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Yamareco

記録ID: 992012
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

冬が来る前に…穂高連峰縦走。岳沢ー前穂ー奥穂ー北穂ー大キレットー南岳新道

2016年10月24日(月) ~ 2016年10月25日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
31:55
距離
25.6km
登り
2,524m
下り
2,922m

コースタイム

1日目
山行
8:45
休憩
1:10
合計
9:55
5:25
10
5:35
10
5:45
0
7:00
7:10
130
9:20
25
9:45
10:00
15
10:15
70
11:25
5
11:30
11:40
30
12:10
12:30
15
12:45
12:50
135
15:05
15:15
0
2日目
山行
6:50
休憩
0:15
合計
7:05
6:10
60
7:10
65
8:15
8:20
115
10:15
10:20
30
槍平小屋
10:50
65
11:55
12:00
40
12:40
35
13:15
0
13:15
ゴール地点
夜明けの上高地で道に迷い痛恨の20分ロス。岳沢を登りに使うのは初めてで、まさか遊歩道で地図読みが必要とは思わず油断してました。反省。
天候 10/24 移動性高気圧 快晴 穏やかな北の風
天気図 http://www.tenki.jp/past/2016/10/24/chart
10/25 日本海低気圧 快晴のち氷雨・雪 強い南の風
天気図 http://www.tenki.jp/past/2016/10/25/chart
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
平湯温泉のバス到着時刻を15分勘違いして高速バスを電話予約してしまい、危うく逃しそうになりました。一本後に松本BT行き特急が来ますので、そちらのご利用を推奨します。
コース状況/
危険箇所等
ベルグラ・積雪や強風さえ無ければ、通行に支障なし。時期的に稜線は人が少なく、岩場をマイペースで歩ける上に小屋ではぐっすり休めます。 空気は澄んでおり、移動性高気圧にすっぽり覆われている間はピクニック気分で歩くことができます。

一方、その天気の崩れるスピードは恐ろしく速かったです。朝7時に笠ヶ岳に雲が掛かってから北穂にガスが流れるまで僅か14分でした。急いで新道を下ったのが幸いして氷雨で済みましたが、稜線にいたら湿雪が吹き荒れていたはず(氷点下の風で濡れますと低体温症まっしぐらです)。

岩場に関して涸沢岳〜最低コルと北穂〜A沢コルは下る(=北上する)と足場が見えないと何度か耳にしましたが、岩から身体を離している限り、見えないほど傾斜角度のあるスタンスは無い印象。三点支持をキープしながら白マーキングに忠実に従えば大丈夫と思います。

・重太郎新道は岳沢パノラマまで日が当たらず寒かった
・紀美子平から前穂の往復は標高差170mほどある急な岩場。時刻によっては諦めも考慮に
・北穂から朝一で大キレットに入れるかはコンディション次第。凍結している場合は諦めるか日が昇るのを待つ
・南岳新道は新雪時、荒天時に頼れる標識ポールが等間隔に立てられていて安心できた
・稜線水場なし。北穂高小屋では天水をわけて戴いた。テン泊の場合1L 200円
・日陰ではハイドレーションシステムのチューブが凍結。サーモスが無難
その他周辺情報 北穂高小屋(〜11/3)以外に、岳沢小屋(〜11/2)穂高岳山荘(〜11/3)槍ヶ岳山荘(〜11/2)が営業。小屋閉めの時期は必ず予約しましょう。南岳と槍平に冬期避難小屋あり。

