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Yamareco

記録ID: 902361
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

那須岳 天国のような稜線歩きと地獄めぐり

2016年06月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.4km
登り
1,457m
下り
1,223m

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:40
合計
9:00
5:20
40
峠の茶屋駐車場
6:00
0:00
15
6:15
0:00
18
6:33
0:00
7
6:40
6:45
4
6:49
0:00
11
7:00
0:00
5
7:05
0:00
15
7:20
0:00
10
7:55
0:00
65
9:00
0:00
85
10:25
11:00
20
11:20
0:00
40
12:00
0:00
20
姥ヶ平下
12:20
0:00
10
12:30
0:00
25
12:55
0:00
5
姥ヶ坂
13:00
0:00
15
13:15
0:00
25
13:40
0:00
15
13:55
0:00
10
14:05
0:00
15
大岩
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東北自動車道那須ICより県道17号を経て、峠の茶屋駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません
峠の茶屋駐車場
一般観光客の方もチラホラ
2013年01月01日 00:00撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:00
峠の茶屋駐車場
一般観光客の方もチラホラ
駐車場出口の左側にあるこの階段からスタート
2013年01月01日 00:00撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:00
駐車場出口の左側にあるこの階段からスタート
登山届を提出
2013年01月01日 00:05撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:05
登山届を提出
ここから本番
2013年01月01日 00:06撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 0:06
ここから本番
帽子をかぶった狛犬
2013年01月01日 00:06撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 0:06
帽子をかぶった狛犬
朝日岳方面
2013年01月01日 00:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
3
1/1 0:22
朝日岳方面
茶臼岳がしっかりと見えてきました
2013年01月01日 00:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 0:22
茶臼岳がしっかりと見えてきました
峰の茶屋跡避難小屋
2013年01月01日 00:41撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:41
峰の茶屋跡避難小屋
中は綺麗です
一人の方が寝ていました
2013年01月01日 00:44撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:44
中は綺麗です
一人の方が寝ていました
防災用ヘルメットがあります
いざという時にはあまり役に立たなさそう…
2013年01月01日 00:43撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:43
防災用ヘルメットがあります
いざという時にはあまり役に立たなさそう…
う〜ん、気持ちいい
午後から天気が悪くなるはずだから、今のうちに見ておこう
2013年01月01日 00:47撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 0:47
う〜ん、気持ちいい
午後から天気が悪くなるはずだから、今のうちに見ておこう
朝日岳方面に進みます
2013年01月01日 00:50撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 0:50
朝日岳方面に進みます
2013年01月01日 00:54撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 0:54
恵比寿大黒
2013年01月01日 00:57撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:57
恵比寿大黒
いかにも「火山」といった雰囲気です
2013年01月01日 00:57撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 0:57
いかにも「火山」といった雰囲気です
何度も振り返ってしまいました
2013年01月01日 01:05撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
3
1/1 1:05
何度も振り返ってしまいました
ちょっとした鎖場があります
鎖は使わなくても大丈夫です
2013年01月01日 01:09撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 1:09
ちょっとした鎖場があります
鎖は使わなくても大丈夫です
朝日の肩
2013年01月01日 01:14撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:14
朝日の肩
せっかくだから、近くに見える朝日岳まで行ってみよう
2013年01月01日 01:14撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 1:14
せっかくだから、近くに見える朝日岳まで行ってみよう
サクッと朝日岳に到着
2013年01月01日 01:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 1:22
サクッと朝日岳に到着
朝日岳より
2013年01月01日 01:23撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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朝日岳より
これから進む三本槍岳方面
2013年01月01日 01:24撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 1:24
これから進む三本槍岳方面
熊見曽根
2013年01月01日 01:40撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:40
熊見曽根
隠居倉方面
三斗小屋温泉への近道
