【夏山スタートは海外で】マレーシア最高峰 キナバル山（4,095m）

2016年05月09日(月) ~ 2016年05月10日(火)

• GPS: 24:57
• 距離: 15.1km
• 登り: 2,842m
• 下り: 2,842m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:16

10:15 Timpohon Gate
13:15 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
13:50 Paka Shelter(5.5km Post)
14:16 WARAS HUT
14:31 Laban Rata

2日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:42

1:30 Laban Rata
2:02 ヴィアフェラータ 終点
2:49 Sayat-Sayat Hut
3:47 3:49 8.0 km Post
4:53 Mount Kinabalu(Low's Peak)
5:23 5:25 8.0 km Post
5:59 Sayat-Sayat Hut
6:26 ヴィアフェラータ 終点
6:56 8:00 Laban Rata
10:06 Lowii Shelter
11:00 Kandis Shelter(1.0 km Post)
11:05 Timpohon Gate
11:12 ゴール地点

ログは手書きです。従来までの登山ルートが一部変更されて、登山口から山小屋まで6km＋山頂まで3km＝片道約9kmの道のりです。

天候

ずっと晴れ、高温多湿。下界の気温は35℃、山頂は5℃。

アクセス

利用交通機関：

飛行機

北海道からコタキナバルまでは飛行機を何度か乗り継ぎます。
コタキナバル市街から、登山口のあるキナバル国立公園までは車で2時間ほどです。

コース状況／危険箇所等

キナバル山は、2015年6月5日に地震が起こり、日本人を含む18名の方が亡くなりました。地震による影響で、登山道の一部が崩落したため、地震後は閉鎖されていましたが、再整備され2015年12月より、一部ルートを変更し、再開しています。

山小屋のある6km地点までは樹林帯で、1km毎に休憩スペースとトイレがあり、よく整備されています。階段も多く、登り一本調子のタフなコースですが、危険個所は特にありません。2日目の方が行程が長いので、下山時はストックがあると膝への負担が軽減されると思います。
山小屋から山頂までの3kmは階段の後、岩稜帯が続きます。ヘッドライトを頼りに歩くので、転倒や滑落に注意が必要です。
乾季で天気が安定しているこの時期は、北海道の気候でいうと、8月の一番暑い時期の山小屋泊を想定すればいいと思います。山頂付近の気温は低いですが、フリース＋レインウェアで寒さ対策に関しては問題なかったです。山頂までずっと半袖シャツの人もいたし、モコモコのダウンを着込んだ人もいました。

その他周辺情報

■全行程
5月7日（土）旭川発→羽田（空港移動）成田→クアラルンプール
5月8日（日）クアラルンプール→コタキナバル着（午前）コタキナバル泊
5月9日（月）キナバル登山　ラバンラタ小屋泊
5月10日（火）キナバル登頂後　コタキナバル泊
5月11日（水）離島クルージング　コタキナバル泊
5月12日（木）コタキナバル発→成田（空港移動）羽田→旭川着

■キナバル登山ツアーの手配
キナバルは、一日の入山者数を制限しているため、山小屋を確保できなければ入山できません。必ずガイドを付ける必要があります。
ツアーの手配については「自然と文化の旅」にお願いしました。問い合わせをした時点で、すでに2週間を切っていましたが、希望日に1名分の空きがあったので、そのまま仮押さえしてもらい、すぐに確保できました。その後のやり取りもスムーズで、好印象でしたが、現地では送迎でトラブルがありました。ガイドはとても良かったです。
http://www.nctravel.co.jp/Kinabalu/
一人参加費用　2,140RM（65,655円）クレジットカード決済手数料4%込

■フライトの手配
山小屋を確保してからフライトの手配になりますが、時期と金額を考慮した上で、いつ決行するのがベストなのか、かなり前からスカイスキャナーで比較検討していて、料金が一気に下がるGW後半に照準を当てていました。
北海道から海外へ行く場合、乗り継ぎをすることがほとんどなので、それだけでもハードルが上がるし、北海道の玄関口になる新千歳空港まで行くのも、時間と費用がかかります。便数は少なくなりますが、駐車場が安く、GWの混雑も少なく搭乗手続きもしやすいと考え、旭川発着としました。羽田⇔成田間の空港移動がありますが、千歳まで移動するコストと時間を考えると、私の場合、こちらの方が利便性が高いと思いました。
日本からコタキナバルまでの移動については、マレーシア航空の成田⇔コタキナバル直行便（月曜・木曜）を使うのが、最も早い移動手段になると思いますが、こちらの方が安かったこともあり、往路はクアラルンプール経由としました。
http://www.skyscanner.jp/
【往路】旭川→羽田（空港移動）成田→クアラルンプール→コタキナバル
【復路】コタキナバル→成田（空港移動）羽田→旭川
航空券諸費用込み　往復58,150円

■ホテルの手配
ホテルの手配については、エクスペディアを使いましたが、コタキナバル市内のホテルの選択肢はとても多いです。空室も十分あったので、クチコミ評価などを見ながらじっくり選びました。バックパッカー向けの宿は1,000円程度で泊まれますが、一人ということもあったので、比較的新しい建物で、エアポートバスの終点が目の前にあり、市街地まで徒歩で行ける「ドリームテルコタキナバル」を選びました。登山に必要のない荷物を預けられるよう前泊・後泊とも同じホテルにしました。
https://www.expedia.co.jp/
5月8日〜1泊（4,470円）、5月10日〜2泊（10,134円）を別々に予約しました。
宿泊費　14,604円

■スパンガール島ツアー（結果→キャンセル）
下山後、1日余裕があったので、離島ツアーを調べてみたところ、1日30名限定のスパンガール島ツアーを見つけました。スパンガール島は、コタキナバル市街の桟橋からスピードボードで15分ほどですが、プライベートビーチとしてオープンしたばかりで、現在はツアーでのみ上陸可能なので、ここはかなりの穴場だと思います。こちらも直前に日本から問い合わせをしましたが、スムーズに確保できました。
しかし、前日になって他のツアー客にキャンセルが出て、催行人数に満たなくなり、キャンセルになってしまいました。
http://www.nikibix.com/

