塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸(ヤビツ峠〜西丹沢自然教室)
- GPS
- 27:53
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,779m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:58
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:52
ちょうど良いバスがなかったので、中川温泉に向け歩きだしたところで、「露天風呂 食堂 1.5k」の看板を目にしました。
ウェルキャンプの施設だとわかったので、総合案内に寄りました。「露天風呂を使わせてもらうことができるのか」と尋ねたのですが、相手は外国人のお兄さんでした。私のコミュニケーション能力の問題もあるかとは思いますが、思いっきり登山者姿の私に対して、彼は「NO」とは言っていないと解釈しました(会話は全て日本語)。
川上に向かって緩やかに登り、辿り着いた施設の女性スタッフ(今度は間違いなく日本人)に改めて尋ねたところ、「はい」との答え。しかし、間髪入れず「男性は4時からです。」・・・。今は12時前、バスの時刻(14:40)もあり、そこまで待てないので、笑いながら「ありがとうございました。」と言ってその場を去ります。
幸い、持て余している時間、温泉に入りたい(+風呂上りにビールを飲みたい)気持ち、体力はまだまだ充分あります。30分位は余分に使いましたが、全然慌てる必要はなく、再び、中川温泉に向け歩き出しました。
途中、西丹沢自然教室に寄り、お兄さんにぶなの湯を紹介してもらい、そこから1時間位歩いて今回の行動終了となりました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中川〜小田急新松田駅 富士急湘南バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者ヶ岳北側のクサリ場は、湿っていて滑りやすかったです。 そのためもあってか、渋滞していて、通過に20分以上掛かりました。 |
その他周辺情報 | 下山後、中川温泉の町立ぶなの湯を利用しました。 営業時間:午前10時〜午後6時(4月〜11月までの土・日・祝日は〜午後7時) 定休日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)および12月28日〜1月4日 料金:大人 2時間700円 1日1,000円 |
写真
感想
天城山から大山を見て興味を持った丹沢。
今回、大山には登りませんでしたが、2日間秋晴れ、ヤビツ峠から西丹沢自然教室までの縦走を楽しむことができました。
秦野駅のバス停は、長蛇の列でした。8:18発のバスは、確認できただけでも3台は運行していました。
大勢の人がいたヤビツ峠から車道を歩き、登山道に入りました。一旦林道を横切った後、大山や相模湾を眺めることができるようになり、楽しめました。
三ノ塔では、休憩している人も多く、これから向かう塔ノ岳も良く見えました。
その後も気持ち良く歩いていたのですが、行者ヶ岳の先で前を歩いていた人達が立ち止まってしまいました。止まりたくて止まったようではなかったので、自分も足を止めました。状況はのみ込めていませんでしたが、少し進んだ所で前方が見え、人の列ができていました。その時点でも原因はわかりませんでしたが、結果的にクサリ場渋滞でした。クサリ場は湿っていて滑りやすかったとは思いますが、その難易度はさておき、渋滞の発生は行動計画に大きな影響が出ます。事前に把握しておくべきたったと思いました。
新大日で休憩した後は、順調に歩くことができました。
塔ノ岳では、大変多くの人が休憩していました。
塔ノ岳から北へ進むと、それまでに比べ人も減り、気持ち良い稜線歩きとなりました。アップダウンはそれなりにありますが、それがなければ、単調な道となりますし、眺めた時もつまらない稜線になってしまうでしょう。
丹沢山の山頂は、樹に囲まれていて少し地味な感じでした。
丹沢山から蛭ヶ岳への道も、周りの景色を楽しめる良い道でした。
クサリ場渋滞はありましたが、15時半前に蛭ヶ岳山荘に到着することができました。本日の宿泊客は50人位、1人布団1枚でした。(先週土曜日は100人以上泊まったそうです。)
夜景もガスが掛かり、日の出も雲の中からでしたが、日が出てからはきれいな富士山を見ることができ、満足でした。
蛭ヶ岳からは一旦300m程くだり、檜洞丸へと登っていきました。
檜洞丸手前の青ヶ岳山荘に寄り、ドリップコーヒーをいただきました。
檜洞丸の山頂からは、樹が邪魔してすっきりと富士山を見ることはできませんでしたが、南へと下っていくとすっきりと富士山を見ることができ、楽しい下山でした。
つつじ新道入口に着いた所で、普通ならほぼ行動終了となるのでしょうが、バスの時間まで3時間位あります。なんやかんやで約30分フラフラした後、中川温泉に向かって歩き始めました。
途中、立派な箒杉を横目に見たりしながら歩き、1時間ほどでぶなの湯に着きました。
ぶなの湯は、混み合っているというほどではありませんでしたが、それなりに人がいました。汗を流して温まり、風呂上りは予定通りビールでのどを潤しました。
くつろいだ後は、バスで新松田まで行き、小田原から新幹線で帰りました。
振り返ってみると、アクセスも便利で景色も楽しめるすごく良いコースだと思いました。ただ、そうであるが故なのでしょうが、人が多いと感じてしまいした。普段、10人の人に会えば、「今日はたくさん人とあったなー」と思うような山を歩いている自分にとっては、塔ノ岳山頂などはとても落ち着いて休めません。アクセスが良く、楽しいコースで、しかも静か。そんなところを望むのは、あまりにも贅沢というものなのでしょう。でも、蛭ヶ岳から檜洞丸の間などは、比較的人も少なく、とても気に入りました。機会があれば、また訪れたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する