ヤシオ尾根〜国見岳〜御在所岳(下山はRW利用)
- GPS
- 06:54
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 993m
- 下り
- 210m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:52
天候 | 曇り(霧)のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
有料駐車場(普通車、終日1000円)を利用しました。 地図上の直下に蒼滝駐車場(トイレ完備で無料)がありますが、ここから裏道へは工事中のため直接行けません。また、ロープウェイの湯の山温泉駅への階段も工事中のため通行できません。裏道登山口は”滝登り”をすれば、ほんの数百メートルですが、現時点で蒼滝駐車場を利用しての裏道登山口からの山行はロスが多すぎます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ駅から裏道登山口までは石段を交えた遊歩道(蒼滝への分岐まで)ですが、最後にR477に架かる橋の下を潜り、国道まで上がる道が不明瞭です。薄い踏み跡を辿って登りましたが、別のルートもありそうでした。 R477の橋とトンネルの間にコンクリート舗装の坂道があり(チェーンで規制されて一般車は進入不可)、災害復旧工事の時期に設けられた迂回路入口に登山ポストがありました。(用紙・筆記具あり) 迂回路も現役の登山道で多くの方が迂回路を選択されていましたが、私たちは河原に設置された車道を通り砂防堰堤の開口部を通るルートを選びました。迂回路とは”七の渡し”で合流します。 藤内小屋から裏道と分れ、一本橋を渡って国見尾根との分岐を見送ると、川の右岸を進み、岳不動(行き止まり)との分岐を徒渉します。そこは”三岳(嶽)寺”の遺構で、石段を登ると本格的な登山道のスタートです。 取っ掛かりは急登で滑りやすいルートです。その後もヤシオ尾根へ続く支尾根に取り付くまでは、急登の連続です。途中に腰越峠・ハライド方面への分岐があり、そこは左がヤシオ尾根方向です。その先にトラロープが設置されたトラバースもありますが、トラロープに頼らずに十分歩ける程度です。 県境稜線の国見岳までのルートはU字溝のようなザレたルートに悩まされます。国見岳から国見峠までは、国見岳直下の崩壊地通過だけ注意が必要でした。 国見峠から御在所岳は、最短となるガレ・ザレの直登ルートを選びました。国見峠から西へ進み(下り)、数十メートル先に薄い踏み後を見つけて登りはじめました(標識の類はありません)。地形図では”崖”の表示のある部分です。このルートにはマーキングはありませんが、上を目指せばスキー場のゲレンデに辿り着きます。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉は、アクアイグニス(600円、モンベルカード提示で500円、タオルももらえます) https://aquaignis.jp/ 「タオル要らないから、二人とも500円にしてもらえませんか?」と云ってみましたが、笑いながら却下されました。 |
写真
感想
二週連続でヤシオ尾根のアカヤシオ偵察行です。
今回は、朝明駐車場からではなく裏道から藤内小屋を経てヤシオ尾根に南側から取り付くルートを選びました。
R477の料金所跡駐車場(無料)やR477沿いの駐車スペースを考えもしましたが、御在所登山客の多い時期なので、スタートの遅い私たちにはまず無理と考え、ロープウェイの有料駐車場(1000円)を躊躇なく選びました。
蒼滝駐車場(無料)も候補に挙げていましたが、工事中で裏道登山口まで大回りしなければならないことが判明し、脱落しました。
御在所ロープウェイの駐車場なら、最悪、下山をロープウェイ利用とした場合、もっとも歩く距離が少ないという思いもありました。私はエスケープルートと考えていましたが、御在所岳到着時点で嫁はんの頭の中にはロープウェイ利用しかなかったようでした。
私自身、御在所岳は駐車難というイメージがあり、以前は東名阪道の御在所SAで車中泊してR477沿いの駐車スペースを確保するなどしていましたが、私たちと同じように早いスタートが苦手な向きには、お勧めのロープウェイ駐車場利用だと思います。
さて、ロープウェイの湯の山温泉駅から裏道登山口まで、初めて歩きます。地図上では、すぐそこのように見えますが、実は下って登り返すルートとなっています。そして、現在は蒼滝へもこのルートでしか行くことが出来ません。
