新穂高から雲の平を目指す
- GPS
- 12:14
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 231m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:13
天候 | 4日間ともに快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の夜9時10分頃到着で、あと数台駐車できるほどしか場所が残ってませんでした。 なお、2015年に新穂高温泉無料駐車場を訪れたときは、沢山の路駐がありましたが、今年は『路上駐車禁止』のコーンが至るところに。今年から駐禁の取り締まりが厳しくなったとの事でした。 ・鍋平有料駐車場(1日600円) 同日朝、4時頃でほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山指導センターに登山ポストあり。 【新穂高温泉登山口〜双六小屋】 危険箇所は特に無し。 【双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜黒部源流〜雲ノ平山荘】 特に危険箇所無し。ただし、黒部源流の渡渉あり。 【雲ノ平〜アラスカ庭園】 木道は所々、木が朽ち、浮いてるのため要注意。 【雲ノ平山荘〜祖父岳】 木道は朝露や夜露で滑りやすいため要注意。 【祖父岳〜水晶岳】 水晶岳直下は落石に注意。また、ザレ場のため、滑りやすい。 【水晶岳〜鷲羽岳】 特に危険箇所無し。 【鷲羽岳〜三俣山荘】 ガレ場及びザレ場。滑りやすい上に急斜面なので要注意。 【三俣山荘〜双六小屋(巻き道ルート)】 特に危険箇所無し。 【双六テン場】 60張以上張れる広さだがお盆休みのため、大変混みあった。 15時到着でほぼ張れる場所なし。 ・わさび平小屋、鏡平小屋、双六小屋、雲ノ平山荘、水晶小屋、三俣山荘、すべてのトイレにトイレットぺーパーがあった。 ・雲ノ平山荘、水晶小屋は、晴天続きのため水が少なかった。 ただし、雲ノ平テン場の先に湧水があるとの事。 三俣山荘は、黒部源流が近いため、水が豊富。 |
その他周辺情報 | 中ノ湯温泉(700円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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備考 | 持って行って良かったもの ヘルメット |
感想
いつか行きたいと思ってた雲ノ平、鷲羽岳、水晶岳。
一人では登れないお山だったが、terjeさんやterjeさんの友人のサポートがあり、行くことができた。
ありがとうございました。
新穂高温泉駐車場は、前日の夜10時には満車になると予想し、8時に到着するよう家を15時に出た。
が、大月でまさかの渋滞。渋滞を抜けるのに40分ほどかかった。
新穂高には9時10分頃到着。
なんとか無料駐車場に駐車できた。
terjeさんとは、11日朝の6時に新穂高登山指導センターに待ち合わせることになり、間に合うように向かう。
新穂高センターを見ると。。。
初めての『山の日』と言うこともあり?多くの人で賑わっていた。
安全登山の普及のため黄色い鳥が来ていた。
wanikoは、なんちゃらキャラと写真を撮るのが大好きなので、何枚かterjeさんに撮ってもらう。
一方、terjeさんは中日新聞の取材を受けていた。岐阜版の中日新聞の取材だったようだが、記事に載ったのだろうか?