中の湯周辺の紅葉が今ちょうど見頃。温泉ドライブには絶好の季節です。
予約できる山小屋
槍平小屋
寝ぼけて道迷いし、05:46 岳沢登山口。何てこった
2016年10月24日 05:46撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
10/24 5:46
寝ぼけて道迷いし、05:46 岳沢登山口。何てこった
よく冷えた朝。岳沢から綺麗な雲海が見えました
2016年10月24日 06:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 6:46
よく冷えた朝。岳沢から綺麗な雲海が見えました
岳沢小屋。上高地から1:15。ペース落とします
2016年10月24日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
10/24 7:02
岳沢小屋。上高地から1:15。ペース落とします
雲海を見下ろす標高まで登ると日が当たりました。嬉しい
2016年10月24日 07:59撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7
10/24 7:59
雲海を見下ろす標高まで登ると日が当たりました。嬉しい
岳沢パノラマと焼岳。時々冷たい風が吹き抜けます
2016年10月24日 08:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/24 8:25
岳沢パノラマと焼岳。時々冷たい風が吹き抜けます
急登で高度を稼ぐ重太郎新道。浮石には注意して登る
2016年10月24日 08:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/24 8:26
急登で高度を稼ぐ重太郎新道。浮石には注意して登る
09:18 紀美子平。ザックをデポして前穂へ
2016年10月24日 09:18撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/24 9:18
09:18 紀美子平。ザックをデポして前穂へ
頂上直下から明神岳がかっこいい
2016年10月24日 09:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 9:46
頂上直下から明神岳がかっこいい
09:50 前穂高岳。紀美子平から先が岩場で長かった
2016年10月24日 09:50撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 9:50
09:50 前穂高岳。紀美子平から先が岩場で長かった
北望すると槍ヶ岳
2016年10月24日 09:51撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 9:51
北望すると槍ヶ岳
紀美子平に戻って奥穂へ。晩秋らしい透けるような青空
2016年10月24日 10:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 10:26
紀美子平に戻って奥穂へ。晩秋らしい透けるような青空
風もなく静かな吊尾根を慢歩。ホント良い日に来ました
2016年10月24日 10:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 10:26
風もなく静かな吊尾根を慢歩。ホント良い日に来ました
冬支度で枯れた林とモレーン、そして涸沢ヒュッテ
2016年10月24日 10:47撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/24 10:47
冬支度で枯れた林とモレーン、そして涸沢ヒュッテ
吊尾根の中間付近で振り返った前穂
2016年10月24日 10:47撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 10:47
吊尾根の中間付近で振り返った前穂
11:30 奥穂高山頂。穂高見命が降臨した場所だそうです
2016年10月24日 11:30撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 11:30
11:30 奥穂高山頂。穂高見命が降臨した場所だそうです
嶺宮(山頂)より展望指示盤とジャンダルム
2016年10月24日 11:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 11:31
嶺宮(山頂)より展望指示盤とジャンダルム
畳々と連なる穂高連峰。背景には黒部源流の山々と後立
2016年10月24日 11:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/24 11:32
畳々と連なる穂高連峰。背景には黒部源流の山々と後立
新穂高の谷を隔てて雄大な笠ヶ岳
2016年10月24日 11:34撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 11:34
新穂高の谷を隔てて雄大な笠ヶ岳
黒いジャンダルムと笠。飛騨側は風があって寒いです
2016年10月24日 11:35撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 11:35
黒いジャンダルムと笠。飛騨側は風があって寒いです
ジャンダルム北壁。人を寄せ付けない感が凄いですね…
2016年10月24日 11:41撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 11:41
ジャンダルム北壁。人を寄せ付けない感が凄いですね…
奥穂から山荘へは急下降。もうすぐで梯子が見えるところ
2016年10月24日 11:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/24 11:57
奥穂から山荘へは急下降。もうすぐで梯子が見えるところ
正午過ぎの穂高岳山荘。お昼休みして出発
2016年10月24日 12:29撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 12:29
正午過ぎの穂高岳山荘。お昼休みして出発
12:50 涸沢岳頂上から奥穂。流石サイズが大きい山
2016年10月24日 12:50撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 12:50
12:50 涸沢岳頂上から奥穂。流石サイズが大きい山
いきなり垂直に下る涸沢岳直下。三点支持はしっかりと
2016年10月24日 12:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 12:57
いきなり垂直に下る涸沢岳直下。三点支持はしっかりと
