まだまだ暑い奥武蔵＆奥多摩、でも秋はもうすぐ：棒ノ嶺から奥多摩へ侵入の巻

2016年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,396m
• 下り: 1,411m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:42
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:37

8:01 さわらびの湯バス停
8:22 8:31 白谷沢登山口
10:24 10:26 岩茸石
11:00 11:00 権次入峠
11:16 11:55 棒ノ嶺
12:06 12:06 権次入峠
12:29 12:36 黒山
12:54 12:59 逆川ノ丸
14:00 14:01 興越山
14:27 14:28 名坂峠
14:36 15:01 岩茸石山
15:33 15:43 高水山
15:48 15:52 常福院
16:48 16:48 高源寺
17:26 17:38 軍畑駅
17:38 ゴール地点

天候

太陽は出てたが曇りがちだった

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:八高線、西武秩父線　東飯能駅下車〜国際興業バス〜さわらびの湯BS下車
帰り:青梅線軍畑駅

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所は無しと思いますが、当日の白谷沢は水量が多く、渡渉に少々手こずる箇所がありました。
濡れるのがお構いなしの方はすいすい渡れると思いますが、躊躇したら時間を食います。

今回もコースタイムなんか一切気にせずのゆるゆる登山なので、時間は当てになりませんのよ、あしからず。

写真

9/3 7:57

さわらびの湯から歩き始める

9/3 7:58

しばらく舗装道だが、これまた暑い

9/3 8:08

有間ダムの堤防？が見えた

9/3 8:09

こっから左折して

9/3 8:09

堤防を渡る。
バイク野郎たちが休憩中だった

9/3 8:09

水量は、というと普通っぽい。
帰宅してから、取水制限解除のニュースを聞く

9/3 8:15

あの向こうが登山口

9/3 8:18

でもやっぱ少ないかな？？

9/3 8:18

沢が見えた

9/3 8:20

水量多し

9/3 8:20

身支度します。

9/3 8:20

届けを出して

9/3 8:27

さてと

9/3 8:28

ゆっくり行きますよ

9/3 8:31

なんとなく明るい道。
しばらくぶりなんで、覚えてません

9/3 8:35

大杉だ

9/3 8:35

しばらく見入る。
ずっと見ていたかったが、進む。

9/3 8:36

プチ岩場を越えると

9/3 8:38

尾根の別れ際に踏み跡あり。
なんとなく誘い込まれそうだが、、

9/3 8:38

さらに進む

9/3 8:38

そういやあ関ふれ道だったんだな

9/3 8:40

こっから尾根をいくつも越えます

9/3 8:41

根っこウネウネ
典型的な奥武蔵道

9/3 8:41

木漏れ日が射す道。
涼しげだが、実際は暑っついんだよ

9/3 8:41

頭上に岸壁
落石に注意

9/3 8:42

思い出したように現れる岩場。
この後のゴルジュ帯はもっと岩岩

9/3 8:47

沢が近くなって

9/3 8:47

水音もすぐ近くに。

9/3 8:47

この辺からしばらく岩稜が続く

9/3 8:48

薄暗いが、結構狭くて気を使う岩場です

9/3 8:48

が、落ち着いて歩けばだいじょぶ

9/3 8:48

ロープや鎖もないが、手がかり足がかりは豊富。

9/3 8:51

また流れが遠くなった

9/3 8:51

鞍部を通過すると

9/3 8:56

いよいよ流れに沿って、てか流れの中を歩くようになる

9/3 8:57

涼しげだ。
飛び込みたくなる

9/3 8:58

結構な水量。
この先もっと激流に近くなる

9/3 8:59

渡渉というよりも沢登りに近い

9/3 9:00

深さは15�僂�らいか

9/3 9:00

構わずばしゃばしゃと渡る

9/3 9:02

この山は、奥武蔵でも一番の水の山。

9/3 9:03

この辺りからは

9/3 9:04

沢とつかず離れずの道

9/3 9:05

ちょっと登って

9/3 9:07

ゴルジュ帯の入り口

9/3 9:09

苔が付いた岩ばっかですが

9/3 9:09

意外と滑りません

9/3 9:10

でも躊躇してると取り残されます

9/3 9:12

気がつくと暑さも収まり

9/3 9:12

ひんやりしてくる

9/3 9:17

蜂も朝飯か？

9/3 9:20

核心部に到達

9/3 9:20

轟音を響かせ流れ落ちる

9/3 9:23

この辺はいつも濡れてるので滑ります

9/3 9:25

滝の上部まで来た

9/3 9:27

んでここは

9/3 9:27

