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Yamareco

記録ID: 916536
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜

2018年12月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
13.8km
登り
546m
下り
556m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
1:02
合計
6:11
9:34
4
交差点「城山」
9:38
9:39
14
懐古館「飯田家」
9:53
9:54
12
神明神社
10:06
10:08
13
落ヶ谷・善谷入り口
10:21
10:23
105
虎の尾道入り口
12:08
12:08
0
大石谷石垣跡
11:17
11:19
1
九尺石
11:20
11:29
5
二の丸
11:34
11:36
3
三の丸
11:39
11:41
2
安寧寺跡
11:43
11:44
6
沓掛場
11:50
11:53
3
寺屋敷跡
11:56
11:57
2
調度丸
11:59
12:00
3
遊佐屋敷跡
12:03
12:06
2
本丸(城山神社)
12:08
12:11
1
桜馬場
12:12
12:13
8
調度丸
12:21
12:22
18
本丸北駐車場
12:40
12:41
7
展望台登り口
12:48
12:50
6
馬洗い池
12:56
12:59
13
城石線の旧多根道の跡
13:12
13:13
11
展望台登り口
13:24
13:34
1
13:35
13:36
39
小松原道下り口
14:15
14:18
13
八幡神社奥宮
14:31
14:35
2
大門集落
14:37
14:39
15
八幡神社里宮
14:54
交差点「城山」
___【 今回のコース 】___

 交差点「城山」のそばにある駐車場からの出発です。現存する古道と古道があったとされるルートを通行し、七尾城の城域全体を取り囲むようにして周囲を一周しました。

(開始):交差点「城山」−「総構え」沿いの道−神明神社(小池川原町)−大谷川道(※)−尾根へ取り付き(大谷川上流)−虎の尾道−大石谷(龍の尾道と合流)−九尺石−二の丸−三の丸−安寧寺跡(ここで本丸側に引き返す)−沓掛場−寺屋敷跡−本丸−桜馬場−調度丸−本丸北駐車場−展望台登り口(峠)−馬洗い池−県道177号城山線(本丸方面を眺めて引き返す)−展望台登り口(峠)−七尾城山展望台(百間馬場)−小松原道(下山ルート)−八幡神社奥宮−大門集落−八幡神社里宮−市道矢田郷81号線(農免道路)−(車道を西方向に進む)−交差点「城山IC口」−交差点「城山」:(帰投)

※:川沿いの道です。現・林道古府線=旧・多根道〜に相当するルートです。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
___【 タイトルについて 】___

● 今回のレコ[ あゝ七尾城 (その二)〜城域を囲むように一周〜 ]
〜は、
● 前回のレコ[ あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜 ]=(2018年10月18日〜11月01日)https://yamare.co/1615114
〜の追加版(その二)になります。

 近年の調査により、七尾城跡の範囲が、従来考えられていたより広いことが判明しています。今回の山行は、その七尾城の遺構を取り囲むように反時計回りに一周してみました。スタートは、総構え跡に沿って古道を歩き始め、大谷川を遡ります。問題は、大谷川道(現・林道古府線)の途中から尾根を登り主郭部分に上がる部分のルートがハッキリしていないことでした。本丸を中心とする主郭群の西側に位置する[善谷曲輪群]と[古府城平曲輪群]を、あらかじめ今回の山行前に2往復してルートを確認しておきました。 

___【 古道(登城道)について 】___

 後出のスライドにルートマップを入れてあります。

−−−< 現存する登城道 >−−−

● 大手道:現存するメインの古道(登城道)です。

● 小松原道:大門集落から城山山頂=百間馬場(現・城山展望台のある場所)に上がるルート。現在も登山道として残されています。

● 主郭群のに西側を通るルート:「不動滝ルート」、「龍の尾道」、「虎の尾道」の3本が開かれています。往時の古道との関連は不明です。

−−−< 消失した登城道 >−−−

● 大門道:県道「城山線」などで分断され、一部分が現存。大門集落(現・矢田町大門)から登るルート。

● 蹴落川(けおとしがわ)道:または、木落川(きおとしがわ)道と呼ばれます。正確なルートは不明。

● 大石谷道(大谷川道):正確なルートは不明です。現在の登山ルートである「龍の尾道」、「虎の尾道」の2ルートが当てはまりそうです。
コース状況/
危険箇所等
___【 コースの状況等 】___

