駐車スペースから5分ほど、コガラ登山口から出発です。
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駐車スペースから5分ほど、コガラ登山口から出発です。
コガラ登山口は二股の登山口、左手は茶臼山コース、右手が福島Bコースです。
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コガラ登山口は二股の登山口、左手は茶臼山コース、右手が福島Bコースです。
幸ノ川の徒渉地点です。今週降った雨で水嵩は増えていると思いますが、ハイカットの登山靴なら何とか濡れずに渡れます。
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幸ノ川の徒渉地点です。今週降った雨で水嵩は増えていると思いますが、ハイカットの登山靴なら何とか濡れずに渡れます。
樹林の登山道で展望はあまり望めませんが、4合目を過ぎたころから白み始め、木々の先には雲海が広がっていました。
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樹林の登山道で展望はあまり望めませんが、4合目を過ぎたころから白み始め、木々の先には雲海が広がっていました。
4合目と5合目の中間ぐらいでしょうか、力水と書かれた標記があります。
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4合目と5合目の中間ぐらいでしょうか、力水と書かれた標記があります。
今週降った雨のせいか、十分な量の水が出ていました。冷たい水はご馳走です。1リットルを入れ替えました。
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今週降った雨のせいか、十分な量の水が出ていました。冷たい水はご馳走です。1リットルを入れ替えました。
樹林帯ですが、ときどき展望が開けます。御嶽山です。山頂が白く見えますがガスでしょう。
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樹林帯ですが、ときどき展望が開けます。御嶽山です。山頂が白く見えますがガスでしょう。
乗鞍岳の方向ですが、山頂はやはりガスのようです。
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乗鞍岳の方向ですが、山頂はやはりガスのようです。
木々の間から眩しい太陽です。ガスの流れも速いので好天が期待できそうです。
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木々の間から眩しい太陽です。ガスの流れも速いので好天が期待できそうです。
6合目を過ぎて10分ほど、岩に「一休み」とあるので、ここで行動食を詰め込みます。
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6合目を過ぎて10分ほど、岩に「一休み」とあるので、ここで行動食を詰め込みます。
カメラを出して赤林山の黄葉を撮ろうとしたのですが、アッと云う間にガスが降りてきました。
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カメラを出して赤林山の黄葉を撮ろうとしたのですが、アッと云う間にガスが降りてきました。
「一休み」から15分ほど、「見晴台」と書かれた場所に来ました。
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「一休み」から15分ほど、「見晴台」と書かれた場所に来ました。
岩の上に登ると、北側の展望が開けます。御嶽山と乗鞍岳ですが、上空は厚い雲に覆われています。
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岩の上に登ると、北側の展望が開けます。御嶽山と乗鞍岳ですが、上空は厚い雲に覆われています。
御嶽山をアップに...
そろそろ2年経ちますかネェ〜
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御嶽山をアップに...
そろそろ2年経ちますかネェ〜
7合目に来ました。ここには木曽駒ヶ岳七合目避難小屋があります。
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7合目に来ました。ここには木曽駒ヶ岳七合目避難小屋があります。
中を覗いてみるときれいです。まだ木の香りがします。ガズボンベなどいろいろな備品が置かれています。屋根には太陽光発電の設備があり、蓄電池も設置されています。
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中を覗いてみるときれいです。まだ木の香りがします。ガズボンベなどいろいろな備品が置かれています。屋根には太陽光発電の設備があり、蓄電池も設置されています。
夏用、冬季用の二つのトイレがあります。水は8合目の水場から引かれているようです。
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夏用、冬季用の二つのトイレがあります。水は8合目の水場から引かれているようです。
ここ7合目は、麦草岳や福島Aコースなど、いろいろな分岐点でもあります。
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ここ7合目は、麦草岳や福島Aコースなど、いろいろな分岐点でもあります。
7合目の貯水タンクまで、8合目の水場からパイプが引かれていて、途中の数ヶ所にチーズとバルブで給水できるようになっていました。バルブを開くと勢いよく水が出ます。
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7合目の貯水タンクまで、8合目の水場からパイプが引かれていて、途中の数ヶ所にチーズとバルブで給水できるようになっていました。バルブを開くと勢いよく水が出ます。
7合目から8合目は麦草岳のトラバース道です。足元の登山道はこんな感じです。左手の谷側が切れ落ちている場所もありますが、気をつけて歩けば特に危険な箇所は無いです。
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7合目から8合目は麦草岳のトラバース道です。足元の登山道はこんな感じです。左手の谷側が切れ落ちている場所もありますが、気をつけて歩けば特に危険な箇所は無いです。
麦草岳の山頂付近はガスに覆われていますが、山腹付近は紅葉が始まっています。
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麦草岳の山頂付近はガスに覆われていますが、山腹付近は紅葉が始まっています。
ガスが急速に流れ初め、青空も見え始めました。
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ガスが急速に流れ初め、青空も見え始めました。
山姥と書かれた場所に来ました。この辺は大岩がゴロゴロしています。
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山姥と書かれた場所に来ました。この辺は大岩がゴロゴロしています。
オコジョがいそうな感じですが、あまりにも岩の穴が大きいので、熊みたいなオコジョが出てきたらチョット恐いな...
