晩秋の赤城山 ぐるっと周回(短縮)コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
今回は上毛三山のひとつである赤城山に登りました。
「赤城山」という山はなく、カルデラ湖を囲むようにある周辺の山々の総称が赤城山なのだそうです。
今回は大洞駐車場から、地蔵岳〜長七郎山〜駒ヶ岳〜黒檜山と周回するルートにしました。
朝6:00に大洞駐車場を出発。
風も冷たくとても寒い…ニット帽と手袋をして歩き出しました。
まずは舗装路を「赤城少年自然の家」方面へ少し戻り、「句碑めぐり遊歩道」へ。
ここから地蔵岳に登るのですが、その前に寄り道して見晴山へいってみました。
ここは山というよりは丘という感じ。本当はここから富士山もみえるらしいのですが、あいにく雲がかかっていて見えませんでした。
来た道を戻り、地蔵岳へ。
霜柱や表面が凍った石などがあり、昨日から随分と冷え込んでいたようです。
滑らないように気を付けて30分程登って、たくさんの電波塔が立ち並ぶ平らな頂上へ出ました。
少し進んで、地蔵岳の山頂標識へ。
山頂は風が強くとても寒かったですが、小沼や覚満淵、大沼方面がとても綺麗に見えました
小沼を下しながら木道で整備された歩きやすい道を下り、八丁峠へ到着。
八丁峠からは小沼沿いを歩いて長七郎山へ向かいます。
一度地蔵岳から下って登り返すので大変かな?と思いましたが、割と楽に山頂へ着くことができました。
歩きやすい道を先に進むと小地蔵岳の分岐に出たので、行ってみることに。
5分ほどでひっそりとした小地蔵岳の山頂に到着しました。
本来はここから来た道を分岐まで戻るのですが、山頂標識から先の鳥居峠方面に向かって踏み跡がついていたので、とりあえず行ってみます。
最初はピンクテープもあり普通に進むことが出来ましたが、だんだんと傾斜が急になってピンクテープも踏み跡も消えてしまいました。
しかし下る方向はわかっているのでそのまま進むと、しばらくして舗装路とガードレールが見えてきて鳥居峠へ到着。
う〜ん、戻って歩きやすい道を行くのとどっちが早かったんだろう?
鳥居峠のレストハウスで、早々に赤城山の山バッジを買ってご満悦なkenboさん。
私は「おしるこ」の文字に心惹かれましたが、まだ先が長いので我慢我慢…
山と高原地図には載っていませんが、ここから直接駒ケ岳へ登るルートがあるようなので行ってみます。
まず入り口にピンクテープがこれでもかとあり、岩場の道を越えると稜線上の歩きやすい道に出ます。
しばらく進むと標識があり、この道は地図に載っていないだけできちんとした登山道であることがわかりました。
さらに進むとだんだんと急登になり、人の話声が聞こえてきて駒ヶ岳登山口からの道と合流。
さらに登ると駒ケ岳山頂の標識がありました。
駒ケ岳からはいったん下って大タルミ。
ここには「黒檜山まであと800m、標高差220m」という標識がありました。
800mならすぐかな〜?とちょっと楽勝モードでいたら、山頂までは私の苦手な階段歩き!
しかも結構急登なので、ヒィヒィ言いながらなんとか登りました。
すれ違いのためにちょこちょこ止まりながら登り終えると、「絶景ポイント60歩」の標識が…
60歩を少しオーバーして、小沼が綺麗に見えるポイントに到着。ちょうど雲が上がってきた所で、小沼が雲の中に浮いているようで神秘的でした♪
標識まで戻って5分ほどで、大きな鳥居と黒檜大神石碑が祀られた場所を過ぎると、たくさんの人が休憩している黒檜山山頂へ到着。
ここが赤城山の最高峰です。
さらに2分ほど進むと絶景スポットがあるようなので、そこでお昼ご飯にしました。
下山はいったん山頂まで戻り、分岐から黒檜山登山口へ下ります。
ここは結構な傾斜で、さらに岩がゴロゴロとしているので歩きにくい道でした。
また、登ってくる人とのすれ違いが多く時間が掛かりました。
下りは木道の整備されている駒ケ岳経由の方が楽かもしれません。
黒檜山登山口まで下ると、あとは大沼沿いの舗装路歩きです。
少し遠回りなキャンプ場経由で大洞駐車場まで戻りました。
おまけヽ佶淵
小尾瀬と呼ばれることもある湿地帯で、短時間でぐるっと一周することが出来ます。
入口にあるお蕎麦屋さんで、「白樺樹液ジュース」なるものを飲みました。
kenboさんいわく、「上品な砂糖水」のような味でした。売り切れの樹液ゼリーも食べてみたかったです…
おまけ∪崗訖声
大沼に浮かぶ新しい神社。
遠目からも赤い橋が目立ちますが、この橋のたもとには鯉が住んでいます。(貸しボートのおじさんに教えて頂きました!)