● [虎の尾道]の通行は要注意。

 古屋敷町の交差点「城山」=(県道城山線の登り口)からスタートします。古城町・小池川原町までは、町道を歩きます。小池川原町にある神明神社の裏手から古道(山道)に入ります。田んぼ道を過ぎると、大谷川を渡り、落ヶ谷・善谷入り口(旧・大石谷道の通過ポイント)に出ます。その後、林道古府線に入り大谷川の上流域に進みます。問題なのはその後です。上流域で再び川を渡り、尾根(虎の尾)を登り、登山道(虎の尾道)を進みますが、道の状態がよくありません。なんとか、「西の丸」直下に位置する「九尺石」まで登りきります。詳細はスライドを見て下さい。
< 七尾城登城道(全図) >
現存していない「蹴落川道」と「大門道」は省略しました。大谷川から登る3ルート(不動滝・龍の尾・虎の尾)については、そばを通ることになる曲輪群が不明確で、正確な登城ルートではありません。ルートとして明確なのは、大手道と小松原道のみです。
< 七尾城登城道(全図) >
現存していない「蹴落川道」と「大門道」は省略しました。大谷川から登る3ルート(不動滝・龍の尾・虎の尾)については、そばを通ることになる曲輪群が不明確で、正確な登城ルートではありません。ルートとして明確なのは、大手道と小松原道のみです。
< 七尾城の正面口 >
大谷川と蹴落川の間に『総構え』が造られ、その内側に武家屋敷群が建てられていました。メインの登城道である大手道が『総構え』の中に進んでいます。現在、能越道が通っている下あたりに「大手門」があったと云います。
< 七尾城の正面口 >
大谷川と蹴落川の間に『総構え』が造られ、その内側に武家屋敷群が建てられていました。メインの登城道である大手道が『総構え』の中に進んでいます。現在、能越道が通っている下あたりに「大手門」があったと云います。
< 大谷川からの登城ルート >
前回の山行では「不動滝ルート」と「龍の尾道」を通行しています。https://yamare.co/1615114
< 大谷川からの登城ルート >
前回の山行では「不動滝ルート」と「龍の尾道」を通行しています。https://yamare.co/1615114
< 龍の尾道(詳細) >
落ヶ谷・善谷入り口からスタートする登山道です。最短コースは、善谷の滝(落差2mほど)を越え沢登りすることですが、滑って危険です。滝の手前でリボンの目印に従って進めば良いのですが、谷側から尾根に上がる部分が不明確です。よって、もっと手前で尾根道に入るコースがお勧めです。虎の尾道と合流する手前で沢に下り九尺石を目指すことになります。
< 龍の尾道(詳細) >
落ヶ谷・善谷入り口からスタートする登山道です。最短コースは、善谷の滝(落差2mほど)を越え沢登りすることですが、滑って危険です。滝の手前でリボンの目印に従って進めば良いのですが、谷側から尾根に上がる部分が不明確です。よって、もっと手前で尾根道に入るコースがお勧めです。虎の尾道と合流する手前で沢に下り九尺石を目指すことになります。
< 虎の尾道(詳細) >
[虎の尾]の先端からスタートする登山道です。林道古府線の対岸にある排水パイプのある場所から登ります。いきなり尾根に上がろうとすると、かなり急登で大変です。尾根の北側に登山道が設けられています。しかし、倒れた竹で埋め尽くされています。登山道を途中まで進み、堀切になってる部分で尾根道に上がって進むと良いです。進行方向には、城平曲輪群があり、直進が困難なため、曲輪を巻くようにして大石谷に入り九尺石を目指します。
< 虎の尾道(詳細) >
[虎の尾]の先端からスタートする登山道です。林道古府線の対岸にある排水パイプのある場所から登ります。いきなり尾根に上がろうとすると、かなり急登で大変です。尾根の北側に登山道が設けられています。しかし、倒れた竹で埋め尽くされています。登山道を途中まで進み、堀切になってる部分で尾根道に上がって進むと良いです。進行方向には、城平曲輪群があり、直進が困難なため、曲輪を巻くようにして大石谷に入り九尺石を目指します。
< 交差点「城山」から >
〜のスタートです。駐車場は、この交差点の駐車場(正確には非常駐車帯)と、信号を進んだ先に七尾城史資料館の駐車場があります。
2018年12月16日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 9:34
< 交差点「城山」から >
〜のスタートです。駐車場は、この交差点の駐車場(正確には非常駐車帯)と、信号を進んだ先に七尾城史資料館の駐車場があります。
< 資料館の駐車場 >
〜の横を通り資料館・懐古館に向かいます。通常は右手の道を進んで下さい。今回は、裏道を通行することにしました。左手を流れる「蹴落川(けおとしがわ)」は大谷川の支流で、七尾城本丸下の烏帽子谷から流れ出てきています。
2018年12月16日 09:36撮影
12/16 9:36
< 資料館の駐車場 >
〜の横を通り資料館・懐古館に向かいます。通常は右手の道を進んで下さい。今回は、裏道を通行することにしました。左手を流れる「蹴落川(けおとしがわ)」は大谷川の支流で、七尾城本丸下の烏帽子谷から流れ出てきています。
< 七尾城史資料館 >
〜と懐古館「飯田家」の前を失礼して通らせてもらいます。
2018年12月16日 09:38撮影
12/16 9:38
< 七尾城史資料館 >
〜と懐古館「飯田家」の前を失礼して通らせてもらいます。
< 懐古館の裏手 >
〜に廻ります。
2018年12月16日 09:39撮影
12/16 9:39
< 懐古館の裏手 >
〜に廻ります。
< 裏庭の横 >
〜を通ります。
2018年12月16日 09:39撮影
12/16 9:39
< 裏庭の横 >
〜を通ります。
< 石垣の所を >
〜右に入ります。民家の脇を通ります。この裏道は住民のプライバシーに差し障る恐れがあるので、正規のルートを通ることをお勧めします。
2018年12月16日 09:40撮影
12/16 9:40
< 石垣の所を >
〜右に入ります。民家の脇を通ります。この裏道は住民のプライバシーに差し障る恐れがあるので、正規のルートを通ることをお勧めします。
< 古道の入り口 >
〜です。通常ルートは、反対側から(町道を通って)来ています。
2018年12月16日 09:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 9:41
< 古道の入り口 >
〜です。通常ルートは、反対側から(町道を通って)来ています。
< 門の癲 
〜へと進みます。どこかこの辺りに大手門があったと云われています。
2018年12月16日 09:42撮影
12/16 9:42
< 門の癲 
〜へと進みます。どこかこの辺りに大手門があったと云われています。
< 幅3mの旧道 >
〜が通っていました。能越道の下を横切ります。かって「総構え」が、ここを通る能越道の南側(城側)にありました。
2018年12月16日 09:43撮影
12/16 9:43
< 幅3mの旧道 >
〜が通っていました。能越道の下を横切ります。かって「総構え」が、ここを通る能越道の南側(城側)にありました。
< 立石のお地蔵 >
〜さんです。大手道は直進していて、赤坂口から三の丸に登っています。今回は、大谷川道(大石谷道)に進むためこの辻で右に回ります。
2018年12月16日 09:44撮影
12/16 9:44
< 立石のお地蔵 >
〜さんです。大手道は直進していて、赤坂口から三の丸に登っています。今回は、大谷川道(大石谷道)に進むためこの辻で右に回ります。
< 能越道の通っている方向 >
〜に進みます。
2018年12月16日 09:45撮影
12/16 9:45
< 能越道の通っている方向 >
〜に進みます。
< 町道の交差点 >
〜を横切ります。左折して八幡宮の方向に進むと、大手道の赤坂口にでます。ここは、「総構え」跡の内側をなぞるように進行します。
2018年12月16日 09:46撮影
12/16 9:46
< 町道の交差点 >
〜を横切ります。左折して八幡宮の方向に進むと、大手道の赤坂口にでます。ここは、「総構え」跡の内側をなぞるように進行します。
< 右手の段々畑 >
〜が「総構え」の土塁があった地帯です。能越道の直下南側(こちら側)に[ため池]が2つ並んでいます。堀があった所が[ため池]になったのでしょう。また、畑の中に30m四方ほどの林が取り残されていますが、戦国時代は処刑場になっていた場所だったらしい。
2018年12月16日 09:47撮影
12/16 9:47
< 右手の段々畑 >
〜が「総構え」の土塁があった地帯です。能越道の直下南側(こちら側)に[ため池]が2つ並んでいます。堀があった所が[ため池]になったのでしょう。また、畑の中に30m四方ほどの林が取り残されていますが、戦国時代は処刑場になっていた場所だったらしい。
< 総構えのマップ >
Googleより拝借した写真を加工しました。この後は、城壁(総構え)から抜けだし、大谷川を遡上することになります。
< 総構えのマップ >
Googleより拝借した写真を加工しました。この後は、城壁(総構え)から抜けだし、大谷川を遡上することになります。
< 神明神社 >
ちなみに、神明神社の北西約600mの所に、地域の神社の祭神を集めて祀った「總社」があります。今回は、なるべく昔の人が通っていたらしい道(古道)を辿るようにして進みます。
2018年12月16日 09:53撮影
12/16 9:53
< 神明神社 >
ちなみに、神明神社の北西約600mの所に、地域の神社の祭神を集めて祀った「總社」があります。今回は、なるべく昔の人が通っていたらしい道(古道)を辿るようにして進みます。
< 神社と集会場の裏手 >
〜を進みます。
2018年12月16日 09:54撮影
12/16 9:54
< 神社と集会場の裏手 >
〜を進みます。
< 大谷川が見えて >
〜きました。上杉軍も「総構え」を避けて、この道を進軍したはずです。
2018年12月16日 09:57撮影
12/16 9:57
< 大谷川が見えて >
〜きました。上杉軍も「総構え」を避けて、この道を進軍したはずです。
< ソヨゴ(戦) >
モチノキ科モチノキ属。同族によく似た種が2つあります。「クロソヨゴ」と「アカミノイヌツゲ」です。3種の見分け方は簡単で、果柄(花柄)の長さで見分けます。ソヨゴ(約5cm)>クロソヨゴ(約2cm)>アカミノイヌツゲ(約1cm)〜です。
2018年12月16日 09:58撮影
12/16 9:58