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オコジョがいそうな感じですが、あまりにも岩の穴が大きいので、熊みたいなオコジョが出てきたらチョット恐いな...
木曽前岳の山頂です。左側のコルに玉ノ窪山荘が見えます。
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木曽前岳の山頂です。左側のコルに玉ノ窪山荘が見えます。
木曽駒ヶ岳です。逆光ですので写りはイマイチですが、更に青空が広がってきました。
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木曽駒ヶ岳です。逆光ですので写りはイマイチですが、更に青空が広がってきました。
起伏の少なかったトラバース道、思わず足が止まりますが、ここは下って登り返します。8合目から水を引いているパイプが見えます。
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起伏の少なかったトラバース道、思わず足が止まりますが、ここは下って登り返します。8合目から水を引いているパイプが見えます。
8合目に来ました。ここで本日初めて下山する3人の女性に会いました。女性は大変ですネ、下界に降りるための変身を念入りに行っていました。ここには昨日の雨の影響もあるのか豊富な水が流れていました。
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8合目に来ました。ここで本日初めて下山する3人の女性に会いました。女性は大変ですネ、下界に降りるための変身を念入りに行っていました。ここには昨日の雨の影響もあるのか豊富な水が流れていました。
麦草岳の山腹は岩・岩だらけです。紅はありませんが、紅葉は今が盛りでしょうか...
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麦草岳の山腹は岩・岩だらけです。紅はありませんが、紅葉は今が盛りでしょうか...
麦草岳と木曽前岳のコル辺りです。紅も多少ポツポツ...
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麦草岳と木曽前岳のコル辺りです。紅も多少ポツポツ...
森林限界に出ました。ここからは木曽前岳と木曽駒ヶ岳のコルに突き上げます。振り返ると乗鞍岳の頭が見えています。
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森林限界に出ました。ここからは木曽前岳と木曽駒ヶ岳のコルに突き上げます。振り返ると乗鞍岳の頭が見えています。
乗鞍岳をアップに...
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乗鞍岳をアップに...
ナナカマドと麦草岳です。麦草岳の登山道には「危」の文字がありますが、西側は崩落しているようです。
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ナナカマドと麦草岳です。麦草岳の登山道には「危」の文字がありますが、西側は崩落しているようです。
木曽前岳も紅葉に包まれています。
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木曽前岳も紅葉に包まれています。
木曽駒ヶ岳のコルが近づいてきました。
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木曽駒ヶ岳のコルが近づいてきました。
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木曽駒ヶ岳の山頂方面です。右手に玉ノ窪山荘です。
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木曽駒ヶ岳の山頂方面です。右手に玉ノ窪山荘です。
コルに登って来ると三ノ沢岳が目の前です。玉ノ窪山荘もなかなか素晴らしいロケーションに建っています。
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コルに登って来ると三ノ沢岳が目の前です。玉ノ窪山荘もなかなか素晴らしいロケーションに建っています。
休憩300円と書かれた張り紙があったので、スルーして山頂へ向かいます。
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休憩300円と書かれた張り紙があったので、スルーして山頂へ向かいます。
安全を祈願。
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安全を祈願。
宝剣岳です。逆光気味でうまく撮れません。
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宝剣岳です。逆光気味でうまく撮れません。
空木岳に南駒ヶ岳のようです。
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空木岳に南駒ヶ岳のようです。
だいぶ登ってきました。左が木曽前岳、右が麦草岳です。
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だいぶ登ってきました。左が木曽前岳、右が麦草岳です。
頂上木曽小屋をスルーして駒ヶ岳神社に参拝です。
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頂上木曽小屋をスルーして駒ヶ岳神社に参拝です。
これから歩く登山道です。右奥に将棊頭山、左が茶臼山で、ここからコガラに下山します。
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これから歩く登山道です。右奥に将棊頭山、左が茶臼山で、ここからコガラに下山します。
木曽駒ヶ岳の山頂です。たくさんの人達が休んでいます。
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木曽駒ヶ岳の山頂です。たくさんの人達が休んでいます。
山頂から宝剣岳の方向を見ています。駒ヶ岳頂上山荘と中岳です。宝剣岳から先の稜線にはガスが流れています。
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山頂から宝剣岳の方向を見ています。駒ヶ岳頂上山荘と中岳です。宝剣岳から先の稜線にはガスが流れています。
頂上山荘側からたくさんの人が登って来るので、山頂を後にして、展望のよい場所を探して休息することにしました。
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頂上山荘側からたくさんの人が登って来るので、山頂を後にして、展望のよい場所を探して休息することにしました。
伊那前岳の稜線と南アルプスの山並みです。富士山の山頂が白く見えるのは気のせいかしら...