コルへ下る途中から見る滝谷と槍が素晴らしいです
2016年10月24日 13:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 13:03
コルへ下る途中から見る滝谷と槍が素晴らしいです
目指す北穂はすぐそこですが、これは慎重に行こう
2016年10月24日 13:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/24 13:05
目指す北穂はすぐそこですが、これは慎重に行こう
おっ?登山道のすぐ脇にライチョウさん。若鶏かな
2016年10月24日 13:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 13:11
おっ?登山道のすぐ脇にライチョウさん。若鶏かな
かっカワユイ…♡ 寒いのか羽毛をふっくら膨らませて
2016年10月24日 13:12撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 13:12
かっカワユイ…♡ 寒いのか羽毛をふっくら膨らませて
近づく距離。高まる鼓動。そんなに見つめられても…
2016年10月24日 13:12撮影 by  Canon EOS M2, Canon
11
10/24 13:12
近づく距離。高まる鼓動。そんなに見つめられても…
くぅーーー♡と鳴いてました。ぬおおおおお(悶絶
2016年10月24日 13:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
15
10/24 13:15
くぅーーー♡と鳴いてました。ぬおおおおお(悶絶
キュン死に加えて滑落死も有り得るという。さすが穂高様
2016年10月24日 13:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 13:27
キュン死に加えて滑落死も有り得るという。さすが穂高様
昼下がりのガスが流れ出すと余計にカッコいい稜線です
2016年10月24日 13:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 13:27
昼下がりのガスが流れ出すと余計にカッコいい稜線です
槍平小屋。ヘリから撮ったような感じになりました
2016年10月24日 13:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 13:28
槍平小屋。ヘリから撮ったような感じになりました
ここ唯一手こずりました。上からだと棒の足場が見えづらい
2016年10月24日 13:39撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/24 13:39
ここ唯一手こずりました。上からだと棒の足場が見えづらい
コルから前穂。ようやく北尾根のギザギザが見えてくる
2016年10月24日 13:51撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/24 13:51
コルから前穂。ようやく北尾根のギザギザが見えてくる
来し方を振り返ると、よくこんなの下りたなと思う
2016年10月24日 14:08撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/24 14:08
来し方を振り返ると、よくこんなの下りたなと思う
奈落の底、滝谷。沢が見えていて良い感じの高度感
2016年10月24日 14:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/24 14:11
奈落の底、滝谷。沢が見えていて良い感じの高度感
場所によって涸沢側も切れ落ちてます
2016年10月24日 14:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 14:32
場所によって涸沢側も切れ落ちてます
北穂ドームと、それを見上げる自分の影
2016年10月24日 14:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 14:43
北穂ドームと、それを見上げる自分の影
途中から涸沢側を巻くものの、ドームの登りは気分爽快です
2016年10月24日 14:44撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 14:44
途中から涸沢側を巻くものの、ドームの登りは気分爽快です
15:16 北穂の北峰到着。笠ヶ岳に雲が出始めました
2016年10月24日 15:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 15:16
15:16 北穂の北峰到着。笠ヶ岳に雲が出始めました
小屋で一休みした後、外に出るとうわあ!最高の夕焼け
2016年10月24日 16:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 16:33
小屋で一休みした後、外に出るとうわあ!最高の夕焼け
泊まっている小屋からこの景色が見える…何という贅沢。
2016年10月24日 16:38撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 16:38
泊まっている小屋からこの景色が見える…何という贅沢。
前穂を狙うカメラマン。三脚を担ぎ上げる理由わかります
2016年10月24日 16:41撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 16:41
前穂を狙うカメラマン。三脚を担ぎ上げる理由わかります
やがて無人になった山頂。宿泊者は10名いませんでした
2016年10月24日 16:48撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 16:48
やがて無人になった山頂。宿泊者は10名いませんでした
晩秋のアーベントロートは美しい。空気澄んでますし
2016年10月24日 16:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 16:57
晩秋のアーベントロートは美しい。空気澄んでますし
17:00 ドームと西の空。あと8分で日没を迎えます
2016年10月24日 17:00撮影 by  Canon EOS M2, Canon
8
10/24 17:00
17:00 ドームと西の空。あと8分で日没を迎えます
加賀白山と別山の間に落ちていきました
2016年10月24日 17:08撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 17:08
加賀白山と別山の間に落ちていきました
加賀白山、来年こそは行きます
