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記録ID: 988723
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ハイキング
塩見・赤石・聖

這松に撃沈!鳥小屋尾根から茶臼岳・仁田岳

2016年10月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.8km
登り
2,215m
下り
2,215m

コースタイム

日帰り
山行
9:55
休憩
1:06
合計
11:01
5:12
5:12
12
5:24
5:24
40
鉄塔(鳥小屋尾根取付)
6:04
6:04
64
1403m
7:08
7:17
183
畑薙山
10:20
10:40
22
11:02
11:02
13
11:15
11:27
10
11:37
11:37
29
12:06
12:06
19
12:25
12:50
52
13:42
13:42
46
14:28
14:28
41
15:09
15:09
24
15:33
15:33
16
15:49
15:49
0
15:49
ゴール地点
天候 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
基本尾根沿いのためRF難易度は低いです。たまに踏み跡、たまにテープ有。
尾根の乗り換えが一度ありますが、その箇所はテープ多数で間違えることは無いでしょう。茶臼岳直下の鞍部ハイマツ漕ぎは大変です。
手持ちの1991年版の地図には破線ながら鳥小屋尾根ルートの記載がある。今回はこのルートを歩きます。
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手持ちの1991年版の地図には破線ながら鳥小屋尾根ルートの記載がある。今回はこのルートを歩きます。
2か月ぶりの畑薙ゲートからヘッデンスタート。車は10台くらい停めてありました。
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2か月ぶりの畑薙ゲートからヘッデンスタート。車は10台くらい停めてありました。
渡ります。
湖面に写る月明かりがキレイで、途中からライトを消して歩きました。
湖面に写る月明かりがキレイで、途中からライトを消して歩きました。
取付き点。一般ルートは矢印の方向へトラバースしていきますが、正面に登っていきます。
取付き点。一般ルートは矢印の方向へトラバースしていきますが、正面に登っていきます。
鉄塔と月。
鉄塔をくぐって木々の間を進みます。
鉄塔をくぐって木々の間を進みます。
すぐにビニールテープが出てきますが、跨いで通過。その先に赤テープ多数。
すぐにビニールテープが出てきますが、跨いで通過。その先に赤テープ多数。
キノコ。
尾根を進んでいきます。
尾根を進んでいきます。
平坦になったらそこは1403
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平坦になったらそこは1403
一つ目のガレ場から畑薙湖と圧倒的存在感の大無間山。こちら側から見ると鋸歯、小無間、中無間、大無間の稜線がはっきりと認識できます。
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一つ目のガレ場から畑薙湖と圧倒的存在感の大無間山。こちら側から見ると鋸歯、小無間、中無間、大無間の稜線がはっきりと認識できます。
畑薙ゲートから2時間20分、畑薙山の山頂に着きました。樹林に囲まれた静かな場所です。
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畑薙ゲートから2時間20分、畑薙山の山頂に着きました。樹林に囲まれた静かな場所です。
三角点の傍らには深南部でたまに見かける「45モルトウィスキー」の看板。
三角点の傍らには深南部でたまに見かける「45モルトウィスキー」の看板。
畑薙山からいったん下り、尾根を乗り換える地点では写真のようにリボン多数。
畑薙山からいったん下り、尾根を乗り換える地点では写真のようにリボン多数。
携帯のGPSではこの位置です。
携帯のGPSではこの位置です。
感じの良い尾根。
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感じの良い尾根。
途中、南嶺の尾根の先に富士山がぽっこり頭を出しました。
途中、南嶺の尾根の先に富士山がぽっこり頭を出しました。
ガレと紅葉。
鳥小屋尾根の名前の由来は分かりませんが、鳥が多く、常にさえずりが聞こえて心が和みます。
鳥小屋尾根の名前の由来は分かりませんが、鳥が多く、常にさえずりが聞こえて心が和みます。
鳥小屋尾根唯一の標識。
鳥小屋尾根唯一の標識。
時期になれば沢山花をつけるんでしょうね。
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時期になれば沢山花をつけるんでしょうね。
テープはあったりなかったり。踏み跡も同じく。
テープはあったりなかったり。踏み跡も同じく。
2400を越えると様相がガラッと変わります
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2400を越えると様相がガラッと変わります
視界が開けて気持ちがいい。
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視界が開けて気持ちがいい。
立ち枯れの木々の先が茶臼岳山頂。いよいよ藪漕ぎの開始です。
立ち枯れの木々の先が茶臼岳山頂。いよいよ藪漕ぎの開始です。
ズームすると、山頂の標識(真ん中)も認識できます。
ズームすると、山頂の標識(真ん中)も認識できます。
平坦部にでれば山頂まで直線で100〜150m位。もうすぐの距離ですがここから藪漕ぎ本番です。事前情報から山頂最短距離ではなく右手に回って稜線に出る計画でしたが、ハイマツの密集で進めず、何とか這い出たところは山頂の右手50mほどのところでした。
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平坦部にでれば山頂まで直線で100〜150m位。もうすぐの距離ですがここから藪漕ぎ本番です。事前情報から山頂最短距離ではなく右手に回って稜線に出る計画でしたが、ハイマツの密集で進めず、何とか這い出たところは山頂の右手50mほどのところでした。