< ソヨゴ(戦) >
モチノキ科モチノキ属。同族によく似た種が2つあります。「クロソヨゴ」と「アカミノイヌツゲ」です。3種の見分け方は簡単で、果柄(花柄)の長さで見分けます。ソヨゴ(約5cm)>クロソヨゴ(約2cm)>アカミノイヌツゲ(約1cm)〜です。
< 大谷川の川縁 >
〜を歩きます。対岸の道の奥を進むと林道古府線に入れますが、ここは我慢します。登山口までは古道を歩きとおします。
2018年12月16日 10:01撮影
12/16 10:01
< 大谷川の川縁 >
〜を歩きます。対岸の道の奥を進むと林道古府線に入れますが、ここは我慢します。登山口までは古道を歩きとおします。
< 崩落箇所 >
〜を過ぎると、古道が途切れています。川の中を少し歩きます。
2018年12月16日 10:05撮影
12/16 10:05
< 崩落箇所 >
〜を過ぎると、古道が途切れています。川の中を少し歩きます。
< 落ヶ谷・善谷入り口 >
落ヶ谷(不動滝)ルートと善谷(龍の尾)ルートの入り口です。ここで林道に上がり、「虎の尾」の入り口を目指します。いずれのルートも『大谷川道』と呼んでも良いと思います。なかでも、龍の尾道と虎の尾道は、[九尺石]下の大石谷に入るルートなので、『大石谷道』と呼んでも良いのではないでしょうか?
2018年12月16日 10:07撮影
12/16 10:07
< 落ヶ谷・善谷入り口 >
落ヶ谷(不動滝)ルートと善谷(龍の尾)ルートの入り口です。ここで林道に上がり、「虎の尾」の入り口を目指します。いずれのルートも『大谷川道』と呼んでも良いと思います。なかでも、龍の尾道と虎の尾道は、[九尺石]下の大石谷に入るルートなので、『大石谷道』と呼んでも良いのではないでしょうか?
< 案内図にラインマーク >
〜しました。青く引いたラインが、今回のルートの前半部分です。
2018年12月16日 10:07撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/16 10:07
< 案内図にラインマーク >
〜しました。青く引いたラインが、今回のルートの前半部分です。
< 林道古府線(旧多根道) >
〜を進み、虎の尾と呼ばれる尾根に取り付きます。
※:この先は、車両通行禁止です。
2018年12月16日 10:10撮影
12/16 10:10
< 林道古府線(旧多根道) >
〜を進み、虎の尾と呼ばれる尾根に取り付きます。
※:この先は、車両通行禁止です。
< 一つ目の砂防堰堤 >
善谷入り口から100mほど進みました。堰堤内に溜まった砂を搔きだす工事が行われていました。むかし、砂防工事が始まっていなかった時代は、下流では砂の堆積で川底が浅くなり、洪水の原因になっていました。
2018年12月16日 10:11撮影
1
12/16 10:11
< 一つ目の砂防堰堤 >
善谷入り口から100mほど進みました。堰堤内に溜まった砂を搔きだす工事が行われていました。むかし、砂防工事が始まっていなかった時代は、下流では砂の堆積で川底が浅くなり、洪水の原因になっていました。
< 林道が縦に >
〜地割れしています。歩く分には問題ありません。この後、対岸の山に入ると苦労することになります。
2018年12月16日 10:14撮影
12/16 10:14
< 林道が縦に >
〜地割れしています。歩く分には問題ありません。この後、対岸の山に入ると苦労することになります。
< 2つ目の砂防堰堤 >
この堰堤も砂搔きの順番待ちでしょう。ちなみに、高さ15m以上のものは砂防ダムで、それ以下は砂防堰堤になります。
2018年12月16日 10:15撮影
12/16 10:15
< 2つ目の砂防堰堤 >
この堰堤も砂搔きの順番待ちでしょう。ちなみに、高さ15m以上のものは砂防ダムで、それ以下は砂防堰堤になります。
< 虎の尾道入り口 >
「虎の尾」と呼ばれる尾根の先端になる部分に着きました。対岸に渡ると登山道があります。
2018年12月16日 10:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:20
< 虎の尾道入り口 >
「虎の尾」と呼ばれる尾根の先端になる部分に着きました。対岸に渡ると登山道があります。
< 上流側から >
〜虎の尾を見ました。登山道に入らず、いきなり尾根をよじ登り尾根道を通行するルートもあります。
2018年12月16日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:21
< 上流側から >
〜虎の尾を見ました。登山道に入らず、いきなり尾根をよじ登り尾根道を通行するルートもあります。
< 砕石かご工法の石段 >
〜を段差の少ない箇所を選んでよじ登ります。上の方は、排水パイプの所が登りやすくなっています。
2018年12月16日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:21
< 砕石かご工法の石段 >
〜を段差の少ない箇所を選んでよじ登ります。上の方は、排水パイプの所が登りやすくなっています。
< 谷の奥に登山道 >
〜があります。以前、この位置から尾根上に登ったことがありますが、かなり大変でした。ただし、10mほどの急登なので体力のある方は、さっさと尾根道に上がってしまったほうが、あとの通行が楽になります。
2018年12月16日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:26
< 谷の奥に登山道 >
〜があります。以前、この位置から尾根上に登ったことがありますが、かなり大変でした。ただし、10mほどの急登なので体力のある方は、さっさと尾根道に上がってしまったほうが、あとの通行が楽になります。
< パイプの位置から >
〜15mほど進んだ所で、側溝を跨ぎ登山道(虎の尾道) に入ります。
2018年12月16日 10:29撮影
12/16 10:29
< パイプの位置から >
〜15mほど進んだ所で、側溝を跨ぎ登山道(虎の尾道) に入ります。
< 一つ目の堀切 >
〜が右手に出現します。登山道を100mをど進んだ所です。この位置からさらに100mほどの登山道は、倒竹が半端ではなく歩きづらくなっています。以前私は、このルートは2往復して調べました。ここの堀切から尾根道に上がると歩きやすいです。
2018年12月16日 10:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:33
< 一つ目の堀切 >
〜が右手に出現します。登山道を100mをど進んだ所です。この位置からさらに100mほどの登山道は、倒竹が半端ではなく歩きづらくなっています。以前私は、このルートは2往復して調べました。ここの堀切から尾根道に上がると歩きやすいです。
< 今回は我慢して >
〜正規の登山道を進みました。倒れた竹を跨ぐだけではならまだしも、倒竹の枝が縦横無尽に突き出ているので、眼などをつかないように気をつけなければなりません。
2018年12月16日 10:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:33
< 今回は我慢して >
〜正規の登山道を進みました。倒れた竹を跨ぐだけではならまだしも、倒竹の枝が縦横無尽に突き出ているので、眼などをつかないように気をつけなければなりません。
< 二つ目の堀切 >
上に見える尾根道は本丸を目指して直進すると、壁にぶち当たります。古府城平曲輪群の急登の崖を登ることになってしまいます。尾根道を上がってきた場合は、このあたりで、目印のある登山道に合流てください。
※:体力に自信のある方なら、登山道に関係なく直進して九尺石までよじ登ることも可能でしょう。
2018年12月16日 10:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:40
< 二つ目の堀切 >
上に見える尾根道は本丸を目指して直進すると、壁にぶち当たります。古府城平曲輪群の急登の崖を登ることになってしまいます。尾根道を上がってきた場合は、このあたりで、目印のある登山道に合流てください。
※:体力に自信のある方なら、登山道に関係なく直進して九尺石までよじ登ることも可能でしょう。
< 目印のピンクリボン >
ここを過ぎ、大石谷(九尺石の下流側)に出るまでの登山道が不明瞭になっています。左手の平らな方向(北西方向)に進んでしまうと、袋小路になった様な曲輪に入ってしまい、先に進めなくなります。
2018年12月16日 10:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:42
< 目印のピンクリボン >
ここを過ぎ、大石谷(九尺石の下流側)に出るまでの登山道が不明瞭になっています。左手の平らな方向(北西方向)に進んでしまうと、袋小路になった様な曲輪に入ってしまい、先に進めなくなります。
< 迷い道 >
〜に注意が必要です。進行方向をやや右寄り変えて急登を登ります。
2018年12月16日 10:47撮影
12/16 10:47
< 迷い道 >
〜に注意が必要です。進行方向をやや右寄り変えて急登を登ります。
< 〜と思ったら >
〜今度は左寄りに進路を変え、曲輪の崖を巻くようにして、竹藪に埋もれた踏み跡を進みます。
2018年12月16日 10:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:50
< 〜と思ったら >
〜今度は左寄りに進路を変え、曲輪の崖を巻くようにして、竹藪に埋もれた踏み跡を進みます。
< 石垣跡 >
〜のある曲輪跡に出てきました。突き当たりの崖の下は大石谷です。右折すると、谷に平行するように登山道(虎の尾道)が延びています。
2018年12月16日 10:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:52
< 石垣跡 >
〜のある曲輪跡に出てきました。突き当たりの崖の下は大石谷です。右折すると、谷に平行するように登山道(虎の尾道)が延びています。
< 眼下に龍の尾道 >
〜が見下ろせます。下流側の善谷からのルートが通っきていますが、この直下で善谷ルートが沢の中に入り込んでいます。あと60mほど上流に進むと、善谷ルート(龍の尾道)が、虎の尾道に合流します。
