立山・剱岳

2016年07月31日(日) ~ 2016年08月02日(火)

• GPS: 52:03
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,737m
• 下り: 2,719m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 3:27
• 合計: 9:03

距離 9.4km 登り 788m 下り 931m

9:27 みくりが池温泉
9:42 9:43 雷鳥荘
9:55 12:42 雷鳥沢キャンプ場
12:47 12:53 浄土橋
15:11 15:19 雄山
15:48 15:49 一の越山荘
16:26 16:27 立山室堂山荘
16:42 16:43 みくりが池温泉
17:30 17:31 雷鳥荘
17:41 18:02 雷鳥沢キャンプ場
18:30 浄土橋

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:59

距離 11.4km 登り 1,681m 下り 1,695m

6:00 浄土橋
7:14 7:20 剱御前小舎
8:12 8:27 剣山荘
8:47 一服剱
9:33 前剱
9:47 前劔の門
10:09 10:16 平蔵の頭
10:25 10:36 カニの縦バイ
10:46 カニのハサミ
10:51 11:21 剱岳
11:26 カニのハサミ
11:33 11:35 カニの縦バイ
11:51 11:56 平蔵の頭
12:07 12:08 前劔の門
12:15 12:17 前剱
12:47 12:50 一服剱
13:01 13:03 剣山荘
13:37 13:50 剱澤小屋
13:58 13:59 剱沢キャンプ場
15:38 15:39 新室堂乗越
15:55 浄土橋
15:59 雷鳥沢キャンプ場

3日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 1:12
• 合計: 2:52

距離 3.4km 登り 244m 下り 92m

10:33 雷鳥沢ヒュッテ
10:32 ロッジ立山連峰
10:37 雷鳥沢ヒュッテ
11:15 11:57 雷鳥沢キャンプ場
12:17 12:18 雷鳥荘
12:43 13:12 みくりが池温泉
13:20 みくりが池
13:24 ゴール地点

天候

AM：晴れ、PM：晴れ&曇り&雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

※駐車場情報です
有料駐車場手前の無料駐車場に駐車。日曜朝3:00位に駐車しました。無料駐車場の空きはそこそこ、有料駐車場はガラガラ。扇沢からの始発は7:30(時期によるらしく、下記リンク参照)でしたが、チケット販売は6:50から行われていました。6:00前から行列ができており、観光バスが到着するごとに列が伸びていました。
http://www.alpen-route.com/access_new/timetable/

※乗り継ぎについて
駅内の移動はそこそこ急がないと間に合わず、次の便になってしまいます。

コース状況／危険箇所等

立山：日曜(休日)に登頂。一ノ越→雄山ルートは一般観光客が多い。落石に注意。
劔岳：月曜(平日)に登頂。空いていました。平蔵の頭周辺の岩場が足がかかりにくい。落石に注意。

その他周辺情報

※立寄り温泉情報です
・雷鳥沢ヒュッテ：◎テン場から近い、△シャワーなし、△差水で温度調整が必要、△外湯と内湯が繋がっておらず着替える必要あり、△外湯が狭い（5-6人）、600円、18:30迄
・らいちょう温泉雷鳥荘：◎湯船が大きい、◯シャワーあり、700円、20:00迄
・みくりが池温泉：◎温度が違う温泉が2つある、◯シャワーあり、700円、16:00迄

→どの温泉も泉質は同じ、シャンプー、ボディソープついてます。

※おみやげ情報です
黒部平のホタルイカの素干しが人気らしい。店員さん曰くここでしか売ってないとのことだけど、扇沢の売店と道の駅安曇野松川でも売っていた。でも黒部平で買うほうが100円ほど安い。

写真

7/31 9:08

扇沢→室堂まで色々乗りついで1.5hくらい。

7/31 9:10

道はきれいに舗装されています。

7/31 9:13

7/31 9:16

普通に雷鳥がいました。

7/31 9:25

硫黄臭がプンプンする。

7/31 9:26

みくりが池温泉。立ち寄り入浴ができます(700円)。温度が違う温泉が2つあるのが◎。食堂も大きく、きれいでした。

7/31 9:27

煙モクモク。火口？周辺は立ち入り禁止になっています。

7/31 9:33

室堂→雷鳥沢キャンプ場まではずっと下りです。

7/31 9:33

食材をいっぱい詰めたザックが足にくる。。

7/31 9:44

キャンプ場が見えました。

7/31 9:55

管理棟にお金を払います。1泊500円、2泊以降は1000円です。温泉もあるし、長期滞在にいいかもしれない。
トイレ代、水代はテン場代に含まれています。

7/31 10:41

テントを張りました。ペグは刺さりますが、ところどころ硬く、刺さりにくいです。
テントはLOCUS GEARのKhafra Silを使いました。
http://locusgear.com/items/khafra-sil/