2013年01月01日 01:40撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 1:40
隠居倉方面
三斗小屋温泉への近道
清水平方面に進みます
2013年01月01日 01:41撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:41
清水平方面に進みます
1900m峰
2013年01月01日 01:47撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:47
1900m峰
清水平が見えてきました
2013年01月01日 01:53撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:53
清水平が見えてきました
木道を進みます
尾瀬っぽい雰囲気
2013年01月01日 01:59撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 1:59
木道を進みます
尾瀬っぽい雰囲気
清水平
2013年01月01日 02:01撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 2:01
清水平
北温泉分岐
2013年01月01日 02:11撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 2:11
北温泉分岐
2013年01月01日 02:11撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 2:11
あれが三本槍岳?
槍ヶ岳のような山が3つあるのかと思っていました
2013年01月01日 02:15撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
3
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あれが三本槍岳?
槍ヶ岳のような山が3つあるのかと思っていました
三本槍岳
2013年01月01日 02:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 2:36
三本槍岳
茶臼岳に雲がわいてきました
これからどんどん天気は悪くなるはず
向こうに着く頃には真っ白かな?
2013年01月01日 02:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 2:36
茶臼岳に雲がわいてきました
これからどんどん天気は悪くなるはず
向こうに着く頃には真っ白かな?
甲子山方面に進んで、ここで分岐
2013年01月01日 02:50撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 2:50
甲子山方面に進んで、ここで分岐
ケルン
2013年01月01日 02:52撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 2:52
ケルン
三本槍岳と熊見曽根方面
2013年01月01日 02:52撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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三本槍岳と熊見曽根方面
鏡ヶ沼が見えました
2013年01月01日 02:57撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 2:57
鏡ヶ沼が見えました
大峠まで下りが続きます
一部滑りやすいので注意
向こうに見えるは大峠山?流石山?
2013年01月01日 03:18撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 3:18
大峠まで下りが続きます
一部滑りやすいので注意
向こうに見えるは大峠山?流石山?
大峠
2013年01月01日 03:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 3:42
大峠
大峠から先は樹林帯となり、藪漕ぎのような部分もあります
2013年01月01日 04:00撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 4:00
大峠から先は樹林帯となり、藪漕ぎのような部分もあります
3回渡渉します
ひとつめ、ふたつめは渡渉ポイントが微妙です
2013年01月01日 04:24撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 4:24
3回渡渉します
ひとつめ、ふたつめは渡渉ポイントが微妙です
湿った岩を下ります
ロープがありますが、使わなくても大丈夫です
2013年01月01日 04:34撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 4:34
湿った岩を下ります
ロープがありますが、使わなくても大丈夫です
ロープを使って下るkazuruさん
2013年01月01日 04:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 4:36
ロープを使って下るkazuruさん
三斗小屋温泉に到着
こちらは大黒屋
バッジを買うならここです
2013年01月01日 05:09撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:09
三斗小屋温泉に到着
こちらは大黒屋
バッジを買うならここです
良い雰囲気です
2013年01月01日 05:10撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 5:10
良い雰囲気です
こちらは煙草屋
バッジは売っていません
2013年01月01日 05:12撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 5:12
こちらは煙草屋
バッジは売っていません
2013年01月01日 05:12撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:12
本日のメインに進みましょう
2013年01月01日 06:16撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 6:16
本日のメインに進みましょう
姥ヶ平分岐
2013年01月01日 06:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 6:42
姥ヶ平分岐
ひょうたん池まで0.2km
近いようだから行ってみよう
2013年01月01日 07:07撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:07
ひょうたん池まで0.2km
近いようだから行ってみよう
木道を歩きます
野ウサギがいました
2013年01月01日 06:58撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 6:58
木道を歩きます
野ウサギがいました
木道からおりないで下さい
2013年01月01日 07:02撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:02