白孔雀の滝、だそうで。

9/3 9:30

そろそろ水とお別れ

9/3 9:37

杉林が見えてきた

9/3 9:39

沢も細くなって

9/3 9:41

やがて

9/3 9:45

大嫌いな階段

9/3 9:46

傍らに咲く花に

9/3 9:46

悪態をつく

9/3 9:48

しばらくぶりの山道だ

9/3 9:51

杉の中を歩いてると

9/3 9:56

また階段

9/3 10:11

それに、また暑くなってきた

9/3 10:13

急登を人登りすると

9/3 10:13

山腹をトラバースする。
（また露出を間違えた。。。）

9/3 10:15

自然と早足になって

9/3 10:17

尾根へ。

9/3 10:17

尾根筋をふたつほど越えると

9/3 10:20

岩茸石。
若者のグループがはしゃいでて、写真を頼まれた

9/3 10:22

もう何度も訪れてるんだが、上に登ったことはない。

9/3 10:28

さてこっから登りです

9/3 10:34

時たま緩やかになるが

9/3 10:49

無用階段もあったりして

9/3 10:51

煩わしいです

9/3 10:53

まったく用をなしてない階段

9/3 10:56

んで平坦になり

9/3 10:56

ここは

9/3 10:56

ゴンジリ峠
しばらく小休止をとって

9/3 10:57

進む

9/3 11:00

キツイ登りだ

9/3 11:04

あと少しでてっぺん

9/3 11:06

この辺では見かけない花だ
高山植物のようでもある

9/3 11:11

開けました

9/3 11:11

てっぺんは人多すぎ

9/3 11:39

棒ノ嶺
またの名を棒ノ折山

9/3 11:39

最近の山行にしては

9/3 11:40

眺望良いです

9/3 11:40

蕨山かなぁ

9/3 11:40

パノラマにするとこんなかんじ

9/3 11:52

霞んでるが

9/3 11:52

まぁまぁの景色だ

9/3 11:52

武川岳方面

9/3 11:52

稜線が三重に。

9/3 11:53

手抜きメシをかき込み
次へ

9/3 12:02

ゴンジリ峠まで戻り

9/3 12:03

またまた小休止

9/3 12:03

小沢峠方面へ

9/3 12:05

いったん下ります

9/3 12:06

細い尾根を

9/3 12:11

下って下って

9/3 12:12

まだまだ下る

9/3 12:15

この標識が見えたら

9/3 12:16

いったん平坦になり

9/3 12:17

登り返す

9/3 12:18

まさに見上げる急登

9/3 12:19

終わりが見えませんが

9/3 12:20

こういう道標を見ると安心する

9/3 12:21

下った分だけ登る

9/3 12:23

まだかぁ〜〜

9/3 12:25

んで開けて

9/3 12:26

黒山

9/3 12:26

三角点あり。
ここでも小休止

9/3 12:33

で、お決まりの下り

9/3 12:34

ここから岩茸石山までは

9/3 12:35

アップダウンの無間地獄です

9/3 12:42

う〜〜〜ようわからぬ。
なぜこんなところにこのようなコメントが？？

9/3 12:43

戦意喪失気味になるのだが

9/3 12:47

進むしかないので

9/3 12:48

必死で気持ちを奮い立たせます

9/3 12:51

登って

9/3 12:56

着いたピークは

9/3 12:56

逆川ノ丸

9/3 12:56

朽ちかけた山頂標識も趣あり。
ここではなぜか休まなかった

9/3 12:57

当然ですが下ります

9/3 13:00

岩茸石山までは結構あるんですよ

9/3 13:01

疲れを忘れるために花を撮る

9/3 13:07

次第に尾根が痩せてきて

9/3 13:07

ここを登ると

9/3 13:08

開けました

9/3 13:08

眺望地。
実はこの方角からは

9/3 13:08

富士が見えます。
でもこの日はNGでした

9/3 13:08

こんな感じで富士のふの字もなし

9/3 13:08

あの集落は

9/3 13:09

大丹波の集落

9/3 13:11

では進む

9/3 13:14

なぬ？？
さっき通過したのに。。。

9/3 13:16

比較的緩やかになるが

9/3 13:17

それでも登下降を繰り返す

9/3 13:18

たおやかな尾根場をしばらく進むと

9/3 13:22

もう数えてられないほどのピークを越え

9/3 13:33

岩稜が立ちはだかる

9/3 13:34

岩は、ホントは大好きなんだ

9/3 13:38

階段を無視して

9/3 13:40

さらに進む

9/3 13:42

お〜〜また岩稜

9/3 13:43

無理して岩の上を渡ったりして

9/3 13:46

さらに体力消耗

9/3 13:47

ホントは下りたくないんだが

