谷川岳主脈縦走 西黒尾根〜平標山
- GPS
- 13:14
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,584m
- 下り
- 2,335m
コースタイム
- 山行
- 12:06
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 13:11
天候 | 山行中 曇り〜霧雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に明瞭な登山道 |
写真
感想
谷川岳主脈縦走 毎年常に思いながら 何度西黒尾根の登山口に立ったことか このようなロングはまず第一に天候に左右されると思います あの稜線で雷なんかに遭遇はしたくないですもんね それにこの主脈も馬蹄も殆どが稜線歩きですからそうゆうリスクはなるべく避けたいです そんなこんなでタイミングを待っていたら今になってしまいました
主脈を歩く場合は平標側でバスと電車を利用することになるので どうしてもその時間が気になって仕方がないです 実際に何度も時間を計算したり 頭の中ではもう何回も行ったり来たりするくらいシミュレーションしました 途中で何かあって降りれなくなった時のことも色々考えておきます
そして当日は最後に天気予報を確認して 自分の心に太鼓判をおして支度を始めます 意外にも早く準備ができたので1時30分頃にはロープウェイの駐車場を出発する事ができました 夜間の西黒尾根は慣れてるといっても今は日の出が遅いので結構上部まで夜間歩行になるのは予想が出来ますし 時間の短縮はあまり期待が出来ませんがボチボチ歩き出します 流石にこの時期でも樹林帯は暑く感じ 汗をかかない様にゆっくり歩きますけど動物との遭遇が怖いのでたまには大きな音をたてたり鈴を大きく鳴らしたりしますが結局森は大変静かでした
森林を出て天神平が見えるあの場所まで来てもロープウェイ駅の照明が見えません 確かに下からは確認できていたのに おかしいなと思い上方を見るとガスが掛かり始めています 内心暗いだけならまだしもガスとは参ったなって正直思いました ここからの岩場の進路が心配なんですが その前に通過する鎖場で手袋を完全に濡らしてしまいましたが 幸いにも蛇紋岩の登りは無事通過できました ラクダの背を越えた辺りからはガスが大変濃くなって目の前にあるマークを探すのも苦労する場面が度々出てきます 頭の中では晴れてるこの場所を一生懸命想像するのですが 真っ暗すぎて周りの様子が何一つ分からず目の前のマークを慎重に探すので精一杯でした
やっとトラバースする斜面に出て上の方に道標のケルンが見えたときは本当にホッとして小屋泊の方々のヘッデンを見たときの安堵感は特別でした 一応は山頂に行き肩の小屋の横で休憩します これからが本番なのでしっかり食べて足も休ませます 空も大分明るくなってきたので出発するのですが これから歩く先も全く見えないくらいのガスです 一瞬引き返そうかとも思ってしまいます でも天気予報では晴れ間も見えるとあったので 引かれる気持ちを吹っ切って歩きだします
歩き始めてオジカ沢の頭を過ぎた辺りで今日初の登山者とすれ違います 聞くと大障子の避難小屋で泊まられたと言い この先平標方向には同宿した方が歩いていると聞かされちょっとだけ気持ちが楽になり歩きはじめます 依然周りの景色が見えるわけでもなく 行く先の稜線美も見えず 言い方は悪いのですがただこなすだけの山歩きになってしまいます それでも時よりガスが薄れて視界が明けそうな時もあるのですがまたガスに閉ざされてしまいます
万太郎山を過ぎ越路避難小屋で一休みして 最後の急登に備えて靴ひもを結びなおします 何せここからはガックンと降りて500m弱登り返すのですから気合も入ります でもこの日の登山道の状態では下りより登っている方が体的に楽だったような気がします 精神的にはどこを歩いていても大変キツイのですが
黙々と斜面をこなしてやっと仙ノ倉山が見えてきます ここまで来れば時間も計算できるし 後はほぼ下るだけなので安心します それに人がいることが何よりです
バスの時間に余裕があるので平標山の家でカップラーメンを食べたりして時間をつぶしますが動かなくなると寒くなってしまうので 早めでも下山してバスを待つことにします
元橋のバス停には一時間早くついてしまい 時間をやり過ごすのに苦労します バス停に座れる所がなく 周りを見ると近くに良いベンチがあり(民家の敷地内)なんですがそこを借りてリュックを降ろし腰を降ろし本当の意味で安心して意識が薄れていきます そこへバスの到着時間15分前なのに越後交通のバスがスルーしていきます まさかと思い急いでリュックを担ぎバス停に向かいます 時刻表を確認しても確かにまだ予定の時間ではないのですが 色々な事が頭をよぎりながら バスが来る方をじっと見つめます 2分遅れでやっとバスが来ました ほっとして乗り込む準備をしているとなんとスルーして行ってしまいます よく見たらスクールバスでした ガッカリと凄い不安が襲ってきますが 結局4分遅れで到着しました! 今日の長い一日でここの場面が一番鮮明でクリアな気持ちでした
湯沢駅ではまた時間を持て余します 色々なお土産の店で賑やかです 平日のせいか閑散としていて寂しいような気がしますが お酒の看板は毒だなぁ〜って そんな時こそよく目につくもんで ここで一杯でも飲めたらどれだけ浸みることか想像だけにしておきます
そして着いた土合駅はまだ18時30分なのに真夜中の雰囲気です
何気にこの車道歩きが一番怖かったかなぁ〜 ヘッデンで始まりヘッデンで終る山歩きトータルすると大変長かったです
今回も無事に歩き通すことが出来ました
山の神々と色々な神様に感謝とお礼です。
一番拍手
ついに谷川岳主脈縦走踏破、おめでとうございます
そして、お疲れさまでした。
バスの時間が気になる主脈縦走
自分も仙ノ倉山に着いた時はホッとしました
今度の休みに、谷川をガッツリ歩く予定です
irohaさん おはようございます
ようやく天気が安定してきますかね〜
ついに歩くことが出来ましたが この天気だったので
次回に期待です
来年の春辺りにまた計画をしようと思います
今度はぐるっと回るのですか?
天気が良いといいですね
今回行ってみて思いますけど馬蹄の方がきついですかね
kijimunaさんこんにちは〜
深夜からの主脈縦走お疲れ様でした!
私も自宅からGPVをみながら雨が降っていないかちょくちょく見ておりました
(^^)
まずは雨にあたらず良かったですね‼
それにしても13時間ですか・・・
凄いとしか言えません‼
いつか私もこのような縦走ができるようになりましたら車を下山口にも置いて一緒に登ると時間を気にしないで登れますね(^^)v
いつになるやら(*_*)
kazumさん こんばんは〜
13時間はちょっとかかりすぎですかね〜
皆さんはもっと早いみたいですが
来年は車をデポしていきましょう
何としてもバスの時間が気になって仕方ないです
kazumさんなら普通に歩けますよ
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