火打山と妙高山へテント泊で 夏のお花に癒やされて
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- GPS
- 31:22
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,138m
- 下り
- 2,119m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:28
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:53
7:00 笹ヶ峰登山口出発
8:05 黒沢橋
10:05 富士見平(約5分休憩)
11:10 高谷池ヒュッテ(約65分休憩)
12:35 天狗の庭
13:10 雷鳥平
13:55 火打山山頂(約15分休憩)
14:40 雷鳥平
15:10 天狗の庭
15:30 高谷池ヒュッテ
※バテバテのため、コースタイムは参考まで
(2日目)
5:30 高谷池ヒュッテ出発
6:00 茶臼山
6:25 黒沢池ヒュッテ(約15分休憩)
7:05 大倉乗越
7:35 長助池分岐(約10分休憩)
9:00 妙高山山頂・北峰及び南峰(約25分滞在)
10:15 長助池分岐(約5分休憩)
11:00 大倉乗越
11:20 黒沢池ヒュッテ(約10分休憩)
12:25 富士見平分岐
13:30 黒沢橋
14:20 笹ヶ峰登山口到着
天候 | 1日目 晴れ 2日目 明け方ガス、10時頃まで晴れ、その後曇り後小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口そばは30台程度、少し下のキャンプ場との兼用駐車場は100台程度 駐車場は少し斜度があるので車中泊には向かないかも |
コース状況/ 危険箇所等 |
【笹ヶ峰登山口 〜 黒沢橋】 ブナ林の中の整備されたゆるやかに登る道 ほとんど木道が整備されていて歩きやすいが、他の方も書いているように設置されている滑り止めに下りは難儀 この時期見られた花は、足元のギンリョウソウとところどころのタニウツギのみ 【黒沢橋 〜 富士見平】 ここからが本格的な登山道 十二曲は木段等が整備されていて歩きやすい 十二曲からが高低差も大きい岩と泥、木の根が混ざった急坂が続く 足の置場に注意できれば、三点支持までは必要ない 樹林帯はブナ林からオオシラビソの針葉樹林帯となる コース上の数箇所からは信越の山や北アルプスを望めるポイントもある この時期、サンカヨウをあちこちで見ることができる 富士見平に近づくとキヌガサソウも楽しめる 【富士見平 〜 高谷池ヒュッテ】 水平やや登りで、小さな山を巻くような位置取り 木の根が多く、そのアップダウンがコース上にあってちょっと歩きにくい 途中から眺める火打山、水平少し上に高谷池ヒュッテが見える 高谷池ヒュッテは三角形の屋根が目印、テン場は30張程度、地面は粘土質なので寝心地は良いが水はけは悪そう 夜は多少は冷え込んだが、明け方はガスのため冷え込み弱く、フリースがいるかどうか?という程度だった 【高谷池ヒュッテ 〜 火打山】 小さなピークを超えて天狗の庭という湿原を通り、稜線を歩いて山頂へ向かう 天狗の庭までは木道が整備されていて、この時期はミズバショウは最終盤、ハクサンコザクラは見頃 天狗の庭から見る逆さ火打ちは素晴らしい! 稜線歩きは一部崩落のためにコースが付け替えられていたが、そちらもコース整備がされていて歩きやすい 途中に雪渓は二箇所、雷鳥平付近と山頂直下付近だが、どちらも斜度は緩く、日中歩く分にはアイゼン等は不要と思う 山頂からは360度の展望があり、焼山や北アルプス、信越の山から妙高山がぐるーっと一望できた この日は天気が良すぎたのか雷鳥の姿を拝めず ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイもしくはミヤマキンポウゲ、サンカヨウ、キヌガサソウ、他にも多くの花が咲いていた