北御所登山口から檜尾尾根を下る、駒ヶ岳周回
- GPS
- 30:20
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,232m
- 下り
- 2,459m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:47
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 9:12
天候 | 7/30曇り 7/31快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報が目まぐるしく変わる週末、テントを担いで北御所登山口から伊那前岳を経て駒ヶ岳、翌日は檜尾岳まで縦走して檜尾尾根を下って来た。
初日は曇り空から時々覗く太陽、夕方には少し雨に降られガスで真っ白だったが、翌日未明には嘘のように快晴になって、青空の広がり眺望も効く最高の天気になった。
初日は前夜が会社の暑気払いで、自重も効かずひどい二日酔いのまま久しぶりに担ぐ大型ザックの重みに足取りは重く、テン場まで不調、迎え酒をして気分が収まるくらいの状態だった。このコースは地元の中学が登山で歩くコースであり、広い道幅と整備が行き届いていて歩きやすかった。
このコースを上る登山者もそこそこいたものの充分静かな山行だった。
7合目以降はさすがに岩や大きな石がごろごろしていて、この辺になるとバテぎみになって、つらいという言葉ばかりの泣き言登山になっていた。
テン場は30張りと言うことだったが、13時前にはそのくらいに達して、その後どんどんテントの数は増えて、夕方には遠方の高校生の大団体が到着、一体何所に張るのだろうと思ったが、なんとかどうとか張れたようで大変な混雑ぶりだった。
このテン場は中央アルプス唯一の場所で有り、ロープウェーに近いこともあって、かなりの多くの人がそれを利用しているようだった。
そのせいか深夜まで話している人や、1時すぎには起き出して話し声が聞こえたり、またテント近くにきて話しをするなど・・、安眠できるテン場と言うわけにはいかなかった。
翌日は快晴の中、ご来光もしっかり拝めた。
北アルプス方面は雲が多くどうなのか分らないが、南アルプス、八ヶ岳方面も同様で、昨日からはこんなに天気が良くなるとは思わなかった。
駒ヶ岳から檜尾までの稜線歩きも、宝剣岳下りや濁沢大峰の登り、山頂部、下りは気が抜けない場所も多く、重い荷物が岩に当るなどするので気を遣った。
また日が昇ってくると今度は暑さが堪え、濁沢大峰の登り下りそして檜尾岳の登りですっかりバテぎみなってしまった。
休憩した檜尾小屋は誰もいなくて快適だった、昨年9月空木岳からの縦走で立ち寄ったとき満員で近くのハイマツで夜を明かした事を思えば贅沢に感じた。
日差しを逃れて小屋で少し休んでから尾根を下ることにした。
昼近くになると気温もどんどん上がり、小屋の水場で汲んだ水もなくなって、次の休憩地と思って歩いた赤沢の頭がとても遠く、途中追加で休憩した。
A君は最近ほとんど山に登っていないため、テン泊ザックの重みと運動不足から地獄の下りになってしまったようだ。
なにはともあれ暑い中檜尾登山口まで降りて来た頃は、予想以上に疲弊してしまった。ちなみにロープウェーは行きに2時間、帰りに3時間待ちの大渋滞だったようで、登山口近くの停留所でバスに乗ったとき、乗客のほとんどの方が疲れ果てて眠っていたのにはびっくりした。疲れ方は違ってもこちらの方が良かったと思った。
それにしてもこれからは暑さ対策が重要だと思った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する