金峰山・甲武信ヶ岳
- GPS
- 21:14
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,362m
- 下り
- 2,384m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 8:35
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 12:14
天候 | ◆8/6(土) 晴れのち曇り ◆8/7(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8/6(土)午前4時の段階でほぼ満車 |
その他周辺情報 | ◆日帰り温泉 花かげの湯 < http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/spa/2012-0724-1042-53.html > 510円/大人のところJAF会員割引で410円/大人 |
写真
感想
◆夏の奥秩父
奥秩父は、アルプスに比べると標高が低く気温が高いため、盛夏の山行は敬遠されます。
しかし、地図を見ると大弛峠から甲武信ヶ岳にかけて、標高2150mから2600mの比較的高めの標高を保って縦走路が築かれている上、奥秩父の森林を貫いていることから直射日光が遮られるので暑さから逃れられます。
この間の眺望ポイントは、山頂部を除くと両門ノ頭くらいしかありませんが、鬱蒼とした森林歩きを楽しめることから計画を立てました。
また、「ついでに」というわけではありませんが、奥秩父主脈縦走路における西の雄・金峰山にも立ち寄ることとしました。
大弛峠の駐車場が混雑する前に到着するため、深夜2時、自宅を出発しました。
◆テントを背負わないテント泊
大弛峠は、標高2360mにあり、車両が通行可能な日本最高所の峠です。
峠には、大弛小屋がありテントサイトもあるので、車で峠まで上がればテントを背負うことなくテント泊が可能です。
これまで他の山域でも何度か「背負わないテン泊」を敢行していて、その楽な山行スタイルは大きな魅力があります。
一方、体力が低下するのではないかという不安は付きまとい、そのせめぎ合いの中、易きに流れる弱い自分がいます。
◆奥秩父最深部
今回の大弛峠・甲武信ヶ岳間は、奥秩父の最深部だと思います。
人の通りが少なく、静かな登山道です。
登山道は明瞭で道に迷う心配はありません。
大きなアップダウンはないものの標準コースタイムが6時間の長丁場です。
途中、ヤマ小屋や水場がない上、エスケープルートもありません。
標高がそこそこあってほとんどが樹林帯とはいえ、盛夏にテント装備で歩くのは体力を相当消耗するはずです。
すれ違った方の中には重装備の方も見受けられました。
今回ワタシは日帰り装備で臨みましたが、休憩を多く取りながらでも復路では水分の消耗が激しく、タフな山行を強いられました。
◆命を育む森
大弛峠・甲武信ヶ岳間は、森を抜ける縦走路です。
林立するブナやシラビソ、びっしりと密生したコケに覆われた倒木があちこちで見られます。
登山道は朽ちた木の幹や風で折れた枝で覆われ、まるで天然のウッドチップを敷き詰めたようです。
大弛峠を境に、金峰山方向は露岩が目立つのとは対照的で、足と靴に優しい登山道です。
そんな登山道には、ぽっと平らなコルがいくつか出現します。
倒木に腰掛けてあたりを見渡すと風に揺れる木の枝や木漏れ日のスポットライトを浴びたコケが目に入ります。
足元には小さな木の芽が小さな葉に光を浴びようと手を広げるような仕草を見せています。
耳を澄ますと何種類もの鳥がさえずり、シラビソが独特の天然アロマを放っていました。
奥秩父においては何でもない情景なのかもしれませんが、ワタシにとってみれば特別なものに感じられます。
癒された空間にじっと佇み、五感で森を感じてきました。
◆暦
甲府(山梨県)
2016年8月6日(土)
日の出 4:57
日南中時 11:52
日の入り 18:45
月の出 8:03
月南中時 14:25
月の入り 20:41
正午月齢 3.3
こんにちはー
オコジョさんにだいぶ気に入られてましたね〜
なんか、そのオコジョさんとらるさん。
似てますもん、雰囲気。
仲間だと思われていたのでは(笑)
そして、すっかりテントを背負わない…(^_^)
以前だったら同じコースでもテント担いで金峰山と甲武信ヶ岳に行ってたような気がする。
そう考えると、人の嗜好ってその時々ですよね〜
また、いつでもテントブームがきっと来るに一票を投じます(笑)
大弛峠から甲武信ヶ岳への道は素晴らしいですね。
鬱蒼とした苔と樹林。
奥秩父の醍醐味ですね。
このルートの甲武信ヶ岳だったら、歩くの楽しそう。
抽出しに入れさせてもらいますね〜(^o^)/
大弛・甲武信はとっておきの登山道です。
今回は正直言って、ここを歩くために計画して行ったようなものです。
コースの最低鞍部・国師ノタルと甲武信ヶ岳の標高差はわずか300m。
徳ちゃん新道に比べたららっく楽〜です(*´ω`*)
らっく楽〜といえば、背負わない・・・
テント泊はしたい。。。
でもこの暑いさなか重荷を背負うのはちょっと・・・
思えば男体山・日光白根でご一緒した時から味を占めてしまったのです。
ということで、夏限定!(春も秋も冬も例外あり)
「他にもどこかできないものか」と模索中です。
こだわりなく、勝手気ままにテン泊を楽しみたいと思います。
そして、オコジョの仲間入りを果たしたワタシσ(*´ω`*)
今度紹介しますね♪
オコジョの写真凄いですね。
私も何度かオコジョには出会っていますが、カメラを取りだしたりしているうちに、どこかに行ってしまいます。
これだけの枚数が撮れたのは凄いと思います。
やはりmuniさんの言われるようにオコジョが仲間と思ったとしか考えられません。
甲武信〜大弛〜金峰はいつか歩いてみようと思っています。
夏でも歩けるというご説明ありがとうございます。
是非歩いて見ようと思います。
オコジョさん、サービス精神旺盛でした。
たくさん写真が撮れたのは、逃げたり隠れたりしないコだったからなのです。
全く警戒心がないというか、何かもらえるのを期待しているような・・・
ただすごくビビり、臆病者なのです。
カメラをちょっと上げ下げするとビクッ!