■現地で変更した内容
スパンガール島のツアーがキャンセルになったので、疲れた体を癒すために、マッサージに行くことにしました。
その後、船着き場へ行って、ボートをチャーターして、島巡りをしました。
スパンガール島のツアーよりも安かったし、好きなように回ってくれたので、結果的には良かったです。
全身マッサージ1時間　65RM（約1,700円）
スピードボートチャーター　200RM（約5,200円）

写真

4/29 15:50

4月29日（金）
2016年のGWが始まりました。天気が悪い日は創作活動をし、天気がいい日はお出かけという感じです。

4月30日（土）
厚沢部町へ天然木材の買い付けに。かっこいいテーブルを作ろうと思います。走行距離750km。

5/1 13:55

5月1日（日）
愉快な仲間達と函館ラッキーピエロと桜鑑賞へ。走行距離700km。

5/3 11:14

5月3日（火）
母と義父を連れて、柳月の三方六の端っこと美味しい牡蠣を求めて仙鳳趾漁港へ。走行距離750km。

5/4 12:01

5月4日（水）
雨の日は創作活動。

5/5 12:01

5月5日（木）
テイネで滑り納め。走行距離300km。

5/7 11:17

5月7日（土）
GW後半戦スタートします。久々の海外です。何年ぶりかな〜。

5/7 11:37

千歳まで移動するよりも近くて、混雑していないので、旭川空港発着にしました。

5/7 12:58

所持金は5万円です。そのうち1万円は羽田⇔成田間の移動と駐車料金にかかります。

5/7 13:27

雲の上が好きなのさ〜。

5/7 15:25

羽田⇔成田間のリムジンバスは3,100円。高いけど、1時間で到着しました。素晴らしい。
バスは気兼ねなくシートを倒せる一番後ろが好きです。

5/7 16:42

早く着きすぎて、ラウンジで待つこと5時間。

5/7 19:13

やっとチェックインの時間になりました。マレーシア航空。

5/7 21:14

21時40分発のクアラルンプール行きです。
足元が広くて、景色が見える窓側の一番前が好きです。

5/7 22:16

でも、テーブルはちっちゃくて不便です。
たまたまやっていた好きな映画を観て号泣。Σ(T▽T;)

5/7 22:36

22時を過ぎてますが、たっぷりの夜食が出てきました。
ご飯とパンと蕎麦。着陸前にはおにぎりも。

5/8 4:58

翌5月8日（日）4時15分、定刻通り到着しました。
ここからコタキナバルへ乗り換えます。

5/8 5:17

クアラルンプール空港はかなり広いですが、乗り継ぎのゲートまでは、エアロトレインに乗ってすぐに移動できました。

5/8 5:37

ラウンジも開いてないし、暇を持て余しているので、両替しておきましょう。マレーシアの通貨はRM（リンギット）で、1RM=26円ほどです。

5/8 6:38

かかる費用のほとんどは日本で精算済みですが、3万円分両替しておきました。写真の50RM、20RM、10RM、5RMの他、1RM札と硬貨もあります。

5/8 7:35

パソコンは持たずにポメラで日記や記録を書いています。単4電池で長時間動くタフなメモ帳。

5/8 7:35

ちょっと厚みはあります。大きさはスマホと同じぐらいです。

5/8 8:48

マレーシアの首都、クアラルンプールの朝。日本との時差はマイナス1時間です。

5/8 8:41

入国審査をパスして、ゲートへ移動します。日本人はほとんどいなかったと思います。

5/8 9:59

席はやっぱり窓側の一番前ですが、足元はあんまり広くなかった。隣に座ったおっちゃんが帽子が素敵だと褒めてくれました。(^O^)

5/8 10:29

クアラルンプールからコタキナバルまでは2時間半ほどです。

5/8 10:54

ほとんど動いてないけど、また機内食。「フライドライス」って何かな〜と思ったら、チャーハンでした。日本のお米の方がずっと美味しいです。

5/8 12:23

コタキナバル近くの離島が見えてきました。反対側の窓からはキナバル山も見えていました。

5/8 12:27

そろそろ着陸します。こちらも定刻通りでした。

5/8 12:57

旭川空港を出発してから、24時間かかってやっと到着しました。
一歩外に出ると、とても蒸し暑くて、道産子にはかなり厳しい気候です。

5/8 13:00

ホテルの目の前にバス停があるので、バスで移動します。市街地まで30分ほどで、5RM（約130円）です。バスはやっぱり一番後ろがいいね。

5/8 13:53

南国風な木々。

5/8 14:08

運転手がイケメンだった件。

5/8 14:09

宿泊先のホテルは「ドリームテルコタキナバル」。高すぎず、安すぎず。スタッフの人も親切にしてくれました。

5/8 14:23

初日は窓のない部屋で、お一人様ですが、キングサイズのベッドでした。エアコン、冷蔵庫、貴重品ロッカー、シャワーあり。バスタブはありません。

5/8 15:59

少し散策しようと外に出てみましたが、気温は35℃ほどあったので、すぐに引き返してきました。日本ではほとんど見かけなくなったピックアップトラックが沢山ありました。

5/8 16:21

小腹が減ったので、ホテル近くの飲食店へ。大衆食堂はとても安くて、飲み物を付けても300円ぐらいです。味は何か一味足りない感じでした。

5/8 16:24

ジュースもその場で作ってくれますが、甘くもなく、冷たくもなく。温い感じ。(^^ゞ

5/8 16:50

さらに近くのセブンイレブンへ。シャーベットが作れるマシン。日本のコーヒーと同じ感覚だと思います。

5/8 17:05

飲み比べてみようと買ってみたものの、栓抜きが部屋になくて、1階のレストランまで行って、開けてもらいました。(^^ゞ
ビールは普通。アップルサイダーは意外と美味しい。