2018年12月16日 10:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 10:54
< 眼下に龍の尾道 >
〜が見下ろせます。下流側の善谷からのルートが通っきていますが、この直下で善谷ルートが沢の中に入り込んでいます。あと60mほど上流に進むと、善谷ルート(龍の尾道)が、虎の尾道に合流します。
< 虎の尾道 >
〜を進みます。左手の下が大石谷で、「龍の尾道」が通っています。どちらの道も踏み跡が判りにくい所がいくつかあり、ピンクリボンが頼りになります。
2018年12月16日 10:54撮影
12/16 10:54
< 虎の尾道 >
〜を進みます。左手の下が大石谷で、「龍の尾道」が通っています。どちらの道も踏み跡が判りにくい所がいくつかあり、ピンクリボンが頼りになります。
< 巻き道から谷筋道 >
〜に変わっていきます。
2018年12月16日 10:57撮影
12/16 10:57
< 巻き道から谷筋道 >
〜に変わっていきます。
< 龍と虎の合流地点 >
〜です。谷に下りた所で、谷の向こう側に「龍の道」のピンクリボンが確認出来ます。ここ「大石谷」の沢の水は、この辺りから上では涸れています。
2018年12月16日 10:58撮影
12/16 10:58
< 龍と虎の合流地点 >
〜です。谷に下りた所で、谷の向こう側に「龍の道」のピンクリボンが確認出来ます。ここ「大石谷」の沢の水は、この辺りから上では涸れています。
< 大石谷の石垣跡 >
〜の最前部(下流側)らしき場所に出ました。中央の杉の木(上の写真)の「ピンク鉢巻き」がよく目立ちます。真っ直ぐ登っても差し支えないのですが、急登を避けるため、「S字」を描くように進みます。
2018年12月16日 10:59撮影
12/16 10:59
< 大石谷の石垣跡 >
〜の最前部(下流側)らしき場所に出ました。中央の杉の木(上の写真)の「ピンク鉢巻き」がよく目立ちます。真っ直ぐ登っても差し支えないのですが、急登を避けるため、「S字」を描くように進みます。
< 石段の跡? >
〜のようにも見えますが、崩れた石垣なのかも知れません。
2018年12月16日 11:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 11:03
< 石段の跡? >
〜のようにも見えますが、崩れた石垣なのかも知れません。
< 二の丸の南面直下 >
〜あたりです。ここで右折します。
2018年12月16日 11:06撮影
12/16 11:06
< 二の丸の南面直下 >
〜あたりです。ここで右折します。
< 一段高くなっている >
〜曲輪(削平地)に上がり、さらにもう一段高い曲輪のへり(台地の裾の部分)を登ります。
2018年12月16日 11:09撮影
12/16 11:09
< 一段高くなっている >
〜曲輪(削平地)に上がり、さらにもう一段高い曲輪のへり(台地の裾の部分)を登ります。
< 城平曲輪群の最上段 >
〜に位置する曲輪(台地)のへりを登ります。
2018年12月16日 11:10撮影
12/16 11:10
< 城平曲輪群の最上段 >
〜に位置する曲輪(台地)のへりを登ります。
< 砕石かご工法の石積み >
〜の真下に出てきました。砕石かごをよじ登ることもできそうですが、災害復旧工事の現場なので辞めておきます。右手に進むとすぐに、「西の丸」の真下あたり出ます。「九尺石」と「西の丸」の間の部分によじ登ることもできますが、きついので左に進路を変えました。
2018年12月16日 11:14撮影
12/16 11:14
< 砕石かご工法の石積み >
〜の真下に出てきました。砕石かごをよじ登ることもできそうですが、災害復旧工事の現場なので辞めておきます。右手に進むとすぐに、「西の丸」の真下あたり出ます。「九尺石」と「西の丸」の間の部分によじ登ることもできますが、きついので左に進路を変えました。
< 九尺石 >
〜の横っちょに上がりました。
2018年12月16日 11:15撮影
12/16 11:15
< 九尺石 >
〜の横っちょに上がりました。
< 大石(九尺石) >
〜の前から見下ろしました。ここ主郭曲輪群には、大石谷道(龍の尾道+虎の尾道)の下山口を案内するような掲示物は一切ありません。大石谷道が初めての人は、一人では通行しない方が良いと思います。
2018年12月16日 11:16撮影
12/16 11:16
< 大石(九尺石) >
〜の前から見下ろしました。ここ主郭曲輪群には、大石谷道(龍の尾道+虎の尾道)の下山口を案内するような掲示物は一切ありません。大石谷道が初めての人は、一人では通行しない方が良いと思います。
< 後から回り込み >
〜九尺石の上の登り、温井屋敷跡・二の丸〜の方向を眺めました。「九尺石」は、いわゆる[鏡石]として、往時は栄華を誇ったのだと思います。
2018年12月16日 11:17撮影
12/16 11:17
< 後から回り込み >
〜九尺石の上の登り、温井屋敷跡・二の丸〜の方向を眺めました。「九尺石」は、いわゆる[鏡石]として、往時は栄華を誇ったのだと思います。
< 温井屋敷跡から >
〜九尺石のある場所を振り返りました。『七尾城の戦い』の折は、「温井景隆」と弟の「三宅長盛」が、九尺石の下に広がる、善谷曲輪群と城平曲輪群の防備を担当していたといいます。大谷川を遡り進軍してきた上杉軍を対峙していたのですが、「遊佐続光」とともに「温井兄弟」は、上杉軍に寝返ってしまうことに...
2018年12月16日 11:18撮影
12/16 11:18
< 温井屋敷跡から >
〜九尺石のある場所を振り返りました。『七尾城の戦い』の折は、「温井景隆」と弟の「三宅長盛」が、九尺石の下に広がる、善谷曲輪群と城平曲輪群の防備を担当していたといいます。大谷川を遡り進軍してきた上杉軍を対峙していたのですが、「遊佐続光」とともに「温井兄弟」は、上杉軍に寝返ってしまうことに...
< 二の丸 >
〜に上がりました。こちらのベンチで、景色を眺めながら行動食を頂きました。二の丸の周囲には樹木が多いため、眺望が開けるのは、落葉する冬場だけです。
2018年12月16日 11:20撮影
12/16 11:20
< 二の丸 >
〜に上がりました。こちらのベンチで、景色を眺めながら行動食を頂きました。二の丸の周囲には樹木が多いため、眺望が開けるのは、落葉する冬場だけです。
< 二の丸を出て >
〜すこし下ります。2箇所ある階段を下りると、大堀切に出ます。
2018年12月16日 11:27撮影
12/16 11:27
< 二の丸を出て >
〜すこし下ります。2箇所ある階段を下りると、大堀切に出ます。
< 大堀切り >
見事な堀切りになっています。西側の崖下には、不動滝(落ヶ谷)があり、東側の崖下には、樋の水(大手道)があります。ただし覗き込んでも、どちらも見えません。
2018年12月16日 11:30撮影
12/16 11:30
< 大堀切り >
見事な堀切りになっています。西側の崖下には、不動滝(落ヶ谷)があり、東側の崖下には、樋の水(大手道)があります。ただし覗き込んでも、どちらも見えません。
< 三の丸を巻く道 >
〜を進みます。道の途中を覗き込むと、壊れた石垣跡が所々に確認できます。
2018年12月16日 11:32撮影
12/16 11:32
< 三の丸を巻く道 >
〜を進みます。道の途中を覗き込むと、壊れた石垣跡が所々に確認できます。
< 三の丸 >
〜に入ります。主郭群の中では、最も広い曲輪です。下の「袴腰」に通じる下り道が、南北に分かれて2本出ています。
2018年12月16日 11:34撮影
12/16 11:34
< 三の丸 >
〜に入ります。主郭群の中では、最も広い曲輪です。下の「袴腰」に通じる下り道が、南北に分かれて2本出ています。
< 南側にある階段 >
〜から下ります。
2018年12月16日 11:35撮影
12/16 11:35
< 南側にある階段 >
〜から下ります。
< 3つの階段 >
〜を降りると、「袴腰(※)」の西側出口にでます。左手に下りると「安寧寺跡」です。
※:袴の腰の部分に入れた台形の腰板に似ている地形なので「袴腰」と呼ばれています。
2018年12月16日 11:38撮影
12/16 11:38
< 3つの階段 >
〜を降りると、「袴腰(※)」の西側出口にでます。左手に下りると「安寧寺跡」です。
※:袴の腰の部分に入れた台形の腰板に似ている地形なので「袴腰」と呼ばれています。
< 安寧寺跡 >
「供養塔」や「七尾城祭功労物故者慰霊碑」などがあります。裏手には、『不動滝(落ヶ谷)』に下る道が造られています。ただし注意が必要です。2ヶ月前に私が通行した際は、道が谷に接合している部分で崩れていました。
2018年12月16日 11:39撮影
12/16 11:39
< 安寧寺跡 >
「供養塔」や「七尾城祭功労物故者慰霊碑」などがあります。裏手には、『不動滝(落ヶ谷)』に下る道が造られています。ただし注意が必要です。2ヶ月前に私が通行した際は、道が谷に接合している部分で崩れていました。
< 大手道への通路 >
〜にベンチがあります。七尾城趾では、城下が一番よく見える場所です。
2018年12月16日 11:40撮影
12/16 11:40
< 大手道への通路 >
〜にベンチがあります。七尾城趾では、城下が一番よく見える場所です。
< 能登畠山氏 >
〜の時代のことです。元々、所口村(現在の七尾駅から小丸山公園のあたり)が街の中心でした。七尾城が築城されたことにより城下町が、大手道の武家屋敷群から所口村まで広がりました。初めは城内にあった府中(守護所)も城下に移されています(現・本府中町)。
2018年12月16日 11:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/16 11:41
< 能登畠山氏 >
〜の時代のことです。元々、所口村(現在の七尾駅から小丸山公園のあたり)が街の中心でした。七尾城が築城されたことにより城下町が、大手道の武家屋敷群から所口村まで広がりました。初めは城内にあった府中(守護所)も城下に移されています(現・本府中町)。
< 能登半島の峰々 >
〜のうち、私の好きな「高爪山」と「別所岳」をズームしてみました。
2018年12月16日 11:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/16 11:41
< 能登半島の峰々 >
〜のうち、私の好きな「高爪山」と「別所岳」をズームしてみました。