稜線側から見るとこんな感じ。
稜線側から見るとこんな感じ。
本当に出たかったのはココ。
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本当に出たかったのはココ。
絶景です。
富士山もくっきり見えます。
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富士山もくっきり見えます。
標高は2604m、三角点が無いのが不思議です。
標高は2604m、三角点が無いのが不思議です。
光岳方面も良い感じです。藪漕ぎでだいぶ時間も要し、体力も消耗しましたが、せっかくここまで来たので仁田岳まで足を運びます。
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光岳方面も良い感じです。藪漕ぎでだいぶ時間も要し、体力も消耗しましたが、せっかくここまで来たので仁田岳まで足を運びます。
仁田池。冒頭の古い地図に記載がありますが、昔はここに「仁田池小屋」があったらしい。
仁田池。冒頭の古い地図に記載がありますが、昔はここに「仁田池小屋」があったらしい。
「タケカンバ」が美しいと記載されている地点。気持ちの良い木道です。
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「タケカンバ」が美しいと記載されている地点。気持ちの良い木道です。
喜望峰の分岐。
振り返って茶臼と富士山のツーショット。
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振り返って茶臼と富士山のツーショット。
左から仁田岳、右手がひとつのピークに見えますが、イザルヶ岳と光岳、奥に小さく頭を出しているのが池口岳かな。
左から仁田岳、右手がひとつのピークに見えますが、イザルヶ岳と光岳、奥に小さく頭を出しているのが池口岳かな。
振り返って上河内岳と茶臼岳。こちらから見ると二つの山容はそっくり。茶臼にもちゃんと肩がある。
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振り返って上河内岳と茶臼岳。こちらから見ると二つの山容はそっくり。茶臼にもちゃんと肩がある。
着きました。地味だけど好きな山。
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着きました。地味だけど好きな山。
テカリまで近そうで遠い。すっきり晴れれば竜爪山まで見えるが、雲が出てきて見えなかった。
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テカリまで近そうで遠い。すっきり晴れれば竜爪山まで見えるが、雲が出てきて見えなかった。
山頂から少し進んで東南尾根の偵察、いつか歩いてみたい尾根。その先にも深南部の魅力的な山々が迫る。
山頂から少し進んで東南尾根の偵察、いつか歩いてみたい尾根。その先にも深南部の魅力的な山々が迫る。
茶臼まで戻ってきました。山頂にいたおじさまは今日はテカリまで、明日は信濃俣、大根沢山を歩いて畑薙下山とのこと。おぉ!そのルート行きたいところだ〜ご安全に!
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茶臼まで戻ってきました。山頂にいたおじさまは今日はテカリまで、明日は信濃俣、大根沢山を歩いて畑薙下山とのこと。おぉ!そのルート行きたいところだ〜ご安全に!
茶臼から降りる途中からの景色が素晴らしい。上河内、聖、兎、来年また行くよ〜。
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茶臼から降りる途中からの景色が素晴らしい。上河内、聖、兎、来年また行くよ〜。
茶臼小屋に下る
ここでお昼ご飯。
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ここでお昼ご飯。
さぁ下山します!
さぁ下山します!
うまい具合に撮れないが、紅葉がとてもきれい。
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うまい具合に撮れないが、紅葉がとてもきれい。
夏の賑わいが嘘のように静まり返った横窪沢小屋。
夏の賑わいが嘘のように静まり返った横窪沢小屋。
吊り橋ゾーン、始まります。
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吊り橋ゾーン、始まります。
慎重に・・・
ウソッコ沢非難小屋。
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ウソッコ沢非難小屋。
いつ落ちてもおかしくない鉄階段。
いつ落ちてもおかしくない鉄階段。
気に食べられる標識。
気に食べられる標識。
吊り橋が続きます。
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吊り橋が続きます。
このあたりはクマが出そうな雰囲気であまり好きではない。
このあたりはクマが出そうな雰囲気であまり好きではない。
一度ヤレヤレ峠回避ルート試してみようかな。今日は水量・貯水量ともに多く断念。
一度ヤレヤレ峠回避ルート試してみようかな。今日は水量・貯水量ともに多く断念。
登り返して、お約束のヤレヤレ〜笑
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登り返して、お約束のヤレヤレ〜笑
鳥小屋尾根取付けの鉄塔まで戻ってきました。
鳥小屋尾根取付けの鉄塔まで戻ってきました。
行きは暗くて分からなかったが、木でとうせんぼしてあります。
行きは暗くて分からなかったが、木でとうせんぼしてあります。
やっと戻ってきました。
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やっと戻ってきました。
水がきれい。
行きに歩いた鳥小屋尾根。
行きに歩いた鳥小屋尾根。
帰りはJOGりました。
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帰りはJOGりました。
帰り際に信濃俣林道の偵察もしてきました。大根沢山の取付と仁田岳東南尾根取付への吊り橋へ向かう下降点の確認。いつ行けるかな〜楽しみだ♪
帰り際に信濃俣林道の偵察もしてきました。大根沢山の取付と仁田岳東南尾根取付への吊り橋へ向かう下降点の確認。いつ行けるかな〜楽しみだ♪

