記録ID: 946684
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沢登り
大峰山脈
ハード&まったり。 前鬼川孔雀谷右俣&プチ奥駈(^^)/
2016年08月20日(土) ~
2016年08月21日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:40
9:14
9:15
22分
孔雀谷入渓
9:37
9:40
216分
10m滝
13:16
13:30
53分
廃屋の植林小屋跡
14:23
14:30
35分
右岸大岩壁地帯
15:05
15:15
37分
謎の10m滝
15:52
16:00
53分
謎の20m難関滝
16:53
31分
石門滝
17:24
9分
30m滝
17:33
17:40
3分
40m滝
17:43
17:45
46分
最終水場
18:31
18:32
14分
沢最終源流
18:46
18:50
33分
孔雀岳東派生尾根
19:23
19:32
8分
奥駆道との遭遇
19:40
ビバーク地
天候 | 晴れ時々ガス 夜強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前鬼から裏行場道を通って、キャニオニングする方が多いです。 水はコバルトブルーやエメラルドグリーンでとても綺麗です。 稜線まで突き上げるには、午前9時発だと稜線についたら真っ暗でした💦 ●関西起点「沢ルート100」著吉岡章(山と渓谷社)2011/6発行に載っていない滝10mと20mに遭遇し、とても苦労しました。(特に20m滝) ●どうも解せないので、自宅に帰ってから古い沢本「関西周辺の谷」著中庄谷直(白山書房)1980/4発行には、きちんと掲載されていました。 ●上記の沢本「沢ルート100」の遡行図は、その他の谷でも「えっ?」と思わされる遡行図と解説がありますので、鵜呑みにせずに現地で慌てないで対処することです。 ●沢屋さんのプロが書かれた本ですが、「神童子谷」のノウナシ谷千寿・馬頭滝辺りのややこしい所の説明がなく、一番ランクの低い(初級の1級)になっていますが、それを軽い気持ちで信じて行くとエライ目に遭いますよ。 ●大昔の著仲西政一郎 山と高原(エアリアマップ)では、あの悪谷小笹谷に破線道をつけて、出合から2時間30分とコースタイムまで載せていました。それを信じて現地に入った人は遭難します。(私が高校生の時にその目に遭いましたから)自分は大人になってから小笹谷を下から3回 上から1回(ロープ110m持参して)行きましたが、地図に乗っていない大滝や壮絶ゴルジュは人工登攀でないと不可能だと判りました。それを谷間に破線道まで入れてコースタイムまで入れこむのはどうなんだろ? ※私達高校生4人がここ地図を見て「道がある!」と勘違い?して、10日間小笹谷で遭難したことにより、次年度からこのマップから小笹やノウナシ、神童子までの破線道とコースタイムが削除されたのです。(実話です) ●沢を始めようとする人は、色々な情報に左右されないで、現地で冷静な対応を取れるように心がけておくべきです(特に単独の場合は) それと、私が単独で若くないからかも知れませんが、表記されている遡行時間が極端に短すぎるかと思います。 ●モジキ谷を遡行3.5時間と掲載されていますが、普通の人ならできません。初級と言えども標高差1000mの沢です。きちんと整備された登山道尾根コースでなら標高差1000m3.5時間でも、普通かやや早い方です。(トレランさんは別ですよ) 私は一昨年モジキ谷から稲村山頂まで結構急いだかなぁ?と思っても4時間50分かかりましたし、ヤマレコの皆さんも5時間〜7時間かかっておられます。中には稲村ヶ岳まで10時間かかった(大滝から道間違え含む)レコも見られました。 ●氷ノ山の八木沢右俣も遡行時間(4時間)と表記されていますが、私は6時間、他のネットで調べたら10時間もかかったチームもあり、4時間など一般人には不可能です。 ●今回の孔雀谷右俣も上記の本には遡行時間6.5時間と掲載されています。絶対に不可能です。ヤマレコユーザーさんが4年前にレコを上げていますが、入渓地点から稜線まで途中で泊をされています。泊の時間を除いた遡行時間は二日で稜線突破まで11時間半かかっておられます。 それが普通だと思います。私も突き上げまで9時間50分程かかりましたっ💦 ●と、いう事で今回も 遡行6時間半と遡行図に掲載されていない滝2つで、エライ目に遭いましたが、沢とかバリは、あまり他人の情報に頼らず、国土地理院地図で地形を想像して現地で「判断」する方が、気が楽かもしれませんね。 ●エキスパート沢集団と単独のオッサンとでは、感覚や登攀スピードが違うのは当然ですが、ネットはタダなのでともかく、プロの沢屋さんは、一般読者に高いお金で買ってもらうのですから・・・。もう少ししっかりと書いてほしいと今回切に思いました。 ※しかし、このような沢の本があるだけでも、著作された方や編集された会社には、本当に感謝しております。だからこそ今回は辛口になってしまいました。 ※ただ、沢の景色や原生林をゆっくり楽しまずに、谷を攻め上げるだけでしたら、この本のタイムに近い値が出るかもしれませんが・・。それじゃ、沢登りの意味がないような・・・・(コレはあくまでも個人見解ですので) |
その他周辺情報 | 上北山♨ 道の駅 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
ルート図
|
---|
感想
一日目の孔雀谷右俣は、超ハードでした((+_+))
なので
二日目の奥駆道は、超まったりと のんびーりと(^^)/
ジキルとハイド的な登山でしたが、大峰の懐の深さをまた感じてしまいました。
でも、釈迦ヶ岳(1800m)から前鬼林道ゲートまでの標高差がおよそ1200mの激降りで、チョイと疲れました💦
沢登りは、やはりふくらはぎを駆使しますので、まったり奥駆道も「キツイかぁ?」と思いました。
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コメント
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jyunntarouさん、こんにちは。
釈迦山頂、2時間ほどの時間差でした。
追っかけっこかっ?!