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伊那前岳の稜線と南アルプスの山並みです。富士山の山頂が白く見えるのは気のせいかしら...
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宝剣岳のガスが取れました。右は中岳です。
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宝剣岳のガスが取れました。右は中岳です。
濃ヶ池です。馬の背の先から濃ヶ池へ下ることができます。
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濃ヶ池です。馬の背の先から濃ヶ池へ下ることができます。
これから歩く登山道と将棊頭山です。聖職の碑も見えます。
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これから歩く登山道と将棊頭山です。聖職の碑も見えます。
最終目的地をアップに...奧に茶臼山と手前が行者岩です。このときは帰路難関が待ち受けていると知らずに...
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最終目的地をアップに...奧に茶臼山と手前が行者岩です。このときは帰路難関が待ち受けていると知らずに...
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馬の背辺りで木曽駒ヶ岳を振り返ります。
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馬の背辺りで木曽駒ヶ岳を振り返ります。
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濃ヶ池の分岐で大半の登山者は濃ヶ池に下り千畳敷に戻るので、この先はほとんど人がいません。分岐から少し来た所に将棊頭山の展望が開ける場所があったので、ここで昼食にします。
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濃ヶ池の分岐で大半の登山者は濃ヶ池に下り千畳敷に戻るので、この先はほとんど人がいません。分岐から少し来た所に将棊頭山の展望が開ける場所があったので、ここで昼食にします。
まずは将棊頭山に乾杯!
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まずは将棊頭山に乾杯!
まいど塩分補給はこれ!
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まいど塩分補給はこれ!
昼食は毎度質素なこれ!
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昼食は毎度質素なこれ!
聖職の碑です。
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聖職の碑です。
将棊頭山の山頂です。だれもいません。
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将棊頭山の山頂です。だれもいません。
下に新しく建て直した西駒山荘が見えます。今日は西駒山荘には寄らずに山頂から稜線を下ります。
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下に新しく建て直した西駒山荘が見えます。今日は西駒山荘には寄らずに山頂から稜線を下ります。
この稜線を下っていきます。奧に最終目的地の茶臼山が見えています。
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この稜線を下っていきます。奧に最終目的地の茶臼山が見えています。
分水嶺から見上げた行者岩です。茶臼山は行者岩の奧になります。
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分水嶺から見上げた行者岩です。茶臼山は行者岩の奧になります。
桂小場へ下山する分岐点です。ここで張り紙を熟読します。似たような張り紙が途中にもいくつかありましたが、気にも留めませんでした。よく読んでみると、ゲゲ...増水時は危険ですので渡るのはお止め下さい...今週はほとんど雨では...ヤバイ!!
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桂小場へ下山する分岐点です。ここで張り紙を熟読します。似たような張り紙が途中にもいくつかありましたが、気にも留めませんでした。よく読んでみると、ゲゲ...増水時は危険ですので渡るのはお止め下さい...今週はほとんど雨では...ヤバイ!!
しかし車はコガラにある。途中ゆっくりしていたので木曽駒まで戻ったら暗くなる。腰までの徒渉は覚悟で茶臼山に向かいます。
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しかし車はコガラにある。途中ゆっくりしていたので木曽駒まで戻ったら暗くなる。腰までの徒渉は覚悟で茶臼山に向かいます。
行者岩です。近くで見るとそれほどでもないですが...
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行者岩です。近くで見るとそれほどでもないですが...
裏に廻ってみると結構大きいです。
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裏に廻ってみると結構大きいです。
行者岩から眺めた将棊頭山です。
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行者岩から眺めた将棊頭山です。
茶臼山に向かいます。
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茶臼山に向かいます。
振り返って行者岩です。アザラシの赤ちゃんみたい。
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振り返って行者岩です。アザラシの赤ちゃんみたい。
茶臼山山頂のすぐ手前にまた「お知らせ」です。水が多いときは渡れません。雨が降るとすぐに増水します。って...ヤバイ!!
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茶臼山山頂のすぐ手前にまた「お知らせ」です。水が多いときは渡れません。雨が降るとすぐに増水します。って...ヤバイ!!
茶臼山山頂です。誰もいません、って足跡すらありません。だれも通っていない。って...ヤバイ!!
ますます不安になりました。
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茶臼山山頂です。誰もいません、って足跡すらありません。だれも通っていない。って...ヤバイ!!