木道からおりないで下さい
木道の終点より
ひょうたん池はあまりよく見ません
2013年01月01日 07:02撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:02
木道の終点より
ひょうたん池はあまりよく見ません
よく見るためには木道からおりねばならないようです
・・・踏み跡がバッチリ!?
2013年01月01日 07:03撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:03
よく見るためには木道からおりねばならないようです
・・・踏み跡がバッチリ!?
姥ヶ平
ベンチがあって気持ち良い場所でした
雲行きが怪しくなてきたので急ぎます
2013年01月01日 07:11撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:11
姥ヶ平
ベンチがあって気持ち良い場所でした
雲行きが怪しくなてきたので急ぎます
風が強く、真っ白の中からたまに茶臼岳が姿を現します
2013年01月01日 07:20撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:20
風が強く、真っ白の中からたまに茶臼岳が姿を現します
標高を上げるにつれて、道が整備されてきます
2013年01月01日 07:27撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:27
標高を上げるにつれて、道が整備されてきます
姥ヶ坂
峠の茶屋まで天気が持ちそうもないので、ロープウェーを使うことにして、ここから左回りを選択
2013年01月01日 07:35撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:35
姥ヶ坂
峠の茶屋まで天気が持ちそうもないので、ロープウェーを使うことにして、ここから左回りを選択
至る所からガスが噴き出しています
近づけないようにロープとか張らなくて大丈夫なのかな?
2013年01月01日 07:35撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:35
至る所からガスが噴き出しています
近づけないようにロープとか張らなくて大丈夫なのかな?
無間地獄
すごい地名です
ここが地獄の最下層?
2013年01月01日 07:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 7:42
無間地獄
すごい地名です
ここが地獄の最下層?
2013年01月01日 07:43撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:43
振り返って姥ヶ坂方面
2013年01月01日 07:44撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:44
振り返って姥ヶ坂方面
硫黄
ふりかけ(のりたま)のようでした
2013年01月01日 07:46撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1
1/1 7:46
硫黄
ふりかけ(のりたま)のようでした
歪んでいる橋
2013年01月01日 07:53撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:53
歪んでいる橋
硫黄鉱山跡
峰の茶屋跡避難小屋は目と鼻の先
これにてほぼ1週
2013年01月01日 07:57撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:57
硫黄鉱山跡
峰の茶屋跡避難小屋は目と鼻の先
これにてほぼ1週
少し登ってお釜口
本日のメインがようやくスタート!
2013年01月01日 08:21撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:21
少し登ってお釜口
本日のメインがようやくスタート!
お釜
カルデラ湖が見たかったな
2013年01月01日 08:27撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:27
お釜
カルデラ湖が見たかったな
2013年01月01日 08:28撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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朝日岳方面
朝は向こう側から見ていたのだなぁ
2013年01月01日 08:31撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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朝日岳方面
朝は向こう側から見ていたのだなぁ
茶臼岳に到着
2013年01月01日 08:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
2
1/1 8:36
茶臼岳に到着
那須岳神社
2013年01月01日 08:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:36
那須岳神社
ここだけ地面の色が違います
赤岳みたい
2013年01月01日 08:40撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:40
ここだけ地面の色が違います
赤岳みたい
大岩
どれだろう?
2013年01月01日 08:48撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:48
大岩
どれだろう?
これかな?
2013年01月01日 08:48撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:48
これかな?
いや、こちらかな?
2013年01月01日 08:48撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:48
いや、こちらかな?
ぐんぐんと下ります
2013年01月01日 08:54撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:54
ぐんぐんと下ります
牛ヶ首との分岐
姥ヶ坂から右回りだと、ここに出ます
2013年01月01日 08:58撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 8:58
牛ヶ首との分岐
姥ヶ坂から右回りだと、ここに出ます
ロープウェー駅に到着
お疲れさまでした!
なんとか雨に降られずに済みました
2013年01月01日 09:03撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 9:03
ロープウェー駅に到着
お疲れさまでした!
なんとか雨に降られずに済みました
中藤屋で汗を流しました
2013年01月01日 10:18撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 10:18
中藤屋で汗を流しました
撮影機器:

感想

今回は、昨年の秋に行こうとして強風で断念した「那須岳」に登りました!
家から微妙に遠い那須岳…
せっかくなので、三本槍岳や三斗小屋温泉を巡る周回コースになりました。

微妙な天気予報の中、朝5時前に峠の茶屋駐車場に到着。
今日は午後から天気が崩れるらしいですが…
何とか雨が降り始める前に下山できたらいいなぁ。

5時20分、峠の茶屋駐車場をスタート。
最初は緩やかな登りが続きます。
駐車場の標高がすでに1400m以上あるので、数十分歩くだけで視界が開けて素晴らしい景色を見ることが出来ます。
息を切らすこともなく、あっという間に峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。
いつもは登り始めの1時間くらいは辛くて、「なんで山なんか登ってるんだろう…」と若干フテくされ気味なのですが、今回はそんなことを考える間もなく楽しい稜線歩きに突入!
火山特有の荒涼とした景色が目の前に広がり、嫌でもテンションがあがります。

避難小屋から茶臼岳へもすぐ登ることができますが、まずは朝日岳を目指します。
目の前にある山をトラバースして先に進みます。
早朝の清々しい空気と晴れ上がった青空が気持ちいい!
砂礫の道も整備されていて、とても歩きやすいです。
しばらく進むと恵比寿大黒という標識があり、さらに先に進むと穴が開いた面白い形の大岩が現れました。
なんだこれ?那須岳結構楽しいかも!
朝日岳の肩から朝日岳山頂へは往復で十分ちょっと。
山頂には結構人がいましたが、風が強かったのと疲れていないのでここでは休憩せずに先に進みました。

ここから先は緩やかなアップダウン、熊見曽根〜1900m峰〜清水平と楽しい稜線歩きが続きます。
清水平に近づくにつれて、今まで赤茶けた岩と砂礫の道だったのが、だんだんと緑が多い道になってきます。
清水平は木道があり、これはこれで素敵な景色です。
この辺りには、ピンク色のかわいい花が咲いていたけれど何の花かな?

相変わらず歩きやすい道を少し登り、三本槍岳へ到着。
ここが那須連峰の最高峰。
名前からもっと尖がった山容を想像していましたが、意外となだらかな山頂でした。

三本槍岳からは甲子山方面へ下ります。
途中、鏡沼がとてもきれいに見える場所がありました。
三斗小屋温泉分岐を大峠方面へ。
結構下って大峠へ到着。
この辺りからだんだんと歩きにくい道になっていきます。
大峠からは樹林帯の中をひたすら下り、三度ほど沢を渡渉。(雨が降ると渡れなくなりそうなので注意)
三度目の沢を渡り終えると登りが始まり、汗だくになりながら三斗小屋温泉に到着しました。

三斗小屋温泉には、「大黒屋」と「煙草屋」の二つの旅館がありのんびりとした雰囲気。
残念ながら温泉は泊まらないと入れないようですが、テント場もあるので今度はテント泊で訪れたいと思いました。
煙草屋で、バッジコレクターのkenboさんが「三斗小屋温泉のバッジはありますか?」と旅館の人に聞いていましたが置いていないとのこと。
ションボリするkenboさん。
しかしお昼ご飯をテント場のベンチ?で食べていると、煙草屋のおじさんが「大黒屋にバッジ売ってるよ」と教えてくれました。
さっそくバッジを買いに走るkenboさん。
無事、三斗温泉小屋のバッジを買うことが出来てご満悦でした(笑)

温泉小屋から先も歩きやすい道。
しかし、だんだんと天気が怪しくなってきました。
分岐を沼原方面へ下り、登りかえして姥ヶ下。
ここからしばらく登っていくと、いきなり樹林帯から見晴の良い場所に出ました。
周りの植生はハイマツやシャクナゲなどの背の低い木々になり、目の前にはガスで白く霞んだ茶臼岳が見えました。
今にも雨が降りそうな天気で先を急ぎたかったのですが、「←ひょうたん池」という標識があったので寄り道することに。
木道を進んでいくと、なんとウサギが目の前を横切ってビックリ!
こんなところにウサギが住んでるんですね…野生のウサギ、初めて見ました。
で、肝心の「ひょうたん池」ですが…近くからではまったくひょうたんに見えず残念!
こういうのは上から見ないといけないですね。

