朝日岳から白馬岳へ。雪倉岳にまいりました!!
- GPS
- 56:00
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,018m
- 下り
- 3,231m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:22
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 11:05
天候 | 晴れ!晴れ!!晴れ!!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
うちからは1日で蓮華温泉まで行かれないので、前日に名古屋の友人宅に泊まる。 名古屋7:00発のしなの1号に乗り、松本で下車。 松本から9:22発の大糸線各駅で南小谷へ。南小谷11:57着。 南小谷12:00発の糸魚川行きに乗り、12:21に平岩で下車。 14:00発の蓮華温泉い行きバスに乗り、15:00頃蓮華温泉着。 帰りは猿倉発10:10のバスで八方口下車。日帰り温泉「みみずくの湯」に入り、歩いて白馬駅へ。約10分。 白馬駅発12:26の各駅で名古屋へ。名古屋14:20着。名古屋発14:53のしなので名古屋へ。名古屋17:01着。 名古屋から高速バスで三交南紀へ。そこからマイカーで自宅へ。 いやはや遠いいですねえ〜〜〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは蓮華温泉受け付けにあります。 |
その他周辺情報 | みみずくの湯。八方口バス停から数分。露天風呂からは唐松〜白馬がよく見えます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
メガネ
財布
免許証
携帯バッテリー
カメラバッテリー予備
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感想
かねてから歩きたいと思っていた、朝日岳〜白馬岳を歩いてきました。
うちから蓮華温泉まで車で行くと10時間以上かかるので、一人の運転ではきついと思い、電車とバスで行くことにしました。
ですが、うちから1日では最終バスに間に合わない。それで、名古屋の友人の家に泊まり、翌日蓮華温泉に向かいました。
平岩の駅では1時間40分待ち。
下山して電車を待っていた滋賀のご夫婦、東京からの75〜80歳の3人組のお姉さまたちとお話をしていたらあっという間にバスの時間になりました。
蓮華温泉のキャンプ場には4歳と2歳の男の子を連れたママさんがテントを張っていました。白馬岳を猿倉から登って蓮華温泉に下りてくるパパを待っているのでした。小さな男の子二人がいて悪戦苦闘していました。
結局その日のテントは私とそのファミリーだけでした。
下山後なら入りたい温泉も入山前は億劫になって入りませんでした。いつかゆっくり入りに来ます。
4日はロングコースになるので、4時20分に出発。ソロの男性、ご夫婦に追い越されました。
このコースは一旦300m位下ります。もし、逆コースなら最後に急登が待っていることになります。
下りの木道で1回滑って尻もちをつきました。気を付けないといけませんね。
カモシカ坂はきつかったです。緩やかになった所で休憩にしました。
朝日岳に着いた時は山頂の上は青空でしたが、周りの山はガスがかかっていました。
栂海新道に行く道は池があって気持ちよさそうでした。
ここで追い越して行ったNさんご夫婦とお話をしました。
朝日小屋のキャンプ場には高校の山岳部が二校いて大きなテントをいくつか張っていましたが、個人のテントは5張りほどでした。
ここでまた先ほどのNさんご夫婦とお話をして親しくなりました。
3人で少し北又方面にい行った所で日没を待ちました。
ガスがかかると、夕日によるブロッケンが見えました。朝日によるブロッケンは何度か経験がありますが、夕日によるブロッケンは初めてでした。
5日はご来光を見るために3時35分にキャンプ場を出発。朝日岳山頂で焼山の左から上がるご来光を拝むことができました。
朝日岳から白馬岳に行く人の多くは山頂に行かないで水平道から行くようです。
私はご来光大好き人間なのできつくても山頂に立ちたいのです。