橋の上やボートからエサをあげられるらしく、鯉のエサやり好きなkenboさんはご満悦でした。
しかし、鯉よりカモの方が貪欲にエサを奪って食べていたのが面白かったです(笑)
また、境内にある売店の「焼きまんじゅうソフト」が珍しい味だったのでおススメです!
春の雪解け後か秋の紅葉の時期に行ってみようと計画していた赤城山。最高峰である黒檜山〜駒ヶ岳で下山ではつまらないので、トレーニングがてら新坂平駐車場から地蔵岳に登り、長七郎山〜駒ヶ岳〜黒檜山〜鈴ヶ岳…と周回する予定でした。
しかし、4週連続の休日出勤でお疲れ気味、かつ2週間ぶりの登山となるkazuruさんがどうなるか。また、私自身も9月以降はお休みせずに毎週山に登っていたので、そろそろ休もうかな?と弱気であったため、駐車場は大洞駐車場に変更し、黒檜山に登ってからその後をどうするか決めることにしました。
ナビを「赤城少年自然の家」にセットしなければならないところ、間違えて「赤城青少年交流の家」にセットしてしまいました。赤城山は前橋ICから随分と近い場所にあるなぁと車を走らせ、現地に到着して暗闇の中でも周りに山らしき影が見えないことに気が付いて、慌てて修正。予定より遅れて6:00に「赤城少年自然の家」の近くにある大洞駐車場に到着しました。
外は寒く、ニット帽と手袋を装着して出発。一部が笹藪漕ぎのような感じであった句碑めぐり道を歩き、近くにある見晴山に寄り道します。見晴山は、山というよりも小高い丘のような感じで、登山口から数分程度で東屋、その先すぐに山頂となります。見晴山という名の割には、すぐ近くの白樺牧場はよく見えても、遠くは見えない…といった感じでした。ゆっくりするまでもなかったので、登山口まで下りて、地蔵岳に登ります。
道は明瞭でしたが、冷え込みのため表面がツルツルに凍っている石があり、一度足を滑らせてしまいました。至る所に霜柱があり、昼前には道がグチャグチャになりそうだな…。それでもグングン登って地蔵岳に到着。広い山頂にはテレビ局などの電波塔がたくさんあり、少し残念な感じではありましたが、小沼や覚満淵、大沼を中心としてこれから進む方面が綺麗に見えました。ただ、風が抜けるので寒く、あまりのんびりせずにすぐに八丁峠まで下ります。こちらは階段等で整備されているため、サクサクと下ることができました。
八丁峠から小沼まで進み、小沼沿いを歩きます。水門で右に進んで長七郎山へ。地蔵岳よりも登りやすく、割と楽に到着しました。ここ長七郎山も周りが綺麗に見え、なかなか素敵な山でした。
歩きやすい道を進んで小地蔵岳岳分岐に到着。地図では片道5分なので行ってみることにしました。こじんまりとした小地蔵岳に到着すると、その先にもうっすらと踏み跡が続いていました。地図には道がありませんが、鳥居峠まで続いている雰囲気でした。鳥居峠から駒ヶ岳も地図では道がなくても直接登ることができるみたいだし、この山域はそういうものなのかな?とりあえず進んでみることにしました。
笹で覆われながらもうっすらと踏み跡があり、ピンクテープもあって普通に進むことができました。しかし、傾斜が急となって笹がなくなると、踏み跡とピンクテープはほぼ皆無となり、方角があっているから大丈夫だろう…と下り続け、ガードレールが見えてきてホッとし、鳥居峠手前の道に合流しました。
東武鉄道が赤城山を観光地にしようと計画し、かつてはケーブルカーの赤城山頂駅であったという立派な建物は、記念館としてサントリー・ビアバーベキューホールとなっていました。お腹空いたなぁ。建物の中では、開発時の様子などを知ることができました。この頃には東側が真っ白で何も見えず、昔のケーブルカーの軌道跡を確認することはできませんでした。残念!
鳥居峠から駒ヶ岳登山口経由ではなく、直接駒ヶ岳に登ります(鳥居峠とのサブルートとのこと)。小地蔵岳の下りのように不明瞭ではなく、稜線上に出るまでは木ごとにピンクテープがあるのでは?というくらいで、迷うことはありません。次第に急登になり、人の話声が聞こえてきて駒ヶ岳登山口からの道と合流。これまでとは打って変わって登山者が増えて賑やかになり、緩やかに登って駒ヶ岳に到着しました(当然、道の一部はグチャグチャになりました)。ここから見える本日のメイン、黒檜山。もうひと頑張りが必要だけれど、kazuruさんは今のところ調子が良さそうだし、周回はできるかな?
もったいないくらい下って大タルミに到着。ここの標識に「黒檜山まであと800m、標高差220m」と書いてあり、「これなら楽勝じゃない?」とkazuruさん。しかし、いざ登り始めると、百名山ゆえ?の整備された階段に苦戦しているようで、途中でペースが落ちてきました。最近の忙しさや平ヶ岳での様子から、時間的に明るいうちにゴールできても体力的に20kmを超える周回は無理かな?