ひょうたん池からしばらく進み姥ヶ平。
ここは広くてベンチもたくさんあり、時間があれば休憩したい場所です。
しかし天気がどんどん悪くなっていくので、名残惜しいですが先に進むことにしました。
ここから先は硫黄の臭いが強くなっていきます。
牛ヶ首手前を無間地獄方面へ進みますが、硫黄の臭いと漂うガスで何とも言えないおどろおどろしい雰囲気に。
本当の地獄はこんな感じかも…とちょっと楽しかったです。

その後はお釜巡りをして茶臼岳山頂へ登頂し、ロープウェー駅へ下山しました。
最後の方はガスで真っ白になってしまって、風もものすごく強く大変でしたが、雨に降られずに済んだので助かりました。
下山後はお楽しみの温泉へ♪
鹿の湯と同じ源泉を引いているという「中藤屋旅館」で日帰り温泉に入りました。
硫黄の香りと白濁したお湯が最高でした!

那須岳は、お手軽に登れて短い時間でも雄大な火山の景色を楽しめるので、初心者の方を連れて行くのにいいなと思いました。
とても歩きやすく稜線歩きも楽しかったので、また違うコースを歩いてみたいですね。
(今度は三斗小屋温泉に泊まりたい!)
温泉も豊富なので、お気に入りの山になりました♪

昨年の秋に行こうとして、木枯らし1号で断念した那須岳。「せっかくなら、晴れているときに登りたい」というkauzruさんのご希望で、登る時期を検討していました。

天気予報では、午前中は晴れで夕方から雨。午前中に絶景を楽しみ、雨が降る前に下山することはできそうなので、実施することに。しかし問題は、私の体調がイマイチであること。どうなることやら・・・。

スタートからしばらくは、緩やかな登りが続きました。火山地帯であるためか森林限界が低く、すぐに視界が開けてきました。ハイキング気分で峰の茶屋避難小屋に到着。中は綺麗で、男性一人が寝ていました。有事の際用にヘルメットが置いてありましたが、時速数百kmで飛んでくると言われる岩から身を守ることは難しそうです。

まずは朝日岳へ。目の前にある山(剣ヶ峰)に登れなくもないですが、右方面から巻いて進みます。火山地帯らしい砂礫の道は、鎖等で整備されていて高低差も特になく、とても歩きやすかったです。ただ、稜線なので、時折吹く強風には注意が必要です。
朝日の肩に到着すると、若者のグループがワイワイと食事の準備中。やはり、強風のため苦労しているようでした。

少し登って、朝日岳山頂に到着。茶臼岳方面が綺麗に見えました。たぶん向こうに到着する頃には天気が悪いだろうから、これが見納めかな。

朝日の肩に戻って、先に進みます。1900m峰までは緩やかなアップダウンが続き、清水平まで下ります。下るにつれて草が生え始め、設置されている木道を歩いているときは、まるで尾瀬にいるような感じがしました。

北温泉分岐を三本槍岳方面へ。「槍」というくらいなので、槍ヶ岳のような山が3つあるのかと思ってましたが、実際は普通の山でした。

さて、大峠に進みます。ここからはひたすら下りとなります。甲子山分岐で、行動時間が1位間程度長くなっても鏡ヶ沼経由で進みたいところですが、天気が心配なのでおとなしく大峠方面へ。一部が滑りやすくなっているので注意が必要です。展望台らしき所から、鏡ヶ沼が綺麗に見えました。しかし、茶臼岳方面を見てみると、次第に雲がわき始めていました。

