常念山脈縦走【燕岳～大天井岳～常念岳～蝶ヶ岳の稜線歩き】☆百名山9座目☆

過去天気図（気象庁）	2016年06月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バス自家用車行き：安曇野IC→中房温泉（自家用車で1時間程）帰り： ①上高地→新島々→松本は連絡バス＆電車（2,450円） ②松本→穂高は電車（320円） ③穂高→中房温泉は連絡バス（1,700円） ※穂高駅、しゃくなげ荘、有明荘に登山者用の無料駐車場有り。しゃくなげ荘と有明荘は日帰り温泉もあり、バスの停留所にもなってます。今回は出発の都合で中房温泉に車を止めてすぐ入山しました。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	①1日目：快晴【中房温泉～燕山荘】　第1駐車場に車を止めて入山。　中房温泉の脇が登山口（登山届ポスト有り）なのでわかりやすい。　基本的には急坂続きで第1ベンチ～富士見ベンチ、合戦小屋がちょうど良い休憩ポイントになる。　合戦小屋を過ぎてからは残雪があったがステップがきれいに作られていて登りやすい。（ノーアイゼンで行けました）　燕山荘のテン場はこの日8張。　幕営手形を受け取ってテント設営。トイレは燕山荘内の水洗トイレを利用できます。　テン場はまだ雪の上で夜の冷え込みは厳しかった。 ②2日目：快晴【燕山荘～燕岳】　ご来光を拝んでから燕岳アタック。　途中、北アの勇士たちを横目にイルカ岩を通過。　登山道は花崗岩が少しザレていますがなだらかで朝のウォーミングアップにはちょうどいい。　往復40分程で燕山荘に戻ってこれました。【燕山荘～大天井岳】　アップダウンが激しくペース配分を誤ると後々大変な目に合うと思います。　事実、北アを見ながら歩けることもあってテンションもあがっているので写真を撮るのに立ち止まり、又歩き出すの繰り返しなのでオーバーペースになりがち。　登山道は危険個所はありませんが浮石が目立つ。　善作レリーフから大天井岳までの夏道は残雪で通行止めなので雪道を直登してきます。　浮石だらけで個人的にはここが1番しんどかった。　大天井岳からの大パノラマは圧巻！！　北ア総なめの絶景です！！　大天荘、大天井ヒュッテは営業前。【大天井岳～常念小屋】　　なだらかな稜線歩きで残雪箇所有りますがここもアイゼンなしで行けます。　ただ、東天井岳直下の残雪はシャーベットになっていて気温が低い時間に歩くのは注意が必要に思います。　横通岳から常念小屋までは長い下りが続きますが危険個所は特に無し。　この日のテン泊は10張。　テン泊者には1リットル200円で水を分けてもらえるのと、トイレは汲み取り式（外来共同）が3室利用できます。 ③3日目：午前、快晴。午後、晴れ～時々曇り【常念小屋～常念岳】　浮石が目立ち大天井岳の直登コースと似ているがマーキングも小まめにペイントされていて登りやすい。　起きて一発目がこの登りなので体はしんどいですが…w 　頂上までは約1時間で思ったよりも登りやすかったです。　頂上からは北ア方面は穂高連峰、槍はもちろん乗鞍や御嶽、中ア、富士も見えてゆっくり景色堪能できます。【常念岳～蝶ヶ岳】　常念岳～蝶槍まではアップダウンが激しい。　特に常念岳直下は急坂でこちらも浮石が目立つのでこの時期は足元要注意。　蝶槍からはなだらから稜線歩きで危険個所はほぼ無し。　蝶ヶ岳ヒュッテで昼食（カレーライス）を頂いてヒュッテから5分ほどで蝶ヶ岳頂上。【蝶ヶ岳～徳沢】　樹林帯に入ると長塀山までは残雪が多い。　アイゼンは要らないと思いますが踏み抜きもあるので慎重に歩きました。（それでも2回ほどこけました…）　長塀山から徳沢までは長くてクネクネの急坂。　下りだけでも3時間くらいかかるのでかなりきつい坂です。　道は1本道でテープも小まめについているので道迷いの心配はなさそうです。　疲れたのでテン泊は止めて徳沢ロッジにお世話になりました。 ④4日目：曇り時々晴れ【徳沢～上高地バスセンター】　　徳沢で明神岳を眺めたあとは新緑の遊歩道を歩くのですごく気持ちいい。　明神橋を渡ってからは木道で梓川に流れ込む沢を通過していくので癒しの空間。　ニホンザルも時どき出てきて一緒に散歩してくれます。　（1メートルの距離にいても人に襲ってくることはありませんでした）　定番の河童橋で穂高連峰は見納め。
予約できる山小屋	蝶ヶ岳ヒュッテ Yamatanで予約する