高校の山岳部が蓮華温泉に下って行ってから白馬岳に向かいました。
途中で水場があるので水は少なめでした。
最初の水場を過ぎ、次の水場で汲もうとしましたが、なかなか出てきません。もし水場がなかったらどうしようと思った時、細い流れが出てきたのでほっとして水を汲みました。
重くてもは初めからちゃんと水を汲んで来ればよかったと思いました。
雪倉岳の登りは想像以上にきつかったです。でも、山頂に着いたら白馬岳や剱岳が見えたので嬉しかったです。
ここまでで白馬岳から朝日岳に向かう登山者と多くすれ違いました。このコースは朝日岳から行く人よりも白馬岳から行く人のほうが断然多いようです。
最後の白馬岳の登りもきつかったですが、雪倉岳の登りに比べたら緩かったです。
白馬岳には多くの登山者がいました。
キャンプ場にはすでにたくさんのテントがありました。
テントを張って休んでいると、先日親しくなったNさんの奥さんが話しかけてきてくれました。彼女たちは12時に着いたそうです。水平道からとは言え速いです。
それで、清水岳を往復してきたとのこと。元気です。さらにご主人は旭岳にも登ってくるとのこと!登山ガイドを始めたというご主人、さすがにタフです。
私はキャンプ場に着いた時には疲れ切っていました。
6日はテントを撤収して小屋の近くに置いてサブザックで山頂に行きました。
白馬岳は4回目ですが、この山頂でご来光を見たのは初めてでした。
妙高山の右の方から朝日が登りました。
山頂からは360度の眺望を心行くまで楽しむことができました。
また、あのNさんの奥様とも会うことができました。
ご主人は唐松岳まで縦走して八方に下山することになり、奥様が蓮華温泉に下山して八方まで迎えに行くことにしたそうです。
今度一緒に山に行きましょうと約束して別れました。
この日は猿倉を10時10分発のバスに乗ろうと思っていました。
雪渓までの道は急で石がごろごろしていて下りにくかったです。
途中で岩にザックが引っかかって転んで一回転してしまいあせりましたが、お尻を着いて止まったので事なきを得ました。
下りは本当に気を付けないといけませんね。
雪渓は今年は小さいとは言え、それなりのもので、下りやすかったです。ただ、登ってくる人がとても多く、すれ違うのが大変でした。
猿倉には10時前に着き、ビールを飲んでバスを待つことができました。
でも、猿倉を10時頃から登る人がいるのに驚きました。暑い時間帯に急な登りを登るのは大変でしょう。早い時間の下りでも汗だくになったのですから。
蓮華温泉には入りませんでしたが、下山後はやはり温泉!白馬駅に近い「みみずくの湯」に入りました。露天風呂からは唐松岳から白馬岳まで見えました。白馬岳には雲がかかっていましたが。
山中2泊3日の北アルプスの山旅、天気に恵まれ、花が綺麗で眺望も良く、素敵な出会いもあり、思い出深いものになりました。
しかし、雪倉岳、手ごわかったです。
まいりました!!!
コメント
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mayutsuboさん
こんにちは お天気もサイコーのソロテン泊羨ましい 本当にカッコイイです
白馬もいつか行ってみたいところなんですが勉強不足で雪倉岳知らなかったのですがそんなにキツインデスネ
memechanさん、コメントありがとうございます。
お天気も良く、花も綺麗で、楽しい出会いもある素敵な山行でした。
雪倉岳、私も舐めていました。
でも、稜線に出てから500mも登るなんて北アルプスでは珍しいんですよ。南アルプスではよくありますが。
さすが200名山だと思いました。
mayutsuboさん、こんにちは。
このコースいいですよね〜。
昨年の秋、白馬〜雪倉〜朝日〜蓮華温泉を周りましたが、眺望良くて、紅葉キレイな上に、人が少なくてとても気に入りました。
と言っても、なかなかハードなコースですが…(笑)
蓮華温泉で温泉に入らなかったのは正解かも?
硫黄臭がキツイので、きっと山行中硫黄の匂いに包まれたことになったかと思いますので でもいいお湯ですし、野天風呂が気持ちいいです
雪倉岳、手強いですよね…
私は白馬側からだったのでマシだったと思いますが、朝日側からはかなりの登りですね。
快晴の3日間で眺望もお花も楽しめて最高ですね!