2016年10月24日 17:08撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/24 17:08
加賀白山、来年こそは行きます
そして夜。ミラーレス+単焦点でどこまで撮れるか挑戦
2016年10月24日 19:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
11
10/24 19:32
そして夜。ミラーレス+単焦点でどこまで撮れるか挑戦
露光25s f2.5 で iso1600。おお何気に写ってる?ような
2016年10月24日 19:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/24 19:36
露光25s f2.5 で iso1600。おお何気に写ってる?ような
安曇野の夜景がモニターに映るので焦点合わせ可能
2016年10月24日 19:45撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/24 19:45
安曇野の夜景がモニターに映るので焦点合わせ可能
ファインダー無くてもかなりシャープにいけます
2016年10月24日 19:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/24 19:46
ファインダー無くてもかなりシャープにいけます
19:55 これが撮りたかった。槍ヶ岳と満点の星空
2016年10月24日 19:55撮影 by  Canon EOS M2, Canon
8
10/24 19:55
19:55 これが撮りたかった。槍ヶ岳と満点の星空
ゴリラポッドとEOS M2。重量500gの星空撮影機
2016年10月24日 20:08撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
2
10/24 20:08
ゴリラポッドとEOS M2。重量500gの星空撮影機
寒かった。ブルブル震えてストーブから離れられない
2016年10月24日 20:08撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/24 20:08
寒かった。ブルブル震えてストーブから離れられない
小屋の予報を見ると25日雪マークが。遂に冬来たか…
2016年10月24日 20:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
10/24 20:20
小屋の予報を見ると25日雪マークが。遂に冬来たか…
翌朝。灯りがともった北穂高小屋
2016年10月25日 05:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6
10/25 5:31
翌朝。灯りがともった北穂高小屋
06:00 太陽の頭が出てきました。よし出発だ
2016年10月25日 06:00撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/25 6:00
06:00 太陽の頭が出てきました。よし出発だ
この大快晴、予報では3時間後に崩れるとのこと
2016年10月25日 06:02撮影 by  Canon EOS M2, Canon
5
10/25 6:02
この大快晴、予報では3時間後に崩れるとのこと
思わず立ち止まる。モルゲンロートに染まった大キレット
2016年10月25日 06:12撮影 by  Canon EOS M2, Canon
12
10/25 6:12
思わず立ち止まる。モルゲンロートに染まった大キレット
嵐の前の静けさとは、正にこのことですな
2016年10月25日 06:13撮影 by  Canon EOS M2, Canon
8
10/25 6:13
嵐の前の静けさとは、正にこのことですな
ジワーっと鳥肌が立ちました(泣)こんな稜線を貸切できるなんて
2016年10月25日 06:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
13
10/25 6:16
ジワーっと鳥肌が立ちました(泣)こんな稜線を貸切できるなんて
夏の渋滞が幻のように思えてきた
2016年10月25日 06:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/25 6:22
夏の渋滞が幻のように思えてきた
黒部源流の山々にも朝日が当たります
2016年10月25日 06:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/25 6:28
黒部源流の山々にも朝日が当たります
大キレットの稜線。その名の通りスケールが大きい
2016年10月25日 06:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7
10/25 6:36
大キレットの稜線。その名の通りスケールが大きい
飛騨泣きへ。岩表面は凍ってないのでサクサク行けます
2016年10月25日 06:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/25 6:46
飛騨泣きへ。岩表面は凍ってないのでサクサク行けます
06:46 おっ…いつの間にやら羊雲が出てきた。マズい
2016年10月25日 06:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/25 6:46
06:46 おっ…いつの間にやら羊雲が出てきた。マズい
標高を下げ、槍の穂先が見えなくなりました
2016年10月25日 06:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/25 6:46
標高を下げ、槍の穂先が見えなくなりました
06:52 もうすぐ長谷川ピーク。強風なので慎重に通過
2016年10月25日 06:52撮影 by  Canon EOS M2, Canon
2
10/25 6:52
06:52 もうすぐ長谷川ピーク。強風なので慎重に通過
07:03 東の空に大きな羊雲が。これら全て荒天の前兆です
2016年10月25日 07:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/25 7:03
07:03 東の空に大きな羊雲が。これら全て荒天の前兆です
頭上にも羊雲。うろこ雲より低いため下部が灰色っぽい
2016年10月25日 07:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
10/25 7:03
頭上にも羊雲。うろこ雲より低いため下部が灰色っぽい
飛騨側からの風が南風に変化。とにかく急ぎました
2016年10月25日 07:20撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 7:20
