記録ID: 942691
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス 光岳(茶臼から往復)
2016年08月13日(土) ~
2016年08月15日(月)
長野県
静岡県
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 23:17
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 3,960m
- 下り
- 3,941m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:13
距離 11.2km
登り 2,064m
下り 585m
2日目
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:09
距離 19.2km
登り 1,400m
下り 1,402m
3日目
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:28
距離 11.8km
登り 512m
下り 1,978m
1日目は天気よければテン場から上河内岳をピストンしようと思ってたけど、ガスっていたし疲労困憊だったので茶臼小屋で終了。
2日目の稜線歩きは展望よければ仁田岳に寄るつもりだったけど、行き帰りともガスっていたのでパス。
3日目は下山だけの予定だったけど、急な天候回復で稜線に登り返しました。
2日目の稜線歩きは展望よければ仁田岳に寄るつもりだったけど、行き帰りともガスっていたのでパス。
3日目は下山だけの予定だったけど、急な天候回復で稜線に登り返しました。
天候 | 1日目:曇り、稜線はガスの中なので登らなかった。夜半から明け方は雨 2日目:南アの稜線は時折青空も見えるけどガスの中。夜半から明け方は雨 3日目:夜明けまで結構な雨、夜明けとともに青空が広がり朝方は大展望。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南アルプス南部の山はアプローチが核心部。静岡から井川を経て畑薙ダムまでの山岳ドライブは行きも帰りも気が抜けません。ここは何回来ても大変です。なお、途中に東海フォレストの広い駐車場があるけど入り切れないくらい車があふれていて路駐多数。こんなに多いのは初めて見た。いったいこの山域(特に荒川・赤石・聖)には何人が入山していたのだろうね。 ゲートから大吊橋までの道路は積み込んできたチャリで疾走、帰りは楽だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆畑薙〜茶臼小屋 大の苦手な吊橋が多数でてきます。一番最初に最大の難所の大吊橋を恐々渡ります。その後ヤレヤレ峠を越えてウソッコ沢までは沢沿いをノンビリ進みます。ウソッコ沢から横窪沢までが泣きそうな急登でテント泊荷物が肩に食い込みます。横窪沢から茶臼小屋までも登り一辺倒でテン場に着くころにはヘロヘロでした。基本は樹林帯なので展望もなく我慢の登りです。でも夏のこの時期でも日差しが届かないので良いかも。途中はTJARの選手たちと何人も行き交いました(頑張れ〜)。 ◆茶臼小屋テント泊(1泊目) 茶臼小屋は南アルプス南部の主要部から離れていると言えども13日は人が多かった。なんとかテントスペースを確保しました。昼頃には到着したので晴れていれば上河内岳に行くつもりだったけど、疲労困憊なのと稜線は真っ白だったのでテントでノンビリしました。この日は夜半から雨となりテントに引きこもりました。 ◆茶臼小屋〜光岳ピストン コースタイムが長いので早朝出発したかったけど雨上がりを待って6時頃に出発、結局戻ってきたら16時過ぎだったので10時間要しました。茶臼岳はガスって全く展望無し、そのあと山を下り仁田池を経由して希望峰に到着。展望ないので仁田岳はパスして先に進みます。少し青空も見えてきた中を易老岳に到着。ここから一旦下ってガレ場の急登を登ります。辛い登りに耐えたら水場で一休みして木道のある広場に出ます。そこからほどなくして光小屋に到着。光岳はさらにひと登りします。山頂は展望が無いけど10mほど先に東側が開けた展望台がありガスの切れ間から大展望が望めました。帰りは同じ道を帰るけどアップダウンを繰り返して茶臼岳に着くころにはヘロヘロでした。帰りの茶臼岳もガスで展望なし。この縦走路はほとんど樹林帯ですが南アルプスらしい森の中を歩けました。 ◆茶臼小屋テント泊(2泊目) 戻ってきて夕食を済ましたら直ぐに雨。昨夜よりも強めの雨が明け方まで降り続きました。テントの中で雨に耐えるのも経験になります(浸水しなくて良かった)。 残念だったのが2晩とも雨となり星空が見れなかったこと、流星群が来ていたし頑張って重たい三脚を担いだのが負担重量となりました(泣)。 ◆茶臼小屋から下山 雨が上がったのでテント撤収して帰ろうとしたら急に天候が回復。期待していなかったけど富士山越しにご来光が見れました。天候回復したので稜線に登り返すと南アルプスの巨峰群が迎えてくれました。聖岳が大きく見えてうれしかった。下山は急坂を下るのだけどザックと体重が重いのと連日の疲労で足にきました。無理すると転倒して危険なので休み休みゆっくりと下りなんとかウソッコ沢まで下山。その後のヤレヤレ峠までの登り返しは本当にヤレヤレ、最後に最難関の畑薙大吊橋をなんとか渡りきりました、風が出てきて横揺れしたのが恐怖だった。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉白樺荘が思っていたほど混んでいなかったので一番近いこの温泉に入りました。良いお湯の温泉でした。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
夏山テント泊装備
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感想
2年前の夏に光〜聖の稜線を歩こうと思い易老渡まで行ったけど天候に恵まれずドライブだけで帰ってきました。その年は易老渡までの林道は閉鎖していたけど畑薙から入って聖〜茶臼までの稜線を歩くことが出来ました。そして宿題に残った茶臼〜光の稜線をこの夏に歩いてきました。今年も易老渡は林道閉鎖で自由には入れないとのことで今回も畑薙からスタート。あの苦手な畑薙大吊橋をまた渡るとは思いませんでしたが南アルプスの絶景を求めて連続する吊橋と樹林の急坂を上りました。
今回はテント2泊は雨に降られ、稜線を歩いた2日目はガスで展望が得られなかったのだけど、南アルプスらしい樹林の縦走路を歩いて光岳に登ることが出来たし、最終日は期待していなかった天候が急に回復してご来光と稜線での絶景を見ることが出来て満足の山行でした。やはり夏はアルプスですね。来年はどこに行こうかな。
今回の山行で聖〜光までの稜線は歩いたことになるけど、南アルプス南部では赤石〜聖の稜線が残ったので、また山岳ドライブを経て畑薙に戻ってきたいと思います。
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skrgitavさん、はじめまして(笑)
冗談です!これまたどうお読みすればよいやらですが、改名されたんですね
ロングルートでの光岳登頂おめでとうございます !
南ア南部らしい樹林帯の光岳の雰囲気も良いですが、最終日の山からのご褒美、雨上がりの御来光は素敵な景色でしたね
そして聖や赤石など南アの巨峰群は圧巻です!次回はその稜線歩きも楽しみですね
帰りの運転が一番”ヤレヤレ”感が半端なかったでしょうけど、目的も遂げ余韻に浸りながらのドライブもおつかれさまでした!
南アルプスの特に南部は登山口にたどり着くまでがタイヘン、さらに稜線に出るまでも展望の無い樹林が長く急登があり体力勝負の山域なのですが、ノンビリ歩くにはたまらない魅力があります。なんといっても圧巻の3000m級の巨峰群が並ぶアルプスだしね。なかなか日帰りは難しい場所ですが、必ずAIKENさんも歩くことのある稜線だと思うので、ぜひヤレヤレ感を楽しんで下さいね。
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