折立より雲ノ平、鷲羽岳、新穂高へ
- GPS
- 80:00
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 2,685m
- 下り
- 2,941m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:50
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:30
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:00
天候 | <8/13>晴れ <8/14>晴れ <8/15>ガスのち雨 <8/16>晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
折立駐車場はものすごい混雑で何とか臨時に停めることができましたが、 後ろの方の方は折立まで上げてもらえず、遊歩道(という名の普通の登山道)を 1時間以上プラスで歩かされたようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・薬師沢への下り途中、徒渉箇所がありますが、増水時など流されたりするようです。 ・全コースにわたって木道が多かったですが、9月10月の朝方など凍って滑りやすくなるので注意が必要かと思いました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
食材
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
メガネ
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
シュラフ
シュラフカバー
マット
枕
ガスバーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
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感想
1年前、薬師岳まで登っておいて、翌日からの天候悪化により断念した黒部源流エリアのリベンジです。
今回は、富山県から岐阜県の新穂高まで突き切ってみたかったので、折立から新穂高への自家用車回送サービスをお願いしました。値段は少々張りますが、少ない公共交通機関のダイヤを気にして焦りたくなかったので年に1回の贅沢と思い切って奮発です。
初日、登山口の時点で標高もあるし、涼しく快適に登れるんだろうなと期待していたらものすごく暑くて汗が噴き出します。北アルプスでもこんな暑くなるんですね。大粒の汗をかきながら太郎平到着です。この日は体力温存のため、予定していた薬師岳往復はパス。のんびり過ごします。日が出ているうちは、テントの中は居られないくらい暑い。夜にはあっという間に冷え込みましたが。
2日目、薬師沢へ下ります。ご存知の方も多いかもしれませんが、ここから源流、三俣あたりにかけての一帯は伊藤正一さんの著書「黒部の山賊」を読んでから行くとさらに面白いかと思います。カベッケが原はカッパというより熊がいそうで怖かったです。
薬師沢から急坂を登りきったときの雲の平には感動しました。北アルプスの著名な山々が360度あちらこちらに展開し、まるでまもられるように台地がひろがっていました。当初はただのだだっぴろい平原かと思っていたのですが、地形も変化に富んでおり飽きることなく日本ばなれした逍遥を楽しむことができます。次回はチングルマが白い花びらをつけている時期に来たいものです。
雲の平山荘は水不足のようで、キャンプ場からの水歩荷を募集し、たくさんの方が参加されていました(プレゼントorサービスあり)
3日目、あいにくの天気ですがなんとか鷲羽岳は登頂。雨まで降り出してテンション下がったまま双六を目指します。先述の「黒部の山賊」におけるメイン舞台である三俣山荘およびその周辺をゆっくりと堪能できなかったことが心残りです。三俣蓮華岳も巻道を利用したので今回はパス、次回へお預けとします。双六手前くらいからはだんだんと雲が晴れ、小屋に着いてから、濡れたものを着替えてまったりしているうちに日まで指してきました。視界中央にはそれはそれはカッコいい鷲羽岳のすがた。登ったとき視界はありませんでしたが「登った」と思いながら眺めるのと「登っていない」と思いながら眺めるのとでは気持的に天と地ほどの差があります。登っておいて良かった…。下ってきた急な尾根を目でなぞりながら感慨に耽ります。
最終日、新穂高へ下山です。天気は快晴。弓折岳と樅沢岳の間の尾根の向こうにある空、そしてその下に展開しているであろう景色に期待を抱きながら乗越へ出ると…出ました。逆光により巨大なシルエットとなって槍穂高がひろがります。槍穂高の景色は何度見ても飽きることはありませんが、岐阜県側からこんな間近にみた事がなかったので新鮮な感動です。すでに4日目、肩や足もさすがに痛くなってきだしたので、下山時この景色はかなりの慰めです。その景色のクライマックスが鏡池、撮影スポットとしてこれほど絶好の場所もなかなかないと思います。
槍穂高もやがて見えなくなり右手に笠ヶ岳の尾根、正面に焼岳が見え出したらゴール間近。突然、見覚えのある新穂高ロープウェイの駅が目の前に現れました。歩いて自分の中の地図をつなげる喜びをかみしめながら、今回の山行を終えました。
こんにちは
クルマを回送して北アルプス縦走なんて、ステキですね
自分たちは体力的に1泊が限界なので、
3泊も山生活だなんでうらやましいです
(それでも鷲羽岳にはかなりあこがれていますが)
いつか歩けたらとは思いますが、新穂高からなら鏡平までが精一杯
楽しく拝見させていただきました
cocoeさんお久しぶりです!
富士山レコ拝見しましたよ〜。
鷲羽岳登ったときはガスで何も見えなかったんですが、双六で晴れたので、振り返って眺めて満足しました!
時間はかかりますが、雲の平は予想以上に楽園でした。体力的には富士山行ければ大丈夫!いつかぜひ訪れてみてください!
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