林道で救世主現る!滝子山〜小金沢連嶺〜上日川峠
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- GPS
- --:--
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
天候 | ド快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 大菩薩の湯 \610(3時間利用) ここまで救世主の車で送っていただきました。 |
写真
感想
『渋滞を避けたい!』こんな願いと紅葉が見られたらという期待から、電車で行ける小金沢連嶺に行くことに。丹沢の方がはるかに近いが、下山後の温泉がないのと植林の多さが足を遠ざけている原因だ。そして、きっと人が集中しているんだろうなという予感…平日休みならこんな事、気にもならないのに。
元々、あわよくば裂石まで歩ければいいなぁなんて、寝ぼけたことを思っていた。下の林道着時に日没なら許容でしょ。最寄りの駅の自転車置き場に着く直前、踏切がなり始めた。『カラの電車が通るんだぁ』くらいに思っていたら、始発の時間を10分勘違いしており、八王子と記載のある電車は颯爽と走り去っていった…結果、初狩駅を30分遅れで行動することに。高速をくぐった先で不自然にベンチが並んでいたので、振り返れば富士山が見えるではないか。ここから見えるとは驚きである。
30分程度で滝子山への分岐、沢沿いの植林帯を1時間近く歩く。植林を避けて来たのに…くそルートだなと思っていたが、破線ルートからの分岐を交えると、自然林の広い尾根に変わった。もう、この高さで紅葉は終わりかけだったので、今日の紅葉はあきらめることにする。遅れていたはずがそうでもなかったのか。男坂を登り滝子山着。もう先客がいる。聞けば昨日はガスで何も見えなかったとのこと。平地はあんなにいい天気だったので少し驚いた。
今日の30分遅れはゆっくりなんかしていられない。せめて上日川峠までは明るいうちに行かねば‼富士山の美しい山頂での休憩をそこそこに出発。休憩は1時間半から2時間に1回と余裕のない行動に。いつの間にかトレーニング山行に趣旨が変わってしまった。大谷が丸までに広葉樹の林を通過するが、もう落ち葉絨毯で埋め尽くされていた。ここに紅葉ジャストだったら結構綺麗かな。大谷が丸に着くと自転車組が4、5人いた。この先は樹林が切れるたびに振り返ると富士山がついて回る。前回来た時に思ったが、なんで逆ルートを取らないのか?そうすれば常に富士見山行となるのに…振り返る時間すら惜しい。
大蔵高丸までの区間で、記憶になかった鹿よけ柵がずいぶん増えていた。白谷丸に着いて思い出したが、手前小Pで弁当食べたいと思っていたのに、今日も通過になってしまった。黒岳北側のカエデ林も見どころと思う。
牛奥ノ雁が腹摺山で今山行一の富士山を見てからはさらに時間との闘い、風景なんて覚えちゃいない感じで一心不乱に歩く。石丸峠から大菩薩峠を経由して下山しようかと思っていたが、できるだけ明るいうちに登山道の部分をこなしたいために、やむなく林道ショートカットの上日川峠コースに変更。裂石まで歩こうと思っていた気持ちが揺らぎ始め、あわよくば駐車場に誰かがいてくれたら…などと思い始めていた。峠に着くと結構暗くなっており、自力下山濃厚の雰囲気が漂う峠で、登山道の取り付きを探そうかとザックを下ろしたところに、奇跡なのか車が通りかかった。あわよくば…と手を挙げると快諾していただき、大菩薩の湯まで乗せてもらえることになった。おかげで温泉から塩山駅までの最終バスにも乗ることができた。
まさに救世主出現!乗せていただいて本当にありがとうございました。
他人に迷惑をかけます。はじめから無理な計画で出かけるのはやめるべきと反省した山行でもあった。
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