< 沓掛場 >
〜に立ち寄ってから、本丸に向かいます。ここで言うところの沓(くつ)とは、木の皮などで作った馬のくつのことです。ここで下馬し、馬の沓を脱がせ木の枝にその沓を掛けた場所でした。
2018年12月16日 11:42撮影
12/16 11:42
< 沓掛場 >
〜に立ち寄ってから、本丸に向かいます。ここで言うところの沓(くつ)とは、木の皮などで作った馬のくつのことです。ここで下馬し、馬の沓を脱がせ木の枝にその沓を掛けた場所でした。
< 沓掛場からの眺望 >
七尾大田火力発電所の後方には、能登島と奥能登(能登半島北部)が見えます。山並みの頂部にノッチのように見える部分が「宝立山」です。輪島市と珠洲市の境界に位置しています。戦国時代は、輪島を温井氏が、珠洲を遊佐氏が所領していました。
2018年12月16日 11:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/16 11:43
< 沓掛場からの眺望 >
七尾大田火力発電所の後方には、能登島と奥能登(能登半島北部)が見えます。山並みの頂部にノッチのように見える部分が「宝立山」です。輪島市と珠洲市の境界に位置しています。戦国時代は、輪島を温井氏が、珠洲を遊佐氏が所領していました。
< 本丸に向けて >
〜少し下ってから登り返します(大手道の最終部分)。
2018年12月16日 11:47撮影
12/16 11:47
< 本丸に向けて >
〜少し下ってから登り返します(大手道の最終部分)。
< 樋の水(とよのみず) >
永久に水が涸れることのない水路(樋)〜と云われていました。何故、「とよ」ではなく「とい」の水と呼ばないのでしょうか? 私の妄想ですが〜[永久(とは)]×[樋(とい)]〜から、[とはの代+といの水]→『とよの水』〜という呼び方で定着したのかも?
2018年12月16日 11:48撮影
12/16 11:48
< 樋の水(とよのみず) >
永久に水が涸れることのない水路(樋)〜と云われていました。何故、「とよ」ではなく「とい」の水と呼ばないのでしょうか? 私の妄想ですが〜[永久(とは)]×[樋(とい)]〜から、[とはの代+といの水]→『とよの水』〜という呼び方で定着したのかも?
< 寺屋敷跡 >
〜に立ち寄りました。往時あったと伝わる大塚を模した築山(塚)が、4年ほど前に造られています。寺屋敷跡には私しかいませんでしたが、なにかの気配がしました。
2018年12月16日 11:49撮影
12/16 11:49
< 寺屋敷跡 >
〜に立ち寄りました。往時あったと伝わる大塚を模した築山(塚)が、4年ほど前に造られています。寺屋敷跡には私しかいませんでしたが、なにかの気配がしました。
< かもしか >
〜さんでした。正確には、ニホンカモシカ(日本羚羊、ウシ科ヤギ亜科カモシカ属)です。
2018年12月16日 11:50撮影
3
12/16 11:50
< かもしか >
〜さんでした。正確には、ニホンカモシカ(日本羚羊、ウシ科ヤギ亜科カモシカ属)です。
< ロンリーガール >
〜もしくはロンリーボーイです。雌雄の区別はつきません。彼女(彼氏)は、繁殖期以外は単独行動します。
2018年12月16日 11:51撮影
1
12/16 11:51
< ロンリーガール >
〜もしくはロンリーボーイです。雌雄の区別はつきません。彼女(彼氏)は、繁殖期以外は単独行動します。
< 大石垣 >
〜の前を通る石段を登ります。
2018年12月16日 11:55撮影
12/16 11:55
< 大石垣 >
〜の前を通る石段を登ります。
< 桜馬場 >
〜に上がりました。右手に行くと、九尺石のある場所に行けます。今は、左折して遊佐屋敷跡の前と通り本丸に上がります。
2018年12月16日 11:58撮影
12/16 11:58
< 桜馬場 >
〜に上がりました。右手に行くと、九尺石のある場所に行けます。今は、左折して遊佐屋敷跡の前と通り本丸に上がります。
< 長四角の三段の石垣 >
〜の横を階段が上がっています。
2018年12月16日 11:59撮影
12/16 11:59
< 長四角の三段の石垣 >
〜の横を階段が上がっています。
< 本丸跡 >
本丸広場の全面に被さるように屋敷が建てられていたと云います。現代では、天守台部分に城山神社が建立されています。
2018年12月16日 12:00撮影
12/16 12:00
< 本丸跡 >
本丸広場の全面に被さるように屋敷が建てられていたと云います。現代では、天守台部分に城山神社が建立されています。
< 天守台(神社)からの眺望 >
ここ数年、『日本百名城』のブームのおかげか、ここを訪れる観光客(登山客)が増えています。しかし増えたのは人間だけではありません、イノシシが多くなっています。彼らは、ここ本丸も含めて曲輪のあちこちを、エサ場や沼田場にしてしまっています。地面が掘り起こされてガタガタになっていますし、糞もよく散乱しています。
2018年12月16日 12:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/16 12:01
< 天守台(神社)からの眺望 >
ここ数年、『日本百名城』のブームのおかげか、ここを訪れる観光客(登山客)が増えています。しかし増えたのは人間だけではありません、イノシシが多くなっています。彼らは、ここ本丸も含めて曲輪のあちこちを、エサ場や沼田場にしてしまっています。地面が掘り起こされてガタガタになっていますし、糞もよく散乱しています。
< 後方にまわり >
〜南側を眺めました。本丸の南西角にある出口(虎口=小口)付近からの眺望です。眼下は、大谷川の源流域です。約5km南にある石動山山頂の近くに、上杉謙信が築城した石動山城がありました。七尾城と対峙し、畠山軍に睨みを効かしていました。
2018年12月16日 12:06撮影
12/16 12:06
< 後方にまわり >
〜南側を眺めました。本丸の南西角にある出口(虎口=小口)付近からの眺望です。眼下は、大谷川の源流域です。約5km南にある石動山山頂の近くに、上杉謙信が築城した石動山城がありました。七尾城と対峙し、畠山軍に睨みを効かしていました。
< 小口を通り >
〜本丸をあとにします。往時は、本丸外枡形になっていた場所です。
2018年12月16日 12:06撮影
12/16 12:06
< 小口を通り >
〜本丸をあとにします。往時は、本丸外枡形になっていた場所です。
< 下にある >
〜桜馬場に向かいます。遊佐屋敷跡の横を通行して、登って来た石段を下ります。
2018年12月16日 12:08撮影
12/16 12:08
< 下にある >
〜桜馬場に向かいます。遊佐屋敷跡の横を通行して、登って来た石段を下ります。
< 調度丸 >
武具(調度ともいう)を保管していた曲輪です。
2018年12月16日 12:12撮影
12/16 12:12
< 調度丸 >
武具(調度ともいう)を保管していた曲輪です。
< ウッドチップの道 >
〜を通り、駐車場の広場に向かいます。本丸の北側斜面が切通されています。左手の谷は「烏帽子谷」と呼ばれており、蹴落川に繋がっています。蹴落川道から登城してくると、この辺りの部分が『烏帽子』のような形に見えたのかも知れません?
2018年12月16日 12:13撮影
12/16 12:13
< ウッドチップの道 >
〜を通り、駐車場の広場に向かいます。本丸の北側斜面が切通されています。左手の谷は「烏帽子谷」と呼ばれており、蹴落川に繋がっています。蹴落川道から登城してくると、この辺りの部分が『烏帽子』のような形に見えたのかも知れません?
< この先が >
〜本丸北駐車場です。右手上が「本丸」で、正面上が長屋敷跡のある「長殿丸」です。[本丸−長殿丸]の間も堀切されています。ここで、ちょっとだけ探検してきます。
2018年12月16日 12:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 12:15
< この先が >
〜本丸北駐車場です。右手上が「本丸」で、正面上が長屋敷跡のある「長殿丸」です。[本丸−長殿丸]の間も堀切されています。ここで、ちょっとだけ探検してきます。
< 烏帽子谷 >
〜を50mほど下ってみました。このまま進むと寺屋敷跡の下を通行し、蹴落川の左岸を通行する古道(蹴落川道)があったと思われます。
2018年12月16日 12:16撮影
12/16 12:16
< 烏帽子谷 >
〜を50mほど下ってみました。このまま進むと寺屋敷跡の下を通行し、蹴落川の左岸を通行する古道(蹴落川道)があったと思われます。
< 本丸北駐車場 >
〜に来ました。[北]を付けずに「本丸駐車場」と呼ばれることがありますが、位置的に考えると、≪長殿丸北駐車場≫になってしまいます。駐車場の西側が小公園になっています。
2018年12月16日 12:18撮影
12/16 12:18
< 本丸北駐車場 >
〜に来ました。[北]を付けずに「本丸駐車場」と呼ばれることがありますが、位置的に考えると、≪長殿丸北駐車場≫になってしまいます。駐車場の西側が小公園になっています。
< 六地蔵と歌碑 >
〜があります。歌碑の詩は、二代『畠山義忠』公の御歌です。
2018年12月16日 12:21撮影
12/16 12:21
< 六地蔵と歌碑 >
〜があります。歌碑の詩は、二代『畠山義忠』公の御歌です。
< 小公園からの眺望 >
〜です。駐車場から眺める方々が多いと思いますが、一段高いこの公園から眺めると、格別よい眺めになります。
2018年12月16日 12:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
12/16 12:22
< 小公園からの眺望 >
〜です。駐車場から眺める方々が多いと思いますが、一段高いこの公園から眺めると、格別よい眺めになります。
< 展望台の方面を >
〜目指します。トイレの前と通り、南大呑1号線(黒崎線)を上に向かって進みます。ちなみに、城山線は、崩落のため、2018年9月から通行止めになっています。ここでちょっとブレイクタイムします。トイレに掲示されていた新聞記事を2つ紹介します。
2018年12月16日 12:23撮影
12/16 12:23
< 展望台の方面を >
〜目指します。トイレの前と通り、南大呑1号線(黒崎線)を上に向かって進みます。ちなみに、城山線は、崩落のため、2018年9月から通行止めになっています。ここでちょっとブレイクタイムします。トイレに掲示されていた新聞記事を2つ紹介します。