5/8 21:14

ヨーグルトはヤクルト味。マンゴージュースは湿気でパックを開けるのが困難でした。味は普通です。

5/8 21:59

代理店から送られてきた資料に目を通しておきます。地震後、ルートが少し変わったようです。

5/9 6:42

ザックは大小2つと山頂アタック用のサブザックを持ってきました。小さいザックに登山に必要ない荷物を入れて、フロントに預けておきました。背負う荷物はちょうど10kgになりました。

5/9 7:40

5月9日（月）登山初日
ホテルの朝食は6時半からだったので出発前に間に合いました。野菜、炭水化物、たんぱく質、果物をバランスよく食べます。

5/9 8:03

朝7時。ツアー会社の迎えは定刻通りでした。
ここまでは問題なし。

5/9 8:09

鈍りの強い英語を話す、調子いい感じのドライバー。近くの宿で2人のスイス女子をピックアップして、キナバル公園へ出発します。

5/9 8:42

正面にキナバル山が見えてきました。ここまでは良かったんですが・・・

5/9 8:57

ちょうど1時間ほど走ったところで、まさかのパンク!!!
出だしからパンクするなんて、嫌な予感しかしないんですけど。(^^ゞ

5/9 8:58

飛び出たお腹が邪魔をして、タイヤ交換もままならず...日本でもやったことないのに、ジャッキアップを交代。マレーシアに来てタイヤ交換すると思わなかった〜。

5/9 9:35

しかも、チェーンで固定してあるスペアタイヤが外せなくて、困りました。インドネシア人が停まって助けてくれました。助かった〜。

5/9 9:49

気を取り直して出発するも、10分ほど走ったところで、今度はフロント側がパンク!!!!!!
ワイヤーが飛び出して、タイヤが破裂してるんです。ドライバーはどこかへ電話を掛けて、事情を説明しているうちに、スイス女子はすかさずヒッチハイクを始めました。

5/9 9:56

何台も停まってくれるけど、この人数を乗せられる車はほとんどない中、一台の大きなバンが停まってくれました。目的地は同じで、4人分のスペースがあったので、そのまま乗せてくれました。

5/9 10:44

予定よりも1時間遅れですが、何とか公園本部へ到着しました。もうダメかと思ったけどね。(^^ゞ

5/9 10:36

ミールクーポンを受け取ります。ランチパック、山小屋での夕食、アタック前の軽い朝食、2回目の朝食、下山後のランチビュッフェが含まれています。

5/9 10:42

すぐ下のレストランでランチパックを受け取ります。

5/9 10:50

ここでガイドを紹介されて、受付をします。パスポートを提出して、IDカードを発行してもらいます。
今回のために買ったものは帽子とテムレスの2つだけです。

5/9 10:57

登山口までは4kmほどあるので、車で送ってくれます。

5/9 11:12

私のガイドは日本語が話せるジェームス。45歳、妻と10歳の子供がいるガイド歴20年以上のベテランのようです。

5/9 11:12

登山口のティムポホンゲートでIDをチェックして、スタートします。前置きがとてつもなく長いですが、これからキナバル登山開始です。
ここの標高は1,890mのようです。

5/9 11:14

先を行くスイス女子は、タンクトップ、ショートパンツ、ナップザックというスタイルです。(笑)