蒼滝への分岐を過ぎて、R477に架かる橋の下を潜り、裏道登山口までの登りが踏み後が薄く、今回のルートの中で一番悩んだところかも知れません。結局のところ上を目指して行けば辿り着けるのですが、ルートファインディングに慣れていない方にどのように説明すれば良いかを考えながら進みました。
もう一つ、初めて辿ったルートが国見峠から御在所岳へのショートカットルートです。こちらも地形図上では明瞭に見えますが、実は取っ掛かりが微妙でした。
国見岳から見るこのルートはガレていてよく目立ちますが、国見峠から西へ向かって下り、途中で左折して登るということはわかるのですが、そのポイントがどこかというと、指導標の類はまったくありません。
よく見ると徒渉(流れを跨ぐ程度)の先に薄い踏み跡がありました。メインルートは流れに沿っています。この踏み跡さえ見逃さなければ、後はガレとザレの崩壊地のようなところを上へ詰めるだけです。
このルートに入ってすぐの岩場にソロの女性が地図を見ながら佇んでいました。その傍を通るルートを選んだので挨拶すると、「どちらから来られました?」と聞かれました。「国見岳から下りてきました。」と伝えると、「行き過ぎてしまった。」と云っておられます。
「どちら方面へ行かれますか?」と尋ねると、「国見岳」との返事でした。
ストックで指し示しながら、「そこが国見峠です。」と教えて差し上げましたが、どこから現地点まで来られたかは不明です。
さて、このガレ場を乗り越えてスキー場のゲレンデまで辿り着いた後は、嫁はんの方が元気で、鹿糞を避けながら先行して行きました。その心は・・・、下山はロープウェイと決めていたので最後の力を使い果たしても大丈夫との思いがあったようです。
観光用の一等三角点でセルフタイマーで記念撮影し、最高点へ回り、昨年の正月にスノーシューで歩いたルートをロープウェイ山上公園駅まで歩くという、将に観光客ルートでした。
ロープウェイは往復ならJAF割引が利きますが、片道には適用ありません。
1240円×2を支払っての下山となりました。
肝心のアカヤシオは・・・
GWが盛りのように感じました。県境稜線から見る国見岳の山腹がピンクに染まるにはもう少し時間がかかりそうでした。
コメント
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ごきげんよう(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
あぶさんとこも朝ダメですか〜(-。-
ハイシーズンに中道の駐車場置こうと思ったら
車中泊するほど遠くないので
家をでるのが4時前ぐらいになり
御化粧や準備も含めると2時には起きていなければならず
結局一睡もできなくなってしまいます(T ^ T)
とにかくきのこ岩あたりから
ピンク国見を見上げたく、
それにはどのルートも私にとっては
過酷で苦行なのです。
まだあきらめてないけど
アカヤシオはもう2回みてるからどうしましょう・・・(。-`ω´-)ンー
今回ロープウェー使われましたけど
使ってなかったら往復14キロってことでしょ?
私は絶対無理無理(´+ω+`)
でも今回あぶさんたちが使った金額で
あれが買えるこれが買える、と思うと
やっぱり歩いちゃうかな(ーー;)
貧乏ロープウェーなし、です(T ^ T)
チャメゴンさん、どうもです。
abukataは、ジジイですから早寝早起きです。
4時台には起きて、”Oha!4”(おはよん)見てます。中田有紀(なかだあき)さんが降板してからは惰性ですが・・・
4月以降は、5時26分から”あさチャン!”で井田寛子さんのお天気が日課です。
なので・・・、早出はまったく苦になりませんが、如何せん嫁はんが・・・
まず4時台の起床は基本拒否です。
起きてくれたとしても、起きてから家を出るまでのルーティンワークが半端じゃありません。
結局、私は4時台に起きても、出発は早くて5時半、遅ければ7時になってしまいます。
それに輪を掛けて、登山口までに3回のトイレ。
>使ってなかったら往復14キロってことでしょ?
いえいえ、私の予定では中道(地蔵岩のあるとこ)使って下山でしたので、10Kmってとこでしょうか?
チャメさんなら、大丈夫ですよ。
それでは、また。
abukata
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