ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 921720
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

雨の空木岳

2016年07月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
mimiyan その他1人
GPS
--:--
距離
23.4km
登り
2,420m
下り
2,658m

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
5:10
12
5:58
12
6:31
25
6:56
7
7:03
20
7:23
44
8:24
21
8:45
11
8:56
49
9:45
18
10:03
19
10:22
28
10:50
23
11:13
33
11:46
13
11:59
34
12:33
97
14:10
0
14:10
ゴール地点
天候 くもりのち雨・強風
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大阪より高速を飛ばして4時間弱
昨年同様に、駒ヶ根インターから下りて間もなくの所にある駐車場に駐車。
駒ヶ池の横のちびっ子広場駐車場に停めました。
コース状況/
危険箇所等
●池山尾根
 池山尾根は全般よく踏まれていて、標識も明瞭。
一部「大地獄」・「小地獄」と呼ばれる箇所が痩せ尾根で・鎖や梯子が連続するが、積雪期は危なそうだが、それ以外の時期は注意して通れば問題なさそう。
 昔、遭難の原因となった「迷い尾根」と呼ばれる箇所もあるが、今は柵をしてくれているので、夜間など間違って入らないように注意すれば大丈夫。

●空木岳〜宝剣岳
 これぞ中央アルプスという岩場が連続する景色が拡がる。
 赤や白ペンキの矢印や○を打ってくれているので、そのルートを辿れば問題ない。
  しかし、見つけにくい所や梯子や鎖場の連続するルートでもあるので、出来れば2人以上のメンバーで臨みたい。
 ロープウェイで簡単に宝剣の麓まで来る事が出来るが、軽い気持ちで足を踏み入れない方がいい。
 特に前回はガスガスで雨降りだったので、何も見えなかったが、緊張感のある岩場の連続で滑りやすいので、雨の日は初心者が興味本位で気軽に行かない方がいい。

●木曽殿山荘〜金沢土場
 ここはある程度人が歩いていて道も標識も明瞭で、よく整備もされている。
 一部藪漕ぎの場面もあったが一部で、まもなく狩り払いがされているエリアにでて整備して下さる方々に感謝です。
 「仙人の水」や「義仲の力水」という水場があり、癒される。

●金沢土場〜倉本
 このエリアになると一気に人は歩いていない雰囲気が。
 僕の持っている2013年度の山と高原地図では実線で描かれていたルートがもう2016年版になると、消えているとか波線になっているとかいないとか。
 いずれにせよこのルートを今使う人は登りも下りも稀有のようです。
その他周辺情報 下山後の温泉は昨年同様に「こまくさの湯」(610円)を利用しました
駒ヶ池 5:10スタート
ちょっと寝坊の為、昨年より約20分遅くスタート
2016年07月17日 05:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
7/17 5:07
駒ヶ池 5:10スタート
ちょっと寝坊の為、昨年より約20分遅くスタート
空木岳の歴史ある登山道である、池山尾根登山口ルートにて今年も空木岳を目指す
2016年07月17日 05:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/17 5:22
空木岳の歴史ある登山道である、池山尾根登山口ルートにて今年も空木岳を目指す
2016年07月17日 05:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 5:25
2016年07月17日 05:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 5:57
この時はまだ青空も広がっていたんです
2016年07月17日 05:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 5:57
この時はまだ青空も広がっていたんです
2016年07月17日 05:47撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 5:47
池山登山口
2016年07月17日 05:49撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
7/17 5:49
池山登山口
2016年07月17日 06:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 6:10
今年もこの水は美味かった♪
2016年07月17日 06:25撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
7/17 6:25
今年もこの水は美味かった♪
キラキラと綺麗です
2016年07月17日 06:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 6:31
キラキラと綺麗です
サクサクと急ぎます
2016年07月17日 06:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/17 6:17
サクサクと急ぎます
池山尾根ルートは今年もギンリョウルートでした
2016年07月17日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 6:59
池山尾根ルートは今年もギンリョウルートでした
2016年07月17日 06:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 6:50
あちらこちらでギンリョウ家族がニョキニョキ
2016年07月17日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
7/17 6:59
あちらこちらでギンリョウ家族がニョキニョキ
時折急ですが、池山尾根の気持ちの良い歩き
2016年07月17日 06:50撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 6:50
時折急ですが、池山尾根の気持ちの良い歩き
2016年07月17日 07:18撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 7:18
2016年07月17日 07:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 7:34
シャクナゲが可憐な花を咲かせていました
2016年07月17日 07:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
7/17 7:54
シャクナゲが可憐な花を咲かせていました
地獄と言われるあたり
2016年07月17日 07:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 7:23
地獄と言われるあたり
一部渋滞区間もありました
2016年07月17日 07:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/17 7:32
一部渋滞区間もありました
迷い尾根の付近
夜に来ない限り向こうへ行く事はないでしょう
2016年07月17日 07:30撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 7:30
迷い尾根の付近
夜に来ない限り向こうへ行く事はないでしょう
ゴゼンタチバナ
2016年07月17日 07:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/17 7:37
ゴゼンタチバナ
避難小屋と駒石方面の分岐にて
ニッコウキスゲ

