鳳凰三山青木鉱泉周回 雲隠れする峰々
- GPS
- 12:56
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,517m
- 下り
- 2,530m
コースタイム
- 山行
- 11:46
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 12:45
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道に入ると、最初の1/3程は路面状態が悪く慎重な運転が必要です。 しばらくすると、舗装がよくなりますのであとはスムーズに青木鉱泉駐車場まで移動できます。落石が多いようで、道にはたくさんの石や岩が転がっておりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤いペイントでの印が多く、基本的に迷うところはありません。 危険個所は特にありません。 ドンドコ沢は一部登山道が崩れていて迂回ルートが作られてあります。南精進ケ滝展望コースにロープ場があります。 帰りに使った中道は薬師岳から御座石までの区間にはほとんどマーキングがありません。一本道なので迷うことはありませんが不安になります。御座石から下はしっかり印がありますので安心です。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉は休業中のようです。 駐車料金は750円です。 朝は職員の方はおられませんので、そのまま山へ。 戻ってくるとワイパーに請求書が挟んでありますので、青木鉱泉受付で支払いをします。 青木鉱泉には自販機が設置されておりました。500mlで250円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
【ドンドコ沢〜鳳凰小屋】
登山口から防砂提のさきまでは緩やかな山道です。少し道がわかりにくくなるところもありますが、赤いペイントがたくさんありますので迷うことはありません。
ここを過ぎると岩場の急登になります。また、沢に降りてまた登るというのを何度か繰り返しますので結構しんどいです。
道沿いにはいろいろな滝がありますので、滝を目標に登っていく楽しみがあります。
小屋の手前で、視界が開けるところがあり、そこからは地蔵岳がみえます。ここまで来れば小屋までもうひと踏ん張りです。
【鳳凰小屋〜地蔵岳】
岩場の急登を少し上ると、砂場の登りに出ます。
急登な上に足が砂に沈んで歩きにくく、体力を削ぎ取られます。でも、右手にオベリスクを見ながら登りますので、それを目標に何とか頑張れました。
オベリスクの上に登るのは大変なようで、何人もの方が挑戦しようとそばまで上がっていきましたが、みんな断念されていました。
【地蔵岳〜観音岳】
赤抜の頭経由で観音岳へ。
途中鳳凰小屋分岐にある標札には、地蔵岳まで30分と書かれております。赤抜の頭からここまで50分くらいかかっていました。いくらヨタヨタ歩いていると言っても標準タイムの倍はかからないと思いますので、違う道があったみたいです。
鳳凰小屋分岐からは、アップダウンを繰り返しながら観音岳へ向かいます。登り返しになるので結構しんどいです。
観音岳山頂標識は、岩の下にあります。三角点は標識の後ろの岩を登ると、岩の間に立っています。
【観音岳〜薬師岳】
薬師岳山頂手前で若干登り返しますが、基本的には緩やかに下る稜線ルートとなります。晴れていれば、絶景を眺めながら気持ちよく歩けるルートだと思います。
薬師岳山頂標識は、山頂の広い砂場の中にありますが、本当の山頂はどうやらその後ろにあるもう一つのピークのようです。
薬師岳山頂は、まったく音がなく静まり返っておりました。音の無い世界というのはまた独特の雰囲気です。
【薬師岳〜青木鉱泉(中道)】
森の中を延々と下るルートです。
薬師岳山頂付近の岩場地帯から森の中に入ると、マーキングがほとんどなくなります。一本道なので迷うことはありませんが、足場が悪い山道を下りながら不安になります。
御座石まで来ると、それ以降はしっかりマーキングがありますので安心です。
この中道は急坂の上に非常に単調で長いです。岩場の山道を抜けると、ひたすら笹の中を下っていきます。下を見ても全くどこまで下るのか分からないくらい長い笹道を下っていくと、今度は急な尾根をキザキザ降りていきます。これもまたまったくどこまで降りるのかわからないくらい延々と降りていき、もういい加減嫌になります。
これを降り切ると、平坦な道になり廃屋が見えると中道登山口はもうすぐです。
登山口まで来て帰ってきたと思わせておいて、ここから青木鉱泉まで徒歩40分というとどめの一撃を刺されて心が折れそうになりましたが何とか気力を振り絞って林道を戻りました。
今回は、稜線からの眺望やオベリスクの撮影を目的とした登山でした。
いつもは記録用の小さい一眼に標準ズームレンズのみで登るのですが、今回はオベリスクや、南アルプスの山々、稜線の眺望等を撮りたくて、いつものカメラと別途で一眼と広角、望遠レンズをザックに押し込んで登りました。
結構ザックがいつもより3kg弱重くなりましたが、テン泊装備を持って登山の練習になるだろう位で軽く考えておりました。
登りだすと、この位の重量増でも相当効きますね。
テントを担いでの登山は大変そうです。
しんどいながらも青空を見上げながら頑張って登りました。稜線まで上がれば絶景が待っているとの思いで。
しかし、地蔵岳まで上がるとすべては雲の中に隠れてしまっておりました。先ほどまでは快晴だったのに…。
体力的にも精神的にも打ちのめされたまま、ピークを目指して稜線をひた歩いたのでした…。
今度鳳凰三山に来るときは、夜叉神から一泊で来たいと思います。今回のリベンジをまたいつか果たしたいと思います。
青木鉱泉周回ルートは、中道が精神的にものすごくつらいのでもう通りたくありません。
BuleRさん お疲れ様でした
すごいね、鳳凰行ったんですね、また行きたくなりますよ!!
甲斐駒ケ岳とか北岳とか仙丈ケ岳からでも、オベリスク見ると行きたくなりますよ
レベルどんどん上がってますね
中道はストレス堪りますよね、嫌になりました
でも、中道から登ってる人もいるんですよね
でわ、、また気をつけて楽しい山行を
muttyann
muttyannさんこんにちは
周回できるか一抹の不安を抱えながら山に入りましたが、なんとか予定通りに帰ってこれました。
中道は日が暮れる前に降りないとと思いながらかなり焦りながら降りました。
あの長いつづら折りの下りはほんとうに嫌になりました。七面山みたいにあとどれだけあるか頻繁に分かるといいのでしょうけど☀😵💦
今回は天候に恵まれませんでしたが、今度は一泊計画で来たいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する