シャクナゲとワタスゲには少し早かった感じ 【高谷池ヒュッテ 〜 黒沢池ヒュッテ】 小ピークのアップダウンがある 高谷池側は木道等あって整備されているが黒沢池側は土の少し急斜面 道中も多くの花が咲いている 【黒沢池ヒュッテ 〜 妙高山】 手前の少ピーク(大倉乗越)までは土と岩の道で、足元は滑りやすい 大倉乗越に上がると妙高山と火打山の両方の姿を拝める ただし、100m下ってから400m登り返しなので、絶望的な気分にもなる(笑) 大倉乗越から妙高山の登り口(黒沢池分岐)までは急坂と斜面のトラバース道 他の方のレコにもあるが、10m程の崩落地があるので要注意 登り口から数十mほどの雪渓あり 踏み跡明瞭でありツボ足でも問題ないが、軽アイゼン程度はあっても良いかも 雪渓が終わると岩と木の根の急坂をひたすら直登する 途中笹の中を歩いているとメゲるが、高度を上げると火打山が視界に入るようになるので、それまでが辛抱 山頂に着くと三角点のある北峰に着く 5分ほどの最高地点の南峰に行けば360度の展望を得られる 【黒沢池ヒュッテ 〜 富士見平】 黒沢池の湿原の中の木道歩き この時期は、ハクサンコザクラとワタスゲを楽しめた 丸太橋を渡ると少ピークを巻くようなコース取りとなり、多少のアップダウンが続く道となる |
その他周辺情報 | 【登山届】 笹ヶ峰登山口に登山届と下山届の提出ボックス有り 【トイレ】 笹ヶ峰登山口に公衆トイレあり 高谷池ヒュッテに有料トイレあり、宿泊者以外は使用済みペーパーは持ち帰り 黒沢池ヒュッテはオープン前のために使用禁止 【コンビニ】 笹ヶ峰登山口の場合、国道18号のコンビニが最終 【入浴施設】 杉野沢の苗名の湯を利用(450円/人) 【水について】 各ヒュッテには水があるものの煮沸が必要 雪解け水を汲める箇所があるが自己責任で |
写真
感想
久しぶりのテン泊登山!
今年はいろいろと縦走も考えているので、実力をつけようと直前まで行く山は悩んでいましたが、futo提案の火打&妙高へ行ってきました。
写真のコメントを書くつもりが、、、futoが書いてくれました。
火打はお花が多く、天狗の庭は雰囲気がとてもよかったです。
妙高は荒々しい感じがしましたが、見上げる頂上についたときは感動しました。
水の心配があって、futoにたくさん持ってもらったら、バテてしまって申し訳なかったです。
私もこっそり水を持っていきましたが、最後にはほぼ飲み干してしまった暑さ。
2日目は出発からトイレポイントがなかった(黒沢池ヒュッテは開いたら使えると思います)にも関わらず、最後までトイレに行かないぐらい汗をかいていました。
皆さん書いてますが、虫は嫌になるほどいます。嫌な方は網をかぶることをお勧めします。
体力のなさを露呈してしまいましたが、達成感もありました。
今年はテン泊がんばるぞー。
梅雨の合間で晴れも見込めたので、テント泊で妙高・火打へ
山は素晴らしかったのですが、自分自身がダメダメでした
給水に不安があったので背負った水分が7リットル以上!
睡眠不足やら多量の発汗も加わり、十二曲を超えた急登付近ですっかりペースダウン
さらに大量発生する小虫にも襲われ、本当にさんざんでした(泣)
テントでは、冷え込みもきつくなかったので、思わず10時間も寝てしまいました(爆)
山は素晴らしかったです!
例年よりも花の時期が早かったので、多くの花が咲き誇っていました
キヌガサソウやサンカヨウを富士見平から上ではどこでも見ることができ、こんな数を見たのは初めての経験でびっくり感動でした
その他、ハクサンコザクラやミヤマキンバイ等、おなじみの夏の花もいっぱいで、疲れた体と心(?)が癒やされました
火打山はお花に囲まれたたおやかな山、妙高山は岩場の急登の試練の山、という感じなので一緒に登るとさらに良さそうです
ただ、大倉乗越から見た妙高山へのルートの絶望感(100m下ってからの400m激登りの風景)は忘れられません(爆)
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