昨年はこの辺りで田中正人さんに会いましたね
2016年07月17日 08:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 8:07
避難小屋と駒石方面の分岐にて
ニッコウキスゲ

昨年はこの辺りで田中正人さんに会いましたね
駒石 デカイ
昨年は避難小屋方面を行ったためここへは来なかった。
2016年07月17日 08:26撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
7/17 8:26
駒石 デカイ
昨年は避難小屋方面を行ったためここへは来なかった。
このあたりは巨岩・巨石がゴロゴロ
2016年07月17日 08:33撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
7/17 8:33
このあたりは巨岩・巨石がゴロゴロ
駒峰ヒュッテが見えてきました
2016年07月17日 08:44撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 8:44
駒峰ヒュッテが見えてきました
空木岳到着(2863.8m) 8:56登頂
コースタイムの約半分の約3時間50分程で登頂
これは大きな収穫!

今年初の100名山は、横殴りの雨でレンズが曇って見えやしない

しかもこの稜線に出たら、風がスゴイ(*_*;
2016年07月17日 08:56撮影 by  ILCE-5000, SONY
3
7/17 8:56
空木岳到着(2863.8m) 8:56登頂
コースタイムの約半分の約3時間50分程で登頂
これは大きな収穫!

今年初の100名山は、横殴りの雨でレンズが曇って見えやしない

しかもこの稜線に出たら、風がスゴイ(*_*;
コマウスユキソウ
絶滅危惧種
2016年07月17日 09:09撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
7/17 9:09
コマウスユキソウ
絶滅危惧種
木曽殿山荘に9:45到着
そこで協議
この雨風で先を行くのは危険と判断。
倉本駅方面へ下山する事に
2016年07月17日 09:55撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 9:55
木曽殿山荘に9:45到着
そこで協議
この雨風で先を行くのは危険と判断。
倉本駅方面へ下山する事に
義仲の力水
2016年07月17日 10:03撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
7/17 10:03
義仲の力水
2016年07月17日 10:16撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 10:16
展望の全く効かない「見晴台」
2016年07月17日 10:22撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 10:22
展望の全く効かない「見晴台」
吊り橋
2016年07月17日 11:13撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 11:13
吊り橋
北沢
5合目のあたり
2016年07月17日 11:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 11:15
北沢
5合目のあたり
うさぎ平
2016年07月17日 11:46撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 11:46
うさぎ平
金沢土場
4合目あたり
2016年07月17日 11:59撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 11:59
金沢土場
4合目あたり
ようやく倉本駅の看板が

ここから先はほとんど人が歩いていない模様
2016年07月17日 12:09撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 12:09
ようやく倉本駅の看板が