5/9 11:24

気温は30℃以上、湿度ムンムンの中からのスタートです。北海道でいうと8月の一番暑い日ぐらいかな。500m毎に距離と標高を示した看板が立っています。

5/9 11:34

登山道はとてもキレイに整備されていて、歩き難い所には階段がありますが、ひたすら登りです。

5/9 11:38

1km毎に休憩スペースとトイレがあります。

5/9 11:39

今日の目的地の山小屋までは約6kmの道のりです。

5/9 11:48

花はランの仲間が多かったです。詳しい名前は分かりません。

5/9 11:54

トイレは水洗でわりとキレイで、北海道の山とは比較になりません。紙は流していいそうです。摂取した水分は汗で流れてしまうので、結局一度も使っていません。

5/9 11:55

これもランの仲間かな。

5/9 11:56

食虫植物のウツボカズラ。ちっちゃいタイプ。

5/9 11:57

黒いキノコ。

5/9 12:00

山にはガスがかかっていて、まだ見えません。

5/9 12:01

ジェームスはお花があると教えてくれます。シャクナゲ。

5/9 12:01

歩き始めて1時間ほどで、1.5km地点。汗がジリジリ流れてきます。標高はやっと300m上がったぐらいかな。

5/9 12:02

写真を撮りながら、ボチボチペースで進んでいきます。

5/9 12:10

大きな荷物を背負ったポーターが沢山登っていきます。だいたい50kgぐらい担いでいるようです。山小屋で使うものは全て彼らが荷上げしています。

5/9 12:33

キナバルバルサン。

5/9 12:38

まだ2.5km。北海道の一番高い旭岳（2,291m）を越えました。

5/9 12:47

(￣ω￣=￣ω￣)ワカンナイヨ…

5/9 12:53

この大きなパネルを背負った人が多くて、何に使うのか聞いたところ、山小屋の補修に使うそうです。

5/9 13:17

ちょうど3km地点でお腹が空いてきたので、ランチにします。

5/9 13:19

ランチパックには、サンドイッチ、チキン、ゆで卵、オートミールクッキーなどが入ってました。

5/9 13:32

餌付けされたリスが寄ってきます。でもあんまり可愛くない。尻尾が細いからかな〜？

5/9 13:40

これもランかな？

5/9 13:52

2,500mを越えると、少しだけ涼しくなってきました。

5/9 13:54

山小屋まではずっと緑の中を歩く感じです。時々、心地よい風が吹いてきます。

5/9 14:18

日本から持ってきた行動食。羊羹はどんな気候でもいけます。

5/9 14:22

4km地点あたりから、足元が岩場に変わってきました。

5/9 14:26

もう1つあったルートは地震の影響なのか閉鎖していました。

5/9 14:27

(￣ω￣=￣ω￣)ワカンナイヨ…

5/9 14:33

ウツボカズラ。でっかいやつ見つけた〜と思ったら・・・

5/9 14:33

いっぱいあった。

5/9 14:35

ガイドとすれ違うと挨拶を交わすジェームス。

5/9 14:36

ちっちゃい花。可愛い。

5/9 14:41

モコモコしてる花。

5/9 14:52

何だったかな〜。

5/9 14:52

黄色い花。

5/9 14:53

これもランかな？

5/9 15:17

5km地点の休憩スペースで、また餌を求めるリス。

5/9 15:21

標高は3,000mを越えました。富士山に登ったときは、この辺りから高山病の症状が出ました。呼吸が浅くなってくるので、大きく息を吐くようにします。

5/9 15:41

私のペースが落ちてきたのか、ジェームスがザックを背負ってくれました。

5/9 15:51

可愛いけど、分かりません。

5/9 16:05

タンポポ〜。

5/9 16:05

ジェームスがボワボワの名前を教えてくれたけど、忘れちゃった。

5/9 16:14

山小屋が見えてきました。あと少しです。

5/9 16:15

黄色い花。

5/9 16:16

キナバルキンポウゲ。

5/9 16:18

私が泊まるのは、ラバンラタ小屋です。周りにいくつか山小屋がありますが、ここで受付や食事をするので、一番人気だそうです。問い合わせしたのは2週間前でしたが、1名分の空きがありました。

5/9 16:19

この辺りで、標高は3,270mほどあるようです。

5/9 16:23

登山口を10時に出発して、5時間20分で到着しました。超平均的なタイムだと思います。ずっと登りなので、かなりキツイですが、高度障害はほとんどなかったと思います。

5/9 16:24

着いた〜。強い日差し避けられたので、ツバの広い帽子のチョイスは正解だったと思います。

5/9 16:35

ルームキーを受け取り、着替えをします。体中から汗が吹き出ていましたが、一気に涼しくなってきました。

5/9 18:49

部屋は6人部屋でした。ここでも先に出発したスイス女子と同室でした。

5/9 18:49

最後に到着した私は2段ベッドの上でした。ベッドはキシキシ揺れますが、こんなに快適な山小屋だとは思ってもみませんでした。

5/9 16:49

山小屋の中は色使いがとてもステキなんです。うちもこんな風にしたいな〜。

5/9 16:49

写真もたくさん飾ってあります。

5/9 16:53

受付と売店。水は1.5Lボトルしか売ってなかったです。14RM（約360円）だったと思います。

5/9 16:54

歩いてきた道とこれから歩く道。

5/9 16:55

レストランは夕食に向けて準備中です。

5/9 19:13

まさかのシャワーまであります。使っている人もいましたが、水シャワーのようです。

5/9 16:52

テラスに出てみると、一気に雲の中に。一瞬、雨が降ることもありますが、すぐに晴れてきます。

5/9 17:19

手のひらサイズのモンベルのペラペラパンツがとても良かったです。上はフリースのみでちょうど良かったです。

5/9 16:55

ぶらぶらしてると晴れてきた〜。

5/9 17:09

外に出てみることにします。

5/9 17:11

ここから山頂は見えません。

5/9 17:28

夕食の時間になると、ゾロゾロと並び始めます。

5/9 17:38

野菜、焼そば、パスタ、肉など、バランスよく食べます。お腹が空いたせいか、レストランの朝食より美味しかったような・・・(^^ゞ

5/9 17:54

フルーツもデザートもあるんです。これ全部、ポーターさんが運んで来てるんです。残さずキレイに食べましょう。

5/9 17:56

コーヒーを飲みながら、テラスでのんびりしています。

5/9 18:35

3,200mのバレーボール。息切れしそうだね。(笑)

5/9 19:11

深夜のアタックに備えて、体を休めないとね。19時にはベッドに入ったと思います。

5/10 3:02

5月10日（火）山頂アタック
誰かのゴソゴソで自然に目が覚めました。2時に軽い朝食を食べます。

5/10 3:07

炭水化物と目覚めのコーヒー。山頂カフェ用にサーモスにコーヒーを少しいただきました。(^^ゞ

5/10 3:26

私は2時半に出発しました。歩くペースが違うので、出発時間が少しずつ違っているようです。日の出時間は6時頃なので、それに合わせているんですね。

5/10 4:42

ジェームスはかなりゆっくりペースで前を歩いていきます。長い階段のあとは、岩場をずっと登ります。途中、ロープを掴むような場所もありました。

5/10 4:47

3時50分に最後のチェックポイントのSayat-Sayat Hutに着きました。IDをチェックして、通過を確認します。
標高は3,668mあるようです。

5/10 4:48

満天の星空を撮ってみたけど、真っ暗だった〜。今度はカメラの腕を磨かないとね。(^^ゞ

5/10 5:45

富士山（3,776m）を越えました。子宮筋腫の手術をしたのがちょうど1年前だったので、1年間でずいぶん体力が回復しました。

5/10 6:28

5時半。ちょうど3時間で山頂に着きました。山頂は狭いので、順番待ちです。

5/10 6:35

そうこうしていると、うっすら明るくなってきました。

5/10 6:41

待っている間はかなり冷えます。日本から来ていたおっちゃんもいて、この辺りでおっちゃんのカメラで一緒に撮影しました。

5/10 6:42

特徴的な形のピークがいくつかあり、全部名前が付いていました。

5/10 6:44

どんどん色が変わってきます。

5/10 6:45

Low's Peak（4,095m）
ヒッチハイクをしたスイス女子も登ってきたので、記念撮影をしました。20代前半のタフな女子達。別のカメラの方見てる。(笑)

