大きくはずれた。今回の心残りとしては、棒ノ嶺山頂からの展望が望めなかったことです。
次回のリベンジは夏場に白谷沢の沢登りコースとしたいと思うが、棒ノ嶺だけを考えた場合、小沢峠ルートや奥茶屋ルートが短距離で、日向沢ノ峰なども日帰り縦走可能範囲になるなどバリエーションがあるので、いろいろ検討してみたいと思う。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1620人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する