7/31 13:17

雷鳥沢キャンプ場→一ノ越へ。空からはゴロゴロ音が聞こえるし、雨がパラついてきて帰ろうかどうしようか悩んでいる。

7/31 14:49

雄山の頂上が近づくにつれて晴れてきました。ちょうど下山のピークだったらしくたくさんの一般観光客が降りてきていました。手頃なサイズの石が多く、落石が怖い。

7/31 15:08

7/31 15:08

雄山の頂上へ行くためには社務所に200円払う必要があります。

7/31 15:11

行きに通った黒部ダムが見えます。

7/31 15:12

7/31 15:12

7/31 15:16

7/31 15:23

7/31 15:33

7/31 15:51

晴れれば一ノ越から雄山神社が見えるようです。

7/31 15:59

さっきまでの雨雲＆ゴロゴロはどこへやら。きれいに晴れました。

7/31 15:59

7/31 16:05

7/31 16:08

7/31 16:12

7/31 16:15

7/31 16:18

7/31 16:28

7/31 16:35

7/31 16:42

7/31 18:00

テン場に戻ってきました。

7/31 18:24

夕暮れ時の立山。

7/31 18:24

明日向かう方面。これを越えないと剱岳は拝めない。

7/31 18:30

明日は劔岳に向かいます。

8/1 5:58

もっと早く出ようと思っていたけど6:00になってしまった。寒くてなかなか寝袋から出られなかった。この時期でも息が白くなる程度に寒くなります。

8/1 6:08

雷鳥坂を登り、劔御前小屋を目指しているところ。まだ気温が低いためか、虫は全くいない。

8/1 6:16

日差しとの追いかけっこ。追いつかれる前に高度を稼ぎたい。

8/1 6:34

もうテン場が日差しに覆われてしまった。早い。

8/1 6:46

日差しとの追いかけっこに負けたところ。あちー。日が差して気温が上がると同時に虫の猛攻が始まります。

8/1 6:47

虫除けスプレーをかけると一時的に虫が寄ってこなくなるが、直ぐに汗で流れてしまう。自家製のハッカスプレーを顔の辺りにかけたら汗と一緒に目に入って痛かった(x_x)

8/1 7:17

ようやく登りきったところ。

8/1 7:21

劔御前小屋に到着。トイレ100円です。

8/1 7:22

剱岳が見えた！角度の関係で雄山や雷鳥沢からは見えなかった。

8/1 7:26

劔御前小屋→剣山荘へ。劔沢キャンプ場を通らないルートで行く。ここから剱岳の麓までは下り。

8/1 7:26

雪渓が残っています。微妙に滑る。

8/1 7:39

劔沢キャンプ場が劔沢の対岸に見える。広そうだけど斜めっている。

8/1 7:56

8/1 7:59

道が結構ガレているので劔沢キャンプ場経由で行ったほうが多分楽です。

8/1 8:10

8/1 8:13

剣山荘。トイレ(100円, 水洗！)を使わせてもらったけどとてもきれいな山小屋でした。

8/1 8:36

帰りはここを登り返さないと。。

8/1 8:39

8/1 8:51

剱岳ドーーン！

8/1 8:51

剱岳ドーーン2！

8/1 9:13

8/1 9:13

8/1 9:20

登るにつれてだんだん道が険しくなっていきます。

8/1 9:25

岩の割れ目からお花が！生命力すごい。

8/1 9:27

8/1 9:40

8/1 9:41

8/1 9:42

すごい崖ですが足場はしっかりしています。慎重に行けばOK。

8/1 9:42

8/1 9:45

登り→下りの繰り返し。帰りが大変そうだ。

8/1 9:52

もうちょい。

8/1 10:11

平蔵の頭というポイント。ここは足の引っ掛かりが悪いです。一応ここから簡易ハーネスで確保しながら登りました。

8/1 10:11

8/1 10:16

この山登れるの？って気持ちにさせてくれる。

8/1 10:16

ここは雨が降ったら滑りそうです。

8/1 10:21

カニのタテバイが見えました。

8/1 10:22

結構高い。

8/1 10:24

鎖もあるし、足場もしっかりしていましたが、一応確保しながら登りました。
スリングで簡易チェストハーネスを作り、それにデイジーチェーンをつけて確保しました。腰にハーネスをつけている人もいましたが、胸につけたほうが取り回しがしやすい気がする。