5/10 6:48

トラブルスタートだったけど、山行中は素晴らしい天気に恵まれました。キリマンジャロに向けての高度順応が目的でしたが、とても感動しました。

5/10 6:48

少し下に下りると休憩するスペースはたくさんあります。

5/10 6:48

St.John's Peakだと思います。

5/10 6:48

次々と登ったり、下りたりしますが、山小屋の収容人数とガイドしかいないので、全部で150人ぐらいだと思います。

5/10 6:53

パンフレットでよく見るSouth Peak。

5/10 7:02

広い所で少し休憩します。

5/10 7:03

たっぷり眠ったので高度障害もなかったです。

5/10 7:04

新作を持って来ようかと思ったけど、去年作った小ぶりなマグを持って来ました。ジェームスとコーヒーで乾杯しました。

5/10 7:10

かっこいいシルエット写真撮ってもらえば良かったなぁ〜と今になって思いました。名残惜しいですが、そろそろ下山します。

5/10 7:11

ピントあま〜い。

5/10 7:11

こんなに高い所でも植物があるんだね。強い！

5/10 7:12

コーヒーブレイクで、ご来光はあまり気にしてなかったけど、日差しが強くなってきました。

5/10 7:12

真っ暗の中、こんなところ歩いてたんだ。なかなかの急斜面です。

5/10 7:13

太陽が出てくると一気に暖かくなります。

5/10 7:15

さっきまでいた山頂。このぐらいの時間に登った方がいい写真が撮れそう。

5/10 7:15

すごい地形。

5/10 7:17

今年も人様に迷惑を掛けずに下山できますように。

5/10 7:20

登るのは大変だけど、下りるのはあっという間でした。

5/10 7:20

高山病の症状が出て、辛そうにしている人もいました。滑落して死亡する人もいるそうです。この辺りは雨が降ったら滑りそう。

5/10 7:21

ジェームスはもう1,000回以上ここに来てるんだって。マレー語、英語、日本語が話せれば、ガイドの仕事もたくさんあるね。レスキュー隊のメンバーにも入ってるんだって。

5/10 7:26

スイス女子とちっちゃいガイドも下りてきました。

5/10 7:32

South Peakに人が立っているように見えたけど、違うようなので、標識かケルンなのかな。

5/10 7:38

暗がりの中では、このロープを頼りに歩いていました。最短距離のようです。ロープを掴むほど急な所はほんの少しです。

5/10 7:38

6時半を過ぎると、完全に陽が昇ってきました。今日も暑くなりそうです。

5/10 7:49

まとまった雨が降らないせいか、空は霞んでいる感じかな。

5/10 7:49

危ないところはジェームスが手を取ってくれました。いいガイドでした。

5/10 7:52

Sayat-Sayat Hutまで下りました。ここで再度IDをチェックします。

5/10 7:54

取調べ中。

5/10 7:59

去年暮れに買っておいた2代目ロックレジェンドは今日が靴慣らしでした。(^^ゞ
岩場に強く、デザインも好き。靴紐を締め直して、山小屋まで歩きます。

5/10 8:01

朝7時ですが、一気に暑くなってきました。

5/10 8:03

こんなとこ歩いてたのね。

5/10 8:05

ジェームスが去年の地震で崩落した岩のことを教えてくれました。

5/10 8:06

旅行者とガイドの18名が亡くなり、山小屋は2つ壊れたそうです。

5/10 8:08

少し下のスペースに亡くなった人の持ち物などが置かれていて、献花されていました。ご冥福をお祈りします。

5/10 8:19

来た道を振り返ると、崩落して欠けた大きな岩と整備された階段が目立ちます。

5/10 8:47

山小屋が見えてきました。山頂までの往復6kmが終わり、残りは登山口までの6kmの下りです。

5/10 8:59

8時少し前に山小屋に到着しました。2回目の朝食です。
ちょうどお腹が空いてきたので、美味しかったです。

5/10 9:58

1時間ほど休憩して、9時に下山開始しました。スイス女子もほぼ同時刻でしたが、歩き始めるととても速いんです。

5/10 10:27

ジェームスは途中からまたザックを背負ってくれました。岩場を過ぎてから、ストックを使うことにしました。長さまで調整してくれ至れり尽くせりです。

5/10 11:10

水を入れる巨大なタンクを運ぶポーターがいました。

5/10 11:12

くちばしの黄色い鳥がいました。全然逃げない。

5/10 11:36

休憩スペースにはゴミ箱まであります。ガイドは下山するときにゴミを持ち帰っています。

5/10 13:07

最後の階段は上りです。これがキツイ〜。

5/10 13:09

12時下山完了。
山小屋からちょうど3時間で下山しました。ゲートは鍵が掛かっていて、ブザーを押して開けてもらいます。こんな風に入山者が制限されているんですね。

5/10 13:24

公園本部まで送ってもらい、ガイドのジェームスとはここでお別れします。また来年〜♪と言ったけど、そんなに何度も来れません。(^^ゞ

5/10 13:32

下山後にレストランでランチを取ります。ここで日本から来た10人ほどのパーティに会いました。山頂アタックした後、山小屋でもう1泊したそうです。

5/10 14:09

食事を終えて、車に戻ると登山証明書が出来ていました。

5/10 14:17

昨日の話では、同じドライバーが来るという話でしたが、別の車でホテルまで送ってくれました。スイス女子はぐっすり眠っています。

5/10 16:00

ホテルに戻ったのは15時でした。
再度チェックインをします。お一人様ですが、今度はツインルームです。シャワーを浴びて、2日分の汗を流します。

5/10 17:15

外に出るのも億劫だったので、ホテルのレストランで夕食を取ることにしました。シーザーサラダを頼んだら、たっぷり生野菜とドレッシングでした。(^^ゞ

5/10 17:20

チキンを頼んだら、巨大なタラバのようでした。(笑)
レストランの食事は少し高くて、ビールとデザートを付けて67RM（約1,800円）ぐらいだったと思います。まぁ、安いけどね。

5/10 19:37

部屋は9階だったので、景色はとても良かったです。ここで2泊しましたが、2日とも綺麗な夕日が見れました。

5/11 19:42

部屋で休んでいると、翌日に予定していたのスパンガール島へのツアーのキャンセルの連絡が入りました。仕方がないので近くのマッサージ店を調べることにしました。

5/11 19:39

ホテル内ではwi-fiが使えるので、facebookやLINEは普通に使えるし、下調べをしていなくても何とかなります。便利な時代になったもんだなぁ〜。コンセントのタイプは違うので、バッテリーはフロントで充電してもらいました。