9/3 13:53

下らなきゃ進めない

9/3 13:55

でも下ったら登るのさ

9/3 13:56

んでここで方向を南東へ転ずる

9/3 13:57

700m？
信じませんよ

9/3 13:59

下ります。
この時点でまだ

9/3 14:01

脳内麻薬は分泌してません

9/3 14:06

だから以外とキツイです

9/3 14:22

なんか見えるぞ

9/3 14:23

分岐です

9/3 14:23

こっから里に下りられます。
ついつい触手がのびて、悪魔の声が聞こえます。

9/3 14:24

こっちへ行ったら楽だぜぇ

9/3 14:24

駅に下りれるぜぇ

9/3 14:26

必死で振り切って

9/3 14:27

進む

9/3 14:40

ではこの藪っぽい道へ

9/3 14:40

花はいいなぁ。
ホントに疲れを忘れる

9/3 14:43

と、シャッターを切りまくる

9/3 14:43

そうこうしてると

9/3 14:43

着きました

9/3 14:44

岩茸石山

9/3 14:44

眺望良いです

9/3 14:44

手前は黒山
その向こうが棒ノ嶺、かな？

9/3 14:45

三角点もひっそり。
山頂独り占め

9/3 14:46

里も見えます

9/3 14:47

あれは高水山？？

9/3 14:51

んで岩茸ばななを食らって

9/3 14:59

次へ下る

9/3 15:00

下るのだ

9/3 15:03

だんだんと

9/3 15:06

カラダがなれてきて、早足になります

9/3 15:06

眺望が一瞬開けます

9/3 15:09

高水山は形が段々になってて

9/3 15:09

階段が無数に設置されていて

9/3 15:13

てっぺんまでが遠いです

9/3 15:16

秋の気配だ

9/3 15:17

でも栗ご飯はあまり好きじゃないのですよ

9/3 15:18

杉林を通過

9/3 15:18

山腹を巻いて

9/3 15:21

巻いたらまた階段

9/3 15:21

そんなに急勾配でもないんだが

9/3 15:21

山頂はもうすぐ

9/3 15:24

平坦になり

9/3 15:28

前方が開ける

9/3 15:29

この日初めての祠

9/3 15:29

丁重にお参り。
感謝感謝

9/3 15:29

よく見たらゲロゲロカエル

9/3 15:30

高水山に到着。
ご夫婦が遅いランチを採ってました

9/3 15:42

しばらくゆっくりして

9/3 15:42

下山モード

9/3 15:44

ここを左に折れると

9/3 15:44

お寺が見えました

9/3 15:49

お不動さんがいらっしゃった

9/3 15:50

手を合わせる

9/3 15:50

お？狛オオカミ
阿

9/3 15:50

呍

9/3 15:50

ご本尊の大剣だそうで

9/3 15:51

社務所にポスター

9/3 15:51

トレランばっかだ。
できれば道を荒らさないでほしい

9/3 15:54

こっからが長い

9/3 15:56

くだり一辺倒で飽きます

9/3 15:57

しょっちゅう道標は出てくるんだが

9/3 16:03

いっこうに平坦にならず

9/3 16:07

しかも階段が多いので

9/3 16:13

注意力散漫になる

9/3 16:13

こんな時が危ないんですよ

9/3 16:15

だから花を撮る

9/3 16:16

こんな悪路もあって

9/3 16:19

登りとは異なる汗が出ます

9/3 16:27

こういう時、決まって花が。

9/3 16:27

苔もそう。

9/3 16:27

いいですねぇ

9/3 16:27

ふかふか

9/3 16:29

んで木橋を

9/3 16:30

恐る恐る渡る

9/3 16:30

時折平坦になるが

9/3 16:31

すぐに階段

9/3 16:32

コンクリートで作られてる

9/3 16:34

手すりもあってありがたいんだが、足が少々痛い

9/3 16:35

里の気配だ

9/3 16:36

人家が見えます

9/3 16:44

栗がたわわに。

9/3 16:45

おじぞうさんに感謝

9/3 16:46

ひとしきり舗装道をあるく

9/3 16:46

軍畑駅からのルートはきつそうだ

9/3 16:48

沢の流れと再開する

9/3 16:55

シュウカイドウだ

9/3 16:55

好きな花の一つ

9/3 16:55

名前を知ってる数少ない花

9/3 16:55

お、栗がはじけてる

9/3 16:56

秋はもうすぐ

9/3 16:58

駅はまだか

9/3 17:04

祠があって、お不動さん

9/3 17:11

雑貨屋さんの軒先で一休み

9/3 17:18

歩き出して程なく

9/3 17:21

踏切を渡って

9/3 17:20

着きました

9/3 17:29

軍畑
”いくさばた”