飛騨側からの風が南風に変化。とにかく急ぎました
最低鞍部から南岳。あとは登るだけなので飛ばせる
2016年10月25日 07:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/25 7:31
最低鞍部から南岳。あとは登るだけなので飛ばせる
07:43 白いモンスターに飲み込まれていく笠ヶ岳
2016年10月25日 07:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
4
10/25 7:43
07:43 白いモンスターに飲み込まれていく笠ヶ岳
07:48 風が分刻みで強まってきました。急げ
2016年10月25日 07:48撮影 by  Canon EOS M2, Canon
3
10/25 7:48
07:48 風が分刻みで強まってきました。急げ
07:57 北穂に襲いかかるガス。あの大快晴はどこへ
2016年10月25日 07:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 7:57
07:57 北穂に襲いかかるガス。あの大快晴はどこへ
みるみるうちに厚みを増す雲。砂嵐のように迫って来る
2016年10月25日 07:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 7:57
みるみるうちに厚みを増す雲。砂嵐のように迫って来る
四肢を素早くノンストップで動かして這い上がる
2016年10月25日 07:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 7:57
四肢を素早くノンストップで動かして這い上がる
大キレットさよなら!また遊びに来ます
2016年10月25日 08:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 8:06
大キレットさよなら!また遊びに来ます
08:14 南岳小屋。あとは下山のみ。うはは間に合った^^
2016年10月25日 08:14撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 8:14
08:14 南岳小屋。あとは下山のみ。うはは間に合った^^
もちろん南岳から先は割愛。槍平へエスケープ開始
2016年10月25日 08:18撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 8:18
もちろん南岳から先は割愛。槍平へエスケープ開始
南岳新道は白ペンキの他、新雪用の旗ポールがあって親切
2016年10月25日 08:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 8:22
南岳新道は白ペンキの他、新雪用の旗ポールがあって親切
飛騨沢が見えるのですが、かなり標高差があり遠い
2016年10月25日 08:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 8:43
飛騨沢が見えるのですが、かなり標高差があり遠い
ガスに追いつかれました。南岳新道はここから細尾根
2016年10月25日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 8:47
ガスに追いつかれました。南岳新道はここから細尾根
氷点下ガス暴風。こうなるとは思って着込んでいた
2016年10月25日 08:54撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 8:54
氷点下ガス暴風。こうなるとは思って着込んでいた
フリース重ね着+ゴアの防御で写真撮る余裕はあり
2016年10月25日 09:02撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 9:02
フリース重ね着+ゴアの防御で写真撮る余裕はあり
ですがバッテリーあっという間に赤点滅
2016年10月25日 09:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 9:05
ですがバッテリーあっという間に赤点滅
予備バッテリー充填して森林限界へ。ほっ
2016年10月25日 09:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 9:22
予備バッテリー充填して森林限界へ。ほっ
しとしと氷雨が降ってきました
2016年10月25日 09:36撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 9:36
しとしと氷雨が降ってきました
10:14 槍平に到着。静かで誰もいません
2016年10月25日 10:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 10:14
10:14 槍平に到着。静かで誰もいません
冬期小屋。昨年はお世話になりました
2016年10月25日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 10:15
冬期小屋。昨年はお世話になりました
清流。個人的には槍沢よりも飛騨沢好きです
2016年10月25日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 10:20
清流。個人的には槍沢よりも飛騨沢好きです
標高1500mくらいから下、紅葉していました
2016年10月25日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 11:43
標高1500mくらいから下、紅葉していました
秋の落ち葉に一面覆われた右俣林道を歩きます
2016年10月25日 12:08撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 12:08
秋の落ち葉に一面覆われた右俣林道を歩きます
2000m級の紅葉は今年△でしたが、下の紅葉は◯
2016年10月25日 12:20撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
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10/25 12:20
2000m級の紅葉は今年△でしたが、下の紅葉は◯
最後の最後、良い紅葉を見れたことに感謝
2016年10月25日 12:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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10/25 12:26
最後の最後、良い紅葉を見れたことに感謝