5/11 7:40

5月11日（水）
目が覚めると、とんでもない筋肉痛になっていました。あれだけ歩けたのに1階のレストランまで歩くのがやっとなんです。(笑)

5/11 9:02

今日もいい天気です。近くのショッピングモールにあるマッサージに行くことにしました。徒歩10分ほどの距離です。

5/11 11:28

日差しが強く、高温多湿です。湿気でカメラのレンズが曇ります。(^^ゞ

5/11 11:29

道路はロータリーがとても多かったです。

5/11 11:34

信号のある横断歩道はほとんどなくて、行き交う車の間を横切ります。

5/11 13:11

普段は地元でも道に迷う極度の方向音痴なのに、きちんと目的地に着きました。

5/11 11:47

即席で調べた情報ですが、3Fのマッサージ店の評判が良さそうだったので来てみました。

5/11 11:55

あまりキレイな感じではないね。マッサージ担当の人が不在だったようで、電話で連絡を取ってくれました。受付をしてくれた女性が紅茶を入れ始めたので、私にかな〜と思ったら、自分のでした。(笑)

5/11 13:04

全身マッサージ1時間＋アロマオイルで、65RM（約1,700円）でした。日本の3分の1ぐらいかな〜。安い！

5/11 13:19

マレーシアで見かける女性のほとんどはヒジャブ（スカーフ）を被っています。ムスリム（イスラム教徒）の女性は、外に出るときに髪を隠す習慣があるようです。お洒落なデザインのものも沢山ありました。

5/11 13:20

時々歩行者用の押しボタンもあります。でも、あまり使っている人はいないかも。

5/11 13:23

果物や干物などを売っているお店が沢山並んでいます。

5/11 13:27

縫製は雑ですが、バックのデザインはとても気に入りました。

5/11 13:32

お小遣いをくれた母へのお土産に革製の小銭入れを買うことにしました。15RM→2つで14RM（約360円）に値切りました。(^^ゞ

5/11 13:35

色んなお店がたくさん並んでいますが、暑くてヤル気なさそうです。

5/11 13:38

フルーツはとても安いです。

5/11 13:37

味見をさせてくれました。オレンジのは美味しいですが、緑のはダメでした。酸っぱいというか渋いというか、美味しくないです。

5/11 13:46

離島へ行くボートがないか、船着き場へ行ってみることにします。ぶらぶら歩いていると、客引きが沢山寄ってきます。

5/11 14:06

若い男子が必死で話しかけてきたので、話を聞いてみることにします。ボートで10分ほどのマムティック島へ行き、島に2時間ほど滞在できるようです。

5/11 14:07

色々話を聞いて、金額を交渉します。
200RM（約5,200円）で交渉成立しました。

5/11 14:11

ボートが戻ってくるのを待って、出発します。

5/11 14:19

ボートは大小様々あり、かなりスピードが出ています。

5/11 14:19

島に滞在するよりも周回してもらう方がいいかな〜と思ったので、ドライバーと相談しました。

5/11 14:30

一つ目の島が見えてきました。マムティック島です。

5/11 14:32

ここで上陸してシュノーケリングなどのアクティビティをして過ごすのが一般的のようですが、私は周回を希望したので、ゆっくり次へ進みます。

5/11 14:34

隣の少し大きな島に来ました。マヌカン島だと思います。海の色が少しずつ違うんですね。

5/11 15:00

ビレッジを見に行くか？と聞かれて、何のことかな〜？と思っていたら、衝撃的な光景が目に入ってきました。水の上に家が建ってるんです。

5/11 15:09

子供も大人もみんな手を振ってくれます。手を広げてお金を求める子供もいました。

5/11 15:10

新築中の家もありました。

5/11 15:20

3つの島を1時間かけて回ってくれました。船着き場に戻る途中、まさかのエンジンストップ！　オイオイ、またかよ〜。(^^ゞ

5/11 15:22

ヒヤッとしましたが、すぐに復旧して、船着き場に無事に戻りました。

5/11 15:35

ガイドをしてくれたチョーイが美味しいお店を案内してくれました。魚、鶏肉、豆腐、野菜、ライスをたっぷり盛って、お茶とコーラを合わせても400円ほどでした。これは美味しかったです。

5/11 16:25

ホテルに戻ったのは15時を回っていました。やっぱり日本のビールが美味しいです。アルコールは関税が高いようで、350ml缶で300円ぐらいになります。

5/12 6:21

5月12日（木）帰国
早朝のフライトなので、朝食は食べずにチェックアウトします。

5/12 6:26

コタキナバルでタクシーを使う場合、乗る前に行き先を告げて、金額を交渉するのが一般的だと思いますが、ホテル前で待機しているタクシーで空港まで行く場合の金額は決まっているようで、45RM（約1,170円）でした。空港までは20分ほどで到着しました。

5/12 7:21

チェックインもスムーズに終わったので、朝マックしました。朝日が眩しいです。

5/12 8:11

帰りはコタキナバルから成田へ直行するので、少し楽かな。

5/12 8:49

色々トラブルもあったけど、記憶に残るいい旅だったね。

5/12 8:59

昨日、衝撃を受けたウォータービレッジ。

5/12 9:06

反対側の座席からはキナバル山がキレイに見えました。あそこのてっぺんに登ってきたんだね。

5/12 9:19

さっき食べたばかりですが、朝食がありました。

5/12 13:12

時計を1時間進めて、日本時間に合わせておきます。

5/12 13:33

コタキナバルから成田までのフライト時間は6時間ほど。思ったよりもずっと近いです。

5/12 14:45

入国審査を済ませて、成田から羽田へ移動します。東京の気温は22℃ほどでした。

5/12 17:44

定刻より少し遅れて、旭川空港へ出発します。

5/12 20:06

旭川到着。気温は8.2℃でした。

5/13 5:54

残ったRMは成田で両替し、所持金5万円の残りは26,816円になり、全部合わせて16万円ほどの出費になりました。

5/15 11:46

5月15日（日）
1週間遅れの母の日ドライブは、東藻琴村へ。走行距離530km。

TOP画

撮影機器：

NIKON Df NIKON CORPORATION

Z00AD ASUS

感想

dominon

キリマンジャロ遠征に向けて、標高の高い山に行ってみようと思い、当初は夏の富士山を考えていましたが、混雑した山は好きじゃないし、夏はやはり北海道の山に登りたいので、マレーシア最高峰のキナバル山（4,095m）へ行ってきました。

