荒川三山〜赤石岳(椹島起点;冬季小屋2泊)
- GPS
- 24:56
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 3,264m
- 下り
- 3,329m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:30
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:10
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:10
天候 | 11/3-11/5ともに晴れ、強風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大聖寺平〜赤石岳避難小屋間に凍結箇所あり、アイゼンの使用推奨。 ピッケルは使いませんでした。 |
写真
感想
11/2(水)
暫く登山の機会が空いてしまい、体力に自信がなかったため、コースタイムがほどよい、まだ東海フォレストによる椹島への移動手段のある荒川赤石周回登山をすることとする。
天気予報曰く、この週は後半になるにつれ良くなる、11/3は風が強そうとのことで、椹島ロッヂは11/2泊にすることとし、この日は移動のみ。
思ったほど東京から畑薙ダムまで時間がかからず、11:30の送迎時間だったが、9時前に到着。
周辺散策し、ご飯を食べ仮眠をとり、定時に当方1名車に乗車し3000円を支払い、椹島ロッヂへ。
紅葉がちょうどいい時期であり、車内で飽きない。
1時間ほどで椹島ロッヂ到着。2食付きの8000円(バスで支払った3000円込)を支払う。
部屋は個室で、荷物を広げて散策に出る。
晴れているが少々肌寒い。
ここで早いが、レストハウス裏のテーブルで到着の乾杯をする。
平日でもありとても静か。
16時から風呂に入れるということで、入浴し汗流し。
手ぬぐい・歯ブラシは部屋についていた。
18時から夕食、登山者は自分一人でテーブルを指定され、他は工事関係者が20人程度?。
みなご飯を漫画のように山盛りに塗り固めて?いる。
21時に就寝。
11/3(木)
6時から朝食、食事後にすぐに出発。
上:キャプ3+ハードシェル、下:薄手タイツ+バーブサーマル
他に登山者もおらず、静かな山行。
樹林帯で視界が開かれず、黙々と登る。
清水平では水が豊富、おいしい水だ。
徐々に風に揺すられる木々の音が強くなってきている。
千枚小屋に到着、冬季小屋は2階で中には誰もいない。
水場を探すもテント場にはなし、小屋からすぐの千枚岳への登山道脇にありました。
荷を広げて、小屋の前で富士山を正面に、到着の乾杯をする。
風も強く寒いので、早々に小屋に逃げ込む。
それから3名のパーティーが2グループ小屋に入り、7名の宿泊となった。
11/4(金)
この日がこの山行の核心日であり、稜線上の風と登山路の凍結が気になる。
4時に起床、5時半前に一番で出発。
ハイドレーションのチューブは30分で凍結してしまった。
上:厚手ウール+R1+ハードシェル、下:厚手ウール+バーブサーマル
すぐに明るくなり、千枚岳到着。
これから先の山々が一望。
雪や凍結具合も問題なく、アイゼンもいらず。
丸山では風がやや吹き荒れている。
逃げ場がないので、早々に離脱。
この先ずっと強風を浴び続ける。
しかし強風のため、雲も飛ばされて景色は良い、がゆっくり楽しめない。
風が強いので中岳避難小屋に入り休憩。
小屋の中は非常に寒い。かつきれいでない印象。
中岳、前岳を登頂し、降って、雪が若干深いがトレースのないトラバース道に入り、すぐに雪がなくなる。
荒川小屋に到着。
宿泊予定の赤石岳避難小屋には水場がないので、ここの水場で水を酌んでおく。ここは水場への案内板が刺さっている。水が豊富だ。5L運ぶこととした。
ここから小赤石岳への登り、疲労がたまり、一歩一歩が重くなる。
大聖寺平から先は、雪も堅く所々靴が滑るようになったため、アイゼンを装着。
足下は重いが、足の運びが楽になる。
強風は続いているが、休み休みゆっくりと登る。天気がいいのが幸いだ。
コースタイムをだいぶ経過して小赤石岳、赤石岳を登頂。眼下の赤石岳避難小屋に入る。
既に4人いた。当方が入って荷を広げていると、3名のパーティー、日没後にソロ1名が入って、9人の宿泊となった。
小屋では寸志でビール等の飲み物を提供していて、みなその恩恵に与っていた。当方は持参したビールとワインで乾杯をする。
人数も多いからか極端に寒くは感じず、就寝。
11/5(土)
5時前に起床、6時過ぎに出発。
上:厚手ウール+R1+ハードシェル、下:厚手ウール+バーブサーマル
富士山脇の雲が厚く、なかなか日の出が見られず。
山頂を越え、すぐに赤石小屋〜椹島への分岐を降る。
稜線から離れて強風が止んだためか、寒さが和らぎ、すぐにR1を脱ぎ、グローブもソフトシェルに変える。
水場からも水が出ている。
富士見平では360度視界が開かれていて、聖や上河内も望める。
赤石小屋でハードシェルを脱ぎ、樹林帯に入る。長い。
1500辺りから木々の間から紅葉が日の光に照らされて輝くのが見える。
木々の隙間からの紅葉を楽しみながら下山。
薪をくべる匂いと、渓流の水音が聞こえ、梯子を下りると林道に出、井川山神社に無事の下山の報告をし、レストハウスに戻る。
14時の送迎時間まで、レストハウス裏で仮寝。
当方とソロの方2名で車に乗り15時前に畑薙到着。
帰路は白樺荘で汗流し(510円)、長い下道から新静岡へ。
しかし東名の渋滞が激しいので、沼津まで足を運び、海鮮丼をいただく。
そこからはほぼ渋滞にはまることなく東京に戻った。
本格的な雪山になる前で、静かな山域を楽しんだ。
しかし3ヶ月の無登山期間は間隔を空けすぎで、体力的に非常にしんどかった(余計な重いモノを持ちすぎだったせいもあるが)。
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