赤石岳・悪沢岳縦走 16044

- GPS
- 80:00
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,190m
- 下り
- 3,180m
コースタイム
6:11 椹島ロッジ出発 ー(57分)ー 中電基準点(1/5付近) 7:25 ー(53分)ー 林道出合(2/5) 8:25 ー(29分)ー 樺段 9:00 ー(36分)ー 標柱小広場(3/5) ー(95分)ー 歩荷返し終了地 12:10 ー(28分)ー 赤石小屋到着 12:41
歩行時間:4時間58分 歩行距離:5.74
2日目【9/28 (水)】
5:46 赤石小屋出発 ー(44分)ー 富士見平 6:46 ー(55分)ー 砲台型休憩所 7:54 ー(80分)ー 稜線分岐点 9:32 ー(20分)ー 赤石岳 9:58 ー(16分)ー 稜線分岐点 10:21 ー(13分)ー 小赤石岳 10:37 ー(58分)ー 大聖寺平 11:44 ー(37分)ー 荒川小屋到着 12:22
歩行時間:5時間23分 歩行距離:7.0
3日目【9/29 (木)】 悪天候のため山行中止、荒川小屋泊。
4日目【9/30 (金)】
4:32 荒川小屋出発 ー(38分)ー 標柱 5:21 ー(57分)ー 稜線出合 6:32 ー(5分)ー 荒川前岳 6:50 ー(4分)ー 稜線分岐 6:55 ー(6分)ー 中岳 7:08 ー(37分)ー コル 8:10 ー(40分)ー 悪沢岳 9:19 ー(31分)ー 丸山 9:57 ー(39分)ー 千枚岳 10:50 ー(28分)ー 千枚小屋 11:45 ー(31分)ー 駒鳥池 12:18 ー(29分)ー 見晴台 12:54 ー(33分)ー 蕨段 13:30 ー(29分)ー 清水平 14:10 ー(58分)ー 小石下 15:27 ー(28分)ー 岩頭見晴 16:00 ー(11分)ー 中電鉄塔下 16:20 ー(46分)ー 滝見橋帰着 17:10
歩行時間:9時間10分 歩行距離:15.82
| 天候 | 9/27(火) 晴、風:1〜2m/s 気温:18℃(6:00)、23.5℃(13:00) 9/28(水) 晴後雨、氷雨 風:出発時 6〜7m/s 赤石岳山頂 15m/s 大聖寺平 20m/s(瞬間 25m/s) 気温:13℃(5:30)、赤石岳山頂 0℃(体感) 11℃(16:00) 9/29(木) 雨・暴風(終日小屋待機) 気温:10℃(13:00)、9.5℃(17:30) 9/30(金) 晴(快晴) 風:出発時 2m/s 稜線手前 6〜7m/s 稜線上 10〜20m/s(時々突風) 千枚岳以下の樹林帯 0〜5m/s 気温:3℃(4:30)、悪沢岳山頂 5〜6℃(体感) 18℃(17:30 体感) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
静岡駅 ⇔ 畑薙第一ダム:ジャンボタクシー(片道約2時間半) 畑薙第一ダム ⇔ 椹島:蠧端鐡豎ぅ侫レスト送迎バス(片道1時間) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: 【椹島〜赤石小屋】標高差≒1400m強の大倉尾根の登り。危険個所はないが急登が連続する。歩荷返しからは岩尾根の急登になるので下山路に使う時は躓き・スリップに注意が必要です。ほぼ樹林帯歩きとなる。 【赤石小屋〜赤石岳〜荒川小屋】ラクダノ背南側のトラバース道は道幅が狭く片側が切れているところがあるので路肩踏み抜きに注意が必要です。桟道が多数あり、ルンゼも数個所通過するのでスリップに注意して下さい。北沢の源頭を過ぎた辺りの登山道脇のガレ場で昨日滑落事故が発生、左腕骨折(別目的でガレ場に入り滑落した模様)、静岡消防ヘリ搬送。 赤石岳〜小赤石岳の肩はほぼ平坦な稜線歩きです。肩から大聖寺平への下りはザレた急坂が連続するのでスリップに注意が必要です。大聖寺平からのトラバース道では追い風の突風があるので転倒に要注意。樹林帯を過ぎると荒川小屋への急坂が待っています。 【荒川小屋〜荒川三山〜千枚岳〜椹島】稜線上では強風に煽られないように注意して下さい。ガレ・ザレの急登・急坂が随所にあり、岩場の痩せ尾根もあるので落石を起こさないよう慎重な歩行が求められます。千枚小屋からの下りでは樹林帯の比較的歩き易い道が続きますが、林道出合から登り返しがあり岩頭見晴付近の岩尾根の登り、鉄塔横から奥西河内沢の吊橋にかけての急坂下りは本下山路中で最も注意を要するところです。下り標高差は約2000m強です。 登山ポスト:あり |
| その他周辺情報 | 温泉・飲食店・宿泊施設等: 椹島ロッジ 180名収容 営業期間 2016.4.29〜11.6 宿泊者入浴可(〜19時) |
写真
感想
数年前から歩きたいと思っていた赤石岳・悪沢岳縦走コースを相方と二人で山ツアー参加で実現した。男は筆者一人で、女性10、ガイド1、サブ2の合計14名のメンバーで時計回りに周回することになった。
通常2泊3日で周回するコースを3泊4日でスタートした。椹島から赤石小屋までは天気に恵まれて予定通り昼過ぎに小屋に到着した。到着小一時間後に左腕骨折他の負傷をした登山者が小屋の女性に伴われて現れた。北沢の源頭北東辺りのガレ場で滑落したらしい。Tガイドが応急手当てをする間に静岡消防ヘリが飛来し、小屋裏広場から遭難者を無事吊上げた。初めて直に見たので、収容して飛び去る時には少し目頭が熱くなった。
2日目は2時間余り好天であったが次第に天気が悪くなり、赤石岳山頂では強風と氷雨で周囲の眺望は皆無であった。大聖寺平から荒川小屋へ向かう頃には身体がグラつくほどの強風に見舞われた。昼過ぎに荒川小屋へ到着した直後から本格的な雨になった。翌3日目の天気の回復が見込めないので、危険回避のため山行を中止し荒川小屋で待機することになった。
4日目は風はある程度強いものの雲一つない青空で、荒川小屋を4:30に出発して夕刻までに椹島へ一気に下ることになった。富士山を始め四周の眺望を楽しみながら荒川三山・丸山・千枚岳の稜線を歩いた。千枚小屋からは静かな樹林帯を下ったが、中電鉄塔への登り返しは意外に手強かった。特に奥西河内沢吊橋へ向けての急坂はガレ場が多いので一時も気を抜けなかった。下り標高差≒2,000mは国内では有数のルートと思われた。
事故なく走破できたのはTガイドの適切な判断の賜物であり、ほぼ標準タイムで歩き、落後者を出さないペース配分に舌を巻いた山行であった。
fukuchi36
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