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Yamareco

記録ID: 87625
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ハイキング
奥多摩・高尾

天祖山〜水松山〜ウトウの頭〜オロセ尾根のハズが

2010年11月20日(土) [日帰り]
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GPS
09:19
距離
14.1km
登り
1,481m
下り
1,493m

コースタイム

7:17八丁橋袂-7:20登山口-8:18ロボット雨量計-8:23大日神社-8:50-9:05休憩-10:20〜11:25天祖山神社(昼飯)-11:58梯子坂のクビレ-12:38長沢背稜出合い-12:50水松山-13:15〜25滝谷の峰ヘリポート-13:35タワ尾根分岐-14:25ウトウの頭-14:55篶坂ノ丸-15:48孫惣谷林道-16:35八丁橋袂
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八丁橋の袂に停めました。
コース状況/
危険箇所等
天祖山登山口から、いきなりの急登。過去には滑落死亡事故も数件起きているようです。特に下降時は要注意です。

天祖山〜梯子坂のクビレ付近には7〜8cmの積雪がありました。

長沢背稜からタワ尾根の分岐地点にはロープが張られ「ここは登山道ではありません。すぐ先で行き止まりです。」との表示がありました。実際、ウトウの頭までの岩場は難所でした。






おはようございます、八丁橋からスタートです。
おはようございます、八丁橋からスタートです。
美しい石垣を通って一気に高度を上げていきます。
美しい石垣を通って一気に高度を上げていきます。
青空スタートは気持ちがいい。
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青空スタートは気持ちがいい。
そして美しい尾根と裸木。
そして美しい尾根と裸木。
天祖山神社の社務所前で、富士山を正面に見ながら昼飯。
天祖山神社の社務所前で、富士山を正面に見ながら昼飯。
どなたですか?大きいですね。
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どなたですか?大きいですね。
梯子坂のクビレへ下ります、ツルッツルッ。アイゼンなんか持ってないし。
梯子坂のクビレへ下ります、ツルッツルッ。アイゼンなんか持ってないし。
滝谷の峰の出来立てヘリポート、眺望バツグン。
滝谷の峰の出来立てヘリポート、眺望バツグン。
奥秩父方面が良く見えます、先日シカと遊んだ辺りです。
奥秩父方面が良く見えます、先日シカと遊んだ辺りです。
天祖山の東側、武甲山と同じ運命のようです。
天祖山の東側、武甲山と同じ運命のようです。
ダケカンバと青空。平川敏夫氏の絵を思い出しました。
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ダケカンバと青空。平川敏夫氏の絵を思い出しました。
タワ尾根に入ってすぐ、ここにもモノレールがありました。
タワ尾根に入ってすぐ、ここにもモノレールがありました。
ウトウの頭までは、かなり険しい。ドコを通れと?
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ウトウの頭までは、かなり険しい。ドコを通れと?
一応。この後は、タワ尾根からオロセ尾根に乗り換える予定でしたが、
一応。この後は、タワ尾根からオロセ尾根に乗り換える予定でしたが、
何故かこんなところに着地。予定地点とは違いますが、今日も無事でナニより。
何故かこんなところに着地。予定地点とは違いますが、今日も無事でナニより。

感想

1,初めて見た
   尾根上では殆どが落葉し裸木になったおかげで樹間からの見通しが利くようになりました。そして野鳥の姿も見え易くなったのもうれしいことです。
この日も、アカゲラがキョッ キョッと啼きながら木から木へと渡っていました。お腹の紅い羽毛が美しいキツツキです。

そして、1500m圏辺りでは、フィ フィ フィと口笛のような初めて聞く声。近くの樹を辿ってみれば、いましたよ。5〜6羽のゴジュウカラが、頭を下に向けて樹の幹を降りることが出来る唯一の鳥です。止まった姿はキリッとしてかっこいい。
実はゴジュウカラ、初めて見たんです。


2,まさかの積雪
大日神社を過ぎ、1355辺りから北側斜面に白いものが、最初は霜が降りたのかなぁと思っていましたが、雪でしたね。尾根上にはほとんど無いので歩くのに支障はありませんでしたが、天祖山神社を過ぎた辺りからは積もっていました。しかも下り。

梯子坂ノクビレへの下りは7〜8cm位。しかもかなりの急坂、さすがに危ない様子。アイゼンは持っていませんので、慎重にユックリ下りました。クビレに降り立ち今度は登り返す目前の急登には雪はありません。
この後も水松山付近で見られましたが、ここでは、はしゃいで新雪の上を走りまわってしまいました、オモシレー。

3、モノレールとサヨナラしたあとは

長沢背稜から分かれタワ尾根に入ると、モノレールと並んで進みますが10分程でモノレールを右に分けて、直進。何本かの太めの丸太がハッキリと通せんぼしていますが、コレを乗り越えて進むことになります。
巨大な岩が目の前に現れますがコレを乗り越えるのは無理なので、左に巻く。やっと越えたと思ったら、またまた大岩。ドコを通ろうかと悩んでいたら、赤いテープがヒラヒラと「こっちだよ〜」と誘ってくれます。こんなことを何度かくり返し、やっとのことでウトウの頭に到着。ヤレヤレ、ここは楽しかったかのなぁ?

4、まーたやらかしてしまった

ウトウの頭を早々に切り上げ、篶坂ノ丸(すずさかのまる)を目指して下ります。
未踏のオロセ尾根がお待ちかねです。30分程で到着、ココからはタワ尾根から分かれ、南に派生するオロセ尾根に乗り換えです。

なにか目印はないかとキョロキョロしていたら、切り株にピンクのリボンが2本。足元の通せんぼの丸太が気になりますが、コンパスをセットして下降開始。

テープの類は何本かありましたが、つながりませんので役に立ちませんし、落ち葉で踏み跡なんか全く見えません。下るにつれて尾根が別れていきますので気を使います。進路を左方向にずらしながら下ります。

20分程下った処で水平道に当たりました。これを左に少し進むと今度は突き当たり(コレはおそらく金袋山から伸びている水源巡視路でしょう)、コレをを下り方向の右に、少し下がった処でまた分岐、訳がわからん、最初の水平道を合わせると水源巡視路の水平道が2本?ウーン。

巡視路を西に進むのはナシ。反対の金岱山方面もナシ、南に下りたいので東方向へ下り気味の一本に乗ります。コレがジグザグに下ればセーカイ。

よかった。ジグッ ときましたよ。これで安心、道もはっきりしているし。ヤレヤレと安心したんですよ。そして油断したんですね。
次の ザグッ が来ないことに気づいたのは10分程経ってからでした。どんどん西に向かっているんですよね。おっかしいなぁ。現在15:25、出来れば16:00頃には林道に降りたいなぁ。この時進行方向の先に建物が見えました。おそらく鉱山施設でしょう、事務所のような作りです。
落ち葉で踏み跡も分からない状況では、さっきの分岐に戻ってオロセ尾根に乗れる保証もありません。出来れば遠回りになっても明るい内に林道に降りたい、ということでこのまま進むことにしました。建物の近くには林道が通っているハズですから。

この道は水源巡視路の一段下を平行に通っている道でした。林道に出る手前に、上を通る巡視路に向かって伸びる分岐がありました。

結局予定よりは林道の大分奥の地点に15:48に着地。林道を八丁橋に向かって歩くこと20分で予定地点を通過。

八丁橋に16:35、片付けをして、コーヒーを飲んでいたら暗くなってきました。

反省することの多い山行でしたが、今日も無事でナニより。



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