ワタシが姿勢を直すとビクッ!
それでもコチラを気にして、ちょこまかちょこまかせわしなく動き回って徐々に近づいてきました。
甲武信〜大弛〜金峰、今回はそれぞれ1往復してしまいました。
静かな登山道で楽しかったです。
真夏は体力の消耗が激しいのでお気をつけて!
LArcさんこんにちは〜
リアルオコジョちゃんに会ってみたい
なんせ私の持ってるパペット、オコジョですから
(置いてある横を通るたびにいいこいいこしてます)
大弛-甲武信の道は昨年秋に歩いてるんですが、まるでまるで違う道のようです。木枯らし吹きすさぶ中、バスの時間を気にして必死に歩いた道と、真夏の日差しの中のーんびりオコジョちゃんと戯れながら歩く道。こんなにも違うものなんですねぇ。。
以前行ったとき大弛峠のトイレ(小屋ではなく公衆トイレ)がめちゃ汚くて二度と行かないリストにランクインしてたんですが、バスのあるうちにもう一度行こうかなぁって気分になって来ました。
オコジョちゃんにも会いたい〜
ケロさんはすでに歩いていたんですよね、大弛-甲武信。
今回は時間に制約がないので、のんびりゆっくり。
途中、立ち止まってじーっとしたり、気に入った所で座り込んでぼーっとしたり。
爽やかな暑さの中、気持ちよく歩くことができました。
大弛峠の公衆トイレは、大弛小屋のご主人が清掃に汗を流していました。
その直後だったせいか、不快な思いをせずにスタートを切れました。
多くの方が利用する場所なので、キレイに利用したいものですね。
オコジョちゃんはラブリーでした♪
手を伸ばせば届く位置まで近づいてきて愛くるしいくるくるまなざしで見上げるのです。
いい年してメロメロになってしまいました。
「よしよし」といいこいいこしようかと・・・
実は、オコジョは見た目とは裏腹に凶暴らしいのです。
指に鋭い歯を立てることもあるらしく大ケガをしたと何かで読んでいたので、こちらもビビっていたのでした。
可愛くても野生動物ですので、かまれたり引っ掛かれたり、危険な病気をうつされたり・・・
うかつに手を出すとどんな危険が潜んでいるのかわからないので、気を付けたいものです。
「気に入られたのか離れない」といえるあたりが
羨ましすぎます! 可愛すぎですね
凶暴なのかもしれませんが、手なずけてみたいものです。
(気分はナウシカ。テト!)
(まぁうちのカモシカも、カワイイというか、ブサカワというか、
ニクめないヤツですけどねー )
8月の奥秩父。確かに暑いイメージはありますが、
標高2000m以上というのは、なかなかの目の付け所ですね☆
静かな山歩きもできたようで、楽しそうです。いいなぁ
指をガブリと噛ませて「ほら、怖くない。ねっ?おびえていただけなんだよね」ってやればよかったと!?
それでおとなしくなって、トイレトレーニングも済んでいれば、連れて帰るんですけど・・・
wwさんの相棒・カモシカ君の方が、エサ代がかからなくてイイではありませんか!
で、今回の縦走路、2015年11月に一緒に歩いていただいているんですね。
あの時は、陽が短くて、天候も曇りがちで風が強くイマイチ。
冬の初めで寒かったですね。
「スキヤキ、スキヤキ」と未練がましく歩いたワタシ(*´ω`*)
あれこれ話したことを思い出しながら今回は歩いてきました。
また一緒に行きたいですね。
LArcさん、こんばんは。
すっかり遅コメですみません。
夏の奥秩父は暑いというイメージですが、さすがの2000m越え。
下界よりは十分快適なのでしょうか。
奥秩父主脈縦走路のうち、甲武信〜大弛峠が一番大きい断線箇所でして、同じような計画を考えてはいるものの、大弛峠までの運転が億劫で…(えっ)
でも、このレコの風景を見ていると、行きたくなってきました。
背負う必要のないのんびりテント泊、ちょっと考えてみようと思います。
標高2000mは平地より約10℃ほど低いので快適でした。
気温が低いだけでなく、見えるもの、聞こえるもの、森の香りも快適さを感じさせてくれました。
大弛峠までくねくね道を車で上がるのは大変ですが、楽ちんテント泊が保証されています。
下から頑張って登るのも悪くはないのですが、この時期はアリかなと思います。
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