ここは一日の入山者数が限られているし、ガイドの同行が義務付けられているので、初めての4,000m超えでしたが、高度障害もなく無事に登頂できました。
まさかのヒッチハイクからのスタートになり、最初はどうなることかと思いましたが、知識豊富なガイドと素晴らしい天気に恵まれ、安心して登れました。

2015年6月の地震で大きな岩が崩れ、登山道の一部は崩壊し、18名の方が亡くなりました。ここはマレーシアの貴重な観光資源なので、ガイドやポーターの重要な就労源になるので、懸命に復旧されたと思います。実際、これまで歩いたどの山よりも登山道は整備されていました。山頂までの9kmの登山道は、往路はずっと上り、復路はずっと下りという分かりやすい道です。技術的に難しいところはありませんが、下山では膝に負担がかかるので、かなり辛そうにしている人もいました。

コタキナバルまでは、成田から直行便が出ていますが、北海道からだと何度か乗り換えが必要になります。最寄の旭川空港発の安いチケットが取れたのでラッキーでした。今回は、登山費用が大きなウェイトを占めていますが、交通費だけを考えると国内旅行よりも断然安いと思います。

キナバル山ツアーについては、山小屋の管理をしているステラハーバーのオフィスに直接メールや電話で予約したり、バックパッカーズの宿でアレンジしてもらえば安く行けることが分かりました。もし、また行く事があれば、現地へ直接手配する方法を取ると思います。

色々感じたことがありましたが、とてつもなく長くなりそうなので、ブログでぼちぼち更新しようと思います。

コメント

atomic

高度
夏山スタートから海外でしかも4000m超ときましたか。びっくりです！
高度は大丈夫でしたか？以前、目の前で症状見てたので気になりましたが、もう大丈夫のようですね。次はもう一回富士山ですね！夏の富士山は人多いからよくないけど、この時期の残雪期は人少なく、危険もありで楽しいですよ〜。それかこの前のような閉山後の秋ですね！少し（かなり）遠くなったけど、お待ちしてます！

dominon

Re: 高度
atomicさん、こんにちは〜。ヾ(〃^∇^)ノ
2ヶ月運動してなかったので、翌日はひどい筋肉痛でしたが、とてもいい経験ができました。去年手術してから貧血が治ったので、万全の体調で臨めました。斜度のキツイ所もありますが、息が上がる時は吐くことに意識したり、水分をこまめに取るようにしました。富士山の経験がとても役に立ったと思います。
お金たくさん使ったし、キリマンジャロの目途も立ってきたので、今年の富士山はちょっと厳しいかな〜。異国の文化に触れるのが好きなので、体力があるうちは海外遠征がいいかなと思うようになりました。夏〜秋はやっぱり北海道がいいです。旭岳〜富良野岳までのグランドトラバース歩いてみようかな〜。atomicさんなら1泊2日でいけそう。(笑)

shizu0421

熱いレコ！
どみさん、こんにちは♪^^
お待ちかねのレコ楽しみにしていました！
写真拍手ぽち。したいのですが
不具合？？なのかぽち出来ないものが多くて何なんでしょう（Ｔ△Ｔ）

キナバルお疲れ様でした〜
じっくり読ませていただいてますよー♪

まさか海外の山に登っているとは
さすがどみっちです( ✧Д✧) ｶｯ!!

行きでの突然のパンク2本は驚きですね汗
海外でタイヤ交換するなんて、かなり貴重な経験だったのではｗ

海外の女性は（男性も問わずですが）
北海道の山でお見かけすることがたまにありますが
確かに軽装ですねｗ
タンクトップにホットパンツとか凄いなと思います（￣▽￣）
そういうところもワイルドなんですねー

東南アジアは物価も日本に比べるとやすそうだし
国内旅行で1週間周遊するよりもしかしたら
安いかもしれませんね！！

何気に、どみっちの号泣した好きな映画が何だったのかが
気になりました・・・(///∇//)ノ

dominon

Re: 熱いレコ！
しずさん、こんにちは〜。
だんなっちぃに話したのは出発の2日前だったし、親しい人にも下山するまでは何も知らせていなかったので、みんなビックリしてましたが、水面下では着々と準備を進めていました。実際に動いたのは2週間前でしたが、山小屋も何とか隙間に入れました。お一人様というのはこういうときに強いです。ガイドが専属になるので少々値は張りますが、知識豊富でとてもいい奴でした。途中からザックを背負ってくれるあたりは、チップ狙いなのかなとも思いましたが。(^^ゞ　片言の日本語と片言の英語でしたが、まぁ何とかなるもんです。

マレーシアのタイヤは悪くて、パンクは日常茶飯事のようですが、日本でもやったことのないタイヤ交換を異国でする事になろうとは・・・出鼻をくじかれ、悪い予感しかしなかったです。無事に帰ってこれてよかった〜。(*^▽^*)

東南アジアは初めてでしたが、気温も湿度も高く、決して住みたいとは思いませんが、数日ブラブラするのにはいいかもしれません。物価は本当に安いし、自然豊かで、海もあり、山もあるし、治安も悪くないです。食べ物は北海道が一番だと思ってるので、それなりですが。