感想

冬毛のライチョウ、ほんと可愛いですね…。やられました。

今回は体調が良く上高地でのロスタイムを取り戻し、稜線では一度もガスに巻かれず、最後は時刻表を見誤って高速バスに間に合ったりと幸運に救われました。因みに北穂高小屋の予報はヤマテンを参考にしているとのことです。今回の天気の崩れ方を箇条書きにまとめますと、

00分 快晴。西の空に羊雲(高積雲)が出現
10分 晴れ。東の空に羊雲(高積雲)が出現
40分 笠ヶ岳がガスに覆われる
55分 曇り。大キレットにガスが流れ始める
60分 北穂高岳山頂がすっぽりガスに入る
100分 乱層雲が発達。2400mより上部で暴風
160分 氷雨(稜線では湿雪)が降り出す

という具合でした。ご参考になれば幸いです…。
最後に、ファインダーなしのミラーレス機で星撮りした際の備忘録を置いておきます。

・f2程度の明るいレンズを装着。広角寄りが良い
・ゴリラポッドを装着。Amazon.jpで3000円程で売ってます
・撮影モードをMに、オートフォーカスをOFF(M)にする
・ホワイトバランスは白熱灯(3200Kくらい)を選択
・isoを1600に、セルフタイマーを10秒に設定
・f値を最小に、シャッター速度を最長にして夜景か月にカメラを向ける
・するとモニターに何か映るはず。ピントリングで焦点をあわせる
・f2.8-3.5程度に絞り、シャッター速度15〜30秒の間で好きに設定
・シャッターを押してカメラから手を放す

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コメント

小説を一気に読むようにでした。
taksizmさん、初めまして。イヤー、凄いレコですね。白いモンスターが迫ってくる感じ、臨場感あふれ、まるで小説を食い入るかのように一気に読みまして。楽しかったです。無事に下山できて、なによりでした。
2016/10/28 20:01
Re: 小説を一気に読むようにでした。
harehareyama様

こんばんは。コメントどうもありがとうございます!
北穂高小屋で「ホントにこの快晴で今日吹雪くの?」と仰る方もいるくらい早朝の天気が良かったので、今回の崩れ方は私もビビったというか、笠ヶ岳を飲み込んだモンスターもまた然り、晩秋ってこんなものなんだと改めて実感しました

いよいよ冬ですね あさって日曜の朝は降水あるかわかりませんけど、槍ヶ岳ライブカメラが楽しみです
2016/10/28 23:00
冬将軍
taksizmさん、はじめまして!

冬将軍来る!、という感じで臨場感溢れるレコで、ドキドキしながら拝見させてもらいました。

山小屋の情報も去ることながら、観望天気が的確にできるといいですね。
2016/10/28 21:24
Re: 冬将軍
tom32様

こんばんは。コメントありがとうございます!
冬将軍、本当にそうなんですよね 普段私も晴れの日狙いの山行が多いもので、晩秋でも寒い以外は夏と変わらない道だったりですとか、新雪が積もったピーカンだったりに段々慣れてきてしまうんです。
ただその中間にはとても手怖い荒天があるわけで、今回はそのほんの一端だと思うんですけど、怪我無く学べて良かったかな、と思っている次第です
2016/10/28 23:22
南岳新道ではありがとうございました!
新道の途中で情報提供して頂いたものです。
情報の通りあのあと悪天候へまっしぐらでした。
結局、南岳を目指しましたが、低体温、凍傷になりかけ小屋まででUターンしてきました。
いけるとこまでと考えて出発しましたが、思っていた以上に手前で敗北でした。でも、私も無事帰れて良かったです。
今回は勉強になりました!

また、何処かで。
2016/10/29 6:45
Re: 南岳新道ではありがとうございました!
hit様

こんにちは!レコ拝見しました。岩陰で休憩されてるとき丁度お会いしたので、遠目で最初もしやSOSか… と慌てましたが、すぐ音がしてホッとしました にしても冬将軍の奇襲とでも言いますか、崩れが早い天気でしたよね。

あのあと南岳小屋まで行かれたとのこと、お疲れ様です。みぞれで岩にベルグラ貼り出してたんですか。あれが100%表面覆うと新道が新滑り台になるかと(笑)お互いホント、無事下山できたことが何よりです 私も槍穂縦走行ければ完結させたいと思っていた矢先、南岳小屋から先が残ってしまったので、またいつかリベンジしたいと思います!
2016/10/29 11:59
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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