Nさんご夫妻にも出会えていい山旅になりましたね〜
dolceさん、コメントありがとうございます。
逆コースのほうが多いですね。
ただ、最後に300mの登りが待っている・・・
どちらが楽か・・・
紅葉の季節もいいでしょうね。
北又からも登ってみたいです。
野天風呂、女性は水着を着て入るようですね。
山に濡れた水着を持って登りたくはないなあ〜〜〜
内湯もいいと聞きました。
年取ったらゆっくり温泉目当てで行きたいです。
まあそのころには水着もいらないか・・・
Nさんたちは高島トレイルによく行くそうです。
赤坂山のスノーシューに誘われました。
案内していただけたら楽しいだろうなと期待しています。
おはようございます。
先月は南アルプス、そして今回は北アルプス、羨ましい限りです。
私は夏期休暇、今年は下界の旅行の予定なので長い縦走は出来ません。
一泊二日のお手軽縦走で雄大な岩陵歩きは秋のお楽しみです。
ブロッケン現象、見られて何よりですね。
北アルプス歩くのならこういう静かそうなルート歩いてみたいものです。
tomhig さん、コメントありがとうございます。
まあ、もっと年取ったらゆっくり縦走してください。
一人だったら夕日ばかり見て気づかなかったかもしれません。こういうときは人と一緒のほうがいいですね。
北アルプスの静かなルート、中心を外れるとけっこうありそうです。
白馬岳は超人気の山ですが、祖母谷からのルートはもっと人がいなさそうです。
静かなルートの最後が大勢の人というのはちょっといやでしたが。
下界の旅行も楽しんできてくださいね。
私はこれから帰省する子供たちを迎える準備です。
白馬から北も後立山連峰と呼ぶのでしょうか?
なかなか厳しい登山でしたね!!
朝日岳からは日没から日の出まできれいな様子が覗えました。
まるで、mayutsuboさんのプロフィール写真ですね
ONシーズンで大勢の方が訪れていて、さすがにアルプスはいいなぁと思いました。
お疲れさまでした
s_fujiwaraさん、コメントありがとうございます。
調べたら後立山連峰は日本海の親不知から針ノ木峠あたりまでを言うようです。
雲海がなければ朝日岳からは日本海に沈む夕日が見られるそうです。
雲海もそれなりにいい味がありますがね。
ちなみにプロフィール写真は空木岳から見た夕焼けの空です。
ここは山頂近くに駒峰ヒュッテがあるので、山頂からの夕日も朝日もすぐに見られるんですよ。
マユツボさんこんにちは!
いつも、素敵な山旅、憧れの気持ちで読ませてもらってます(*^^*)
大雪渓、登ってるレコや話は聞いたことありますけど、その中を下るのは体力的にも精神的にも疲れてしまいそうですね。
転んで一回転!怪我は無かったですか?
気を付けていてもそう言う事って起こりますね。そのまま滑落せずに本当に良かったです!
朝焼けの中の遠くの山並み、これは縦走した人の特権ですね!
ロングコースにたくさんの出会いと温泉!その後の生ビールは1日かけて電車バスでアクセスした甲斐がありますね♪
それにしても、山歩きよりも登山口までと登山口から自宅までの方が疲れてしまいそうですね(*_*)
cocoperiさん、コメントありがとうございます。
大雪渓、土曜の午前ということもあり、大勢の登山者が登っていました。できるだけトレースに従って下ろうと思いましたが、すれ違いのところではこちらが避ける形になりました。
転んだ時は本当にヒヤッとしました。ザックが岩に引っかかったためですが。
しばらく心臓がドキドキしていました。
南アルプスで話した男性が、石がゴロゴロの下りで転んで2,3回転して、頭を切って血が出てずっと抑えていたという話を聞いていました。その方は血が出ただけでたいしたことなかったそうですが。
やはり山の山頂近くに泊まると見える景色が違いますね。
日帰りでは見られない景色ですね。
遠くて乗り替えが大変でしたが、車を運転するよりずっと楽です。
帰ってからの疲労度が全く違います。
それに一人で運転だと高速代やガソリン代がバカにならないです。
今回、特急も使ったからそれほど車と変わらない交通費でしたが、疲労度を考えたらずっとお得ですね。
帰った翌日から野良仕事できましたから。
これからも一人の時は電車やバスが使えたら使うと思います。
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