丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,048m
- 下り
- 2,040m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20:30奈良自宅〜R163〜大内〜名阪国道〜亀山〜R1〜四日市〜R25〜R23〜豊明〜R1〜豊川〜R151〜東栄〜R473〜水窪〜林道〜4:00頃水窪ダム(仮眠)7:00前〜林道〜7:40頃戸中川林道ゲート 12日、13日 15:40林道ゲート〜水窪町塩の道國盗り(土産購入)〜とうえい温泉(入浴)〜すき屋151号新城店(夕食)〜豊川〜R1〜豊明〜R23〜木曽川大橋付近(仮眠3時間)〜四日市〜R1〜名阪国道〜大内ドライブイン(仮眠2時間)〜R163〜奈良自宅6:10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは手書きです 林道歩きが長い、シブロク歩道は最初は沢沿いで 少し崩れたところなど歩きやすいとは言えない そのあと、斜面をジグザグを切って登る ルート全般、赤やピンクのテープが豊富で迷うことはないが 踏み跡が薄いところは多くて歩きやすいとは言えない 支稜線になってからは踏み跡ははっきりするが 笹がだんだん深くなって一部肩くらいまでの深さに達する この日は葉が水分を含んでいてシャワー状態 また地面は笹の枯れ葉が乗って土が滑りやすい バラ谷の頭からの下りは、急で何度も転んだ 黒バラ平は笹原だが比較的歩きやすいが 黒法師岳への登りは深い笹原の急登で笹の茎につかまって登る これまた地面は滑りやすい 黒法師岳から等高尾根下降点までは一部薙沿いで転落要注意 等高尾根から丸盆岳は笹原だが歩きやすい 等高尾根は笹原は少なく、よく踏まれて整備された道 ここが黒法師岳の表参道だと思う、但し、勾配はキツイ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ラジオ
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感想
今回11日の休みが取れたので、金土日3日間で南ア深南部を歩くことにした
このあたりはあまりガイドブックには載っていないので
他の方の記録を参考に予定を組んでみると、丸盆岳、黒法師岳に加え、
不動岳も可能性があるようなので
1日目はシブロク歩道〜バラ谷の頭〜黒法師岳〜丸盆岳往復、カモシカ平泊
2日目は等高尾根を下り、鎌薙の頭への尾根を登り、不動岳往復、鹿の平に泊
3日目に下山としてみた
前日20:30家発、途中仮眠1時間を取り、4時ごろ水窪ダムに着いた
道中ずっと雨で真っ暗な中林道を走るのは不安なので
ここで明るくなるまで仮眠することにした
起きたら7時前、ちょっと寝過ごしたが林道を40分強でゲートに着いた
なお、車体の高い車ならいいが
普通の車だとダンプの走行で砂利が盛り上がったり
掘れて水たまりになったりで車体を擦りそうだ(1,2回擦った)
また、大きな斜面脇では落石落枯木で自分で撤去しないと通れない
また記録によるとゲート前は登山者の車で賑わうように書いてあったが
平日だからか、私だけしかいない、ここ、止めていいのかなあ---と
心配しながら駐車処置をした
まもなく森林管理従事者の車が何台もゲートの中に入っていった
8時前、出発、しばらくは林道
未明までの雨の影響か、周囲はガスっている
紅葉や滝などまあ飽きないもののやはり林道歩きはしんどい
1時間半くらいでシブロク歩道登山口に着いた
雨で濡れているのと、感覚が冴えないことで木橋でも滑りそうになる
そんなに手が入っているようには思えないが
テープは豊富だし、道迷いはしそうにない
しばらくは植林ばかりだが沢を離れて自然林になる
沢を離れ、斜面をひたすら登る箇所では踏み跡が拡散して
歩きやすい場所を探すに一苦労
11:40やっと尾根まで登り切って
麻布山〜バラ谷の頭の稜線と勘違いした、まだ支尾根だった、
7時発予定が1時間遅れ、予定では11:50にバラ谷の頭なのに
高低差400m以上残して昼になってしまった
しかもここから未明の雨を含んだササヤブのシャワー
体中びしょ濡れになり、何度も滑りながら
1時半頃、バラ谷の頭に着いた、1時間半遅れ
前回はここから富士山が見えたが今日は周囲の山も帽子をかぶってる
しかし、みるみるガスは晴れ、目の前に黒法師岳は現れた
ここから黒バラ平への下りは悲惨だった
笹の茎やササの葉が乗った滑りやすい土に何度も転ぶ
更に黒法師への登りは笹の茎にしがみついて登る状態
結局黒法師岳には3時40分登頂予定より2時間強遅れ
ここからカモシカ平まで1時間以上かかるので
日の入り時間を考え、今日はここに泊まることにした
前回、見落とした三角点も確認した
テントを設営、ワインを3杯飲んだが疲れたときは酔わない
カップうどんに焼き餅を食べ、荷物を整理していて気が付いた
ヘッドライトを忘れた----。今日は真っ暗な夜になりそうだ
見えなくても道具に手が届くよう並べた
しかし、がんばってカモシカ平まで行っていたら
暗くてテントを張るのも苦労していただろうし
食事にも手間取ってただろう、ここで泊まってよかったんだなあ
途中で何度も目は覚めたが、結局5時半まで12時間近く眠った
黒法師は展望はない(樹間にはある)とは知っていたが
樹間の富士、樹間のご来迎はやはり残念だった
丸盆への踏み跡は、いきなり左側が切れ落ちた薙
しかし、その後は笹の尾根、等高尾根下降点を経てカモシカ平に着いた
ここは東西に展望が開け、素晴らしい場所だった
ここでテン泊したら夕方も朝も素晴らしかっただろうに
登りは等高尾根の方が良かったかなあ
荷物をデポして丸盆岳に向かう
そんなに急でない笹原の登りを詰めると丸盆岳の山頂だった
ここからの景色も良かった
カモシカ平に戻るといい景色に食欲がわいてきた
コッヘルでチキンラーメンを炊いて食べた
下山は等高尾根、下り始めてすぐ、今回初めて人に会った
その方は黒法師岳〜黒バラ平で泊まるようだった
また、2人連れ1組、実はこの人たちは浜松市消防の方だった
林道が崩壊したらしく今建設会社が撤去中との情報をいただいた
帰るときには復旧していればよいが--
あと、日帰りでピストンで等高尾根を黒法師に登った若者
今から黒法師に登るという若者
等高尾根は、よく踏まれている感じで看板もある
紅葉もきれいだし、この尾根道が黒法師岳の表参道と言っていいだろう
登山口には1時半に下りてきた
不動岳に登れない時間ではないが
ヘッドライトもないし、足も痛いし今回は見送ることにした
林道に下りてからも紅葉はきれいだった
また、3人連れ2組、不動岳への単独者と
黒法師岳から追いついて方1名と思ったよりここは人気の山域のようだ
今回は残念ながら不動岳はパスだがまた、登りに来たい
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