< 2017年12月4日の >
〜北國新聞の記事。従来の想定より、城域が拡大されました! 新発見は、近年普及した航空レーザー測量調査のおかげだそうです。
2018年12月02日 07:42撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/2 7:42
< 2017年12月4日の >
〜北國新聞の記事。従来の想定より、城域が拡大されました! 新発見は、近年普及した航空レーザー測量調査のおかげだそうです。
< 2018年4月16日の >
〜北國新聞の記事。龍の尾道が通る「善谷曲輪」で、庭園跡が発見さるる!
2018年12月02日 07:42撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/2 7:42
< 2018年4月16日の >
〜北國新聞の記事。龍の尾道が通る「善谷曲輪」で、庭園跡が発見さるる!
< 車道を約1.3km >
〜登って来ました。県道177号城山線が中腹で通行止めになっているため、南大呑1号線(通称:黒崎線)が車で本丸北駐車場に向かうときの迂回路になっています。ここの峠で、展望台に上がるのですが、いったん峠を越え、林道城石線に向かいます。七尾城城域の南限を偵察してきます。
2018年12月16日 12:40撮影
12/16 12:40
< 車道を約1.3km >
〜登って来ました。県道177号城山線が中腹で通行止めになっているため、南大呑1号線(通称:黒崎線)が車で本丸北駐車場に向かうときの迂回路になっています。ここの峠で、展望台に上がるのですが、いったん峠を越え、林道城石線に向かいます。七尾城城域の南限を偵察してきます。
< 馬洗い池のある辻 >
〜です。三叉路のように見えていますが、実は四叉路(十字路)です。ここから北側の伊掛山方面(崎山半島)に向かう林道が延びていますが、廃道のような状態になっていて車両の通行はできません。ここは右折して、林道城石線に入ります。
2018年12月16日 12:46撮影
12/16 12:46
< 馬洗い池のある辻 >
〜です。三叉路のように見えていますが、実は四叉路(十字路)です。ここから北側の伊掛山方面(崎山半島)に向かう林道が延びていますが、廃道のような状態になっていて車両の通行はできません。ここは右折して、林道城石線に入ります。
< 馬洗い池 >
〜を拝見してから次ぎに進みます。水道施設の小屋からモーターの音が漏れ聴こえます。本丸や展望台のトイレに送水しているのだろうと思います(浄化されていないので飲用不可)。
2018年12月16日 12:47撮影
12/16 12:47
< 馬洗い池 >
〜を拝見してから次ぎに進みます。水道施設の小屋からモーターの音が漏れ聴こえます。本丸や展望台のトイレに送水しているのだろうと思います(浄化されていないので飲用不可)。
< 林道城石線 >
〜に入り少し下ります。このラインが、七尾城の南限になると思います。
2018年12月16日 12:48撮影
12/16 12:48
< 林道城石線 >
〜に入り少し下ります。このラインが、七尾城の南限になると思います。
< 旧多根道の跡 >
〜があります。「馬洗い池の辻」から500mほど進んだ所です。左手(南側)の旧道は残存していて、南進すると滝尻−多根の集落に繋がっています。右手(北側)の崖を下ると大谷川に出て、林道古府線(旧多根道に相当)に接続できます。ただし、藪が半端ではないので通行は難しいかも知れません。
2018年12月16日 12:55撮影
12/16 12:55
< 旧多根道の跡 >
〜があります。「馬洗い池の辻」から500mほど進んだ所です。左手(南側)の旧道は残存していて、南進すると滝尻−多根の集落に繋がっています。右手(北側)の崖を下ると大谷川に出て、林道古府線(旧多根道に相当)に接続できます。ただし、藪が半端ではないので通行は難しいかも知れません。
< 石動山方向に70m >
〜ほど進みました。「本丸」などの南側が覗けました。『七尾城の戦い』で上杉軍は、七尾城の北側の天神川原に陣を敷き、南の石動山に石動山城を構えました。北は大谷川を遡り侵攻し〜南は石動山城から尾根道を進軍〜したと考えられます。南北から進軍がちょうこの場所で出合っていたに違いありません。あるいはこの辺りで、[上杉×畠山]の斥候たちが対峙していたかも?
2018年12月16日 12:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/16 12:56
< 石動山方向に70m >
〜ほど進みました。「本丸」などの南側が覗けました。『七尾城の戦い』で上杉軍は、七尾城の北側の天神川原に陣を敷き、南の石動山に石動山城を構えました。北は大谷川を遡り侵攻し〜南は石動山城から尾根道を進軍〜したと考えられます。南北から進軍がちょうこの場所で出合っていたに違いありません。あるいはこの辺りで、[上杉×畠山]の斥候たちが対峙していたかも?
< 本丸をズーム >
本丸外枡形の小口付近からも、今立っている城石線が見えていました。
2018年12月16日 12:57撮影
1
12/16 12:57
< 本丸をズーム >
本丸外枡形の小口付近からも、今立っている城石線が見えていました。
< 引き返し >
〜城山展望台に上がります。
2018年12月16日 13:12撮影
12/16 13:12
< 引き返し >
〜城山展望台に上がります。
< 登り口から700m >
〜で道が突き当たります。左に100m入ると展望台です。右手には駐車場とトイレがあります。下の展望台への登り口にもトイレがありますので、この付近では上と下の2箇所にパーク&トイレが設けられていることになります。
2018年12月16日 13:19撮影
12/16 13:19
< 登り口から700m >
〜で道が突き当たります。左に100m入ると展望台です。右手には駐車場とトイレがあります。下の展望台への登り口にもトイレがありますので、この付近では上と下の2箇所にパーク&トイレが設けられていることになります。
< 駐車場の奥にトイレ >
〜があり、隣のアンテナのある施設は、七尾市防災行政無線城山中継所です。ここのトイレは冬期間使用不可です(この時点では水が流せました)。ちなみに、本丸北駐車場のトイレは、凍結する冬の期間は水を入れたポリ容器で、対応しているみたいです。
2018年12月16日 13:20撮影
12/16 13:20
< 駐車場の奥にトイレ >
〜があり、隣のアンテナのある施設は、七尾市防災行政無線城山中継所です。ここのトイレは冬期間使用不可です(この時点では水が流せました)。ちなみに、本丸北駐車場のトイレは、凍結する冬の期間は水を入れたポリ容器で、対応しているみたいです。
< 百稜肋譟 
〜と伝われている草地の向こうに見えるアンテナ施設は、ラジオななお送信所です。さらに奥に進むと、北陸電力通信施設があり、一番奥に、展望台が所在してます。
2018年12月16日 13:21撮影
12/16 13:21
< 百稜肋譟 
〜と伝われている草地の向こうに見えるアンテナ施設は、ラジオななお送信所です。さらに奥に進むと、北陸電力通信施設があり、一番奥に、展望台が所在してます。
< 方位盤付きの円卓 >
北陸電力通信施設の後に「展望台」が隠れています。
2018年12月16日 13:22撮影
12/16 13:22
< 方位盤付きの円卓 >
北陸電力通信施設の後に「展望台」が隠れています。
< 敵の城の位置 >
〜が判ります。謙信の居城「春日山城」は東に105km、対七尾城として造られた「石動山城」は南に5km〜に位置しています。
2018年12月16日 13:23撮影
12/16 13:23
< 敵の城の位置 >
〜が判ります。謙信の居城「春日山城」は東に105km、対七尾城として造られた「石動山城」は南に5km〜に位置しています。
< 七尾城と春日山城 >
昨年、私は「春日山城」を偵察しております。ここ七尾から、自家用車での旅1回と電車での旅1回の合計2回、春日山に遠征しました。→https://yamare.co/1286914
< 七尾城と春日山城 >
昨年、私は「春日山城」を偵察しております。ここ七尾から、自家用車での旅1回と電車での旅1回の合計2回、春日山に遠征しました。→https://yamare.co/1286914
< 七尾城山展望台 >
往時はこの場所に、物見櫓か見張り台が立っていたのかも知れません。
2018年12月16日 13:24撮影
12/16 13:24
< 七尾城山展望台 >
往時はこの場所に、物見櫓か見張り台が立っていたのかも知れません。
< 北の方向 >
七尾湾の中にすっぽり収まっているのが「能登島」です。眼下(画面の右下)に小松原ルートの下り口が見えています。
2018年12月16日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 13:30
< 北の方向 >
七尾湾の中にすっぽり収まっているのが「能登島」です。眼下(画面の右下)に小松原ルートの下り口が見えています。
< 七尾市街をズーム >
あいにくの曇り空ですが、軟らかい日光のおかげで、街並みがシックな感じに見えています。
2018年12月16日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
12/16 13:30
< 七尾市街をズーム >
あいにくの曇り空ですが、軟らかい日光のおかげで、街並みがシックな感じに見えています。
< 東南東の方向 >
今回は幸運でした。100kmほど東にある峰々も見通せることができました。
2018年12月16日 13:31撮影
12/16 13:31
< 東南東の方向 >
今回は幸運でした。100kmほど東にある峰々も見通せることができました。
< 頸城アルプスをズーム >
以前に「火打山」と「雨飾山」に登ったことがあります。「雨飾山」のレポートを残してあります。→https://yamare.co/911269
2018年12月16日 13:31撮影
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12/16 13:31
< 頸城アルプスをズーム >
以前に「火打山」と「雨飾山」に登ったことがあります。「雨飾山」のレポートを残してあります。→https://yamare.co/911269
