丹波川 火打石谷〜熊倉尾根/シュガーの山遊記
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,037m
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3:25自宅 4:00相模原 7:28余慶橋 7:32小常木谷出合 7:45火打石谷出合 12:06まぼろしの大滝 12:10 40m大滝 12:25〜40滝上昼食 13:01分岐右 13:31遡行打切り 13:46支尾根に上がる 14:18熊倉山 14:20熊倉尾根 15:52 1106m 16:37余慶橋
先週玄倉でヒルに食われたので、ヒルのいない奥多摩に出掛ける。当初小常木谷の予定でトポ図、地形図を準備。塩山のコンビニで昼飯を調達時、午後から雨になりそうなので、急遽手前の火打石谷に変更。スマホで情報を頭に入れ向かう。結局、頭に残ったのは幻の大滝70mと本流40m大滝。熊倉山に詰め熊倉尾根で戻ることだけだった。
余慶橋に駐車、丹波川に下りる。水量が多く腿まで浸かる。小常木谷出合のゴルジュは迫力がある。直ぐに火打石谷出合に着く。小滝を越えていくがどれも釜が深く股まで浸かる。ヒエー!二段の大岩の滝は左の倒木の下を潜って越える。倒木7m滝はシャワーになるので、カッパを着て滝裏から回り込み、右ルンゼの残置ロープを掴んで越える。釜の深い7mは右から巻く。凄えー!正面に絶壁で囲まれた12m滝とルンゼが現れる!どこを登るんだ?滝右の岩壁上部の木にトラロープが見える。倒木の掛かる右のルンゼを登るようだ。ルンゼを登ると倒木に残置ハーケン、中間リッジに移って登る。木に巻かれたトラロープは使わずロープを出して下降。やー厳しかったね!滝上で休憩を入れる。
滑の後8mは釜が深く胸まで浸かりそう。今日は曇って濡れた尻から下がまだ冷たい。なので、釜を避け右横のクラック。ポリスさん岩が硬くハーケンが効かず苦戦、何とかナッツを打ち込み、落ち葉を払って登る。オイラが続く。ナッツ残置でスリング回収、さくっと登る。滑の連漠帯だ!きれいだね!調子に乗って滑を歩くと苔で滑り、背中まで濡れる。ヒエー!冷て〜!インゼルの長いゴーロ帯が終わると滝が現れる。5m3本を超える。4m+12mは右段丘から巻く。続く5m、6mもシャワーなので右から巻き、木の根を掴んで斜面を登ってトラバース。木の間から70mのまぼろしの大滝が見える。スゲー!丹沢にはない大滝だね〜!そのままトラバースをすると本谷の40m大滝だ!どっちも迫力あるね〜!見に来たかいがあるね!そのまま巻き上がって滝上に降りる。
滝上で昼食。さっきから雨がポツポツ落ちてきている。難場は終わったので良いが、早く沢を詰めたい。高度計の調子が悪く高度が特定できない。ゴーロ帯を進むと右に岩壁が現れる。二俣が現れ右に入る。ガレ沢を登っていくが長いね〜。水も涸れず、稜線がなかなか見えない。倒木で埋まる沢を登っていくと岩壁に阻まれる。ヤバイ!ルンゼが二本、いずれも厳しそう!一段登ると三本目の右ルンゼが現れ、土斜面で尾根が見える!ここが正解だ!楽勝で枝尾根に上がる。後は辛抱で登っていくがなかなか着かない。岩尾根を登って枝尾根のピークに上がった。右に移動して登山道に合流、熊倉山山頂に到達。お疲れさん!標高1624m。塔ノ岳より100m以上高い。どおりでバテたわけだよ。これで17時までには下りれそう。
雨も本降り、熊倉尾根の様子がわからないが最短ルートで降りる。東京都の境界杭が打たれ、赤テもある。有難いね〜!急尾根でドンドン下りる。右下が切れ落ちた細尾根が数ヶ所あり要注意。1106m分岐で左に降りる。最後の分岐で右に下りていくと火打石谷出合が見えてきた。まずい!川の渡渉で濡れてしまう。ヒーヒー言いながら戻って、左に下りていくと 余慶橋に到着。15分のロスであったが、17時前に無事帰還した。いやー長くて厳しい沢だったね〜。滑あり〜の、滝の登攀あり〜の、大滝の厳しい巻きあり〜の全ての要素が詰まった良い沢だったね〜。でも次回からはトポ図、地形図無しはやめましょうぜ! え?言い出しっぺは自分か!
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