terjeさんとは、登山開始前に必ず「安全に行きましょう。よろしくお願いします」と声を掛け合う。この声の掛け合いが私は好きだ。
さぁ、出発!林道を歩き小池新道に入る。
terjeさんの様子がおかしい。少し熱中症ぎみのようだ。
小池新道は、日差しが強く照りつけるため、晴れた日に歩くには、注意が必要である。
昨年も同様に友人がバテてしまってた。
大丈夫?と何度となく声をかけ、ゆっくり足を進めた。すると、登山道でまさかの渋滞。
団体さんがいたためか?登る人が多いのか?歩いては止まりを何度となく繰り返した。
ようやく鏡平に到着。
今回はかき氷を食べようと決意していたが、10時で売り切れてたとのこと。食べることができなかった。
なお、前回は寝不足で登っていたため食欲なく、食べられなかった。。。
鏡平で昼食(フランスパンとコーンスープ)を済ませ、「残り二時間、頑張りましょう!」と双六テン場に向け出発した。
弓折乗越から、稜線に出ると視界がいっきに開け、気持ちよく歩けた。
双六テン場が目に入った瞬間「え?!」と驚いた。「あんなにテントが??」お盆休みで、テン場は混むと予想していたが、まさかここまでとは。。。
だが、テン場に着くとterjeさんの友人がテントスペースを確保して下さってた。
terjeさんはテントを張り、私は手続きに行く。ようやくテントを張り終え、夜ご飯の準備。
夜ご飯はスープパスタとウィンナー。パスタは直ぐに茹で上がるよう星形の小さなパスタを使う。
terjeさんは、ミネストローネのスープパスタが美味しい!と言ってくれたので、料理のできないwanikoにとって、嬉しかった。
お腹も一杯になり就寝。
1日目を怪我なく終えられた。
2日目は、周りのテント撤収の音で目が覚めた。目覚ましをかける必要がなく、携帯の電源を落としておけるので、とても助かる。
パンとウィンナーとコーンスープを朝食にとる。テントは双六テン場に置き、必要なものだけをザックに詰め7時に出発。
テントを置いていった理由は下記の通り。
1 重たく長い行程に耐えられるか不安。
2 雲ノ平テン場も混むと予測。
3 雲ノ平小屋が新しく、泊まってみたかった。
4 双六テン場に戻ったときに張る場所を確保できるか不透明。
軽くなったザックを背負い双六岳ピークを目指す。以前、双六岳ピークを踏んだときは、ガスで何も見えなかったが、今回は違った!
スッキリ晴れ渡り、槍も笠も三俣蓮華岳もわっしーも全て見えた!
双六岳ピークでは、抹茶羊羮を食べた。それがなんとも言えず美味しい。今度から羊羮は抹茶味を持っていこう。
三俣蓮華岳を登り、急な斜面を下る。足元はザレていたため、慎重に下り神経をつかった。
三俣山荘手前に黒部源流への分岐があり、また下る。三俣山荘テン場からは、水が地面から湧き出てた。
ここで幕営するときは、場所をしっかり選ばないとテントが水浸しになるなーと思いつつ黒部源流へ。
黒部源流は、『日本は本当にお水が豊富!』と思わせる場所だった。
源流を歩渉し、対岸へ。
対岸からは、急登の始まりだった。。。
地図で確認して覚悟していたものの、辛い登りであった。
その急登を登りきると、右手には祖父岳がそびえる。祖父岳を巻き、ようやく雲ノ平を一望できる場所に出た。
が。。。そこでもまた驚き。テン場はすぐ真下に見えるのに山荘ははるか彼方。こんなにテン場と山荘が離れてるの?『離れてる』とは、知っていたものの、私の想像していた距離とはかけ離れてた。
その距離をみて、terjeさんとは「双六にテントを置いてきて良かったね」と選択が正解であったことを確認しあった。
雲ノ平山荘は、3年前に建てられたばかりでとても綺麗な山荘だった。洗面台は青色の小さなタイルが使われ、食堂の扉は雲がモチーフに。食堂には大きく立派な梁があり、中も素敵。
アタックザックに荷物を詰め直し、昼食(パンとビーフシチュー)をとり、雲ノ平散策へ!木道を歩くとそこには、チングルマ畑が広がり、草木にうっすらピンクが良く映えていた。
アルプス庭園は行かず、アラスカ庭園に向かう。途中、奥日本庭園を通り水晶岳を眺める。
アラスカ庭園に着くが、どこがアラスカなのか分からず。。。
terjeさんと「どこがアラスカなんだろうか?」と言いつつ山荘に戻った。
夜ご飯は粕汁。根野菜たっぷりで、体が温まりとても美味しかったし、そのメニューに山荘の優しさを感じた。
夜空には多少の雲と星が広がった。