< 南東の方向 >
後立山連峰の北部がよく見えます。
2018年12月16日 13:32撮影
12/16 13:32
< 南東の方向 >
後立山連峰の北部がよく見えます。
< 朝日岳をズーム >
4年前、私は「朝日岳(富山・新潟の県境)」にも登山しています。前朝日のそばに朝日小屋があるのですが、「前朝日」には神様が祀られているので登山してはいけないと小屋の方に言われたのが記憶に残っています。
2018年12月16日 13:32撮影
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12/16 13:32
< 朝日岳をズーム >
4年前、私は「朝日岳(富山・新潟の県境)」にも登山しています。前朝日のそばに朝日小屋があるのですが、「前朝日」には神様が祀られているので登山してはいけないと小屋の方に言われたのが記憶に残っています。
< 雪倉山をズーム >
「朝日岳」と「白馬岳」の中間に位置するのが「雪倉山」です。
2018年12月16日 13:32撮影
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12/16 13:32
< 雪倉山をズーム >
「朝日岳」と「白馬岳」の中間に位置するのが「雪倉山」です。
< 白馬岳をズーム >
「白馬岳」のそばに朝日ではなく旭の「旭岳」がありますが、こちらの「あさひ岳」には登山道が通っていません。
2018年12月16日 13:32撮影
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12/16 13:32
< 白馬岳をズーム >
「白馬岳」のそばに朝日ではなく旭の「旭岳」がありますが、こちらの「あさひ岳」には登山道が通っていません。
< 白馬鑓ヶ岳をズーム >
以前のことですが、猿倉−白馬鑓ヶ岳−白馬岳−白馬大池−栂池〜と縦走した思い出があります。
2018年12月16日 13:32撮影
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12/16 13:32
< 白馬鑓ヶ岳をズーム >
以前のことですが、猿倉−白馬鑓ヶ岳−白馬岳−白馬大池−栂池〜と縦走した思い出があります。
< 南東方向約1.3km >
〜に城山の最高所(413m)があります。ただし、林業公社の私有地になっていて登山できません。また、立山のある方向ですが、わずかに見えていません。恐らく植林されている杉林を伐採してしまえば、雄山も見えてくる事でしょう?
2018年12月16日 13:32撮影
12/16 13:32
< 南東方向約1.3km >
〜に城山の最高所(413m)があります。ただし、林業公社の私有地になっていて登山できません。また、立山のある方向ですが、わずかに見えていません。恐らく植林されている杉林を伐採してしまえば、雄山も見えてくる事でしょう?
< 南南西の方向 >
約5km南にある石動山がよく見えます。七尾城の戦いの後のことです。上杉軍に落ちた七尾城が、謙信死後に織田軍に取り返されます。ところが、本能寺の変で信長が死ぬと、越中に落ち延びていた『温井兄弟』が石動山城の南に荒山砦を築き、織田勢と対決しました。しかし、同盟していた石動山の一向宗が戦に躊躇していしまい加勢が得られなかったという。温井兄弟は、進軍してきた前田軍に敗れ去りました。
2018年12月16日 13:33撮影
12/16 13:33
< 南南西の方向 >
約5km南にある石動山がよく見えます。七尾城の戦いの後のことです。上杉軍に落ちた七尾城が、謙信死後に織田軍に取り返されます。ところが、本能寺の変で信長が死ぬと、越中に落ち延びていた『温井兄弟』が石動山城の南に荒山砦を築き、織田勢と対決しました。しかし、同盟していた石動山の一向宗が戦に躊躇していしまい加勢が得られなかったという。温井兄弟は、進軍してきた前田軍に敗れ去りました。
< 南西の方向 >
本丸跡をズームしました。国破れて(落城して)山河在り〜です。
2018年12月16日 13:33撮影
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12/16 13:33
< 南西の方向 >
本丸跡をズームしました。国破れて(落城して)山河在り〜です。
< 展望台から >
〜下りて、下山を始めます。そばに、三等三角点「小松原」標高379.47m〜が(地中に)あります。
2018年12月16日 13:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/16 13:35
< 展望台から >
〜下りて、下山を始めます。そばに、三等三角点「小松原」標高379.47m〜が(地中に)あります。
< 小松原ルート >
〜を下ります。
2018年12月16日 13:36撮影
12/16 13:36
< 小松原ルート >
〜を下ります。
< 空濠跡のような? >
〜場所です。右手の藪を漕いで40mほど下ると、ほとんど利用されなくなった道(城山から殿町に方向に延びる林道)に出ます。ここは、道なりに左手を下ります。
2018年12月16日 13:37撮影
12/16 13:37
< 空濠跡のような? >
〜場所です。右手の藪を漕いで40mほど下ると、ほとんど利用されなくなった道(城山から殿町に方向に延びる林道)に出ます。ここは、道なりに左手を下ります。
< ゴロごろ >
〜と岩があります。中腹あたりまで下りてきた所です。
2018年12月16日 13:51撮影
12/16 13:51
< ゴロごろ >
〜と岩があります。中腹あたりまで下りてきた所です。
< 迷い道の注意ポイント >
〜です。以前私はこの小松原道を麓から登って来た時に、この場所で誤った方向に進んでしまいました。今回のように下りのルートだと、道なりに進めば問題ありませんが、登りルートでは間違いやすくなります。
2018年12月16日 14:09撮影
12/16 14:09
< 迷い道の注意ポイント >
〜です。以前私はこの小松原道を麓から登って来た時に、この場所で誤った方向に進んでしまいました。今回のように下りのルートだと、道なりに進めば問題ありませんが、登りルートでは間違いやすくなります。
< 神社が見えて >
〜きました。以前、通行した時はここより50m麓側から、神社の参道に横入りしました。今回は、奥宮のそばから入れました。
2018年12月16日 14:13撮影
12/16 14:13
< 神社が見えて >
〜きました。以前、通行した時はここより50m麓側から、神社の参道に横入りしました。今回は、奥宮のそばから入れました。
< 石段を登ります >
〜途中で、イチゴを見つけました。
2018年12月16日 14:15撮影
12/16 14:15
< 石段を登ります >
〜途中で、イチゴを見つけました。
< フユイチゴ(冬苺) >
バラ科キイチゴ属。秋に白い花が咲き、冬に実るイチゴです。
2018年12月16日 14:16撮影
12/16 14:16
< フユイチゴ(冬苺) >
バラ科キイチゴ属。秋に白い花が咲き、冬に実るイチゴです。
< 八幡神社(奥宮) >
こちらのお宮様には三度目の参拝です。帰りの階段が3回とも怖かったです。
2018年12月16日 14:17撮影
12/16 14:17
< 八幡神社(奥宮) >
こちらのお宮様には三度目の参拝です。帰りの階段が3回とも怖かったです。
< パワーストーン >
〜のような石を拝んでから、参道を下ります。
2018年12月16日 14:20撮影
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12/16 14:20
< パワーストーン >
〜のような石を拝んでから、参道を下ります。
< 能越道のそば >
〜に出ます。神社の石柱の所から40mほど進むと、大門の田園地帯に入れます。
2018年12月16日 14:22撮影
12/16 14:22
< 能越道のそば >
〜に出ます。神社の石柱の所から40mほど進むと、大門の田園地帯に入れます。
< マンポ=間府(まぶ) >
〜を通り抜けます。こういうトンネル通路は、正式には、矩形渠(くけいきょ)=ボックスカルバート(box culvert)〜と呼びます。
2018年12月16日 14:23撮影
12/16 14:23
< マンポ=間府(まぶ) >
〜を通り抜けます。こういうトンネル通路は、正式には、矩形渠(くけいきょ)=ボックスカルバート(box culvert)〜と呼びます。
< 大門集落 >
〜が見下ろせます。集落内に入らず、交差点「七尾城山IC口」に出ることも可能です。
2018年12月16日 14:29撮影
12/16 14:29
< 大門集落 >
〜が見下ろせます。集落内に入らず、交差点「七尾城山IC口」に出ることも可能です。
< 矢田町大門 >
〜内を抜けでて、里のお宮さんにお参りします。
2018年12月16日 14:37撮影
12/16 14:37
< 矢田町大門 >
〜内を抜けでて、里のお宮さんにお参りします。
< 八幡神社(里宮) >
〜です。
2018年12月16日 14:38撮影
12/16 14:38
< 八幡神社(里宮) >
〜です。
< 信号2つ >
〜分を進む(0.9km)と帰投です。城山交差点に到着して、今回の城山周回登山が完結しました。
2018年12月16日 14:50撮影
12/16 14:50
< 信号2つ >
〜分を進む(0.9km)と帰投です。城山交差点に到着して、今回の城山周回登山が完結しました。
< ヒガラ(日雀) >
シジュウカラ科シジュウカラ属〜の大軍が、城山から麓に攻めてきています? ヒガラは山鳥ですが、冬になると餌を求めて里に下りてくるみたいです。しばらくすると、「しろやま(城山)」は雪化粧して「シロヤマ(白山)」に変化します。寒い冬にも楽しみがあります。
〜スライドは以上です。
2018年12月16日 14:52撮影
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12/16 14:52
< ヒガラ(日雀) >
シジュウカラ科シジュウカラ属〜の大軍が、城山から麓に攻めてきています? ヒガラは山鳥ですが、冬になると餌を求めて里に下りてくるみたいです。しばらくすると、「しろやま(城山)」は雪化粧して「シロヤマ(白山)」に変化します。寒い冬にも楽しみがあります。
〜スライドは以上です。