9/3 17:36

電車が来ました。
おつかれさん

撮影機器：

E-510 オリンパス

OLYMPUS SH-25MR オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

journey

いつまでたっても暑いですねぇ。

さて今回は奥武蔵から奥多摩への侵入を試みます。
かつて蕨から日向沢ノ峰経由にて、都県境界をまたいで奥多摩に侵入したことがありましたが、今回も同じようなかんじで計画。
あわよくば東青梅ハイキングコースを経由して青梅駅まで歩こうかと考えたけれど、なにせ最近の山行はゆるゆるで、ほとんど時間も気にしてない、というへっぽこな山行です。
それゆえ、ごくごく普通の、というかまぁまぁ歩かれてる道をチョイスし、軍畑駅に抜けるルートを採りました。

棒ノ嶺は久しぶりです。
沢を遡りながらの山行は、涼しくもあり肌寒くもあり。
しかも折からの雨で水量が増し、ガキのように沢をバシャバシャと渡渉する始末で。

最近滑落事故が発生したようで、特に鎖場は気を遣いました。

途中、若者十数人による弾丸登山に遭遇、石を落とされないかと半ばヒヤヒヤしたけれど杞憂でした。
岩茸石にてその若者たちに写真を頼まれ、撮ってやりましたが、若いっていいなぁ。。。と改めて思った次第で。

（いかん、文章に感情と脈絡がない。。）

棒ノ嶺てっぺんでは、実に久しぶりの好展望に恵まれました。
ご多分に漏れず少々霞んではいるけど、雨に祟られた三峯表裏参道のことを思えば天と地の差です。

それにしてもいつ来ても人が多いのには閉口。。。

ゴンジリ峠からの道は、例によってアップダウン地獄。
慣れてるでしょ？って言われがちですが、決して慣れません。
山行終盤にようやく脳内麻薬が分泌され、何も感じなくなってからが本領発揮なのですよはい。。。

この日はなかなか終盤近くになってもハイになれず、きついばっかでちっとも進まない、、そういう気がするだけなんだが。

岩茸石山はてっぺん独り占め。
展望は良かったからついつい長居してしまった。

お次は高水山。

実はこのコース、また山を始めて間もない頃、道迷いをしてナイトハイクになっちまったコース。
蕨山〜日向沢〜棒ノ嶺というコースだったが、日向沢近くの鉄塔で昼寝を貪ってしまい、気がついたら日が暮れようとしてました。
まだ若く、怖いもの知らずだったこともあって、歩いたる！！と意気込んで棒ノ嶺に着いたのは、とっぷり暮れた時間でした。
そこで落ち着けばいいのだが、いかんせん若気の至りで、下山の際道迷い、黒山方面に足を向けてしまうことに。
そこから軍畑まで、一体どうやって歩いたのか記憶がとぎれとぎれで、駅に着いたのは日付が変わってから。
駅寝をして、翌朝の始発で自宅に帰り着きました。
まったく怪我の一つもなかったのが、今思うと嘘みたいです。

だから、道はほとんど記憶にありません。
三年ほど前に、棒ノ嶺〜御嶽駅間を歩いたけど、そんときは、道が不安な初老のハイカーと一緒だったので、これまた全くって言っていいほど覚えなし。

そんなこんなで、未知の道って言っても過言じゃなく、ゆるゆる歩いてるといろんなもんが見えて楽しかったです。

高水山を通過し（休憩したけど）、常福院？にてまたもやトイレ休憩を重ねる、などなど、まったく不届きなハイカーでございます。

このコースも終盤は車道歩きですが、弾けた栗やシュウカイドウ（秋海棠？）なんかが、かすかに秋の訪れを予感させる道行きでした。

またまた台風が発生し、なんだか週末が祟られてる気配ですが、たまには雨の山行もいいかもです。
夏山をふいにされたお返しに、思う存分秋山を満喫するんだから、っていまから宣言したりして、、

台風にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

おわり