金峰山〜朝日岳〜北奥千丈岳〜国師ヶ岳(廻り目平からの周回)
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- GPS
- 09:15
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 1,670m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:15
天候 | 高曇り/晴れ→晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●廻り目平〜金峰山 金峰山荘から川端下林道終点までおよそ3.5km、西股沢沿いの林道歩きです。 林道終点には廃車があり、ここで支沢にかかった木橋を渡ると登山道が始まります。 金峰山小屋までの前半は沢筋、後半は尾根筋の 整備された登山道を高低差560mほど登ります。 金峰山小屋付近から森林限界を超え、 ハイマツと岩ゴロの登山道を高低差170mほど登ると金峰山山頂に到着です。 ●金峰山〜大弛峠 金峰山からしばらくは森林限界上の稜線歩きとなり、その後鉄山との鞍部へと 下り始めると樹林帯に入ります。縦走路は鉄山の山頂は通過せずに北側を巻きます。 朝日岳との鞍部まで高低差50〜60mほど下り、 鞍部から高低差約100mを登り返すと朝日岳山頂へと至ります。 朝日岳直下はガレ場となっていました。 朝日岳から小ピーク(大ナギ)を一つ越えてから朝日峠まで下り、 その後、2つほど小ピークを通過すると大弛峠へと至ります。 ●大弛峠〜北奥千丈岳〜国師ヶ岳 大弛小屋の脇から延びる登山道を進むと木階段が連続します。 前国師岳まではほとんどが木の階段です。前国師岳を過ぎると 三繁平で登山道は奥秩父主脈縦走路と黒金山・乾徳山方面との二股に分かれます。 黒金山・乾徳山方面にわずかに進むと奥秩父最高峰の北奥千丈岳へと至ります。 縦走路を進むとこちらもすぐに国師ヶ岳へと至ります。 ●大弛峠〜廻り目平(川上牧丘林道) 大弛峠から山梨県側は舗装された道路ですが、長野側は荒れた砂利道となっており、 東股沢を渡るまでは林道とはいえスムーズに歩くことができませんでした。 東股沢を渡ってからは舗装された道となります。 川上牧丘(大弛峠)線と川端下林道の分岐点まで戻るのがイヤになり、 途中で林道を外れて金峰山荘方面にショートカットしました。 もちろん登山道はありませんので激藪漕ぎ&沢へ降りるために 急斜面の下降を強いられました。 結果的には、林道をたどったkomemameの方が15分ほど早く到着していました(苦笑) |
写真
感想
週末は奥秩父がまあまあの天気予報に変わりました。
2000m以上の稜線歩きじゃないと今時分は暑くてかなわんなぁ、
ということで奥秩父主脈縦走路の未踏区間を歩くことに。
金峰山より先(東)はまだ歩いたことがなく、
こちらも初めての廻り目平から朝日岳〜国師ヶ岳、
そして奥秩父最高峰の北奥千丈岳まで行って大弛峠経由で周回することにします。
廻り目平から林道を進んだ後、登山道に入り斜度を上げ始めると
3週間ぶりの山登りでカラダが重い…。
廻り目平からのルートはたくさんの人が歩いているのかと思っていましたが、
金峰山まで誰とも会わず意外な感じ。
でも金峰山から先の奥秩父主脈縦走路は、
大弛峠からやってくる多くの人たち(ゆうに100人は超えていた)とすれ違い。
人が多いことを除くと、この区間前半は森林限界上の気持ちの良い稜線を歩き、
後半は奥秩父らしい苔むした樹林帯歩きを楽しむことができました。
大弛峠からは木階段をひたすら登って、
奥秩父最高峰の北奥千丈岳と国師ヶ岳に立ち寄り。
夢の庭園で金峰山から歩いてきた稜線を眺めて大弛峠に戻りました。
大弛峠から川上牧丘林道を伝って廻り目平まで戻ります。
この林道、大弛峠を境に山梨側は県が管理しているので舗装されてますが、
長野県側は財政力の弱い川上村の管轄のため、
荒れた砂利道でこれが非常に歩きにくい。
時間もかかりるし、ボコボコで足裏も痛くなってきます。
東股沢を通過してからようやく舗装された道路になりますが、
あまりにも単調な歩きが続いたため変化が欲しくて、
登山道のないルートを藪漕ぎでショートカットして戻ることに。
激藪漕ぎ&西股沢に降りるところが崖になっていてちょい難儀。
廻り目平のキャンプ場に戻るとkomemameは15分以上も前に到着してたとのこと。
なんだかなぁ。
最近よく歩いているせいか、
ここのところ奥秩父はお気に入りのひとつのエリアで、
じめっとコケっぽいところが好きです。
この日は奥秩父の最高峰・北奥千丈岳までの縦走。
金峰山までのコースは誰にも会わず、
初めて会ったのが金峰山小屋のわんこ。
こんな高いところで暮らしているなんて、たくましいなぁ、
と思いつつ、うらやましくもあります。
さすがに金峰山に近づくと、人の声がたくさん聞こえて、
山頂には人がいっぱいいました。
で、ここから先の稜線が、すっごい素敵で!
やっぱり視界が開けていると、気持ちが良い!
意外にも天気もよくて景色もよく見渡せました。
金峰山はなんどもきているけど、こっち側にきたのは初めてだったので、
なんか違うところにいるみたいでした。
そこから先は、さすが、気軽に登れるコースだけあって、
とてもたくさんの人とすれ違いました。
ゆっくりスタートで、素晴らしい稜線歩きに、山頂も踏めるなんて、
良いコースだ〜。
大弛峠まで下りてきて、車の数にびっくり。
たしかにそれだけの人とすれ違ったといえば、納得ですが。
ここでお昼休憩したら、からだが「もう終わり」と勘違いしたのか、
整備されまくりの国師ヶ岳への階段がちょーきつい。
からだが重くてかないませんでした。。
でも国師ヶ岳も北奥千丈岳も、そんなの吹き飛ぶくらいの景色、
なんて気持ちの良いところだったでしょうか。
大弛峠からの林道歩きは、山登りと同じくらい、
辛いものがありましたが、
danyamaと日常であった「ちょいおもしろネタ」「ちょいバカ話」を披露しあい、
ひたすらあるくだけの時間を《有意義に》過ごしました、笑。
こういう話って、わざわざ家で話す感じでもないんだけど、
こういうときにぴったり。
次回の次回のために、またネタ仕込んでおこう。
おしまい。
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