大峠から先は樹林帯となり、これまでの歩きやすい道とは一変して、普通の登山道になります。しかも、地面が濡れていたり、藪漕ぎのような部分があったりと、結構歩きにくかったです。3回渡渉があり、ひとつめとふたつめは渡る場所が微妙です。また、湿った岩の下りにはロープが設置されていました。

渡渉を終えると、登りが始まります。三本槍岳からここまでかなり下っているので、ここから茶臼岳まで登り返すことになります。低い標高、時間帯、樹林帯で風がないの3拍子がそろって、ここで一番汗をかきました。やっちらおっちら登って、三斗小屋温泉に到着。車で来ることはできない、秘湯のような雰囲気が漂っていました。奥多摩の三条の湯よりは、こちらの方が味があるような気がします。

最初に大黒屋さんを覗くと、掃除で忙しそうだったので、スルーして煙草屋さんへ。ここでバッジの有無を確認すると、「タオルとTシャツしか扱っていない」とのことでした。バッジを諦めてトイレを借りることに。

先に用を足して戻ってきたkazuruさんが「トイレにオカマギッチョがいた。久しぶりに見たな」と仰る。「オカマギッチョって何?」と思いましたが、私の教養の無さを露呈するのも悔しいので、適当に「ふーん、そうですか」と相槌を打っておきました。

煙草屋さんのテント場で昼食にしました。パンを頬張っていると、片づけに来たおじさんが「大黒屋は寄ったかな?バッジは向こうで売っているよ」と教えてくれましたので、あわてて買いに行きました。

食事を済ませ、先に進みます。一度下って登りかえして姥ヶ坂下に到着。ここから少し進むと、森林限界となって一気に視界が開けます。これと同時に、茶臼岳方面はガスで真っ白。さらに強風。雨が降り出す前にお釜めぐりを終わらせたいな。

しかし、途中にあったひょうたん池分岐で、「0.2kmなら行ってみますか?」と向かいました。木道を歩いていると、ガサガサと動物らしき音が…。身構えると、ピョンっとウサギさんが登場。「わぁ、初めて野ウサギを見た」とご満悦なkazuruさん。
「あまりジロジロ見たらかわいそうですよ」と先に進むことを促します。

木道の終点に着くと、残念ながら木々に覆われてひょうたん池はほとんど見えませんでした。「木道からおりないで下さい」と看板がありましたが、明らかに下りている踏み跡が…!?。

分岐に戻り、少し進んで姥ヶ平。ここは広くてベンチもたくさんあり、気持ち良い場所でした。少し休憩したいところでしたが、嫌な色をした雲がこちらに向かってきていたため、先に進むことに。しばらく登ると、風が強まってくるとともに、だんだんと硫黄の香りに包まれてきます。

姥ヶ坂でどうしようか相談。当初は、駐車場まで歩いて下るなら右回り、ロープウェーで下るなら左回りを予定していました。天気が微妙なので、後者を選択。峰の茶屋跡避難小屋方面に進むと至る所からガスが噴き出していて、楽しさを感じつつ、硫化水素でやられないようにあまり近づかないようにしました。でも「無間地獄」なんておそろしい地名があったり、ふりかけ(のりたま)のような小さな粒状の硫黄があったりと、楽しかったです。

硫黄鉱山跡で、今朝に通過した峰の茶屋跡避難小屋を横目に、お釜口まで登り返します。その後は、お釜めぐりをしながら茶臼岳山頂を通過して下山開始。最初は岩岩していた道が次第に砂礫に変わってきて、ロープウェー駅に到着し、ゴールとなりました。

那須岳は、予想以上に楽しい山でした。三本槍岳までなら、アップダウンをそれほど感じないとても歩きやすい道で、登山を始めたばかりの方にはおススメです。また、熊見曽根から直接煙草屋まで下ってテント泊するのも面白いと思います。特に、テント初めにはちょうど良いかもしれません。次に来るときは、紅葉の時期かテント泊にしようと心に決めました。

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無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [2日]
茶臼岳〜三斗小屋温泉〜三本槍岳〜朝日岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
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