ますます不安になりました。
山頂に祠があったので、無事に徒渉が出来ますように...このときは腰までの徒渉は覚悟しましたが、急流までは考えませんでした...
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山頂に祠があったので、無事に徒渉が出来ますように...このときは腰までの徒渉は覚悟しましたが、急流までは考えませんでした...
山頂は樹木の中と思いきや、展望は開けていて、行者岩と将棊頭山です。
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山頂は樹木の中と思いきや、展望は開けていて、行者岩と将棊頭山です。
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九合目から少し下った所に南側の展望が開ける場所があり、将棊頭山もこれが見納めです。
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九合目から少し下った所に南側の展望が開ける場所があり、将棊頭山もこれが見納めです。
そして木曽駒ヶ岳です。ここで更に不安を煽るものが...沢の水が音を立てて流れています。音が聞こえたかは定かでありませんが...この沢の水は正沢川に流れているのです。
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そして木曽駒ヶ岳です。ここで更に不安を煽るものが...沢の水が音を立てて流れています。音が聞こえたかは定かでありませんが...この沢の水は正沢川に流れているのです。
振り返って茶臼山...もう戻れない。
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振り返って茶臼山...もう戻れない。
山頂から五合目辺りまではシラビソの樹林帯で登山道はモフモフで歩きやすいです。でもかなりの急坂です。
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山頂から五合目辺りまではシラビソの樹林帯で登山道はモフモフで歩きやすいです。でもかなりの急坂です。
五合目を過ぎると植林された山肌につづら折りに道を付けてありますが、これが最悪、急坂で岩は動くは、雨の後なので滑りまくり...周回コース中最悪です。
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五合目を過ぎると植林された山肌につづら折りに道を付けてありますが、これが最悪、急坂で岩は動くは、雨の後なので滑りまくり...周回コース中最悪です。
四合目を過ぎ、だいぶ高度を下げてきて蒸し暑くなった頃、行者水がありました。
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四合目を過ぎ、だいぶ高度を下げてきて蒸し暑くなった頃、行者水がありました。
冷たい水が豊富に出ていて生き返りました。
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冷たい水が豊富に出ていて生き返りました。
そしてまた「注意」書き、いま下ってきた道を上り返せと云っても無理、もう足がありません。
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そしてまた「注意」書き、いま下ってきた道を上り返せと云っても無理、もう足がありません。
そして正沢川にでました。渡れません。腰よりも深そうです。そしてこれほど流れが速いとは思いませんでした。上流、下流ともリサーチしましたが渡れそうな場所はありませんでした。渇水期のレコで見た丸太の橋は、トラロープに繋がれて川底に沈んでいました。引き上げても対岸に届くような長さではありません。流された吊り橋の残骸と思われるワイヤーが川を横切っていました。これを使う以外に方法は考えられません。
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そして正沢川にでました。渡れません。腰よりも深そうです。そしてこれほど流れが速いとは思いませんでした。上流、下流ともリサーチしましたが渡れそうな場所はありませんでした。渇水期のレコで見た丸太の橋は、トラロープに繋がれて川底に沈んでいました。引き上げても対岸に届くような長さではありません。流された吊り橋の残骸と思われるワイヤーが川を横切っていました。これを使う以外に方法は考えられません。
流れが速いので、ビレーを取らないと危険です。こんな時に限ってザイルやハーネス、アッセンダーは車の中です。あるのはシュリンゲ3本とカラビナが2個、シュリンゲ2本で簡易ハーネスを作り、ワイヤーでセルフビレーを取りながら渡ることにしました。ザックも水に浸かりそうなので、濡れてまずいものはザックの上に積み替えました。なるべく浅そうな所を選んで、それでも腰のすぐしたまで沈みました。流れが速いので水圧がハンパではありません。
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流れが速いので、ビレーを取らないと危険です。こんな時に限ってザイルやハーネス、アッセンダーは車の中です。あるのはシュリンゲ3本とカラビナが2個、シュリンゲ2本で簡易ハーネスを作り、ワイヤーでセルフビレーを取りながら渡ることにしました。ザックも水に浸かりそうなので、濡れてまずいものはザックの上に積み替えました。なるべく浅そうな所を選んで、それでも腰のすぐしたまで沈みました。流れが速いので水圧がハンパではありません。
なんとか難所をやっつけてコガラ登山口まで戻って来ました。
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なんとか難所をやっつけてコガラ登山口まで戻って来ました。
駐車場には車が2台だけ、黒い車も昨晩は車中泊をしていましたが、この時間に戻っていないということは、まさか茶臼山?
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駐車場には車が2台だけ、黒い車も昨晩は車中泊をしていましたが、この時間に戻っていないということは、まさか茶臼山?
お疲れ...
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お疲れ...
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