ちなみに号泣した映画は「私の中のあなた」です。白血病の娘を取り巻く家族の話ですが、誰が見ても絶対泣きます。何度見ても泣きます。ぜひ観てほしい〜。飛行機の中でも我慢できずに号泣してました。Σ(Ｔ▽Ｔ;)

sutoh

はじめまして！
僕も先月末にキナバル登ってきましたので、つい投稿してしまいました。
コタキナバルからキナバル公園までですが、僕の時は同乗していたフランス人が車酔いして、途中３回休憩して１時間オーバーでの到着でした...
キリマンジャロは来年末に行こうかな〜なんて予定してます。

dominon

Re: はじめまして！
sutohさん、初めまして。
出発前に誰かのレコが上がっていないかチェックしたときにちょうどいいタイミングでアップされていたので、登山道の状況など参考にさせてもらいました。
キナバル公園までの間では、色々なトラブルがありそうですね。帰国してから代理店へ事情を連絡したのですが、現地からは何も報告がなかったようで、全く知らなかったのです。
私も来年キリマンジャロを目指しています。がんばりましょうね。

whippet

こんにちは
お久しぶりです。
dominonさんのヤマレコを拝見したらキナバルに登ってて驚きました
そのお陰で目標だった海外登山(キナバル、キリマン)が現実的に考えれるようになりました 。
今年は富士山を何度か登り、来シーズンに向けて念入りに計画をして目標達成したいと思います
これからも頑張って下さい。

dominon

Re: こんにちは
お久しぶりです、whippetさん。めっちゃ長いレコ読んでくれたんですね〜。ありがとうございます。北海道からの海外遠征は時間もお金も余分にかかるので、お役に立てて何よりです。

whippetさんのプロフィールを拝見させていただきましたが、富士山はすでに登っているんですよね？
キナバルの登山道は整備されているし、専属のガイドが付くし、山小屋でも自分のスペースがしっかり確保できるので、日本の山よりもずっと登りやすいと思いました。
入山料や宿泊費などトレッキングにかかる費用は高いし、移動までの時間もそれなりにかかりますが、千歳からだとエアアジアでクアラルンプール経由便が毎日運航しているので、４連休あったらサクッと行けます。あっ、サクッとを求めている訳ではなさそうですね。(^^ゞ

実際に行ってみて色々分かったことがありましたが、山小屋の確保についてはステラハーバーのオフィスに直接メールで問い合わせるか、現地のバックパッカーズ向けの安宿でアレンジしてもらった方がずっと安く行けます。私の英語力は小学生レベルですが、ジェスチャーと勢いで何とかなりました。（笑）

私も次の目標はキリマンジャロですが、マレーシア人の友達もできたので、毎年の恒例行事にしたいなと思ったほどです。乾季と雨季に分かれているものの、年中登れるのがいいですね。下界は蒸し暑くて酷かったですが、とても楽しい山行でしたよ。
ぜひ。o(*^▽^*)o~♪

noster-o

海外遠征！！
超！遅ればせながら、そんなことを気にせずにコメントします(笑)

すごいですね、写真の量で、覚悟を決めて読みましたｗｗ
以前から「細かい描写」がウリでしたが、さすがですね！どみさんのそんな記事が大好きです(^^)
遠征のみならず、GW全部書ききってるじゃないですか〜！

ってことで、キナバル遠征。
僕自身は特に海外へ視野を延ばしていませんが、ここまでしっかりと読んじゃうと興味も湧きますね。
スイス人のワイルドさ？というかなんというか、パワフルで頼もしい。旅の良い1ページ。
車のトラブル、ボートのトラブルもありハラハラドキドキの大冒険、読んでて手に汗握りましたｗ

いつかは富士山越えの山も登ってみたいです＼(^o^)／


おまけに「わたしの中のあなた」まで観てしまいましたｗｗさっき！
個人的にはちょい泣きでした。
泣きよりも、テイラーとファミレスにいるところとか「ピザ食べよう！」ってほほえましい部分が印象に残りました。
ジェシーが夜中に出歩いているような描写が、自分にはちょっとわかりにくかったです。
でもいい映画でした〜！

dominon

Re: 海外遠征！！
nosterさん、こんなに長いレコのコメント欄まで読んじゃったんですね、スゴー。
簡潔なレコは他に沢山あるし、お金と勇気をかけての海外遠征だったので、コンパクトにまとめようとする気がサラサラないんですよね。(笑)

久々の海外で、ドキドキハラハラの大冒険になりましたが、気になっていた高度障害もなかったし、お天気にも恵まれてとてもいい経験ができました。山小屋はお洒落だし、登山道はしっかり整備されているので、北海道の山よりもずっと歩きやすかったです。レコにも書いていますが、海外は時期をずらして行けるのがいいですね。キリマンジャロの予行練習のつもりでしたが、毎年行ってもいいぐらい気に入りましたよ。北海道人が苦手とする高温多湿な熱帯雨林を歩くと、こちらの猛暑日の登山がとても楽になりました。

体力があるうちは海外へ行こうと思って、10年先ぐらいまでの計画は立てています。
キリマンジャロもそれなりのお金がかかりますが、その後、予定しているヨーロッパやオセアニアは物価も高いので、北海道の山をウロチョロして体力をつけながら、コツコツ貯金をしています。

「私の中のあなた」は、何度見ても同じシーンで号泣します。ああいうヒューマンドラマにとても弱いんです。病気の子が中心の生活になると他の兄弟は親の愛情を十分に受けられずにグレちゃったんですよね。原作ではそのあたりが詳しく書かれているようですが、結末も大きく違うようです。全然身近な話じゃないのに、ものすごく感情移入して、サントラまで買いました。(^^ゞ

「私に会うまでの1600キロ」は見ましたか？　アメリカのロングトレイルの話ですが、とてもいい言葉に出会えます。リース・ウィザースプーンが実際に背負ったバックパックの重さは35kgあったそうです。映画の中で何度もダナーのトレッキングブーツが出てくるのですが、実際に販売されていて、あれが欲しくてたまりません。さすがに通販で登山靴を買うのは不安なので、二の足を踏んでいます。(笑)