高尾山から富士山を目指す! 第10回 笹子峠〜大沢山〜清八峠


- GPS
- 10:17
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉が積もって踏み跡が判りにくい所がかなりあります。 けもの道に引き込まれないように注意が必要です。 地図とコンパス及びGPSは必携です。 |
写真
感想
高尾山から富士山を目指す企画ですが、今回で10回目になります。
大菩薩嶺と御坂山塊をつなぐために笹子峠から清八峠まで歩きました。
この山域は高原地図では破線ルートになっているせいでしょうか。
紅葉真っ盛りにもかかわらず誰にも会いませんでした。
とても静かな山行となり紅葉が満喫出来ました。
笹子峠まで部分的に自然歩道が整備されていますが、正直あまり利用されていない印象を受けました。
寂れた感じはぬぐえないです。
笹子側も甲斐大和側と同じで観光資源として自治体があまり力を入れているようには感じませんでした。
笹子隧道付近の黄葉はなかなかよかったんですがね。
笹子峠からは破線ルートを歩きます。
いきなりの急登で息があがりますが足元に落ちている色鮮やかな落ち葉に癒されます。
中尾根ノ頭の標識がある1278mのピークでは展望が開けてこれから登る山々が見通せます。この辺りから紅葉が素晴らしくなります。
このピークでは2方向に踏み跡が下っているので注意してください。
カヤノキビラノ頭の手前に展望が開けている場所があります。
大菩薩嶺方向が見渡せてこれまで歩いてきた稜線が良く見えました。
大菩薩嶺も大きな山域だと実感できます。
カヤノキビラノ頭は展望こそありませんが明るい雰囲気のよい感じの山頂でした。
また再訪したいと思いました。
ここからは落ち葉が積もって踏み跡が判りにくくなります。
尾根が広くなったり、獣道が交錯して道迷いしやすくなってきます。
ただ尾根を外さず方向を間違えなければそれほど心配する必要はないです。
地形的にそれほど複雑ではないので私でも迷わず通行できました。
ボッコノ頭直下でルートを一瞬見失いましたが、稜線が見えて事なきを得ました。
いつの間にか獣道に引き込まれてしまったようです。あぶないあぶない。
大沢山は静かな山頂でした。
ベンチがあってゆっくりしたいところでしたが先もあるので通過しました。
一応大沢山の門限を14:00と決めていたので間に合わなかった場合
ここから下山するつもりでしたが、予定より早く到着出来ましたので清八峠に向かうことにしました。
大沢山から女坂峠へ下る途中にいきなり石垣が現れてびっくりしました。
なんでこんなところに石垣があるのか不思議です。
しかもこんな山中に唐突に現れると気味が悪いですね。
女坂峠からの登り返しは要注意です。このルートの最大の要注意ポイントです。
かなりの斜度があってしかも尾根の左側は崖になっています。
木の根につかまってよじ登る感じですが、慎重に行動する必要がありますね。
崖がなければたいしたこと無いのですが・・・
逆コースの場合は通過に苦労するかもしれません。
距離はそれほど長くありません。
三ッ峠山へ向かう縦走路との合流地点に道標が立っていますが、
御坂峠への表示がありませんでした。何でですかね。
清八山は秀麗富嶽十二景に選ばれているだけあって眺めが素晴らしいです。
幸い時間が遅かったせいか山頂には誰もいませんでした。
決して広いとは言えない山頂なので独り占め出来てよかったです。
ただ時間的にのんびり出来なかったのはちょっと残念です。
清八峠からは淡々と下っていきますが、
途中に伐採地があって見晴らしがよいところがあります。
正面に笹子雁ヶ腹摺山が見えて一休みするにはよいところです。
山肌の紅葉が見事でなかなかのポイントでした。
林道に出たあと少し進むと沢に降りて顔を洗えるところがありましたので
ちょっと一息つきました。
後は笹子駅に向けて舗装路を歩くだけですので気分的に楽になります。
追分に着く頃にはすっかり暗くなってしまいました。
追分から国道を歩きますが街路灯がないので歩道歩きも足元注意です。
コンビニ等ありませんので補給は自販機のみになります。
コース全体の印象はやはり破線ルートですね。
笹子峠入り口や各所にいかにも整備されたハイキングコースですといった表示がありますが決してそうではないです。
山頂や峠ごとに場違いな立派な標識が立っていますが途中には一切ありませんし、
しかも道標が指し示す方向は一般向きの道ではなかったりします。
この山域に入る場合はそれなりの事前準備が必要のようです。
次回は三ッ峠山を越えて河口湖まで歩く予定です。
年内には到達しておきたいです。
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