黒部五郎岳(、三俣蓮華岳;新穂高温泉発着、テント2泊)
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- GPS
- 26:11
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,682m
- 下り
- 3,671m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:40
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:50
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:25
天候 | 7/22(金)から3日間、晴れ、昼前から曇り、風弱し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
感想
週末山行を計画するも、直前までなかなか天候が読めず、一番状況のよさそうな黒部五郎岳山行を選択する。
<1日目>
7/21(木)の21時半過ぎに出発し、新穂高温泉へは25時頃に到着。
車中泊し、06時前に出発。
登山者駐車場は思ったよりも空いていて、7/22(金)06時の段階で6割駐車程度か。
新穂高温泉からの登山は3年振りだが、きれいになったなと思ったのは新穂高センターが新設されたことと、ビッシリと道路を埋めていた路駐がほぼ消滅したことでしょうか。
この日は双六小屋までの行程。
天気も良く、軽快に左俣を進み、わさび平で休憩、秩父沢を越えて鏡平に到着。
この時間でガスが上がってしまい、鏡池から槍が見えず残念。
かき氷を食している人も多い。
双六小屋到着。先に鷲羽岳が見える。
広いテント場はすでに団体も多くテントを張っている。
静かそうな離れた隅っこにテントを張る(1000円)。
水場は小屋脇の外トイレ前にあり、豊富に蛇口から出るのでありがたい。
双六小屋には午後続々と登山者が現れたが、18時過ぎでもまだ登って来る。
テント場は携帯、ラジオとも繋がらず、持ち込んだ新聞を読んで午後を過ごす。
金曜泊でもテントはそれなりに多かった。
<2日目>
5時発を計画していたが、出発が遅れた。
西鎌に向けて登る登山者が多い。
この日は黒部五郎岳小舎でテントを張り、荷物を置きそのまま黒部五郎岳を目指す。
双六岳に登る途中、徐々に雲から槍の穂先が出、笠の頭が出る。
双六山頂に到着すると、ガスが抜けて槍穂高方面が目の前、絶景ですね。
しかし日差しがきつい。
双六岳から三俣蓮華岳までなだらかな登山路を景色を楽しみながら進み、三俣蓮華山頂到着。
そこから黒部五郎方面に向かう人はがくっと少なくなる。
ずっと目の前にカールを前置する黒部五郎岳があり、カールルート、稜線ルートも遠くからくっきり見える。
しかし、南の稜線に雲がかかり始めている。
向かっている途中、黒部五郎小舎はなかなか姿が見えず、ようやく到着かという段階で赤い屋根が現れた。
早い時間だからかテント場はまだ1張のみで、上段の端に張る(1000円)。
水場はテント場下にもあるが、水流が細すぎて満たすのに時間が掛かるため、小舎前の水場を使う。
トイレも清潔だ。
すぐに黒部五郎岳へ向かう。
水の豊富な樹林帯を抜けるとカールの中に立つ。
肩に出るルートに残雪は無い。
既にガスが山頂部全体を蔽い始めている。
肩に出たところで、カメラを登りの途中で落としたことに気づき、再度降ってカメラを探す。
記憶を辿り、また登り返すと谷側の岩場に落ちていた。
液晶のカバーはひびが入ったが、撮影に問題ない。
肩に戻って濃いガスの中を進み、山頂到着。
誰もおらず山頂独占も、景色が望めず。
暫く待ってもガスの晴れる気配が無いため、稜線ルートで下山することとする。
小舎の掲示板では熟練者ルートと書かれていて緊張感を持って下山したが、特にそんな厳しいルートということはなく降る。
テント場で雷鳥の目撃情報を聞いたので、藪をよく観察しながら降ったがいませんでした。
テント場に着くと数張りテントが増えていたが、まだまだスペースに対して余裕がある。最終的に10張程度だったか。
携帯はつながらず、AMはいろんなバンドで入るが、野球中継が賑やか。
<3日目>
撤収作業に時間を掛けてしまい、またしても計画から40分遅れて出発。
この日は新穂高に向けて下山するのみ。
やはり朝の早い時間はガスが抜けて空が青い。
三俣に向けて急登をゆくと、背後には青空と黒部五郎岳。薬師岳、笠ヶ岳も。
進むと更には雲ノ平、鷲羽岳も。
三俣蓮華から双六に向けての槍穂高も最高。
景色を楽しみながらの行程。
双六山荘、昼に鏡平、わさび平を越え、長い下山を終えると新穂高。
新穂高センターで自販機を見るが、炭酸系は売り切れ。
そのまま駐車場に向かう。
まだ6割位の駐車かな。
汗流しをするつもりが、手の甲の日焼けがひどく、食事を取るだけで帰ることとし、梓川倭のヌプチェへ。
海老味噌ラーメン(750円)、餃子(400円)、小ライス(150円)を注文。
餃子が絶品。小ライスも茶碗てんこ盛りで全然小じゃない。
小仏の渋滞20キロにはまり、4時間強の帰路となった。
天候を心配したが3日間とも雨は降らず、午前中の早い時間に景色を楽しめたし、
運動自体が2ヶ月振りの身体で、運動不足の解消となった。
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