室堂〜立山〜剱岳〜仙人池〜剣沢〜室堂
- GPS
- 51:46
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 3,918m
- 下り
- 3,922m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:13
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 9:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剣沢で雪渓を歩くのは、長次郎谷出会でのトラバースのみ。通常よりも多めに時間をみておいた方が良いと思います。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
天気に恵まれ、立山の稜線歩きと迫力ある剱岳を楽しむことができました。
1日目
歩き出す前、車をとめるのが大変でした。
金曜日の7:00、扇沢の無料駐車場、柏原新道入口駐車場は既に満車。結局、柏原新道入口から下(信濃大町方面)へ2つ目のスノーシェッドの手前(扇沢側)に駐車しました。
5分で仕度を終え、7:10に歩き出し。目標は始発(7:30)のトロリーバスに乗ること。初めて歩く道をいきなりトップスピードで扇沢駅に向かいます。汗をかきながら何とか出発2・3分前に乗り込むことができました。ここが今回一番必死に歩いたところでした。
室堂からは、室堂山の展望台に寄って行きました。
朝の時間ということもあり、なかなか良い景色でした。
浄土山に着いた後、南峰の目の前の龍王岳にも寄りました。
ここも360°の景色が楽しめます。
一旦一ノ越に下り、多くの登山者にまじり雄山に登ります。
雄山の山頂では、たくさんの人がお祓いを受けていました。
雄山から先に進むと、室堂側はガスで良く見えませんでした。
2日目
剱岳の山頂で朝日を待ちました。
五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間から、きれいな御来光を拝むことができました。
山頂から池ノ平小屋を目指して進みました。
個人的には、
・ルートファインディング
・長次郎ノ頭の通過
・池ノ谷乗越への下降
がポイントとなると思います。
一般コースではなく当然リスクも高いですが、晴れた日は、素晴らしい景色を味わうことのできるコースだと思います。
長次郎ノ頭には、2つのフィックスロープがありました。
自分は、今回左側を選択し、そのまま直上し、長次郎谷側へ乗り越えました。
池ノ谷ノ頭から乗越への下降は、左側(池ノ谷側)に寄った方が下りやすいと思います。
池ノ谷ガリーはとにかく歩きづらい。ガスられたり、雨に降られたりしたら自分は泣きが入りそうです。
隠さずに書きますと、小窓ノ王から小窓のコルへの下降で道を外しました。
短いトラバース、下降、大岩の下からまたトラバースとなる所を、間違えて涸れた水みちを下ってしまいました。天気が良く、雪渓とコルの位置関係がはっきりわかったので、そのまま下ったらコルに辿り着かないのが明白となり、引き返すことができました。
小窓雪渓の右岸側には、コルから直ぐの所に小さな滝、下って行くと大きな滝があります。旧鉱山道の入り口は、大きな滝(右岸)の手前左岸側になりますので、目印になると思います。
池ノ平小屋では、コーラを飲んで休憩。小屋の方と少し話をしましたが、「剣沢が通行止めらしいよ」といった話が登山者の間で広がり、人が来なくなるのは困るというようなことを仰っていました。
実際に8月の一時期通行止めになったようですが、今回は通れました。
ただ、登山道を維持・整備している方としては、「通行困難、自己判断で」という立場のようです。
仙人池ヒュッテでは、一番風呂を頂きました。本日の宿泊は5組8人。各組1部屋でした。
3日目
朝ごはんを食べていると、八ツ峰に朝日が入り始めました。空には雲があり、少し赤く染まった八ツ峰を眺めることができました。
仙人池ヒュッテから真砂沢ロッジまでのコースは、全く問題ありませんでした。
真砂沢ロッジからは、長次郎谷出会いの手前で右岸側へ雪渓をトラバース(雪渓の上にピンクリボン有り)。その後は雪渓に降りることなく、ひたすら右岸側を歩きます。通常よりも時間がかかると思います。
仙人池ヒュッテから剣沢小屋までで、すれ違ったのはたった4人でした。
剣沢小屋で休憩し、ガスで見え隠れする剱岳をしばらく眺めました。
その後は、劔御前小屋でカレーライスを頂き、雷鳥坂を下り、室堂に上り返しました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する