DCTさん こんばんは。
えっ! またニアミスですかっ・・・
当方、ちと朝寝坊しておりまして・・・(-_-)zzz
計画通りだと、またまた数年来の釈迦でバッタリ遭遇でしたね。
夜から朝にかけて風が強くガスっていましたが、だんだんと晴れて金剛は勿論後方に大阪湾が見えその後ろにホームの六甲山まで見えておりましたね
私も昨年同じルートを沢泊で行きましたが、情報がなかった大滝を目の当たりにした時は恐怖でした。沢登りの技術が未熟なせいもありますが^^;
etude さん こんばんは。
あっ、同じ気持ちになられた方がいて、本当に嬉しいです(^^)/
あの本に載っていない12m滝はなんとかなりましたが、次の20mは、右岸巻失敗💦左岸を小さく一直線に巻き上がったので恐怖 でした。
Pを9:00過ぎに出たらやはり、稜線についたら真っ暗(笑)でした。
これからも ナイスな登山を続けてくださいね。コメントありがとうございました。
今回もハラハラドキドキ楽しませてくれたレコですね。
いつもいつも最後の最後まで記録を何度も見てしまいます。
早く前鬼ブルーをこの目で見てみたいです。
来年にはこのレコ参考に検討してみまます。
Rilaさん こんばんは!
孔雀右俣は、結構ロングなので早めに出るか、途中で泊した方が良いかと思います。下部はプールで遊べます。遊び過ぎると稜線までキツイデス💦
ただ、ガイド本「関西起点・・・」は、2本の滝を省いています((+_+))
特に15〜20mある滝は、大きく左岸を巻いた方が無難かもです。小さく巻くと本当にキツかったです。孔雀の覗き方面に間違えると稜線には這い上がれませんので気をつけてください。
最初の10m滝の渡渉が核心部などと書かれていますが、核心部は,記載されていない2本の滝です。(直登はほぼ不可能だと思います)それを抜けると稜線までは大丈夫です(^^)/
確かに水がブルーです!楽しんでくださいね。
先週前鬼川孔雀又谷右俣を遡行しました。
事前にjyunntarouさんの記録を読ませていただき、ガイド本にない2つの滝(私が持っている別の本「GLEN CLIMBING 沢登り」にもありませんでした。)の存在を知り、攻略方を考えて行ったので何とかなりましたが、知らなかったら唖然としてしまい、上手く抜けられたかどうか…。
皆さん簡単に書かれてますが、巨岩を乗っ越すのも巻くのも大変で、ヤマレコのベテランさんと自分たちの違いを思い知りましたが、その都度自分たちで判断し、ザイルを出したり、お助け紐を懸けたり・・・。
お陰様で無事帰ってこられました。ありがとうございました。
midori28 さん こんばんは。
あっ、少しでも情報がお役に立てて嬉しいです。
ほんと あの大滝2本は、絶対にガイド本に載せないとおかしいですよね。
でも、そのことを書いたので、現地(孔雀右俣)にも行っていない匿名の沢屋さんからエライお叱りをうけましたがっ💦
こうして現地にいかれて、実際に困った方がいらっしゃって「疑い」は、晴れました(^^)/
あの本・・・その他の谷でも 現地とかけ離れている遡行図と解説が多く、疑問だらけです。他にも困った人がおります。
でも、女性3人で孔雀右俣突き上げて、釈迦までいかれたのは凄いですね(^^)/
これからも チャレンジ期待しています。
こちらこそ ありがとうございました。
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