記録ID: 895503
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ハイキング
丹沢
【丹沢主脈】寄〜雨山峠〜玄倉林道〜熊木沢出合〜棚沢ノ頭〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉
2016年06月11日(土) [日帰り]
神奈川県
広島県
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:20
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:21
距離 23.7km
登り 2,100m
下り 2,094m
15:50
ゴール地点
天候 | 梅雨の晴れ間(快晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR川崎駅 5:39発 ↓ <JR東海道線> JR国府津駅 6:32着 6:35発(御殿場線の乗り換えは通路を渡ります) ↓ <JR御殿場線>←JR東海なので、suicaは使えません JR松田駅 / 新松田駅3番バス停 6:49着 6:55発 ↓ <富士急湘南バス> 寄バス停 7:20着 □帰り□ 大倉バス停 16:10発 ↓ <神奈川中央交通バス> 渋沢駅北口 / 渋沢駅 16:23着 16:25発 ↓ <小田急線 急行小田原行> 小田急 / JR 小田原駅 16:40着 16:48発 ↓ <JR東海道線 上野東京ライン小金井行> JR 辻堂駅 17:13着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■寄〜雨山峠■ 林道が切れる「登山口」付近までは舗装された車道ならびに林道歩き。 登山道入口付近で新道がどこか今回惑わされ、目の前を「成長の森」方面に渡渉してしまい若干迷いました。 正解は、登山道方向に少し登った先の分岐を左に折れることです。前回通った右ルートに比べ格段に歩きやすかったです。 沢沿いに何回か渡渉しますが、最後の右岸から左岸へ渡渉した先がわかりにくく、今回も沢に近いあたりの木々の間をごそごそと歩き、結局少し上側にあった鹿柵沿いの踏跡に行き当たりました。 茅場平手前から斜面沿いをトラバースするルートがところどころ崩れていて、踏跡がザレで埋まっており注意を要します。 涸れ沢に降り立った後は道標もしっかりしていて迷うことはないでしょう。 ■雨山峠〜雨山橋■ 比較的歩きやすい沢沿いのルートですが、ところどころで注意を要する斜面があります。 沢をまともに渡渉する地点が1カ所あるので、増水時には気を付けたほうが良いでしょう。 ■雨山橋〜熊木沢出合■ 玄倉林道に沿って歩きます。車の通行もなく、周りの植物や玄倉川の流れに耳を澄ませながらゆっくりと歩けます。 ■熊木沢出合〜弁当沢ノ頭■ 取付きは崩壊橋を渡ってすぐ、熊木沢側右手にある尾根の下部です。道標はありませんが、いくつかテープが付けられているのでわかると思います。 踏跡は薄めですが歩かれている径らしく、尾根筋を外さないように進んでいけば迷うことはないでしょう。ところどころでトラバースっぽく尾根を外れる踏跡がありますが、惑わされないよう尾根筋に忠実に進みます。 標高1,000m付近からの急登がこのルートの最大の難関です。心臓破りの直登が続きます。 西側のスパッと切れた崩壊地点まで来ると、弁当沢ノ頭はすぐです。 ■弁当沢ノ頭〜棚沢ノ頭■ 林相が変わり、主脈上層部っぽいツツジやカエデなどの地帯が来たら、何カ所かガレ帯を進みます。スリップと道迷いに注意です。 このあたりから素晴らしい景色のご馳走が待ってくれています。 結局主脈にたどり着くまで、誰一人とも出会うことはありませんでした。 ■棚沢ノ頭〜主脈縦走〜大倉■ 丹沢の背骨。道はよく整備されていて多くの人とすれ違います。迷うことはまずないでしょう。 大倉尾根の下りは距離が長く標高差も大きいので、足の疲労に気を付けて適宜休憩をとったり足を冷やしたりしたほうが良いと思います。 標準歩程時間:10時間50分 休憩込み実績:8時間21分(77.1%) 休憩無し実績:7時間41分(70.9%) 累計上昇標高差:1,930m 踏破距離:23.72km 歩数:37,000歩 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
コンパス
ヘッドランプ
ウエストポーチ
帽子
レインウエア
ゲイター
傘
非常食
1/25000地形図
登山地図
タオル
携帯電話予備電池
USB充電器
万能ナイフ
着替え
トイレットペーパー
ヒル忌避剤
トレッキングポール
ナルゲンボトル
ベアベル
保温ボトル
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
カラビナ
|
感想
今回の目的は、主稜に伸びる未踏ルート「朝日向尾根」を臼ヶ岳登り主稜・主脈縦走を試みることでした。
梅雨入りしたというのに予報は「晴れ」、いつもは直前、または当日実際に行ってみて裏切られるパターンが多かったのですが、今回は杞憂に終わってくれました。
今回そもそもが標準タイム13時間15分で組んでいましたが、18時ごろには茅ケ崎に帰ってこなければならないことになり、途中で方針変更しました。
去年3月に、熊木沢出合から熊木沢を真北に向かって蛭ヶ岳南稜を直登したことがありました。これはさすがにもういいやと思い、まだ歩いたことのなかった弁当沢ノ頭を経由して棚沢ノ頭にむかうルートにチャレンジしてみました。
寄から雨山峠まで標高差700m弱を登った後に250mほどいったん下り、さらに熊木沢出合から800mほどを登ります。易くはないだろうなーとは思っていましたが、まずまず手ごたえのあるルートでした。前回南稜チャレンジの時もそうでしたが、雨山峠アタックのダメージがやはり足に来ているので、思ったように登れないのです。
ただ、弁当沢ノ頭までのキツい登りを堪えると、あとは楽しみしか待っていませんでした。高い木が抜けた低木地帯から後ろを振り返ると、雲に浮かぶ富士山が姿を見せてくれました。
夏の時期の富士山展望はあまり期待していなかった(見れたら最高)ので、今回は本当に幸せでした。
バリルートに近い弁当沢ノ頭ルートでしたが、登りごたえのある充実した径でした。
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