長い間流れた流れ星も見えwanikoは、何をお願いしようか考えたが、『幸せになれますように』としか、思い付かなかった。
今だったら、もっと他の事をお願いしていただろうなと思う。
星空に満足し、2日目も無事に終了できた。
3日目は、4時に山荘を出発した。
祖父岳分岐で朝食(パン、ハム、チーズ、コーヒー)をとり、祖父岳ピークを目指す。祖父岳ピークからは水晶岳、黒部五郎、薬師岳、槍、笠、赤牛岳、鷲羽岳が見えた。
3日目の行程は長かったため、すぐ祖父岳ピークを出発。水晶岳を目指す。
水晶岳は、名前だけに綺麗なものを連想させるため女性らしい山かと思っていたらその真逆。ゴツゴツとした格好いいお山であった。
水晶小屋から水晶岳への道は、ヘルメットがあった方がよい道であった。
落石を起こさないように、落石に当たらないように注意してピストンした。
なお、水晶岳ピークは、槍の様に狭いため写真を撮って、撤収した。
水晶小屋に戻り、念願の鷲羽岳を目指す。
1年前に双六山荘から見る鷲羽岳に一目惚れし、翌年に逢いに行けるとは、思ってもみなかった。terjeさんから、お山の計画を聞いたときは本当に嬉しかった。
鷲羽岳に向かう途中、すれ違う方々から「ロープの場所は先が見えないから、すれ違いに注意して声掛け合ってね!」や「ニセ鷲羽岳あるから注意ね」など、ありがたいアドバイスを貰いながら急登を歩いた。
鷲羽岳山頂に着くとなんとも言えない達成感。ピークに登ったときのこの感覚、ピークからの景色がいつもたまらない。だから、お山が好きなんだろうなと思いつつ、山頂のわっしー標と一緒に写真を撮る。
時刻は11時を過ぎてたので、鷲羽岳に別れをを告げ三俣山荘に下る。
三俣山荘で、昼食(五目ご飯と茄子のお味噌汁)をとり、豊富に出ている水を汲み双六テン場に向け出発。
双六テン場へは巻き道を通る。
途中「75才で後期高齢者なの」と言う健脚な女性に出会った。
話を聞くと若いころから山が好きで毎週のように出掛けてたそう。それが何十年も続き、今に至るとか。
自分の足で歩いて素敵な景色をみる。そして、人とで会うそんな人生をいつまでも送れたら良いなと思った。
巻き道、二つ目の水場を過ぎると、wanikoは、急に疲労感を覚えた。足も前にでず、その場に座り込みたくなった。
terjeさんには大きく遅れをとり、再び双六岳、巻き道分岐で合流。
そこから双六テン場は、すぐ近くのためterjeさんには、先に行ってもらうことにした。
双六山荘に着くとterjeさんが「シャリ切れ!」と教えてくれ、その時初めてハンガーノックを体感した。
運動してるときは、なかなか物が口に入らないwaniko。食欲がなくても何かしら多めに食べないといけないと反省。
テン場につき、夜ご飯として残しておいたラーメンと野菜、おつまみの缶詰を開けた。
お野菜たっぷり味噌ラーメンは、本当に美味しかった。
一番長い行程の3日目を無事に終えられた。
ありがとうございました。
4日目、ついに最終日。
大好きなお山とのお別れの日も快晴であった。
最終日は、山を下りるだけのため遅めのスタート。
テントを片付け双六テン場に別れを告げた。
鏡平小屋に着くと念願のかき氷が売り切れになっていなかった。ここぞとばかりにレモン味にバニラアイスのトッピングをつける。
口に氷を運ぶと甘く冷たく、けれども体は太陽の熱で暑い!
なんとも言えない心地よさ。そして昨日まで頑張って歩いた自分へのご褒美と思うと美味しさ倍増。
4日間ともお天気に恵まれ、大した怪我もなく下山でき、有意義なひとときを過ごせた。初めての連泊登山、体力がもつか不安であったが、無事に全行程を終えられ、一緒に行動してくれたterjeさんに感謝。ありがとうございます。
そして、怪我なく下山できたことにありがとうございました。
おっつかれさまでした〜
この時期は双六も混むし、雲も広いけど、テントが張れない場所も結構あるから大変だよネ
とにもかくにも、お疲れ様でした。
二日目以降のログは?
コメントありがとうございます〜!
本当、たくさん歩きました😄
skiposさんほどじゃないけど(笑)
テントは、双六テン場の様子を見て、雲ノ平でテントを張る事を諦めました💦
2日目以降のログは、何故か消えちゃいました。。。(笑)
いつもログが消えるから困ってます(´・ω・`)
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