感想

以前から気になっていた「鳥小屋尾根」のルート。昔買った(24年前!)1991年版の「南アルプス南部(日地出版)」の地図にも破線ながらしっかりと記載があります。
廃道ながら、調べれば記録は沢山あり、実際に歩いてみても、テープや印は要所要所にあり、ルート自体も基本尾根沿いなので最後のハイマツ漕ぎを除けば難易度はさほど高く無いと思います。
変化の少ない尾根でしたが、鳥小屋尾根の名の通り、終始野鳥のさえずりが聞こえる気持ち良い尾根でした。

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コメント

お疲れ様でした🙇
南アルプスのバリエーションルートは、ハイマツ漕ぎが多くて楽しいですね〜🌠

我々も仁田岳東南尾根、光岳〜信濃俣〜大根沢山のルートを狙ってるので楽しみです🍀

これからも素晴らしいレコ、期待してますよ〜🌠
2016/10/29 12:57
Re: お疲れ様でした🙇
o-tarさんこんばんは〜♪
鳥小屋尾根、野鳥が多くて癒されました。これから強烈な藪漕ぎも乗り切れるように筋トレでもしようかな〜笑
2016/10/29 21:45
kirinchan先生らしいルートですね
ども〜!その古い地図、おもしろいですね今度見せて下さい(笑)!
仁田岳からの尾根が東南尾根っていうんでしょうかね?面白そうなとこですね。
しかし畑薙山かぁ〜なんとマイナーな 今度は上千枚山とかもいくんですか?
前に話したボッチ薙とかも
2016/11/3 20:37
Re: kirinchan先生らしいルートですね
おはです!古い地図は見てて楽しいですね。今は無きルートが沢山載ってて面白いです。また行きましょうね〜♪
2016/11/5 8:29
プロフィール画像
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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