逆回りで進んで来る方との擦れ違い渋滞等もあり、少しゆっくり目で登り終えると、花見ヶ原森林公園との分岐に到着。絶景ポイントまで60歩らしいので、行ってみることに。子どものように歩数を数えながら進むと、63歩で絶景ポイントらしき場所に到着しました。これには、私の足が短いことを再認識させられることとなり、少し悲しい気持ちになりました。
分岐に戻り、大きな鳥居と黒檜大神石碑が祀られた場所を過ぎると、黒檜山登山口への分岐があり、さらに先に黒檜山山頂がありました。お昼に近い時間のためか、山頂では食事休憩をされている方で混雑していたため、少し先にある絶景ポイントへ。何となくの位置関係で、皇海山、武尊山、谷川岳、日光白根山、男体山、至仏山などが見えました。
こちらの方が比較的空いていたので、風よけになる場所を探して昼食にしました。食事をしながらこれからの予定を確認すると、kazuruさんが「早めのゴール」を希望されたので、周回は諦めました。
さて、下山です。分岐まで戻って下ります。この時間でも登ってこられる方が多く、皆さん苦痛の表情をされていました。駒ヶ岳経由で黒檜山に登れば急登は2段階となるところ、最初から黒檜山に登るとその分急登の距離が長く感じ、体感的には駒ヶ岳経由よりも辛いものとなるのでしょう。
また、岩がゴロゴロしているため、これまで歩いてきた道よりは歩きにくく、これも疲れる原因なのかもしれません。黒檜山に登るときは、まずは黒檜山に登って駒ヶ岳経由で下山した方が楽な気がしました。
どうして猫岩?なのかわからない猫岩の辺りは、大沼方面が切れ落ちているために赤城神社が良く見えました。岩のゴロゴロ地帯を抜け、笹の中を下って黒檜山登山口に到着。周回は諦めたため、少しでもトレーニングになるかな?と少し遠回りとなる赤城山キャンプ場経由とし、大洞駐車場に到着。ゴールとなりました。
その後、ミニ尾瀬とされている?覚満淵を1周し、ビジターセンターでバッジを購入。白樺樹液ゼリーアイスに誘われて入店した「風の庵」では、ゼリーアイスが売り切れていたため「いもぐし」と「白樺樹液ジュース」を注文。ジュースは「樹液100%」と書いてあったので、ドロドロの飲み物が出てきたら昆虫になった気分で味わおうと覚悟を決めてみたものの、普通の液体で拍子抜けでした。さらに大沼で鮎の塩焼きを食べた後に足漕ぎボートで遊び、赤城神社でお参りし、境内にある売店「くずはがた」で焼きまんじゅうソフトも購入。登山よりも満喫して帰宅しました。
まるで奥武蔵のように登った分だけ下るを繰り返す赤城山。次に来るときは、今回行くことができなかった鈴ヶ岳、その他同じく赤城山を成す鍋割山や荒山にも登ってみたいです。あと、残る上毛三山のひとつ、榛名山にもいつか登ってみたいな。
kenboさん、kazuruさん、こんばんはっo(^▽^)o
なるほど、そういう周回の仕方は思いつきませんでした!!✨見晴山と地蔵岳はまだ未登なのですが、山頂広い感じで気持ち良さそうです(≧∇≦)✨
あはは(笑)絶景スポット、2回行ってるハズなのに標識気づかなかった!!(笑)多分、60歩の方は行ったことないです(o^^o)ふふふ、期待を裏切らない景色だったようですね(笑)自ら絶景スポットをうたうのと、歩数なのが笑ってしまいました(笑)
ほぼ樹液なジュース、すごい気になります(笑)ビミョーなお味の焼きまんじゅうソフトにイワナ✨すごく盛りだくさんの山行にとても楽しませていただきました〜♥
chi-sukeさん、こんにちは!
赤城山は、色々とルートを組み合わせると楽しそうなお山ですね。
地蔵岳は、黒檜山や沼方面がキレイに見えるのでオススメですよー
黒檜山の絶景スポットにもぜひぜひ行って見てください!
樹液ジュースや塩焼きなど、山登りより降りてきてからのほうが楽しんでしまいました…
味噌まんじゅうアイス、微妙なお味なので機会があったらお試しください〜(笑)
樹液ジュースのお店は十割蕎麦も人気みたいだったので、こんどはお蕎麦を食べてみたいですね♪
黒檜山は、山頂よりも60歩の絶景スポットの方が楽しめますよ。
60歩を上回ると悲しい気持ちで一杯となりますが、無理に歩幅を大きくしないで、是非立ち寄ってみてください。
予定していた周回を短縮したくせに、食べ過ぎてしまいました。
消費分よりも摂取したカロリーの方が多いのでは?
今回の山行は、ヤマレコよりも食べレコのような感じでした。
今度訪れる際は、樹液ゼリーアイスを食べてみたいと思います。
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