装備

個人装備
小型ザック キャップ 軍手2 スマートホン コンパクトデジカメ GPS 予備電池 タオル2本 行動食 水0.5L

感想

___【 良かったこと 】___

● 七尾城山の数々の尾根や谷の位置関係がより詳しく把握できるようになった。
● 『ぐるりと一周』〜した感じがして気持ちよかった。
● 曇り空だったが、展望台からは「後立山連峰」や「頸城山塊」がよく見えた。
● 野生動物といえは近年、イノシシにあちこち荒らされている感があったが、今回は寺屋敷跡で出合ったカモシカさんに癒やされた。

___【 悪かったこと 】___

● 本丸の西側のルート(虎の尾道など)の登山道の状態が良くなく苦労した。(※:事前に、何度か通行してルートの確認をしていたので迷わなかった。)

___【 最後に 】___

 私は七尾城下の人間です。ほぼ一日一度は、城山を見上げては過ごしてきています。七尾城に限らずなにかと、郷土の歴史の礎になっている山です。城山には、埋蔵金のような輝かしい謎がまだまだ埋もれている(はずです)。これからも、城山を一人じめしてしまったかのような気分で、わくわく探検を続けたいと思います。


___【 前回の七尾城山の記録のリンク 】___

 〇笋呂海2ヶ月、集中的に七尾城山に挑んで参りました。

● あゝ七尾城 〜古道を辿る=大谷川を遡るルート&小松原道を登る〜
               2018年10月18日〜11月1日
https://yamare.co/1615114


___【 2019年1月 上洛しました(新しいリンク) 】___

◆〆埜紊諒神(31年)の新春、京都に赴き古都を思う存分歩いてみました。

● 京都を歩く(洛中・洛北・東山 編)〜交通機関を利用せず自分の脚で完歩〜
               2019年1月14日

https://yamare.co/1705890


___【 城山周回コースを紹介します(新しいリンク) 】___

 城山(じょうやま)を一回りしてきました。(2019年12月16日の追記)

● 能登畠山氏の「七尾城跡」のある『七尾城山』周回登山〜お勧めの登山コースです〜
               2019年12月1日

https://yamare.co/2130465

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 北陸 [日帰り]
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無雪期ピークハント/縦走 北陸 [日帰り]
能登国『七尾城山』周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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