8/1 10:29

カニのタテバイの真ん中あたりから下を見る。

8/1 10:31

ここを登ってしまえば頂上はもうすぐです。

8/1 10:33

登って来た道を振り返ってみる。帰りが大変そうだ。。

8/1 10:42

岩の割れ目からお花が！生命力すごい。

8/1 10:43

徐々に雲が上がってきた。

8/1 10:49

8/1 10:51

頂上が見えたところ。

8/1 10:54

8/1 10:55

ようやく到着。結局雷鳥沢から5時間くらいかかりました。

8/1 11:06

8/1 11:15

8/1 11:34

8/1 11:35

帰りはカニのヨコバイが待っています。

8/1 11:36

8/1 11:39

うーん、タテバイよりもヨコバイは大したことない。強いて言えば若干足がかかりにくい。でも赤マーカーで足場を書いてくれているので困らないはず。

8/1 11:40

ヨコバイの下向きの眺め。落ちたら危ないけど気をつければ問題なし。

8/1 11:42

ヨコバイを過ぎると階段が。この下に携帯トイレスポットがあります。

8/1 11:51

帰りも微妙に危ういポイントが。一応確保しながら登りました。

8/1 12:18

疲れていたのか、帰りの写真はほとんどなかった。帰りは劔沢小屋と劔沢キャンプ場を経由して帰りました。トイレは200円、水は2Lで900円でした。ちょっと高かったためここはスルーしました。
一方、上部の劔沢キャンプ場ではじゃぶじゃぶと水を流し捨てていますが劔沢小屋の方に行ってくれと水は売ってくれませんでした。いろいろ微妙だなぁ。（確保が難しいならともかく、水は命に関わるから高くすべきじゃないと思うんだけど）

8/1 15:34

復路は雷鳥坂ではなく、新室堂乗越経由で降りてみる。道は雷鳥坂よりは歩きやすいかも。ただルートが怪しい箇所がいくつかあり、ガスっていると道を間違えやすい。上りに向いた道かもしれない。

8/1 15:37

ようやくキャンプ場が見えました。この辺りで持っていた水2Lが尽きました。

8/1 16:02

テン場に到着！今日は10時間行動でした。
ちなみにこの後は夜中まで恐怖を感じるほどの土砂降りの雨でした。テン場は砂地で水はけがよく、沢からも高い位置にあるので特に問題はありませんでした（温泉に入れなかった以外は。。）

8/2 7:41

次の日の朝。ホットサンドを焼きました。
山と一緒に撮ると謎のお供え物感が出る笑。

8/2 7:47

フルーツうまい。

8/2 10:06

前日の土砂降り風呂に行けなかったので、雷鳥沢ヒュッテの立寄入浴(600円)の受付開始時間すぐに温泉へ。

8/2 10:23

ここはキャンプ場から近いのが便利です。内湯と外湯で一回着替えないといけない点が若干不便ですが、いい風呂なのでよし！

撮影機器：

GXR MOUNT A12 RICOH

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット スリング デイジーチェーン カラビナ

備考

晴れると日差しがきついので、サングラスがあってもいいかもしれない。室堂周辺は道が舗装されており、天気が変わりやすいので散策するだけなら折りたたみ傘があると楽そう。

感想

momoky

剱岳の下山路で落石をくらいそうになりました。直前に妙に足の遅い高齢パーティを追い抜いたので、その中の誰かが落石させたのかもしれない。「ラック！」の声もなく、自分の10mぐらい横で突然でかい石が砕けとびました。
剱岳はともかく、立山は一般観光客がカジュアルに大勢登ってくる上に、手頃なサイズの石がゴロゴロしており、落石には十分に注意したほうがいいです。
登山路の厳しさよりも、人が起こす災害に注意したほうがいいと思わされた山行でした。山よりも人間の方が怖い。