間ノ岳&北岳|僕らのお目当ては日本第3位 - 親子登山65 (小2)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,170m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:03
天候 | 1日目:晴れ(稜線付近はときどき霧)、2日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路:甲府駅04:35発、復路:広河原12:40発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣コースの雪渓横に夏道が完全に現れていてアイゼン不要。 |
その他周辺情報 | バス、山荘は超混雑 山梨交通バス:行き帰りとも10名ほど立ち乗車。殺気立ってる人も。 北岳山荘:1枚の布団に3名。頭と足を互い違いにして寝てギリギリ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
帽子
着替え
予備靴ひも
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ナイフ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
アマチュア無線
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感想
前回の山行反省会で職場の山仲間から「北岳に登ってみたいんです!」と聞いたので、私と相棒は昨秋断念した間ノ岳、同僚は北岳をお目当てに、3人パーティーで行ってきました。3人の年の差は20歳ずつ、親子3代でもおかしくない組み合わせ。
4:35発の山梨交通バスに乗りたくて甲府駅前に前泊したのですが、7月頭に空室がなくなっていたのでかなりの人出が予想できました。梅雨明けしてようやく夏の気候になったこともあり、バス、登山道、山小屋、どこも人が多く予想は的中。
いくつかプランを準備しておき、天候や人出の状況を勘案して大樺沢二俣で最終決定しようと事前合意していました。それで、天候は問題なさそう人出はすごいので、1日目は北岳に寄らず間ノ岳のみ、2日目に北岳と決断しました。
左俣の大樺沢沿いは上がるほど斜度がきつくなる道で、自分で自分に応援しながら登りました。「がんばれ俺!」 八本歯のコル手前の梯子(階段?)まで来ると空気の薄さからか体が重く感じました。 北岳山荘へのトラバース道は水平移動で体力的に楽、量も種類も豊富な花の写真を撮りまくりました。
計画より少し早めに北岳山荘到着。北岳に寄らず北岳山荘を目指したのは受付の混雑を避けるため。その作戦は的中し、用紙記入したら即受付、最小限のロスタイムで間ノ岳へ出発できました。間ノ岳まで平和な稜線歩きが続くと思い込んでいたら中間地点の中白根山から先は岩稜帯になってて予想以上に疲れました。また、とても遠くに感じました。
北岳山荘の割り当てスペースは予想通り「1枚の布団に3人」。頭と足を互い違いにしてギリギリ横たわれます。いい経験でした。僕と同僚はうつらうつらしかできなかったのに相棒だけは超熟睡。寝相が悪いのには困りました。夜中に外へ出たら素晴らしい星空にびっくり、天の川がくっきり見え、流れ星も1つ見つけました。相棒にも見せたくなり「トイレに行こう」とウソついて起こして外に連れ出し、見事驚かせることに成功。宇宙とつながる体験ができたかな。
翌朝、素晴らしい日の出を見たら北岳山頂へ向けて出発。2回目で登山道の様子が把握できているからか、前回怖いなーと感じたのがどこだったかわからないまま、いつの間にか登頂。僕と相棒は「またキタぜ!」同僚は「北岳キターーーー!」。 富士山、甲斐駒、仙丈、鳳凰三山、塩見、中央アルプス、八ヶ岳など、周囲の眺めを堪能しました。
名残惜しいけど下山、右俣コースで。ゆっくり下って広河原山荘でカレー食べようって計画でしたが、3人ともいいペースで降りていたので1本早いバスで帰ることに変更。最後に私の足にマメができて痛い歩きになった以外はパーティーにトラブルなく、1600mを一気に降りてきました。
広河原でのバス待ちが1時間ほどあり、野呂川の河原で水遊び。足を水に浸すと、3秒とガマンできないほどキーンと冷たい水でした。
五感で山を受け入れ、たくさんの感動に溢れた山行でした。
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