ここから先はほとんど人が歩いていない模様
踏み跡はあるんですが・・・
2016年07月17日 12:13撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 12:13
踏み跡はあるんですが・・・
八丁清水
清水コラボ
2016年07月17日 12:22撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 12:22
八丁清水
清水コラボ
中八丁峠
この先が危険マークのある所
2016年07月17日 12:33撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 12:33
中八丁峠
この先が危険マークのある所
中八丁峠〜十兵衛
ここは急な斜面でのトラバースが続くので注意
常に山側の手は何かを掴んでいないとバランスを崩しそうで、なかなか疲れる道が続く
2016年07月17日 12:37撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
7/17 12:37
中八丁峠〜十兵衛
ここは急な斜面でのトラバースが続くので注意
常に山側の手は何かを掴んでいないとバランスを崩しそうで、なかなか疲れる道が続く
笛掛
2016年07月17日 12:55撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 12:55
笛掛
イザルボテ
この辺りは日当たりがよく、この一角だけ急に下草が濃くなって登山道を隠していた。
2016年07月17日 13:03撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:03
イザルボテ
この辺りは日当たりがよく、この一角だけ急に下草が濃くなって登山道を隠していた。
少し藪漕ぎしながら進みます。
その中でこの棘が身体を刺してくるので、長袖や手袋があった方がよい
2016年07月17日 13:13撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:13
少し藪漕ぎしながら進みます。
その中でこの棘が身体を刺してくるので、長袖や手袋があった方がよい
馬の背のあたり
2016年07月17日 13:17撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:17
馬の背のあたり
その下の登山道は既に廃道になったよう
「倉本駅へは車道を利用してください約5.2繊
だそうです
2016年07月17日 13:18撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:18
その下の登山道は既に廃道になったよう
「倉本駅へは車道を利用してください約5.2繊
だそうです
登山ポストもあります
2016年07月17日 13:42撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:42
登山ポストもあります
倉本の集落を抜ける
2016年07月17日 13:53撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 13:53
倉本の集落を抜ける
もうすぐ倉本駅だ
2016年07月17日 14:03撮影 by  ILCE-5000, SONY
7/17 14:03
もうすぐ倉本駅だ
ようやく倉本駅到着
2016年07月17日 15:03撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
7/17 15:03
ようやく倉本駅到着
しかしこの中央本線はいかんせん本数が少ない。

約70分待ちを余儀なくされた
2016年07月17日 15:03撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
7/17 15:03
しかしこの中央本線はいかんせん本数が少ない。

約70分待ちを余儀なくされた
15:10ようやく電車が来た
2016年07月17日 15:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
3
7/17 15:07
15:10ようやく電車が来た
撮影機器:

感想

今回第一候補であった、北アルプスの燕岳・餓鬼岳・有明山の200名山縦走が、雨確実という予報で、まだ曇りだが、そっちよりは天気が快方の期待できるという事で、一年ぶりの中央アルプスへ。

急だったので、昨年と同様に池山尾根で空木岳〜宝剣(時間があれば木曽駒)の周回ルートへ。

しかし、山の天気は変わりやすく、多少の雨や風は当然と思っていたが、空木の頂上に着いた途端に稜線よりかなりの風が吹いていて、これ以上の稜線歩きは危険と木曽殿山荘で下山を決断。

しかし、その下山ルートも中央本線の「倉本」へ下りる、標準コースタイム6時間強のコース(*_*;
その上中央本線は、本数が少ないので、できればそちらには下りたくなかったのだが、この場合仕方なかった。(以前、越百山へ登ってその下山で、「須原」駅を利用したが、エライ待ったという苦い記憶が・・・)

その上 倉本〜中八丁峠〜金沢土場の道はあまり歩かれていないようで、なかなかいい経験ができました(;一_一)
 今回のように、仕方のないエスケープなどを除くと、多分もうこの道二度とは使わないと思います。
 そういう意味では、ここを利用して良かった。

とにかく、無事下山して、帰路につき、家でこうしてレコを書けている事に感謝です。
 雨や風に吹かれて厳しい面もありましたが、楽しかったです。
ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:881人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら